闇ギルドへようこそ
銅像の裏の台座に違和感を覚えた。隠し扉?、誰にもみつからないように中を身長に歩いていく。不思議と明かりがついている。こんな道に片足をつっこむのは不安だったが、チート持ちなのでなんとかなるのではないか。それに、何か隠しアイテムとかがあるのではという誘惑に負けてしまったのである。
そこには女の人がローブを深くかぶり、テーブルの奥で椅子に座っていた。
「ようこそ、よくここがわかったわね。Lvにして20以上よく鍛えているわね。それに、顔を隠しているのも好評かよ。」
話を聞くと、ここは闇ギルドであるそうだ。どんなことにも表と裏がある。ここは、そんな暗部を扱う存在らしい。シーフ・アサシン・ローグギルドそういう面がないともいえない。なによりも、闇ギルドでは実力が第一。そのためなら、複数の職に付く事も可能だという。
条件は本名を名乗らずに、顔を隠す事である。とりあえず、試験を受けてみる事にした。まずは、マスクを用意してこいというものだった。スピングラスと白いひげで顔の大部分は隠れているが、他の素顔の部分の筋肉の動きで多少なりとも表情などが読み取れてしまうからだろう。
イズルード中心部で、ゼロピーに綿毛にクローバーを10個ずつ用意してスマイルマスクを手に入れた。さっそく装備して受付にもどった。ここイズルードでは表で剣士に転職することができる。闇ギルドでは、闇剣士といったところだろうか。情報集めれば、デスナイトの道も開かれるかもしれない。
そもそも、一次職の転職試験は後になくなってしまうのである。だから、ここで一次職の転職試験を受けれるのは結構貴重なのである。
「闇剣士ギルドでは、剣士ギルドでの試験と同じよ。ただし暗闇く狭い道を突っ切るだけよ。ただし、ただでさえ暗いのにそのマスクを外さずに挑戦してもらうわ。ふふふ。」
なるほど、剣士は度胸という。それを試すために狭い道を歩くのだが、マスクでは視野が狭まってしまう。やはり闇ギルドの道は険しい。私は試験会場にやってきていた。なんどか、剣士の試験は受けている。ノーミスでいけそうではあるが、せっかくだから思い出に浸ってみたい。私はわざと道をいかずに飛び降りてみた。やはり、そこには水溜りの場所があった。ここにはモンスターも配置されている。ぱぱっと思い出に浸りつつ、さっさと階段をのぼり正規のルートを通っていく。
なんどか狭いルートを進み、時には狭いルートでモンスターとも対峙したがあっさりクリアすることができた。
「合格おめでとう。過去にノーミスでクリアした者は何人もいるわ。でも、開始直後にわざと道をはずれた者はいないわ。監視の目はお気にめさなかったかしらwそれでもあなたは合格よ。あまたにこの名をあげるわ、狂ったような凶々しい月という意味でルナムーンなんてどうかしら。ようそこ、闇ギルドへ。私達はあなたを歓迎するわ。闇ギルドは自由も多いけど、やりすぎちゃだめよ。なぜかは、言わなくてもわかるわよねw」