ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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♪チャンチャチャーン チャーチャーチャチャーチャーチャチャーチャチャーン♪

ナレーター「第3宇宙では、破壊神ワンドの元で修行を終えたバーダック達が、全宇宙一武道会まで休息をとっていた。だが対を為す第10宇宙では、惑星エリサの王がベビーという者に裏切り行為を行われ、破壊神ロッドの元で修行をしていたブラック達は、今か今かと謎の計画を進めようとしていた……。」


ブラック「そうですね……そろそろもう1人の私が来る頃なのですが、遅いですね。」

レジック「何かあったのかもしれんな……様子を見てくるか?」

ブラック「別に問題ないでしょう……。今の王は、同じ神クラスの者でないと倒すことは無理ですからね……このまま待つことにしましょう。」


ナレーター「一方第7宇宙では、全宇宙一武道会へ向けて再び悟空とベジータ、そしてネコマジンZが破壊神ビルスの元で修行を開始していた……。」


ベジータ「だだだだだっ!だりゃぁぁ!!」バッ

悟空「くっ!どりゃぁぁ!」ガガッ


ナレーター「しかしこの様子を見ていたウイスは、大神官サクリファイスの宇宙の戦士達の中に、今の悟空とベジータ以上の強さを持っているサイヤ人がいると告げるのだった……。」


悟空「つまりオラ達と互角か、それ以上につええサイヤ人の奴が……サクリファイス様の宇宙にいるって事か……。」

ウイス「悟空さんの正解です。なので悟空さんやベジータさんがもし優勝を目指すのなら……今よりももっと強くならなければならないということですね。」

悟空「やっぱ宇宙にはまだオラ達の知らねぇつええ奴がいっぺえいんだなぁ……かぁー楽しみだぁ!!ベジータもそう思うだろ?」

ベジータ「フン、貴様と一緒にするな。俺はどんな奴が来ようと絶対に負けん……それだけだ。」


ナレーター「そして地球では、悟飯や未来のトランクス達も修行を始めるため、トランクスの用件でクリリンや天津飯達の所へ向かうのだった。」

♪チャチャチャン チャチャチャン♪


30話 準備は整った!?いざ全宇宙一武道会へ!!

    ~第6宇宙 シャンパの宮殿~

 

 

シャンパ「全宇宙一武道会まではあと3日か、アイツ等はどうする気なんだろなぁ。」

 

ヴァドス「そうですね。私達から教えた事はほぼマスターしましたし……あとは皆さん次第でしょうか。」

 

シャンパ「だな……まっ、どっちにしろAブロックを勝ち抜かねぇとビルスの所とは戦えねぇからよ、アイツ等には嫌でも勝ってもらわねぇとな!俺様の目的は打倒ビルスだ!!」

 

ヴァドス「彼等ならきっと大丈夫ですよ。それにフロストさんも、今では宇宙平和軍の事など忘れてずっと修行に打ち込んできましたし……皆さんも前の第7宇宙との闘いからは、比較にならないぐらい強くなられましたから。」

 

シャンパ「そうじゃないと困る。それに奴等が強くなれたのも、俺が稽古をつけてやったおかげだしなー!」

 

ヴァドス「本当にそうですか?……ほとんど私が指導していたとおもいますが。」

 

シャンパ「そうだったか?まぁちょっとはヴァドスも指導してたが、俺の指導の方が上手かったのは事実だろ!」

 

ヴァドス「……本当の本当にそうですか?シャンパ様は、私が皆さんの稽古をつけている時に、横槍や些事を投げていただけだった気がしますが。」

 

シャンパ「うっ……その辺も俺の指導してた時にちゃんと教えてやったからもんだいねぇよ。」

 

ヴァドス「……本当の本当の本当にそうでしょうか……?私が皆さんに聞いたお話だと、シャンパ様の指導の際はものの5分程度しかしておらず、皆さん各自で自主的にトレーニングしていたとお聞きましたが。そんな短時間で、シャンパ様の頭で彼等に充分に教えられるとは思いません。」

