ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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♪チャンチャチャーン チャーチャーチャチャーチャーチャチャーチャチャーン♪

ナレーター「第10宇宙のブラックとルヴィスは、全宇宙一武道会に出場させるメンバー集めの為、辺境の星にある惑星エリサへと向かった。」

ナレーター「そして、惑星エリサの王に会ったブラックとルヴィスは、王からメンバーを提供すると言われ、まず一人目の王の側近、エリフィアという者が加わった。」


スッ エリフィア「さっきは失礼な事を言っちまって悪かったね。エリフィアだ、宜しく頼むよ。」

ブラック「フッ、こちらこそ……。」

ルヴィス「して、他の3人は何処にいるのだ?」

エリフィア「私が案内してやるさね、2人とも付いてきな!」スタスタ


ナレーター「一方第7宇宙では、悟空と大神官サクリファイスの戦いは続いていたが、悟空の超サイヤ人ブルーの界王拳が炸裂し、悟空に化けていたサクリファイスをあっという間に倒してしまうのだった。」


悟空「サクリファイス様、これがオラのとっておきさ……!時間がねぇから一気に行くぞ!!!」ド ン ッ

悟空(サ)「なっ……!?」バッ


ナレーター「しかし悟空は、界王拳の反動で体はズタボロになってしまう。サクリファイスは悟空の変異を解いた事により傷が癒され、戦いには勝ったが勝負には負けたという、何とも言えない決着となってしまった。そこに、サクリファイスの付き人である、風神と雷神が姿を現す。」


ザッ 風神「風に~乗って~風に~去りぬ~、その名は!風神~です~!」ビシッ

雷神「探しましたぞサクリファイス様。いきなりどこかへ行かれるものですから、苦労しました。」

ビルス「おっ、お前ら風神雷神コンビじゃないか!懐かしいなおい!」スタスタ


ナレーター「そして、第3宇宙では……。」

♪チャチャチャン チャチャチャン♪



22話 第3親子対決!?最後のメンバーは誰だ!!

   ~第3宇宙 惑星ポンポル 荒野~

 

 

ラディッツ「久しぶりだな親父……それにお袋もな……。」スタッ

 

ギネ「ラディッツ……!どうしてアンタがここに……。」

 

バーダック「てめぇ……フリーザはいねぇのに、まだ星の地上げをやってやがったのか。」

 

ラディッツ「地上げ?そんなものとっくに足を洗っている。なにせ親父がフリーザを倒したって聞いていたんでな……フリーザが死んだ今、俺達サイヤ人はそんな物をする必要がないだろ。」

 

ギネ「じゃあそのポッドは……?他の惑星を侵略しに行くときに使う、サイヤ人のポッドそのものじゃないか。」

 

ラディッツ「あぁ、このポッドは使い回しているだけだ。少し汚いが、まだまだ現役だからな。」ガンガン

 

バーダック「どういう意味だ……?じゃあてめぇは惑星ポンポルに何しに来やがった……?」

 

ラディッツ「この星に来た理由は、ここのお偉いさんに依頼されたんだよ……惑星ポンポルの警備をして欲しいとな。」

 

バーダック「警備だと……?サイヤ人のてめぇが、何でこんなチンケな星の警備をやるんだよ。何か理由でもあんのか……?」

 

スッ ギネ「ラ、ラディッツ……アンタ、その服のマーク……!もしかして……!!」

 

ラディッツ「フフ……ようやく気がついたか、お袋。」

 

バーダック「マーク……?そのマークと警備とやらが、何か関係あんのか?」

 

ギネ「大ありだよ!だってそれ……!」

 

 

ラディッツ「フフ……親父よ。俺は地上げ屋を辞めて、今は銀河パトロール隊に入っているのさ!!」

 

 

バーダック「銀河パトロールだと……何だそいつは。」

 

ギネ「宇宙を守る正義の味方だよ、それにしても……まさかアンタがそんなとこに入ってるなんてね。」

 

ラディッツ「驚いたか?まぁそれには色々事情があってな……そろそろ俺の先輩もこっちに来る筈だ。しかし……まさか親父とお袋が、丁度この星に居るとは思いもしなかったが。」

 

バーダック「だろうな……。」

 

ギネ「でも凄いじゃないかラディッツ。今は侵略じゃなくて、逆に銀河を守る仕事なんてさ。」

 

ラディッツ「よせよお袋、照れるじゃねえか……///。それに俺が銀河パトロールに入った理由は、昔の罪を償う意味も兼ねてだ。」

 

ギネ「そうか……まぁなにはともあれ、元気にしてるようで良かったよ。」

 

バーダック「ちなみにその先輩っつうのは誰だ?てめぇと前に一緒に行動してたっていう、ナッパとベジータ王子か?」

 

ラディッツ「いや……あの2人は、今じゃ銀河パトロール隊の司令官と側近だ。俺の先輩の名前はジャコって言う奴でな。」

 

ギネ「ジャコ……?何か聞いたことあるような無いような……。」

 

