最近、リアルがとても忙しかったため、執筆する時間がなく、投稿するのが大幅に遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
これからは少しずつですが、執筆していく予定なので今後とも改めてよろしくお願いします。
とりあえずこれだけは言わせてください。
ハーメルンよ、私は帰ってきたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
「…………遅い」
「あ、あはは……」
突然だが、俺は今、待ちぼうけをくらっている。え、何故かって?まぁ、ざっと説明すると、千歌と曜から身支度もうちょっと遅くなりそうだから外で待っててのこと。んで、俺より先に起きて支度を済ませていた梨子と一緒に、外で待っているということだ。ちなみに朝食も俺と梨子だけは済ませていて、千歌と曜の分はちゃんとラップをして、テーブルの上に置いている。
「全く……あの2人は何してるんだか。後で説教だな」
「ま、まぁまぁ。許してあげようよ。それに、女の子の支度って結構時間かかるし」
「でも、梨子は出来てたよね?」
「え!?わ、私は、その、今日が楽しみだったから、つい早起きしてしまって……」
「ほう。って事は、あの2人は楽しみではなかったと……」
「ち、違う違う!!……と思う」
「そこは必死にフォローしてやれよ」
でも、梨子は早起きしてしまう程、楽しみにしてたみたいだし、まぁ、今回は水に流してやるか。
ちなみに梨子の服装は、トップスが長袖デニムシャツで、ボトムスは裾レースを基調としたスカートといったカジュアル系のファッションである。やっぱり梨子は、大人風のファッションがよく似合うな、うん!
え、俺のはって?シンプルにTシャツの上にパーカー羽織って、下はジョガーパンツ履いただけですが、何か?まぁ、誰得だよって感じだよな……。
「それにしても、今日はよく晴れて良かったなぁ」
「そうだね。雲一つないし、良いお出かけ日和って感じだよね!」
「だな!あと、梨子。その服、超似合ってる。可愛いよ」
「え!?そ、そうかな……///お世辞でも嬉しい、な////」
「お世辞な訳ないじゃん。本当に似合ってるよ」
「そ、そっか///あ、ありがとう!」
と梨子は顔を赤くしながら、そう答える。おーおー、赤くなってるなー。照れてる梨子、可愛すぎかよ!!!おっと、ダメだダメだ。梨子のあまりの可愛さに興奮しすぎたようだ。一旦、クールダウンしよう。
「翔夢くんもかっこいいと思うよ!」
「と言っても、俺の場合は、そこら辺の服をただ着ただけだから、これといって拘りないんだよなぁ」
「そんなことないよ。なんか、翔夢くんらしくて私は好きだな♪」
「あ、あぁ、そうか。ありがとね」
「ふふっ、どういたしまして♪」
俺は一瞬、好きと言われたことにドキッとしてしまった。まさか、梨子も俺の事を……。まぁ、可能性はゼロじゃないと思うけど。少なくとも、友達としては好きでいてくれてるはず………。
梨子と話していると、千歌と曜がこちらに向かって走って来てるのが見えた。
「ごめーん!!!待った?」
「あぁ、待ったな、30分くらい」
「え!?集合時間からまだそんなにたってないはずだよ!?」
ちなみに集合時間は9時である。
「冗談だよ。でも、寝坊は感心しないな」
「「うぅ……。ごめんなさい」」
と、素直に千歌と曜が謝ったので、俺も許してあげる事にした。
ちなみに、千歌の服装はトップスがオレンジのチェックシャツを着て、裾を胸元らへんで結んでいた。そして、ボトムスは白のマキシスカートといった爽やか系のファッションである。こっちもこっちで、やっぱり個人の良さを上手く引き出せてると思う。あと、つい胸元を見てしまうのは内緒な。