 

シャンパ「うぐ……ってそんな頭ってなんだそんな頭とは!俺をバカにしてんのかぁ!?ヴァドス!!」

 

ヴァドス「いいえ、私は真実を仰ったまでです。シャンパ様は破壊神……ですから先程のシャンパ様の頭の件は、私はシャンパ様の事を褒めていたのですよ?」

 

シャンパ「なーんだそういう事かぁ…納得……って!納得するわけないだろがぁ!!いくら俺様でもそのぐらい解るわぁっ!!」

 

ヴァドス「あら……気づいちゃいましたか。さすがはシャンパ様ですね。」(^_^)ニコッ

 

 

      ~シャンパの宮殿前平原~

 

 

ヒット「……」スゥー

 

ヒット(孫悟空……。)

 

 

ヒットは草が生い茂る地面に座禅を組み、目を閉じながらじっとその場で座っていた。その様子を見ていたボタモは、近くにいたキャベに声を掛ける。

 

 

ボタモ「なぁ……ヒットの奴はさっきから何やってんだ?原っぱのど真ん中に座り込んで目を瞑ってよ。」

 

キャベ「多分……気を集中させてるんだと思います。その証拠に、ヒットさんの気が徐々に膨れ上がっているのを感じませんか?」

 

ボタモ「んー……確かにな。けどあんなんして何になるんだ?試合の時にはあんな事できねーだろ?」

 

キャベ「確かにそうですけど……僕が思うに、これからの3日間ヒットさんはずっとあの状態だと思います。試合当日まではきっとあそこから動かないでしょう。」

 

ボタモ「マジかよ……あんなの俺ぜってー無理だわ、体動かす方が楽だしよ。」

 

マゲッタ「シュポシュポー……。」

 

キャベ「僕もこれから、もう少し自分の限界を極めようと思います。ボタモさんとマゲッタさんはどうするんですか?」

 

ボタモ「そうだな……一応シャンパ様の修行とかは終わったし、俺はこれから寝るわ。」

 

マゲッタ「シューポ、シュポシュポシュー。」

 

ボタモ「ふむ、なるほどな。」

 

キャベ「ボタモさん、マゲッタさんは何と?」

 

ボタモ「マゲッタはお前と修行したいってよ。とにかく強くなって全宇宙一武道会に挑みたいらしいぜ。」

 

マゲッタ「シュポシュポーシューポ!」

 

キャベ「そうでしたか……!解りました!じゃあマゲッタさん、ここではあれですから……あちらの広い所で手合わせをしましょう!」スタスタ

 

マゲッタ「シュポー!」ガキョン ガキョン

 

ボタモ「やれやれ……あれだけ修行したってのにまだやんのかよ。物好きな奴等だな……。」

 

ボタモ(……そういや、さっきからフロストの奴見掛けねぇな……どこいった?)

 

 

     ~シャンパの宮殿 通路~

 

 

フロスト「……」スタスタ

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

悟空「オラの宇宙で、おめえにそっくりな奴と闘ったことがあんだ!」

 

フロスト「……なるほど、そういう事でしたか。」

 

フロスト「ちなみに……そちらの私は、貴方に勝てたのですか?」

 

悟空「そりゃあ……聞かねえ方が良いだろ?」

 

フロスト「そうですか……私は違うと良いのですが……。」

 

悟空「オラもそれを期待する、行くぞっ!」バッ

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 

スタスタ フロスト(あの孫悟空さんが言っていた私にそっくりな人物……一体どのような方だったのでしょうか……。)

 

スタスタ フロスト「……。」

 

 

フロストは少し考え込んだ顔をしながら、シャンパの宮殿内を歩いていた。しばらく通路を歩いていると、フロストの目的地の大きな扉の前に着き、フロストはその扉の取っ手に手を掛け、ゆっくりと扉を開けた……。

 

 

     ギ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ

 

 

チラッ シャンパ「ん?なんだフロスト、何か用かよ?」

 

