ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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 ※最初に言います!!この回はカオスです!!※

♪テンテテーン テーテーテテーテーテテーテテーン

ナレーター「悟空達は未来のトランクスを出場メンバーに加えたが、悟空が全王様の元で修行をしたと言う未来のトランクスの実力を知るため、手合わせを申し込む。」


悟空「思いっきり来いよ!トランクス!!」

トランクス(未来)「わかりました!!」スッ


ナレーター「未来のトランクスが超サイヤ人ブルーとなり、悟空との一進一退の攻防を繰り広げるが、悟空の勝利となった。」


悟空「でぇじょうぶか、トランクス。」

トランクス(未来)「はい!大丈夫です!」


ナレーター「一方第3宇宙では、まだバーダック達とブロリー達の攻防が続いていた。」


バーダック「今度の俺は……ちょっとつええぜ。」

ブロリー「そう来なくちゃ面白くない……!」

パラガス「あーう☆」(^○^)

ギネ「ははは!」


ナレーター「…………攻防が続いていた。」

♪チャチャチャン チャチャチャン


13話 第3宇宙メンバー決定!?最強戦士発見!!

シュインシュインシュインシュイン バーダック「かかってこいよ。」クイクイ

 

【挿絵表示】

 

スッ ブロリー「カカロット……まずお前からすり潰す!」ドヒュゥゥゥン

 

シュインシュインシュインシュイン バーダック「そろそろカカロットを訂正したい所だが……まぁいい。やれるもんならやってみな……!」ス ッ

 

ブロリー「カカロットォォォ!!!」ダ ン ッ

 

 

ブロリーがバーダックに一気に迫る中、バーダックはブロリーを迎え撃つため身構えた!

 

 

ブロリー「砕け散れぇ!!!」ブ ン ッ

 

バッ バーダック「チィッ!」

 

 

  バ ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

バーダックはブロリーの攻撃を一瞬で受け止めるのを断念し、すかさず上空に飛ぶ!ブロリーが片腕を振り下ろした瞬間、その地面にはとてつもない大きさのクレーターが出来ていた。

 

 

バーダック「へっ、地面にあんな穴作るとはな……防がなくて正解だったな。」

 

ブロリー「カカロットォ……!!」ピュィィィーン……

 

バーダック「!」(……あれはやべぇな。)

 

ダ ン ッ バーダック「だが隙だらけだぜ!!」

 

 

ブロリーはバーダックを背に右手に緑の気を溜め、それをどんどん凝縮させる。バーダックは危険を察知したが、あえてブロリーに向かって突進した!!

 

 

ブロリー「フヘヘ……!」ブ ン ッ

 

   ド ド ド ド ド ド ド ド ド

 

シ ュ ン バーダック「当たるかよ!」キィィィン

 

 

ブロリーが右手をバーダックに向かって振るった瞬間、拡散されたエネルギー弾がバーダックを襲う!だがバーダックは巧みにかわし、ブロリーに向かいながら左拳に気を集める!

 

 

ピ シ ュ ン ブロリー「!」

 

バーダック「喰らいやがれぇぁぁ!!!」ビ ュ オ

 

 

   ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

ブロリーは油断したのか、バーダックの気を集めた左拳が顔面に直撃し、爆音と共に辺りは衝撃で大地が抉れる!周りが煙に包まれる中、バーダックは少し距離をとった。

 

 

ザッ バーダック「どうだ化け物。少しは効いたかよ?」

 

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

 

バーダック「!」

 

スゥー ブロリー「……なんなんだぁ今のはぁ……。」

 

バーダック「こ、こいつ……!」

 

 

ブロリーはバーダックの攻撃を顔面に受けたにもかかわらず余裕の笑みを浮かべ、バーダックを見下ろす。

 

【挿絵表示】

 

 

ブロリー「もう終わりか……?」

 

バーダック「くっ……上等だぁ!!」バ ッ

 

 

バーダックは少し冷や汗をかくが、自分の攻撃が効いていないという怒りの方が勝り、ブロリーに連打を浴びせかかる。だがブロリーはバーダックの攻撃をものともせず、右手を大きく振り下ろした!