 

ガコッ ブロリー「フッフッフッフ☆一人用のポッドかぁ……?」

 

パラガス「ブロリー……一体何をしていると言うんだ……?」

 

ブロリー「親父ぃ……一人用のポッドに乗れば、可愛こちゃんにもぉ…てもぉ…てになりますYO☆」

 

パラガス「………………腐☆腐。やってやろうではありませんか。」スッ プシュゥゥゥゥン

 

ガッ パラガス「なっ……あっ……!やめろっ……!」

 

 

バーダック「なるほど……つまり今テメェは、銀河パトロールっつうのに入って宇宙の平和を守るエリートって訳か。サイヤ人っつうのは、何処に行ってもこき使われるもんだな……。」

 

ギネ「それは言えてるかも……。」

 

ラディッツ「ところで親父とお袋は何故惑星ポンポルにいる……?惑星ベジータの爆発と一緒に死んだと思っていたが……。」

 

ギネ「本来はそうなってたみたいなんだけど……ちょっと色々あってな。」

 

ラディッツ「本来?どういう事だ。」

 

バーダック「こっちにも事情があんだ、そんなもん一々聞くんじゃねえよバカ息子が。」

 

ラディッツ「なんだとっ!?俺の事を教えてやったって言うのに、何でそっちは教えねぇんだ!この糞親父!」

 

バーダック「俺はいちいち説明すんのが嫌いなんだよ、俺の息子ならそれぐらい察しろ。」

 

ラディッツ「このっ……言わせておけば……!」グググ

 

バーダック「おっ、やる気か……?丁度良い……てめぇの力見せてもらおうじゃねえか!」バッ

 

ギネ「2人とも落ち着きなって!ラディッツも仕事でこっちに来たんだろ?バーダックも!ラディッツを煽るんじゃないよ!」

 

バーダック「フン……。」スッ

 

ラディッツ「はぁ……全く、親父は相変わらずだな。そういえばこっちに来る前に、ここのお偉いさんに渡す土産がポッドに積んであったな……。」

 

ギネ「土産?どんな物なの?」

 

ラディッツ「他の銀河パトロールの奴が作った、云わば献上品みたいな奴さ。今の内に持っとかねぇと忘れそうなんでn……。」スッ

 

ブロリー「ぬぅぅ……うおおおおおおおぁぁぁぁぁぁぁ!!」グググググ

 

グググググ パラガス「ぬぉぉぉぉぐおおぉぐぐ……これで私も、モォテモォテと言う訳だぁ!」(瀕死)

 

ギネ「あっ……(察)」

 

ラディッツ「なっ!?おい貴様らぁっ!!俺のポッドになにしてやがんだぁぁぁぁ!!」バッ

 

ブロリー「うぉぉぉぉらぁぁぁぁぁ!!!」

 

 ○三 キ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ー ー ン ……

 

パラガス「あーう(^q^)☆」

 

バーダック「アイツ等……またやりやがった……。」

 

ラディッツ「あ……お、俺の……ポッドが……!!」

 

ブロリー「親父ぃ……終わったな……所詮、親父ぃはZAKO☆なのだ……。」

 

ギネ「ブロリー!アンタ何やってんだよ!!あれラディッツのポッドだろっ!!」

 

ブロリー「ゑっ!?」

 

ラディッツ「なんて事しやがるてめぇぇ!!俺のポッドだけならいざ知らず、あの中にはこの星の奴に渡す献上品も入っていたんだぞぉ!?」

 

ブロリー「そうですかぁ……。」(他人事)

 

ラディッツ「コイツ……他人事だと思って……!お袋!誰なんだよコイツはぁ!?」

 

ギネ「ブロリーだよ。あとさっきポッドに潰されて投げ飛ばされたのは、ブロリーの父親でパラガスって奴だ。」

 

ラディッツ「ブロリーにパラガスだと……その名前は俺達と同じサイヤ人かっ!?」

 

バーダック「あぁ……今は訳あってつるんでるんだよ。」

 

ブロリー「ブロリーです……カカロットのお兄さん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"!!!!仲良くしロットォ……!」(威圧)

 

ラディッツ「お前……俺のポッドを潰しといて仲良くしろだと?出来るわけないじゃろがぁぁぁぁい!!」(T0T)(泣)

 

ギネ「そりゃそうだろな……。」

 

ブロリー「それなぁら、心配いらないYO☆」

 

ラディッツ「どういう意味だ……!」

 

バーダック「ん……?」チラッ

 

ギネ「何か向こうから飛んでくるぞ……。」

 

???「かぁん違いするな……。」

 

…… キ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ イ イ イ 三○

 

   プ シ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ン   ス ッ 

 

パラガス「腐☆腐。パラガスでございます☆」(ダイナミック自己紹介)

 

ギネ「ブロリーが潰して投げたポッドが戻ってくるなんて……しかもパラガスは無傷……。」

 

バーダック「潰れたポッドも直ってやがるな……。」

 