ヴァドス「如何されました?フロストさん。」

 

フロスト「ヴァドスさんに少し……調べて貰いたいことがありまして。」

 

ヴァドス「?……何をですか?」

 

フロスト「第7宇宙で私と対の存在にあった……フリーザという者の事を……全て教えていただけませんか?」

 

 

   ~第3宇宙 ワンドの宮殿前平原~

 

 

バーダック「はぁ……はぁ……ギネ……お前も結構やるようになったじゃねえか……!」

 

ギネ「はぁ……はぁ……伊達に修行は……してないからな……!」

 

バーダック「ハッ……だが今の俺は……まだ全然本気じゃねぇって事は……わかってんだろ?」

 

ギネ「まぁね……私はほとんど本気だったけどな……あの変身は使わないの……?」

 

バーダック「お前なんぞに使ってたまるか……ありゃあ俺のとっておきだ……。」

 

ギネ「そうかい……だとしたら……そのとっておきは武道会で使うのか……?」

 

バーダック「まぁ……使わざるを得ねえ奴が出てきたらな……。」スッ

 

ギネ「……でも私達はワンド様の元で物凄く修行したんだ。いくら全宇宙が相手だからって、バーダックや私を本気にさせる奴なんているとは思えないけどな。」スッ

 

バーダック「かもな……。」

 

ズ キ ッ バーダック「ぐっ……!?」

 

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

???「さて……余興は終わりだ。ここからはお遊びでは無く……この俺が主催する全宇宙へ向けての殺し合いだっ……!!!」

 

付き人1.2「全王様!!全王様っ!!しっかりしてください!!くそっ……一体どうなっているんだ!」

 

ダーブラ「ハッハッハッハッハ……!!!逆らう奴は皆殺しだぁ!!」バッ

 

エリフィア「サクリファイスはアタイがやるっ!!他の奴等は神共をぶち殺しちまいなぁ!!!」バッ

 

悟飯「そんな事……させないっ!!!はぁぁ!!」

 

 

ビルス「おい悟空っ!!深手を負っているサクリファイスを守れっ!!僕とウイスはこいつらを食い止めるっ!」

 

悟空「わ、わかった!」

 

ベジータ「チィ……!クソッタレがぁぁぁ!!」

 

 

ザマス「ふはははは……これだ……これだぁ!!これぞ我が神のご意志っ!!全ての神器が破壊された今、もう誰であろうと我が神を止めることは出来ぬっ!」

 

トランクス(未来)「まさかお前と組むことになるとはな……ブラック……!」

 

ブラック「それはお互い様ですよ……さっさとあのザマスを片付けましょう。」

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

バーダック「はぁ……はぁ……!」(予知か……だが今のは一体……!)

 

ギネ「大丈夫かバーダック!まさかいつもの予知か……?」

 

バーダック「そうらしい……もう収まったがな……。」スッ

 

ギネ「一体何が見えたんだ?もしかして武道会の事?」

 

バーダック「わからねえ……だが、見たことのねえ奴が宇宙の殺し合いがどうとか言ってやがった。予知の中にカカロットらしき姿も見えたがな……。」

 

ギネ「カカロットが……?それに宇宙の殺し合いって……どういう事だよ?」

 

バーダック「知らねえよ、俺が知りたいぐらいだ。どっちにしろこの全宇宙一武道会……只の武道会じゃ終わらねえって事は確かだな……。」

 

ギネ「……。」

 

ヌッ パラガス「あーう☆(^q^)」

 

バーダック・ギネ「うわぁぁ!!」バッ

 

パラガス「私が、パラガスルーされる筈がございません。何故なら私は、宇宙の中で一番環境が整った美しいパラガスなのだからなぁ……ふわぁーはははh」

 

ギネ「いきなり出てくんなっ!」ブンッ

 

バキッ パラガス「DOOR!?」

 

バーダック「邪魔だぁぁ!」ブンッ

 

バキッ パラガス「ファッ!?」

 