 

 

ブロリー「うらぁぁ!」ブ ォ ォ ン

 

バ キ ィ ッ バーダック「ぐあっ!!」ズ ズゥゥン

 

ブロリー「フン……!」スッ ピュィィィィィン

 

 

ブロリーの大きな腕の攻撃をモロに受けたバーダックは、顔から地面に叩きつけられめり込んでしまう。ブロリーはバーダックの前に立ち、両手を大きく広げて再び手に緑の気を凝縮させる。

 

 

バーダック「……。」

 

ブ ン ッ ブロリー「死ぬがいい!!!」

 

バッ バーダック「!」

 

バ キ ッ ブロリー「ぐぉあ!!」グ ラ ッ

 

タンッ タンッ タ-ンッ  スタッ バーダック「…。」

 

 

ブロリーが両手に溜めた気をバーダックに振り下ろす瞬間、バーダックはその場からブロリーの顎に蹴りを放ち、一気に間合いを離した!ブロリーの溜めた気はバーダックの攻撃によりコントロールを失い、惑星に爆発音がこだました!

 

 

スッ バーダック「そう慌てんなよ化け物……楽しみがなくなっちまうだろうが……。」

 

ブロリー「ぐぅぅ……カカロットォォ!!!」ギュィィィーン

 

バーダック「さぁてと……第2ラウンドと行こうぜ!」ドヒュゥゥゥン

 

 

バーダックは、ブロリーが浮かべていた余裕の笑みを返すかのように笑い、金色の気を纏う。ブロリーも負けじと緑の気を纏い、バーダックとブロリーの死闘は決着が着かずにいた。

 

バーダックとブロリーの死闘の一方、ギネとパラガスは最初はお互い警戒していたが、気があったのかずっと座り込み話し合いにふけっていた。

 

 

パラガス「んん?」

 

ギネ「どうした?パラガス。」

 

パラガス「ブロリーの気がDON☆DON☆高まっている。このままでは、私のこれまでの苦労が水の泡でございます。」\エーー/

 

ギネ「ブロリーって確かアンタの息子だったね。バーダックと今戦ってるんじゃないか?」

 

パラガス「あぁ……そうか(驚)。そろそろおいとまさせてもらうよ?」

 

ギネ「えっと……ブロリーを助けに行くって事かい?」

 

パラガス「かぁん違いするな……バーダックとブロリーの喧嘩両成敗でございます。お前達は私とブロリーを倒しに来たんだろう?だが、もう遅い……お前達にはそれほど敵意が感じんのだからなぁ。ふわぁーははははあーう☆(^○^)」

 

ギネ「確かにそうかも知れないね……アンタと話してたら、何か悪い奴じゃないって気がしてきてるし。バーダックも何かアンタの息子と戦うの、結構楽しんでるみたいだからな。」

 

パラガス「……腐腐☆だろう?」

 

ギネ「でも、何でまた宇宙の星々を破壊してたんだ?それが少し気がかりなんだけど。」

 

パラガス「ブロリーの力で、宇宙の中で一番環境が整った美しい地球に移住し、そこを本拠地として帝国を建設するのが、俺の本来の計画なのだよ。その為には、他の惑星は邪魔だったんでな……ブロリーに破壊させていたというわけだぁ!」ドヤァ

 

ギネ「地球に本拠地……?それを造るために宇宙の星々を破壊したのか?」

 

パラガス「oh.yes~。」

 

ギネ「んー……そういえば地球って、確かカカロットを送る予定の星だったな……。」

 

パラガス「バーダックの倅だろう?知ってるぞぉ!」

 

ギネ「でも地球って、フリーザに破壊されたんじゃなかったか……?」

 

パラガス「…………ゑっ!?」

 

ギネ「バーダックが言ってたよ。カカロットの宇宙船をクウラって奴が破壊して、飛んでいたその方角を調べたら地球があって……。」

 

パラガス「…………何もかもおしまいだぁ。」

 

パラガス「ふぅーはぁっはぁっはぁっ!(泣)」

 

パラガス「地球に帝国を建設するなどと……その気になっていた俺の姿は最高にキモかったZE☆どおリー!で探しても探しても見つからない訳でございました。」

 