ブロリー「親父ぃ……死に損ない!ですかぁ……?」

 

パラガス「バカめ!私はマグマにも耐えられるボディでございます☆」\エーー/

 

ブロリー「とて!この俺を越える事はできぬぅ!」ドヒュゥゥン

 

パラガス「そうかな?やってみなきゃわかんねゑゑゑゑゑゑゑ!?」ドヒュゥゥン

 

ラディッツ「おい親父……コイツら何なんだ……?」

 

バーダック「俺に聞くんじゃねえよ……。」

 

ギネ「これでもまだマシな方だけどな……。」

 

パラガス「ブロリー、宮殿へ戻るんだ。」スタスタ

 

ブロリー「はい……でもどうやって戻リーですかぁ?」

 

パラガス「私は、科学者に天んん?使の力を自在にコントロール出来る装置を造らせた……。」

 

バーダック「……マジかよ……。」

 

ブロリー「いいなぁいいなぁ……ブロリーも欲しいぃなぁ……。」\ピュィィン/

 

パラガス「ブロリー、お前の分はNAI!!」バッ

 

ブロリー「ばぁぁぁぁかぁぁぁぁなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

チーン ブロリー「…」(瀕死)

 

ギネ「どんだけショック受けてるのさ……。」

 

パラガス「腐☆腐。ギぃ↑ネぇ↓、貴方もどうぞ?」

 

ギネ「それっ。」ムニュ \テイチョウニオコトワリスル/

 

【挿絵表示】

 

パラガス「ファッ↑!?」

 

バーダック「ギネ、なんだその人形は……。」

 

スッ ギネ「良いだろこれ。マーケットで売ってたから買ったんだー、バーダックに似てるしさ!」

 

ラディッツ「確かに似てるな……フッ、髪型とかそっくりじゃないか親父。」

 

バーダック「なんだと?全然似てねーだろうが!俺はこんなチンチクリンな頭してねぇよ!」

 

ブロリー「なにこれ\カワイイ!/なぁ……カカロットにそっくリーです……。」

 

ギネ「だろ?お腹の所を押すとさ、他にも色々喋るんだよ!こんな風に!」ムニュ ムニュ 

    \バカメオレニカナウトオモウノカ!/\シネー!/

 

ラディッツ「声も親父にそっくりだな……。」

 

ギネ「でも名前は違ってたんだよなー、ターレス人形って言う奴だったんだけど。他にもフリーザ人形とか、セル人形とかもあったから買っといたよ。」ムニュ ムニュ 

  \チクショオオオオオ!/\イタカッタドォォォォォォ!!/

 

バーダック「んなもんいらねぇだろ、使うとこあんのか?」

 

ブロリー「良いなぁ……ヤりたいヤりたい☆」

 

パラガス「私もヤりた良いぞぉ☆」

 

ギネ「皆子供だな。じゃあブロリーにはクズロット人形で、パラガスはベジータ王人形やるよ。」スッ

 

ブロリー「カカロットォ……!」ムニュ 

            \ウッセーブッコロスゾォ!/

 

パラガス「ベジータ王ぉ……!」ムニュ 

               \アノヨニユケ!/

 

ラディッツ「その人形……い、色々あるんだな……。」

 

バーダック「おいギネ、てめぇ……その人形何個買ったんだ。」

 

ギネ「んー……10個ぐらいかな。面白いから全種類買っちゃったよ。」

 

バーダック「たくっ……ワンドの奴に何か言われても知らねぇからな。」

 

ラディッツ「ワンド?誰だそいつは。お袋の知り合いか?」

 

ギネ「まぁ知り合いと言えば知り合いになるかな……この宇宙の破壊神様の事だよ。」

 

ラディッツ「破壊神だと……?聞いたことはあるが……それは確か神話の話じゃないのか……?」

 

バーダック「知らねぇのなら良い、てめぇが知ったところで何にもなんねぇからな。」

 

ギネ「まぁまぁ。私達がここへ来たのも、その破壊神様から買い出しを頼まれたからなんだよ。惑星ポンポルの物しか、破壊神様は食べないみたいだからさ。」

 

ラディッツ「そ……そうなのか……。お袋達も大変そうだな……。」

 

ギネ「ハッ、アンタ程じゃないよラディッツ。アンタはこの宇宙の平和を守る、銀河パトロールに入ってるんだからな。私達は一緒にいられないけど、頑張りなよ!」グッ

 

ラディッツ「おうよ……!お袋に言われるまでもねぇ!」グッ

 

ギネ「……。」(^^)

 

ブロリー「クズロットォォ!!!」\ブザマナモンダ/

 

パラガス「お助けくださいっ!」\ダカラコマルノジャ/

 

バーダック「だぁーうるせぇな!耳障りなんだよ!もう押すんじゃねぇ!」

 

ブロリー「は、はい…。」ムニュ \オラクズロットダァ!/

 

パラガス「あぁそうかぁ…。」ムニュ \ハァァァ!?/

 