パラガス「美しいパラガスなどと……その気になっていた私の姿はお笑いでございました☆なんでこうなるんだぁ!」

 

ギネ「ったく……パラガスはホントに空気読めない奴だなっ!こっちは真剣な話してるってのに!」

 

パラガス「ゑ!?」

 

バーダック「やめとけ、コイツに構うだけ時間の無駄だ。パラガス……てめえはどっか行ってろ、目障りだ。」

 

パラガス「ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑっ!!!」

 

ワンド「……アンタ達何やってんの?」

 

パラガス「ワんん?ド様と、うにょりー!」

 

ブロリー「親父ぃ……ただいまです……。」

 

パラガス「お助けくださいっ!ブロリー王ぉ……!」( ;∀;)

 

ブロリー「嫌ァ!」( ><)

 

バキッ パラガス「DOOR!?」

 

スタスタ サフィア「お帰りなさいませワンド様。ブロリーさんとのお出掛けは如何でしたか?」

 

ワンド「それがね~ブロリーの奴さぁ~、私にあ~んな事やこ~んな事をやって来てぇ~////」

 

ブロリー「ゑゑっ!!」

 

サフィア「おやおや、それはそれは……どうやらお楽しみだったようですね。」

 

パラガス「うにょりー!お前一体……何をしたと言うんだ……!」

 

ブロリー「ち、違います……なぁんにもしてないYO☆」(汗)

 

パラガス「あぁそうかぁ……って、騙されるわきゃ無いだろブロリィ!!」

 

パラガス「必殺の、親父玉ぁぁぁぁううう☆(^q^)」ポーピィ

 

ブロリー「ぬぉぉぉぉぉっ!?」

 

チーン ブロリー「…。」

 

パラガス「全くエロリィ!お前は危機管理能力が無さすぎる……!」

 

ワンド「……何もそこまでする事ないでしょ。ブロリーはただ私の買い物に付き合ってもらっただけだし。」

 

パラガス「ゑっ!?じゃあさっきのは……。」

 

ワンド「あーそれね、私の服が似合ってるかを見て貰ってたのよ。ブロリーって何気にセンスあるのね……私にこれ着ろとかあれ着ろとか言ってきてさ~。」

 

パラガス「……。」

 

サフィア「パラガスさん……何かと勘違いしてらしたようですね?」

 

パラガス「そ、そのようだなぁ……。」(汗)

 

スッ ブロリー「親父ぃ……よく頑張ったが、とうとう終わりの時が来たようだな……。」ドヒュゥゥゥン

 

パラガス「お待ちください!明日まで!明日まで待てぇぇ!!」\ピロロロロ/

 

ブロリー「スローイング!親父ぃ……。」ブンッ

 

パラガス「ふぅぅぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁっはぁぁぁぁぁっはぁぁぁぁぁぁ…………。」キーーーン……

 

ギネ「……ブロリー達またやってるよ……。」

 

バーダック「ほっとけ……アイツ等見てたら予知が馬鹿馬鹿しくなってきやがった……。」

 

 

    ~第7宇宙 地球 町外れの荒野~

 

 

天津飯「そうか……つまりトランクスは、その全宇宙一武道会ってのに出場する為にこの時代へ来たのか。」

 

トランクス(未来)「はい。前に来た時は挨拶も出来ず……すみませんでした。」

 

天津飯「気にするな、お前も色々忙しかったんだろ。逆に俺達が謝る方だ、加勢に行けずすまなかったな……。」

 

餃子「ごめんトランクス……。」

 

トランクス(未来)「いえ!もう終わったことですから。それに、天津飯さん達の顔が見れて良かったです。」

 

天津飯「あぁ……セルの時以来だから、長い事会っていなかったもんな。」

 

悟飯「ついさっきクリリンさんの所にも行ってきたんですよ。他宇宙の試合の事を伝えたら、3日後の試合観戦の日はどうも予定が埋まってるようで……8日後の僕達の試合の時は見に来てくれるって言ってました!」

 