ギネ「それに、帝国を建設なんてやめといた方が良いと思うよ。破壊神ワンド様が黙っちゃいないだろうしさ。」

 

パラガス「破壊神ワンドぉぉ?誰だぁ?」

 

ギネ「この第3宇宙にいる、破壊の神様さ。私とバーダックはその人に依頼されてここに来たんだよ。」

 

パラガス「ギネ……一体、どうしたと言うんだ……。俺に解るように説明しろぉぉぉ!」ピロロロロロ

 

ギネ「あーもう!さっきからその機械うるさいなぁ!何なんだよそれ!」

 

パラガス「ブロリーの制御装置でございます。」\エーー/

 

ギネ「制御装置?何でまたそんな物を息子に着けてるんだ?」

 

パラガス「これをブロリーに着けていなければ、ブロリーは勝手に宇宙を破壊し尽くしてしまうのでございます。」\エーー/

 

ギネ「ふーん……そんなにあのブロリーって奴は凶暴なんだね。だからバーダックもあそこまで苦戦して……。」

 

パラガス「とにかく、今はバーダックとうにょりーを止めに入るぞぉ!!」シューン

 

ギネ「ま、待てよ!私も行く!」

 

 

シュインシュインシュインシュイン バーダック「はぁ……はぁ……!」

 

ブロリー「ごはぁ……ごはぁ……!」

 

シュインシュインシュインシュイン バーダック「へっ……ホントにタフな野郎だ、あのフリーザ以上だな……。」

 

ブロリー「さぁ来い……!ここがお前の死に場所だぁ!」ドヒュゥゥゥン

 

スッ バーダック「……仕方ねえ。この力まで使いたくは無かったが、やり合ってもキリが無さそうなんでよ。」

 

バーダック「はぁぁぁっ!!!」ドヒュゥゥゥン

 

 

このままでは決着が着かないと判断したバーダックは、ブロリーを前に気を上昇させ、新たな力を解放させる!だが……

 

 

パラガス「気合いパンチ★」☆(゜o(○=(゜ο゜)o

 

ド ッ バーダック「!?」

 

 

バーダック「うわぁぁぁぁ!!!」 キ ー ン

 

 

   ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

ブロリー「ん……?」

 

ボロボロ バーダック「あが……ぐ……。」

 

バーダック(な……なんだ……今のは……!!)

 

スタッ パラガス「うにょりー!」

 

ブロリー「親父ぃ……なんだぁ……?」

 

パラガス「……腐腐☆」ニヤッ

 

パラガス「必殺の、デッドバニッシャあーう☆」(^○^)

 

パラガス「HA~♪」ポーピィィ

 

ズドォォ ブロリー「ぬぅぉぉぉぉ!?」

 

 

ブロリー「ばぁぁぁぁかぁぁぁぁなぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

ボロボロ ブロリー「か……カロット……カカロットォ……!」

 

ボロボロ ブロリー「あ……あぅ……ぉぉ……。」ヒュポ

 

パラガス「……全く見れば見るほど可愛い化け物だぜお前は。」

 

パラガス「全く最近の日本人は危機管理能力がなさすぎる!!」

 

パラガス「とうとう私は、バーダックとブロリー!を倒すことによって、全宇宙を支配できる力を手に入れたのだ……。」

 

スタッ ギネ「なっ……これは!?パラガス、アンタがやったのか!?」

 

パラガス「oh.yes~。」

 

ギネ(……あのバーダックとブロリーを一瞬にして倒すなんて……。ブロリーの親父ってここまで強いのか……?)

 

パラガス「ちなみに私は、パラガスではございません。」

 

ギネ「は?」

 

パラガス「私は、伝説のスーパラガスでございます。」\エーー/

 

パラガス「あーう☆(^○^)」ドヒュゥゥゥン 超サイヤ人化

 

ギネ「!?……パラガス、アンタも超サイヤ人になれるのか?」

 

シュインシュインシュインシュイン パラガス「最高のパワーでございます。」\エーー/

 

シュインシュインシュインシュイン パラガス「そして私は、伝説のスーパラガスではございません。」

 

ギネ「?」(まだなにかあるのか……?)