スッ ギネ「わかったよ、仕方ないなぁ……。」ムニュ 

              \グァァァァァ!!!/

 

バーダック「おい弱虫ラディッツ、そのジャコって言う奴が来るまでまだ時間があんだろ?少し俺に付き合え。」

 

ラディッツ「弱虫ラディッツって言うんじゃねえ!付き合えってどういう意味だ糞親父。」

 

バーダック「へっ……サイヤ人同士の用事と言っちゃあ決まってんだろ?ついて来いラディッツ!ギネ、お前は先に帰ってろ!」ドヒュゥゥン

 

ラディッツ「ちっ……お袋、少し行ってくる。」

 

ギネ「うん……わかった。気を付けてな?あんまり周りをぶっ壊すんじゃないよ?」

 

ラディッツ「あぁ。あとブロリーとパラガスって言ったな!?お前ら俺のポッド壊すんじゃねぇぞ!良いな!?」ドヒュゥゥン

 

パラガス「…………腐☆腐。つまり壊せと言う事のようだなぁ。」

 

ブロリー「はい……。」

 

ギネ「ダメだよ!!さぁ2人とも、キューブに乗って!荷物ちゃんと持ってくれよな?」

 

ブロリー「フッフッフッフ☆」ムニュ \ヤーダヨ!/

 

パラガス「あーう☆(^q^)」ムニュ \イヤジャ/

 

ピキッ ギネ「あっそ……。」ムニュ \ナラバシネェー!/

 

ビクッ ブロリー「へあっ!?」

 

ビクッ パラガス「南無三!」

 

 

    ~惑星ポンポル 少し離れた荒野~

 

 

スタッ バーダック「……。」

 

スタッ ラディッツ「……。」

 

バーダック「この辺りなら誰もいねぇだろ……弱虫ラディッツ、テメェがどのぐらい強くなったか……この俺が久々に稽古つけてやる。」

 

ラディッツ「フン……あんまり俺を舐めていると、後で後悔する事になるぞ!糞親父!」

 

バーダック「良く吠えるじゃねぇか……銀河パトロールのエリート戦士の力……見せてみろよ!!」バッ

 

スッ ラディッツ「良いだろう……この俺が何十年も修行して手に入れた力……思い知らせてやる!!今から泣いて詫びても遅いからなぁっ!!」ゴゴゴゴ

 

バーダック「へっ……口だけは達者だな……。」

 

ラディッツ「かぁっ!!!」ドヒュゥゥン 超サイヤ人化

 

バーダック「ほう……。」ニヤッ

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「どうだ……これが俺の真の力!超サイヤ人ラディッツ様だっ!!」

 

バーダック「弱虫ラディッツにしては上出来だな……まさか超サイヤ人になるとはよ。」スッ

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「ふん……まだ減らず口を叩く余裕があるか……。それとも、俺の戦闘力にビビって頭がおかしくなったか?」

 

バーダック「ほざけ……。さっきテメェは何十年もかけてそいつになったって言ったな?」

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「……それがどうした?」

 

バーダック「悪いな、俺は1日だ。」ニヤッ

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「な、なんだと!?」

 

バーダック「はぁっ!」ドヒュゥゥン 超サイヤ人化

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「なっ……!!」

 

シュインシュインシュイン バーダック「ヘっ、超サイヤ人になれんのはテメェだけじゃねぇんだよ。」

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「そ……そりゃねぇだろ親父……。」(-_-;)

 

シュインシュインシュイン バーダック「ちなみにギネの野郎も超サイヤ人になれる……アイツが超サイヤ人になったら、今のお前の戦闘力なんぞ比にならねぇぐらいだ。」

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「ま、マジかよ……。」

 

シュインシュインシュイン バーダック「それじゃあ行くぞ、弱虫ラディッツ!!」バッ

 

シュインシュインシュイン ラディッツ「く、くそぉー!舐めるなよ糞親父ぃ!!!」バッ

 

 

     ~第7宇宙 ビルスの星~

 

 

スッ 風神「あれれ~?君もしかして~孫悟空~?」

 

ピクピク 悟空「あ……あぁ……オラ悟空だ……。おめぇ……怪我治せんのか……?」

 

風神「えっへん!これでも~風の~神様~だからね~。」

 

サクリファイス「風神さん、良いですから早く治してあげてください。」

 

風神「は~い。それでは~癒しの風を~送りましょ~。」スッ

 

ピクピク 悟空「な……なんだぁ……?うちわみてぇの出してよ……。」

 

雷神「風は、その風仙騎《ふうせんき》を使って風を生み出す事が出来るのだ……心を癒す風や体を癒す風さえもな。」

 

ピクピク 悟空「へ……へぇ……まるで芭蕉扇みてえだな……。」

 

サクリファイス「え……芭蕉扇?この宇宙にあったのですか?」

 

ピクピク 悟空「あ……あぁ……めえに亀仙人のじっちゃんが持ってた道具さ……今はもうどっか行っちまったけどな……。」

 