天津飯「なるほど……だが俺達も今は修行中の身だ。悪いが他宇宙の試合の観戦を楽しむほど暇じゃない。しかしお前達が試合に出る日は、何とか時間を取ることにしよう。」

 

悟飯「じゃあ!僕達の試合の日、見に来ていただけるんですか!?」

 

天津飯「そのつもりだ、お前達の闘いぶりを間近でじっくり見させて貰う事にする。な?餃子。」

 

餃子「うん!トランクスと悟飯が出る武道会、見るの楽しみ!」

 

トランクス(未来)「ありがとうございます!天津飯さん、餃子さん!」

 

悟飯「じゃあ8日後の朝、ブルマさんの家に集合でお願いします!」

 

天津飯「解った。お前達も試合までまだ時間があるんだ、たっぷり修行しておけ!」

 

悟飯「そのつもりです!ではまた!行こう、トランクスさん!」ドヒュゥゥゥン

 

トランクス(未来)「はい……!それではっ!」ドヒュゥゥゥン

 

天津飯「フッ、トランクスの奴……セルの時より比べ物にならない程強くなりやがったな……。」

 

餃子「でも悟飯の方は、何だかそんなに変わってなかった。」

 

天津飯「あ……あぁ。あいつは学者と言うのをやってるみたいだからな……。今はピッコロに1から鍛え直してもらってるようだが……。」

 

餃子「そうなんだ……。」

 

 

天津飯と餃子が話していたその時、天津飯達の足元に銃の弾丸が雨のように降り注いだ。天津飯達が撃ってきた方向へ視線をやると、見慣れた人が高所の岩場から姿を現した。

 

 

???「天津飯!!!何で前に修行してた場所から移ってんだ!探すのに苦労したじゃねえか!!」チャキン

 

天津飯「ら、ランチさん……またどうしてここに……?」

 

餃子「あわわわ……!」

 

ランチ(金髪)「どうしてって……テメエのスマホの電源切れちまってんだろ!だからこうしてわざわざ携帯充電器を持ってきてやったんだよ!!」バッ

 

 

ランチは高所の岩場からさっそうと飛び降り、華麗なフットワークで見事天津飯達の前で着地した。

 

 

天津飯「そ……そうだったんですか。どおりでボタンを押しても画面が点かなかったので……。」

 

ランチ(金髪)「ほらっ!さっさとスマホ貸しな!充電してやっから!」スッ

 

餃子「て……天さん……。」

 

天津飯「で……ではお願いします……。」スッ

 

 

天津飯が服のポケットから、前にランチに渡されたスマホを取りだして差し出すと、ランチは奪うように天津飯の手からスマホを受け取った。

 

 

ランチ(金髪)「たくっ……良いか?充電する時はだな、ここをこうやってやるんだ!解ったか!!」

 

餃子「すごい!画面が点いたよ天さん!」

 

天津飯「な、なるほど……。」

 

 

     ~カリン塔 神様の宮殿~

 

 

ピッコロ「……来たか。」

 

バッ 悟飯「すみませんピッコロさん、遅くなりましたっ!」

 

バッ トランクス(未来)「どうも。」

 

ピッコロ「デンデ達にはもう言ってある、準備は良いな?」

 

悟飯「はい!トランクスさんも大丈夫ですか?」

 

トランクス(未来)「ええ、大丈夫です。」

 

ピッコロ「よし……では行くぞ、精神と時の部屋に。」スタスタ

 

悟飯「あ、その前にピッコロさん。ビーデルさんに連絡しても良いですか?少し心配しちゃうかも知れないので……。」

 

ピッコロ「解った、では俺達は先に向かっているぞ。」

 

悟飯「すみません、これが終わったらすぐに僕も行きます。」ピッ ポッ パッ

 

ピッコロ「ではトランクス、悟飯が来るまで先に入っているか。」

 

トランクス(未来)「はい……でもピッコロさん、精神と時の部屋は確か……定員が2人までじゃなかったですか?」

 