 

シュインシュインシュインシュイン パラガス(ロゼゑゑ)「私は、超サイヤ人ロゼゑゑでございます。よーくみろぉ、地獄に行ってもこんな美しいパラガスは見られんぞ?フーフフフフ☆」

 

ギネ「ま……全く訳がわからないYO(泣)」

 

シュインシュインシュインシュイン パラガス(ロゼゑゑ)「腐腐☆ギぃネぇ、これでお前は私のものだ……後でじっくり調教して、私の言うことしか、聞けぬようにしてやる♥」スタスタ

 

ギネ「お、お前はさっきから何を言ってるんだ……?」

 

シュインシュインシュインシュイン パラガス「ギぃネぇ、宇宙の中で一番環境が整った美しい私の息子でも如何かな?」スタスタ

 

ギネ「よ、寄るな変態!!」ポーピィィ

 

パラガス「DOOR!?」 ズドォォォン

 

ギネ「はぁ……全くこいつ何なんだよ。友好的かと思ったらいきなり変態染みた真似したり……。」

 

スッ パラガス(ロゼゑゑ)「それは攻撃かね?」

 

ギネ「なっ!」(私の気功波を直撃したのに……無傷!?)

 

パラガス(ロゼゑゑ)「君の弱さは失礼だと思うのだが?」

 

ギネ「う、うるさいな!じゃあ私も超サイヤ人n」

 

???「いつまでかかってんのよ!アンタ達は!!」

 

ギネ「え?」

 

パラガス(ロゼゑゑ)「んん?」 ドヒュゥン 超サイヤ人ロゼゑゑ解除

 

ワンド「私の方はとっくに終わってるのに、何でアンタ達は終わってないのよ!!破壊するわよ!?」

 

サフィア「すみません皆さん、お待たせいたしました。」

 

ギネ「あっ!サフィアさん、ワンド様も!」

 

ワンド「ギネ、アンタだけ?バーダックはどうしたのよ。」

 

ギネ「そ、それが……。」チラッ

 

チラッ ワンド「なによ。」

 

バーダック「…。」チーン

 

ワンド「えぇ!?あのバーダックが!?なんでぇ!?」

 

サフィア「ワンド様、あのブロリーという者もやられてしまっているようです。」

 

ブロリー「…。」チーン

 

ワンド「い、一体どうなってんの……?ここで何があったのよ!?」

 

ギネ「実は2人をやったのは、……あそこにいるサイヤ人です。」スッ

 

ワンド「ん……?」チラッ

 

パラガス「DONDON近づけDONDON近づけDONDON近づけDONDON近づけふぅ~う!パーラガスパーラガスパーラガスあーう☆(^○^)」

 

ワンド「……なに、あの変態おやじ。」

 

ブゥゥン サフィア「ふむ……どうやらあのサイヤ人は本来とは違う歴史を辿り、ギャグの世界のキャラになったようです。」

 

ワンド「ギャ……ギャグ?」

 

ギネ「ギャグってなんなんです?サフィアさん。」

 

サフィア「つまり何をしても死なない、死んでも次のコマで復活するキャラと言うことです。ちょうどここに私が読んでいる、ドクタースランプアラレちゃんと言う漫画があるので、試しに読んでみてください。」スッ

 

ワンド「なんでそういう所は用意周到なのよ。」

 

サフィア「やはり読者の皆さんにも解りやすく説明できると思いまして……。」

 

ギネ「あの、メタ発言はやめた方が……。」

 

ポンッ ワンド「それで?これがその本ね……ふーん……。」ペラ

 

チラッ ギネ「……どんな内容です……?」

 

ワンド「……はあ!?……えぇ!?……うそっ!?」

 

ギネ「ほ、ホントに何にもなかったかのように……次には復活してますね……。」

 

サフィア「はい。恐らく彼は何らかの影響を受け、本来の性格とは正反対の存在になってしまったのでしょう。ギャグの世界は奥が深いですから……。」

 

ワンド「って言っても、さっきの漫画の主人公はロボットじゃないの!あそこにいるサイヤ人はれっきとした人間でしょ!?そんなのありなの!?」

 

サフィア「それがありなんです。ちなみにこの漫画の主人公のアラレちゃんは、実際に存在しています。」

 