雷神「なるほど……この第7宇宙に落ちていたとは……。」

 

ビルス「なんだい?その芭蕉扇って奴は。美味しい食べ物の名前か?」

 

ウイス「違いますよビルス様、芭蕉扇とはそういう名前の道具です。一扇ぎで大風を起こし、二扇ぎで乱雲を呼び、三扇ぎで豪雨を降らせる団扇の事ですよ。それがどうかしたのですか?雷神さん。」

 

ブォォン…… 風神「それね~昔~私が~落とした奴~なんですよ~小さい頃に~。」

 

ピクピク 悟空「そ……そうなんかぁ……?オラてっきり……亀仙人の……じっちゃんのもんだと思ってたぞ……。」

 

雷神「その芭蕉扇を落とした時の風は、それはもう大暴れしたものです。私とサクリファイス様で止めるのが精一杯でした。」

 

サクリファイス「フフッ、今となっては良い思い出ですね。」

 

ブォォン…… 風神「まぁでも~今はもう~いらないけど~、この団扇が~あるからね~。っと……はい!おわり~ましたよ~。」コンッ

 

悟空「おっ……よっと!」スタッ

 

ポンポン 悟空「ははっ!すげえや!あの団扇で扇いでただけっつうのによ!サンキュー風神様ぁ!」

 

風神「いえいえ~、どういたしまして~。お役に立てて~光栄です~。」ペコッ

 

ビルス「なーんだ、食べ物じゃないならどうでもいいや。それでサクリファイス、もう帰るのか?」

 

サクリファイス「そうですね……そろそろ私の宇宙に戻らないと、皆さん心配しているでしょうし……。」

 

悟空「ん、もうけえっちまうんか?サクリファイス様。」

 

サクリファイス「ええ。元々こちらに来たのは、ビルスやウイスの顔を見に来ただけですから。」

 

ウイス「そうですか……例の件、頑張ってくださいね。」(^_-)パチッ

 

サクリファイス「!……はい。では皆さん、失礼致しました。帰りますよ?風神さん、雷神さん。」スタスタ

 

風神「は~い。」スタスタ

 

雷神「では失礼する。」ペコッ スタスタ

 

ビルス「おい待て、サクリファイス。」

 

サクリファイス「……はい?」チラッ

 

ビルス「第10宇宙のロッドの奴から聞いたんだが、全宇宙一武道会に出るお前の代表メンバーにも、サイヤ人がいるらしいな?」

 

悟空「あ、そういやぁそうだったなぁ。」

 

サクリファイス「……はい、それがどうかしましたか?」

 

ビルス「さっきのお前が悟空と闘ったとき……どっちが強かった……?」

 

悟空「……。」

 

雷神「ビルス殿、それはルール違反という物ではないか?他宇宙の情報を聞くなど。」

 

ビルス「いや、これは単なる僕の興味だよ。全宇宙一武道会は関係ないさ。」

 

雷神「なるほど……。」

 

ウイス「すみませんねぇ、ビルス様がワガママで。」

 

ビルス「うるさいな、お前は黙ってろ。」

 

風神「ぷか~ぷか~……。」

 

ビルス「どうなんだ?サクリファイス。」

 

サクリファイス「そうですね……ノーコメントと言いたいところですが……1つだけ。」

 

ビルス「ん……?」

 

サクリファイス「どっちもどっち……と言った所でしょうか……。」(^ー^)ニコッ

 

悟空「!!」

 

ビルス「そうか……解った、引き留めて悪かったな。」

 

サクリファイス「いえ、それでは失礼します。」スッ

 

雷神「では皆さん、また武道会でお会いしましょう。」

 

風神「バイバイ~孫悟空~。」ノシ

 

悟空「おう!治してくれてありがとなっ!サクリファイス様も戦ってくれてサンキュー!!」ノシ

 

サクリファイス「えぇ。」(^ー^) ス ゥ ゥ

 

 

    ド ヒ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ゥ ン

 

 

ウイス「……行ってしまわれましたね、ビルス様。」

 

ビルス「あぁ……次に会う時は、恐らく敵としてだな。ところでウイス、さっきサクリファイスに言ってた例の件とは、一体なんだ?」

 

ウイス「はて?私そんな事言いましたっけ?」

 

ビルス「言っただろ……まぁいい。悟空、さっきのサクリファイスの態度だが……お前どう思った?」

 

悟空「オラと、サクリファイス様の宇宙にいるっていうサイヤ人の事かぁ?」

 

ビルス「あぁ。サクリファイスが言っていた、どっちもどっちって奴だ。」

 

悟空「そうだなぁ……良く解んなかったけど、サクリファイス様んとこのサイヤ人の方が、多分つええんじゃねぇかな?」

 

ビルス「……何故そう思う?」

 

悟空「んー……解んねぇ、けどオラはそう思った。」

 