ピッコロ「それなら大丈夫だ。お前がセルとの闘いから帰った後にデンデが少し改良を加えてな。今は無制限で何人でも入れるようになっている。」

 

トランクス(未来)「なるほど……さすが神様ですね。」

 

ピッコロ「あぁ、あいつはナメック星人の中でもかなり優秀だ。神としての資格も充分に備わっている……昔の神とは大違いだな。」

 

トランクス(未来)「そ、そうなんですか……。」

 

タッタッタ 悟飯「すみません、お待たせしました!もう大丈夫です!」

 

ピッコロ「そうか……ところでお前達は、3日後に開催する全宇宙一武道会の試合は見に行くのか?」

 

悟飯「お父さんやベジータさんは見に行くと思いますから……僕もその日は学会などは入っていないので見に行く予定です。トランクスさんはどうするんですか?」

 

トランクス(未来)「そうですね……俺も特に用事は無いですから見に行くと思います。他宇宙の人達がどんな感じなのかも気になりますし……。」

 

ピッコロ「なるほど……ではこの3日の間、お前達を徹底的に鍛えても良いと言う事だな。」

 

悟飯・トランクス(未来)「「お願いします!!」」

 

ピッコロ「解った。悟飯は知っているとは思うが……トランクス、俺の修行はかなりキツいぞ?」

 

トランクス(未来)「解っています……!」

 

悟飯「大丈夫ですよトランクスさん。こう見えてもピッコロさんはとっても気を使ってくれるんで。」

 

トランクス(未来)「そ、そうですか……。」

 

ピッコロ「余計な事を言うな悟飯!今回は全ての宇宙が相手の格闘試合だ……生半可な事はせんからそのつもりで修行に励めっ!とっとと行くぞ!」

 

悟飯・トランクス(未来)「「は、はい!!」」

 

 

そうして3人は、神様の宮殿内にある精神と時の部屋の扉を開き、3日後に開かれる全宇宙一武道会が始まるまでの間……ピッコロの指導による猛特訓が始まった。悟飯達からすれば、次に皆と会うのは3年後である……。

 

 

デンデ「ピッコロさん達行っちゃいましたね……。次に会えるのは3日後ですか……。」

 

ポポ「心配ない、ポポが時々部屋開けて様子を見に行く。武道会が始まる日も伝えにいく。」

 

デンデ「すみません、お手数をかけまして。」

 

ポポ「これもお仕事、神様は3日後どうする?」

 

デンデ「私は悟空さん達の出場する日まで行きません。見たいのは山々なのですが、あまり神様としてのお仕事もサボるわけにも行きませんし……。」

 

ポポ「解った、じゃあポポも行かない。ピッコロ達に3日経ったと伝えるだけ。」

 

デンデ「ポポさんは見に行くのであれば見に行っても良いですよ?私一人でも大丈夫ですし。」

 

ポポ「ポポは神様のお世話役、だから神様と一緒にいる。」

 

デンデ「そうですか……いつもありがとうございます、ポポさん。」

 

 

      ~ビルスの星 平原~

 

 

ネコマジンZ「ねこはめ……波ぁぁぁ!!」ズォビッ

 

 

ネコマジンの両手から青い光が一気に迸り、悟空目掛けて襲いかかる!悟空は右手を出して身構え、ねこはめ波を一気に弾こうと試みるが、思ったよりもねこはめ波の威力が重く中々弾くことが出来ない。悟空の右手とねこはめ波の衝突地点には黄色い稲妻が迸り、悟空の周りは衝撃波が吹き荒れる。

 

 

悟空「ぐぎぎぎ…!!!おもてぇぇ…!」ビリビリ

 

ネコマジンZ「おっ、俺のねこはめ波を防ぐとはやるな!」

 

バッ ベジータ「はぁぁぁっ!!」

 

 

だがその隙をベジータは見逃さなかった。悟空とネコマジンの衝突している時に、ベジータはねこはめ波を弾こうとしている悟空目掛けて、両手から連続の気功波を浴びせようとした。

 

 