ギネ「なんか……もうメチャクチャだな……。」

 

パラガス「んん?」チラッ

 

ワンド「うわっ、こっち見てるんだけど。キモッ……。」

 

ギネ「さっきからあの人変なんです、気を付けてくださいワンド様。」

 

ニヤッ パラガス「……腐腐☆」

 

 

サフィア「どうやらワンド様を獲物にしたようです。」

 

ギネ「ですね。」

 

 

ワンド「ちょ、ちょっと!!何でアンタ達そんなに離れてるのよ!!!」

 

サフィア「私、ギャグの世界の人を見るのは初めてなので、ワンド様で観察しようかと……。」

 

ギネ「私はバーダックの様子を見ようと……。」

 

ワンド「この卑怯者共!!!」

 

シ ュ ン パラガス「大人のお姉さん☆」

 

ワンド「ひっ!な……何よ?」(この親父、いつの間に私の目の前に……!これがギャグのキャラだって言うわけ?)

 

パラガス「これから私と、夕食でも如何かな?」

 

ワンド「え?」(な、なによ……案外礼儀正しいじゃない。)

 

ワンド「はん!私は破壊神よ?そんな暇無いわ。それに、アンタみたいな親父好みでもないし。」

 

パラガス「……では、ベッドで私の息子と貴方のおま\ポコピー/で絡みあーう☆(^○^)でも如何かな?」

 

ワンド「…………」イラッ

 

ワンド「……こいつ破壊して良いわよね?」

 

パラガス「シュワット!?明日まで!明日までお待ちください!!」

 

ワンド「じゃあ明日になったら破壊しても良いのね?」 

 

パラガス「ゑ!?では30年…お待ちください!!」

 

ワンド「やかましいわね!!コロコロと言いたい事変えて!!アンタ目障りなのよ!!!」

 

パラガス「あぁそうかぁ……(落胆)」スタスタ

 

ワンド「……なんなの一体……。」

 

 

タッタッタ ギネ「バーダック!大丈夫か!しっかりしろ!」

 

バーダック「ぎ……ギネか……。お前無事だったのか……。」

 

ギネ「すぐにサフィアさんの所に運んでやる!」

 

バーダック「へっ……お前になんかに……世話になっちまうとはな……。」ガクッ

 

ギネ「バーダック!!…………気を失っただけか。それにしてもあのパラガスって奴、とんでもないパワーだな……。あの超サイヤ人になったバーダックが、こんなになるなんて……。」

 

 

サフィア「ワンド様、1つよろしいですか?」

 

ワンド「なによ。」

 

サフィア「私達の第3宇宙の5人目のメンバーに、あのパラガスという者を入れては如何でしょうか?」

 

ワンド「はぁ!?アンタなに考えてんのよ!!なんであんな変なキモい変態親父なんか入れなきゃならないのよ!」

 

サフィア「ですが、あの者はギャグの世界のキャラになっており、どんな攻撃も効かない感じです。彼がメンバーに加われば、恐らく敵無しです。誰も彼に敵うものはいないと思います。」

 

ワンド「それでも嫌!!だったらそのブロリーっていうのを入れるわ!で!その肝心のブロリーって何処なの?」

 

サフィア「あちらの方で倒れております。」

 

スタスタ ワンド「ちょっと行ってくる。あんなおっさん、絶対にゴメンだからね!!あと!あの親父がこっちに来ないように見張ってて!!」

 

サフィア「わかりました。」

 

ギネ「サフィアさん、バーダックを連れてきました。」

 

ドサッ バーダック「……。」

 

サフィア「バーダックさんも随分やられましたね。まさか彼がバーダックさんを?」

 

ギネ「はい。でもほとんどはブロリーとの戦いで負った傷ですが、パラガスが攻撃したときのダメージが余程大きかったらしくて……。」

 

サフィア「なるほど。ギャグの世界のキャラというのは、恐らく力の大小関係無しに通用するということでしょうか……。」

 

ギネ「でも先程、あのパラガスは超サイヤ人にもなってました。そんなに力があるとは思えないのに……。」

 

サフィア「恐らく彼のような者には、我々の常識など通用しないのでしょう。それだけ彼は強いと言うことです。」

 