ビルス「そうか、僕もお前と同じ意見だ。奴の顔を見ていたらハッキリ解った、お前より恐らく強いとな。」

 

悟空「へへっ、やっぱビルス様もそう思ってたかー。」

 

ビルス「当たり前だ、アイツとは小さい頃からずっと一緒にいたんだからな……誤魔化そうものならすぐ解る。」

 

ウイス「ビルス様はそれだけ、サクリファイスにお熱ですからねぇ……。」ニヤニヤ

 

悟空「え!やっぱビルス様、サクリファイス様の事好きなんかぁ!?」

 

ビルス「ふ、ふざけるなっ!誰があんな糞大神官なぞ好きになるかっ!フン!///」スタスタ

 

悟空「でもビルス様、耳真っ赤になってっぞ?」

 

ピキッ ビルス「悟空っ!!貴様破壊されたいのかっ!?」

 

悟空「じょ、冗談だって冗談!!ビルス様こええ事言うなよー。」

 

ビルス「お前が訳の解らんことを言うからだろうがっ!」

 

ウイス「あっ、ビルス様!ブルマさんから地球の食べ物を預かっておりますがどうします?」

 

ビルス「今僕はお腹一杯だ、冷蔵庫に放り込んでおけ!気分が悪いから寝るぞ。」スタスタ

 

ウイス「承知いたしました。」

 

悟空「いやーオラに化けてたけど、サクリファイス様すんげえ強かったな!オラが界王拳使わなかったら、きっとやられちまってたぞぉ。」

 

ウイス「あの優しい外見とは裏腹に、彼女は大神官様ですからねぇ。ところで悟空さん、ブルマさんの件は宜しいのですか?」

 

悟空「いっけね!ブルマ怒らせたらビルス様よりこええかんなぁ!瞬間移動で行くっきゃねぇか……。」スッ

 

ウイス「今ベジータさんが、地球で修行しているみたいですね。その気を辿れば良いと思いますよ?」

 

悟空「そっか!えーとベジータの気ベジータの気……あった!!じゃあウイスさん、またなっ!!」 ビ ッ

 

ウイス「……ふぅ、悟空さんも何かと忙しそうですね。私はこの辺りの土を直しておきましょうか。」ス ッ

 

ビルス「……」スタスタ

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

ビルス「じゃあそろそろ、本当の目的を聞かせてくれるか?君がここに来た理由を……。」

 

サクリファイス「…………実は。」

 

ビルス「……何だ。」

 

サクリファイス「……いえ、やっぱり良いです。貴方にだけは、余計な心配をかけたくありませんし……。」

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

ビルス(サクリファイスがあの時言おうとしていた事……恐らく余程の事があるかも知れんな……。)スタスタ

 

 

      ~地球 カリンの塔~

 

 

ヤジロベー「さぁて、前の30㎝失敗だったからそこからいくでぇ。準備ええか!」

 

カリン「よ、よし!いつでもこぉぉい……!」

 

ヤジロベー「BGM、スタートだぎゃ。」カチッ

 

♪~♪~

 

カリン「こ、この音楽は……!みなぎってくるぞぉー!」ザッ

 

ヤジロベー「はい!はい!」

 

カリン「ぬぉぉぉ……ここが……ここがやはり辛いところじゃ……!」グググ

 

♪~♪~

 

カリン「ワシは負けん……負けんぞぉぉ!」グググ

 

ヤジロベー「はい!はい!」

 

♪~♪

 

カリン「ぬぅぅおおおお!!!」グググ

 

棒「もう……ダメ……。」カラン

 

カリン「あっ。」

 

ヤジロベー「あーあ、またやっちまったみてぇだぎゃ。」

 

カリン「い、今のは当たっとらんぞ!?棒が勝手に落ちたんじゃ!」

 

ヤジロベー「言い訳言って、良いわけないでしょぉ?」

 

カリン「んー……今のは30点じゃな。」

 

ヤジロベー「あちゃー良いとこ行ったと思ったけどにゃー……採点厳しいなぁー。」

 

♪~♪~

 

 

      ~地球 神様の宮殿~

 

 

スタスタ ポポ「神様、何見てる?」

 

デンデ「少し下界を見ていました。どうやら、今度開かれる全宇宙一武道会の出場メンバーを相談しているみたいで……。」

 

ポポ「そうか、ポポ楽しみ。前の大会見れなかった。」

 

デンデ「前に第6宇宙との武道大会を私は見ましたが、今回の全宇宙一武道会も観戦に行く予定です。特に地球の平和を脅かす存在も感じられませんから、ポポさんも是非一緒に行きましょう。」

 

ポポ「ポポ嬉しい、絶対行く。なら悟空とベジータ、また精神と時の部屋使うか?」

 

デンデ「どうでしょう……前はゴクウブラックと言う者が現れた時にベジータさんが使っていましたが……今回は全ての宇宙の強者達が相手ですからね。恐らく使われるとは思います。」

 

ポポ「わかった。ポポ、部屋の備蓄や掃除をしておく。神様は、ゆっくり休んで。」スタスタ

 

