「フッ!!」「ハァ!」
気合いの入った声とともに黒と紫、二つの剣閃が振り下ろされる。
──グギャアアア!!
咆哮をあげるも虚しく床に伏す«リザードマン»。
HPバーが0になり、ポリゴンの欠片になって砕け散る。
「上の層なだけあって経験値はウマいな」
黒の剣閃を振り下ろした«黒の剣士»キリトは嬉しそうに話す。
「相手のソードスキルも強力なのが増えてきたな。警戒しないと致命傷負いかねないぞ」
と、紫の剣閃を振り下ろした«流星の剣士»レイは言う。
「このデスゲームも始まってもうすぐ一年ってとこか?意外とこの生活も慣れてきたなあキリトさんよお?」
「うーんそうだな…早く帰りたいって気持ちも大きいが確かに前に比べりゃ随分余裕が出てきて楽しめる部分も増えたよな」
「俺もそう思う。«はじまりの街»でのあの時は絶望しかなかったけど今は戦闘なり生活なり楽しめる余裕は出てきた。もーちょいこの世界にいても悪くないとも思えるぞ?俺は」
「この世界で剣士キリトとして生きていくにも魅力を感じない訳ではないんだけどな…流石に死と隣り合わせってのはちょっと勘弁してほしいよ…」
「だよなー。剣士として剣を振るうのはいいが死にたくはないな。SAOじゃないなんか別のVRMMOやりてーよ」
「そんなこと言って現実帰ってナーヴギアもっかいかぶれんのかよ?」
「それもそうだな。勇気はいるよなー」
「さて、一旦帰ろうか。そろそろ時間だろ?」
「おっと、もうそんな時間か!入り口に戻ろう。」
少し話し込みすぎたので走って行くことになった。こんなに話し込むとは思ってなかった…キリトのせいってことにしておこうか…
入り口が見えると二人の人の影が見える。あちゃー。遅かったか…
「遅いよー!二人とも!」
「二十分も遅刻だよ?何かあったのかなー?キリト君?」
「えーとあのですねー!?ちょっとモンスターpopのタイミングが悪かったというかなんというか…」
「嘘でしょそれ。耳真っ赤だよキリト君?」
「すいませんしたー」
全くダンジョン内でもところ構わず見せつけてくるなこの夫婦は…
「レイー!おそいよー!遅刻厳禁って言ったのレイでしょ?」
「ああ、スマンなユウキ。キリトの暴走を止められなかった俺が悪いな」
「ちょっ!?レイ!?暴走なんてしてないぞ俺は!」
「レイ君?それは本当のことかなー?」
怖っ。迫力あり過ぎっすよアスナさん…
「モンスターpopしたのも逃げれたのに戦おうとしたキリトが悪いぞ」
「な!?レイだってノリノリで戦おうと…」
「問答無用!!キリト君もレイ君も両成敗!」
え?俺も?キリトだけじゃないのかよ…
「キリトが悪いんだぞー!俺は止めたんだって!ユウキー!ぺるぷー!」
「有罪。アスナ裁判官に裁かれてきてねー」
「「そんなー!」」
──このデスゲームが始まって一年。この楽しい空間もデータの一つでしかないのだろうか…現実に帰れる日は来るのだろうか…
こんなものでいいのでしょうか?何せ自分で書いたことないのでこれでいいのか分かんなくて超怖いですw意見・アドバイス等々お待ちしてます!
投稿ペースについてなんですがなるべく急いで出していきたいです!しかし私自身が学生なのでどうしてもテストやらなんやらで書けない時も多いです…書ける時はガンガン書いていくのでのんびりお待ちくださいm(_ _)m失踪だけはしないように努力します!
と、言ったもののこのシリーズどこまで書くかイマイチ決めてないんです…具体的にはアリシゼーション編を書くか凄く悩んでます。アリシゼーションは大好き何ですけど如何せん長いし難しいのでマザーズロザリオ編を書き終わる前までにはアリシゼーション編の有無を決めたいと思います。