ギネ「じゃあ私達が修行してきた日々って一体……。」

 

サフィア「それは言ってはいけないお約束ですね。」

 

 

ワンド「ブロリーって言う奴、顔は見たことないけれど一体どんな奴なのかしら。散々私の仕事を奪ったんだもの、イケメンじゃ無かったら破壊するわよ。」スタスタ

 

チラッ ワンド「ん。」

 

ブロリー「……。」

 

ワンド「うつ伏せになってて解らないわね。」ゲシッ

 

ゴロン ブロリー「うぅ……。」

 

ドキッ ワンド「//!!」

 

ワンド(なに……この感じ……!何か……心が暖まるような……顔が物凄く火照ってるような感覚……。)

 

ワンド「こ、これがブロリー……って言う奴ね。」

 

ワンド(顔が血だらけだからあれだけど……こいつ、今まで出会った奴等より凄いイケメンじゃない……///!)

 

ブロリー「くっ……。」

 

ワンド(はぁぁ……///声もイケメンボイス……良いわぁ……///)

 

ワンド「はっ!いけないいけない!わ、私は破壊神なのよ!こんな人間なんかに魅了される……わ……け……。」チラッ

 

ブロリー「……。」

 

ドキドキ ワンド(でも……こいつの顔を見てるだけで、何故か私の胸がドキドキする……もしかしてこれって……!)

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

     ~何年か前 ワンドの宮殿~

 

 

ワンド「ねぇサフィア、さっきから何の本読んでるのよ。」

 

サフィア「あぁこれですか?実は第7宇宙のウイスさんと友人になりまして、この本を貰ったんです。中々面白いですよ。」

 

ワンド「ふーん。……異性の好きなタイプ?なんなのこれ。」

 

サフィア「ウイスさんのいる宇宙の地球という星にある本です。異性同士が一緒にいるための秘訣など書いているんですよ。良かったら読んでみますか?」

 

ワンド「中々面白そうじゃない、読んであげるわ。」スッ

 

サフィア「では私は宇宙の様子を偵察してきます。すぐに戻りますので。」

 

ワンド「はいはい、とっとと行ってらっしゃい。」ペタン

 

サフィア「では。」コ ン ッ  ド ヒ ュゥゥゥン

 

ペラ ワンド「ふーん……第7宇宙の地球っていう所の奴は、こんなのが好きなのね。」ペラ

 

ドキッ ワンド「///!」

 

ワンド「な……何この人!顔がメチャクチャカッコいいじゃん……///!」

 

ワンド「他には無いの!?」ペラ ペラ

 

ワンド「///こ……こいつもカッコいい……!地球の奴はこんなカッコいいのとかいるの!?」ペラ ペラ

 

ワンド「///それにどれもカッコいい顔ばかり……なんか良いわね……。」

 

ペラ ペラ ワンド「これも……これも!他の人も全部カッコいい///!!」

 

ワンド「いつかこういう奴等を集めて、ずっと私の世話をさせれたらなぁ……。」ペラ ペラ

 

サフィア「ワンド様。」

 

ビ ク ッ ワンド「!」

 

ワンド「さ、サフィア!いきなり後ろから声を掛けないでよ!ビックリするでしょーが!!」

 

サフィア「これは失礼しました。ところでその本、大分おきに召してもらったようで。」

 

ワンド「ま、まぁまぁだったわ……。返す!」スッ

 

サフィア「返されて良いんですか?大分カッコいいを連呼していらっしゃいましたが。」

 

ワンド「…………アンタ、どっから見てたの?」

 

サフィア「そうですね……何この人!メチャクチャカッコいいじゃん! からでしょうか。」

 

クワッ ワンド「一番最初じゃないのっ!!破壊してやる!!」

 

サフィア「まぁワンド様、落ち着いてください。新しい趣味が出来て良かったではありませんか。私はワンド様をお慕いしておりますのでとても嬉しいですよ。」

 

ワンド「そ……そうかな。///」

 

サフィア「ええ。」

 

ワンド「じゃあ……許す、これも返さないから。」

 

サフィア「ほっ……。」

 

ワンド「何か良いように丸め込まれてる気がするのは私だけ?」ギロッ

 

ビクッ サフィア「いえ!そんな事ありませんよ。断じてありません。」

 

ワンド「ふーん……だったら良いわ。」

 

ドキドキ ワンド(イケメン……か。悪くないわね。)

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

ワンド(でもこの気持ちはあの時とはまた違う……何かもっと深い感じの……!)