デンデ「いつもすみません、ポポさん。」

 

ポポ「これも仕事の内、お安いご用だ。」スタスタ

 

デンデ「ありがとうございます。」

 

 

       ~地球 亀ハウス~

 

 

亀仙人「ぶわぁくしょいっ!」

 

ウミガメ「仙人様、風邪ですか?」

 

亀仙人「いや、これは誰かがワシの事を男前と噂しちょるんじゃよ。はぁ~モテる男は辛いのぉ~。」

 

ウミガメ「良い年して何言ってるんですか。今じゃ仙人様の事を、カッコいいとか言う人いませんよ。」

 

亀仙人「バカもん!これでも昔は、武術の神と言われた武天老師じゃぞ!?まだワシの事を尊敬しとる人は、世界に何百万人とおるに決まっておる!!」

 

ウミガメ「少なくとも、私達の知り合いではいませんけどね。」

 

亀仙人「やかましい!ったく……口の減らん亀じゃの。ああ言えばこう言いよって!さっさとピチピチギャルが載っておる雑誌でも買いに行かんかっ!」

 

ウミガメ「はぁ……亀使いが荒いんですからホント。」ペタペタ

 

 

~地球 カプセルコーポレーション内部 重力室~

 

 

ベジータ「だぁっ!せりゃぁぁ!!」ババババ

 

ベジータ「はぁぁぁぁ!!!」ドヒュゥゥン

 

ベジータ「だぁぁっ!」バッ

 

ビ ッ 悟空「ん?」チラッ

 

バ キ ッ 悟空「うわぁぁ!」  ドサッ

 

ベジータ「なっ!?カカロット!!」

 

悟空「いちちち……ベジータぁ、いきなり何すんだよぉ……おーいてぇ……!」ヒリヒリ

 

ベジータ「知るかっ!貴様がいきなり瞬間移動で出てきたんだろうがっ!」

 

悟空「……それもそっか。瞬間移動はどこに出てくっか解んねぇのが欠点だなぁ……。」

 

ベジータ「それより貴様、ビルスの所に行っていたんじゃないのか?それに毎度の事だが、何故そんなに服がボロボロになっている……。」

 

悟空「あぁ。ビルス様のとこでよ、サクリファイス様って神様と手合わせしてもらったんだ!変な技使ってオラに変身したり、超サイヤ人ブルーでやっても全然歯が立たなくてさ!」

 

ベジータ「な、なんだとぉ!?何で貴様ばかり美味しいとこを持っていきやがるんだ!ふざけやがってぇ!!」ポーピィ

 

サッ 悟空「うわわっ!!ベジータ何すんだよ!危ねぇじゃねぇか!!」

 

ベジータ「えぇい黙れ!!今日と言う今日は絶対に許さん!!この俺もサクリファイスって野郎と闘わせやがれっ!!」ドヒュゥゥゥン 超サイヤ人ブルー化

 

悟空「ちょっ!ベジータ落ち着けって!!」

 

ベジータ「ファイナル・フラァァッシュ!!!」ズォビッ

 

 ズ ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン ……

 

 

ピッコロ「な、何だ!?今の音は!」バッ

 

悟飯「ひょっとして……ベジータさんが?」バッ

 

ブルマ「アイツぅぅ……!また重力室壊したんじゃないでしょうね!今度と言う今度は許さないんだからっ!」バッ

 

 

ビクッ ピラフ「な、何だ何だ地震かぁ!?」

 

シュウ「いやん怖いぃー!」ペタッ

 

マイ「地震怖いぃー!」ペタッ

 

ピラフ「……」

 

ピラフ「ええい!地震などに怯えるなっ!それに良い歳した奴等が、俺様にくっつくんじゃなぁぁぁぁい!!!」ブンブン

 

シュウ「いたた……ピラフ様ひどいですよ。可愛い部下が怯えて助けを求めているのに。」

 

マイ「そうですよぉ……。」

 

ピラフ「うるさーい!とにかく、すぐに机の下に隠れるのだっ!地震が来た時は机の下に入ると、相場は決まっているだろっ!!早く来いー!!」バッ

 

シュウ「一番怯えてるのはピラフ様じゃないですか……。」

 

マイ「はぁ……。」

 

 

  ~カプセルコーポレーション 重力室前~

 

 

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……

 

ブルマ「ちょ……ちょっと!?何なのよこれっ!!」

 

ピッコロ「ベジータの奴、また派手にやりやがったな……。」

 

悟飯「もうほとんど、建物の原型がありませんね……。」

 

ブルマ「ベジータ!!!出てきなさいよっ!!」スタスタ

 

ドサッ 悟空「いってぇ……!」

 

ブルマ「そ、孫くん!いつの間に帰ってきてたのよ!?」

 

悟空「ついさっきだよ……瞬間移動でベジータのとこに来たら、いきなりベジータが攻撃してきやがってさぁ……。」

 