そして、曜の服装はトップスが水色のニットを着ていて、頭には白いキャップ帽をかぶっていた。ボトムスは一見スカートに見えそうなガウチョパンツを履いていて、スポーティテイストなファッションをしていて、とても曜の雰囲気とマッチしていた。
さて、と。
「じゃあみんな揃ったことだし、そろそろ向かうか!」
『はーい!』
こうして俺たちは目的地であるデパートに向かったのである。
家を出てから数十分、俺たちは無事目的地に到着したのである。
は、いいんだが……
「うわぁ、人多いね~!」
「だね~!沼津とは大違いだよ!」
曜と千歌はすこしはしゃいでるかのような声で辺りを見回しながらそう言った。そして、俺はというと、
「……はぁ」
ため息をついていた。何故なら、
「あはは、そういえば翔夢くんは人混み苦手だったね」
梨子は苦笑いをしながら野垂れている俺にそう言った。そう俺は人混みが苦手なのである。でもだからと言って引き返すわけにもいかないわけで、
「うん。まぁ、多少は我慢するよ」
「あまり無理しないでね?なんなら―」
と言いながら、俺の耳元まで近づき
「また膝枕してあげるから♪」
「え、ちょ、な!?」
「ふふ、冗談です♪」
「はぁ、あまり俺をからかうんじゃないよ。本気かと思っちゃったよ」
「ごめんね、ついからかいたくなっちゃって。でも―」
そう言うと、口元に人差し指を当ててウィンクしながら
「本当にしてほしくなったら、言ってね♪」
「な!?///」
と言われ、不覚にも俺はまた動揺してしまった。これは本音なのか。うーん、よくわからん。
そう俺が動揺している間に、梨子は千歌たちのところに向かった。その様子は千歌たち同様、もしくはそれ以上にはしゃいでいるようだった。ほんと梨子には敵わないや、いろんな意味で。
「おーい!翔夢くんもこっちおいでよ!」
俺がぼーっと突っ立っていると、千歌が大声で俺を呼んだので、
「あぁ!分かったよ!」
と返し、千歌たちのもとに向かった。
「で、どこからまわる?」
「そうだな~。まず最初に服とか見てみるか?ほら、大学に着ていくのとか」
「確かにお洋服と見ておきたいかも。ちょうど新しいの欲しいなぁって思ってたし」
「あ、私も!」
「OK。じゃあ、まずは服から見て回るとしますか。」
『はーい!』
そう言って、俺たちは服屋に向かった。
そして目的地に着き、
「じゃあ、これからは各自で行動して、済んだらまたここに集合で。あと、なにかあったら連絡を入れるように!」
『はーい!』
「よし、じゃあ一時解散!」
こうして俺たちはそれぞれ別行動することになった。さてと、俺はなにしようかな、と思っていると服が引っ張られたので振り向くと、そこには千歌が俺の裾を掴んでいた。
「どうしたのさ、千歌」
「……………する」
「え、なに?」
千歌がボソッと何か言ったので、聞き返してみると、
「だから!私、翔夢くんと一緒に行動するって言ったの!」
と顔を赤らめながらそう言ったのである。
「そ、それは別にいいけど。どうした急に」
「い、いいから!早く行こうよ!」
「お、おい、待てよ千歌!」
千歌がそっぽを向いて早足で行ってしまったため、俺も千歌のもとまで走った。
「梨子ちゃんと話している翔夢くんを見て嫉妬したなんて言えるわけないじゃん、馬鹿…(ボソッ」
「で、千歌はどこに行きたいんだ?」
俺がそう聞くと、
「うーん、特に何も決めてないや」
「おいおい」
「…だって、翔夢くんと2人きりになりたかったんだもん」
「え、なんだって?」
「なんでもない!それよりあそこのカフェに行こ!」
「お、おい、待てよ!」