 

ワンド(ひょっとして……恋って奴!?)

 

ワンド「………」

 

 

ボ ン ッ ワンド「/////」

 

 

ドキドキ ワンド(ええぇー!?この私が!?第3宇宙の破壊神の私が!?こんな人間なんかに恋をしたと言うの!?無い無い!絶対無い!!!)

 

ドキドキ ワンド(で、でも!でもでも……!神が人間を好きになるなんて……そんな事ってあり得るの!?私本当に恋しちゃったの……!!?こんな……こんな……)チラッ

 

ブロリー「……。」

 

ドキドキ ワンド「ブロリーって言う奴なんかに……。////」

 

 

パラガス「あーう☆(^○^)」

 

 

ビクッ ワンド「!!!」

 

パラガス「HUUUUUUUUUUUUUU!!!」ギュピギュピギュピギュピギュピ

 

ワンド「死ね変態!!!」カ ッ

 

パラガス「南無三!!!」 チ ュ ドォォォン

 

 

     ~第3宇宙 宇宙空間~

 

 

サフィア「ワンド様、偉くご機嫌ですね。」

 

ワンド「えへへ!そう見える?そう見えるー?」

 

サフィア「はい、とても。ブロリーさんの腕にくっついてとても幸せそうです。」

 

ワンド「分かる?分かる!?いやー照れるわよー!///」

 

ワンド「ブロリーってどんな人がタイプなの!?ねぇ!もしかして私みたいな神様がタイプ??」

 

ブロリー「……は、はい……。」(引き)

 

ワンド「やだもうブロリーったらー!照れるじゃん!!」バ シ ッ

 

ズドォォォン ブロリー「ぬぅぅうおおお!?」

 

ブロリー「あ……あぁ……」(瀕死)

 

ワンド「あ!ごめん!またやっちゃった……!」

 

パラガス「うにょり~……お前もついに娘ゑゑを手に入れたか……良いぞお……その調子だぁ……私に孫を見せてしまえぇぇぇ!!」(ピロロロロ)

 

ワンド「孫だなんてそんなぁ……もう!おじさまったらぁ!」ドスン 一人用のポッド

 

パラガス「…………ゑ!?」

 

ワンド「さぁどうぞ?おじさま。」

 

パラガス「……あぁ……そうか(悟)」スチャ  プシィィィィン

 

ガッ グググ ワンド「あははは。」

 

パラガス「良いぞぉ!私をこの世から消し去ってしまえぇぇー!!」(やけくそ)

 

グルグルグルグル ワンド「あはははは!」ブ ン ッ

 

キ ー ー ー ー ー ー ー ー ン……

 

パラガス「ぁぁぁぁぁぁぁあーうぅぅぅぅぅ……。」

 

 

バゴォォム \☆デデーン☆/

 

 

バーダック・ギネ「……。」

 

バーダック「おい、ギネ。」

 

ギネ「なんだ……?」

 

バーダック「こいつは一体なんなんだ……?」

 

ギネ「私に聞くな……。」

 

 

ナレーター「かくして第3宇宙はブロリー達を従え、代表メンバーを決めるためワンドの宮殿へと向かった。第3宇宙対第6宇宙の武道会は何やら波乱の予感がする……一体どうなるのだろうか……?」

 

ナレーター「肝心のパラガスはこの始末☆はてさてこの先、どうなりますことやら。」

 

 

パラガス「貴方もどうぞ?」\丁重にお断りする/




13話終わリーですぅ……。
はい……宮殿に移住しましても一生懸命に……!
ふぅあっ!あっ!あぁぁぁぁぁぁ……!!!
とにかくカオスな回でした。パラガスがネタに走るだけでこんなになるとは自分でも思いませんでした。
次回はちゃんと書きますので、どうかよろしくお願いします!見ていただきありがとうございました!

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