ピッコロ「なるほど、悟空がベジータの修行を瞬間移動で邪魔して、ベジータがキレて攻撃したって訳か。」

 

悟飯「だ、大丈夫ですか!お父さん!」スッ

 

バッ ベジータ「カカロット!貴様だけはぁ!!」

 

ブルマ「ベジータっ!いい加減にしないと、ビルス様に言いつけるわよ!?」

 

ベジータ「……チィ!」 ドヒュゥン 超サイヤ人ブルー解除

 

悟空「た、助かったぁ~……。」

 

 

 ~カプセルコーポレーション エントランス~

 

 

ブルマ「全く、孫くんがビルス様の所でサクリファイス様って言うのと闘ったってだけで、何もあそこまでする必要ないでしょ!!」

 

ベジータ「す、すまん……。」

 

ピッコロ「サクリファイスと言うのは、確かビルス様より強いと言う大神官様だったか?」

 

悟空「おう!めちゃくちゃ強かったぞ!!オラが超サイヤ人ブルーの界王拳使って、やっと勝てたぐれえだからなっ!」

 

悟飯「えっ!?お父さん、大神官様に勝っちゃったんですか!?」

 

悟空「勝ったつってもよ、サクリファイス様が手抜いてオラに化けたんだよ。技とか声とかも全く同じでさ、その状態でもオラ全然歯が立たなかったんだぁ。」

 

ピッコロ「ふむ……そのサクリファイス様というお方は、不思議な技を使うんだな。」

 

ブルマ「それより孫くん!!ウイスさんにも伝言頼んだけど、アンタ全宇宙一武道会の件どうする気!?メンバーもう1人足りないの解ってんの!?」

 

悟空「んー……オラも考えてんだけどさぁ、めえに来たアラレでも良いかなって思ったんだけど、あいつロボットだから気が感じねぇし誘いたくてもできねぇんだよなぁ……。ベジータは誰入れるか決めてんかぁ?」

 

ベジータ「俺はブウを入れるつもりだが……ピッコロの奴は17号の野郎を入れるつもりらしい。」

 

悟空「17号?ピッコロ、何で17号なんだぁ?」

 

ピッコロ「奴は前に俺と闘った時に、まだ力を隠している気がしたんだ……まぁ、俺はあくまで提案だ。最後のメンバーは、参加するお前達で決めた方が良いだろう。」

 

悟飯「どうするんです?お父さん。」

 

悟空「悟飯、おめえの知り合いで誰かつええ奴いねぇんか?」

 

悟飯「僕ですか……?ビーデルさんぐらいしか思い付きませんよ……パンちゃんもまだ赤ちゃんですし。」

 

悟空「参ったなぁ……ブウか17号か……悩んじまうなぁ……。」

 

ブルマ「ふっふっふ……。」

 

悟飯「ブルマさん?」

 

ベジータ「なんだ、気味の悪い。」

 

ブルマ「こんな事もあろうかと、私の方でアンケートを取っておいたのよ!」

 

ピッコロ「アンケートだと?一体何のアンケートだ?」

 

ブルマ「勿論、全宇宙一武道会の最後のメンバーのアンケートに決まってるじゃない!」

 

ベジータ「な、なんだと!?」

 

悟飯「い、いつの間にそんなのを?」

 

ブルマ「フフフ、このブルマ様に不可能は無いのよ!これを見てくれる!?」バ ン ッ

 

【挿絵表示】

 

悟空「なんだこれ?きったねぇ字だなぁ。」

 

ブルマ「汚くて悪かったわね!!とにかく、これが最後のメンバーのアンケートよ!」

 

悟飯「なんだか懐かしい名前もありますね。それにしてもブルマさん、誰からアンケートを取ったんですか?」

 

ブルマ「それは企業秘密って奴よ。さあ皆、この中から選んでちょうだい!!」

 

ベジータ「おい、俺の意見が入っていないぞ!どうなってやがる!」

 

ブルマ「そんなの後よ後、アンケートが先に決まってるじゃない!」

 

ベジータ「チッ……!」

 

ピッコロ「誰を選ぶんだ、悟空。」

 

悟空「ん……?オラが決めていいんかぁ?」

 

悟飯「お願いします、やっぱりここはお父さんが決めていただかないと。」

 

ブルマ「その代わり、ちゃんと選びなさいよ!」

 

悟空「わかってるって!んー……よしっ!こいつだっ!」

 

 

ナレーター「ブルマが全宇宙一武道会の第7宇宙最後のメンバーのアンケートを取り、皆が悩みに悩んだ末、悟空はある人物に決めた。果たして、最後のメンバーは一体誰になるのだろうか?」

 

ナレーター「そして、第3宇宙のバーダックとラディッツの勝負の行方は……?」




少し遅くなっちゃいました……。
これで22話は終わりになります。
次回、まさかのアイツがやって来る!?
悟空が決めた最後のメンバーは一体誰になるのか?
ここまで見ていただき、ありがとうございましたっ!

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