千歌が俺の腕を引っ張て、カフェのほうに向かったのである。そこで
「あれ、千歌ちゃん?それに翔夢君も」
買い物袋を両手にぶら下げた梨子と会った。
「あぁ、千歌がこのカフェに行きたいって言ってな」
「梨子ちゃんもカフェに?」
「うん、そうだよ。ちょっと買い込み過ぎたから休憩しようかなっと思って」
「なるほどな。まぁ、立ち話もなんだし、中に入ろうぜ」
「そうだね」
と梨子は微笑ながら頷いた。千歌はというと、
「むぅ」
なぜか不機嫌そうにしていた。何故だ。
「どうした、千歌?」
「なんでもない!馬鹿!」
と言うと、カフェの中に入っていった。女の子はよくわからん。
「ま、とりあえず俺たちも入ろうぜ」
「うん!」
そして、俺たちもカフェの中に入っていたのである。
俺たちはカフェでしばらく休憩してから、また別々に分かれたのであった。
そして俺は当然のごとく何もすることがないから、適当にぶらついていると、
「あ、曜じゃん。曜~!」
「ん?あ、翔夢くん!」
偶然にも曜と遭遇したのである。
「曜は買い物終わったのか?」
「ううん。まだだよ」
「そうか。なんなら、俺も付いていくよ。ちょうど暇していたし」
「本当!?じゃあ、荷物持ちお願いね!」
「て、荷物持ちかよ。まぁいいけどさ」
そういうと、曜は買い物袋をこちらに渡してきた。俺はそれをしぶしぶ受け取ったのであった。でも昔、武道を嗜んでいたためそこそこ筋肉はついている。だから、こういうことは毎回、絵里姉に任されていたから慣れていた。
「で、次は何を買うんだ?」
「うん、実は食器とかあまりなかったから買おうかな、と思って」
「なるほどね」
確かに言われてみれば、食器棚の中ほぼ空だったな。
そして俺たちは食器売り場に行った。にしても色々とあるんだな。ちょっと感動してしまった。
「ねぇねぇ、これ見て!」
「ん、どうした曜?」
そういって曜の方を見てみると、手元には3つの茶碗があった。
しかもその茶碗の色が
「その茶碗、もしかして」
「うん!千歌ちゃんと梨子ちゃんと私のだよ!あ、翔夢くんのもちゃんとあるからね!」
「あ、ホントだ」
オレンジ色の茶碗とちょっと薄いピンク色の茶碗と水色の茶碗と黒色の茶碗があったのである。なんか子供のころの事を思い出してしまい、不覚にも笑ってしまった。
「どうしたの、急に笑って?」
と曜は首を傾げながら、そう言った。
「いや、少し昔のころを思い出しただけだよ」
「ふーん」
と曜は素っ気ない感じで返事をした。
そして茶碗やガラスコップなどを買うと、集合場所に向かった。
俺と曜が集合場所に着いたころには、すでに千歌と梨子が待っていた。
「2人とも遅ーい!」
「まぁまぁ千歌ちゃん落ち着いて」
「言うて時間通りじゃないか」
「う、確かにそうだけど。うぅ…………」
俺が言い返すと、唸りながらもなんとか納得してくれた。不覚にもその仕草が少し可愛いなと思ってしまった。
「さてと、そろそろ時間だし帰るか」
時間はもう夕方の5時を回っていた。
「そうだね。時間がたつのは早かったけど、楽しかったね!」
「うん!久しぶりに翔夢くんと一緒に遊べたし!」
「千歌も今日1日とぉっても楽しかったよ!」
「っ!?そうか。そう言ってもらえて、俺も嬉しいよ」
3人からこんなにいい笑顔で言われて、一瞬ドキッとしてしまった。やっぱりこの3人はいろんな意味でずるいと思った。こんな笑顔向けられたら、直視できないじゃないか!
「どうしたの翔夢くん、俯いちゃって」
「な、なんでもない!ほら、早く帰るぞ!」
『あ、待ってよ~!』
朱色の夕暮れの中、4つの影はとても仲がよさそうに映ったのであった。
今回は少し短めにしました。
やっぱりやってなかった分のブランクが結構ヤバいですね(笑)