ベジータ「くたばれカカロットォォォォ!!!」バババババ

 

悟空「ちょっ!?ベジータぁっ!そりゃ反則だろぉ!!」

 

ベジータ「バカが!修行に反則も糞もあるかっ!この状況を打破できん貴様が悪いのだっ!!!」バババババ

 

悟空「ちくしょー!こうなったら!」ドヒュゥゥゥン 超サイヤ人化

 

 

悟空は仕方なく一気に超サイヤ人へとなってネコマジンのねこはめ波を一瞬で弾き、ベジータの連続気功波を上空へ飛んでかわした。弾いたねこはめ波は、ビルスの宮殿の真横に落ち爆風と爆音が鳴り響き、悟空のいた地面はポッカリと穴が開いていた。

 

 

ネコマジンZ「ありゃ、弾かれた。」

 

ベジータ「なっ!!汚いぞカカロット!!超サイヤ人にはならん約束だろうがっ!!」

 

悟空「んな事言ったって……今のはさすがにヤバかったぞ?しかもさ、思ってたよりネコマジンのかめはめ波がめちゃくちゃ重たかったんだ。」

 

ベジータ「言い訳するなっ!貴様が超サイヤ人になるのなら俺も超サイヤ人になるからなっ!かぁぁ!!」ドヒュゥゥゥン 超サイヤ人化

 

ネコマジンZ「なんだ、もうなっていいのか?じゃあおれもなるぞ。」ドヒュゥゥゥン 超ネコマジン化

 

悟空「あちゃあ……結局皆なっちまったな……。超サイヤ人無しでやろうぜって言ったのによ。」

 

ベジータ「貴様が最初になったんだろうが。だったらここからは、超サイヤ人ブルーは無しというのはどうだ?これなら文句あるまい。」

 

悟空「おっ!そうしてみっか!そりならウイスさんが言ってた、力を抑える修行のうちに入ってるもんなぁ!!さっすがベジータだっ!」

 

ベジータ「フン、俺はお前らのようにバカではないからな。」

 

チラッ ネコマジンZ「ん……2人とも、ウイスって人が来たぞ。」

 

チラッ ベジータ・悟空「ん?」

 

 

ネコマジンが見た先に悟空達も注目すると、確かに宮殿の方から歩いて来たのはウイスだった。悟空達へと歩み寄って来ていたウイスだが、その顔は何やら不満げな様子。

 

 

ウイス「はぁ……力を抑える修行は失敗ですが、どうやらそのブルーにならないというのも、すぐに破られる事になると思いますよ?」

 

ベジータ「なに……?」

 

悟空「どういう事だよ?ウイスさん。」

 

ネコマジンZ「なんかあるのか?」

 

ウイス「先程、悟空さんがネコマジンZさんの攻撃を弾きましたが……どこに飛んでいったか覚えていますか?」

 

悟空「えっと……どこだっけ?」

 

ベジータ「ま、まさかっ……!」

 

 

ベジータはウイスの言葉に反応し、物凄く驚いた形相をする。それもそのはず、ベジータの見ている先はネコマジンZのねこはめ波が落ちた方角……ビルスの宮殿の真横だ。煙はこっちを見ろと言わんばかりに、もくもくと縦に伸びているのだ。

 

 

ネコマジンZ「ん……どこに落ちたんだ。」

 

ウイス「ビルス様の宮殿の真横ですよ。それも今ビルス様はお昼寝中……あとはお解りですね?」

 

悟空「も……もしかして……ビルス様起きちゃった……?」

 

ウイス「はい、確実に。もうそこまで来てますよ?」チラッ

 

 

ウイスが後ろを振り向き視線をやると、宮殿の方から何やら猛スピードでこちらへ向かってくる物体があった。それは間違いなくビルスだ……しかも物凄く怒り狂った顔をしてこちらへと近づいている。悟空達もそれを見ていち早く危険を察し、超サイヤ人ブルーへと変身する。

 

 

ビルス「またお前等かぁぁぁぁぁぁ!!!何度も何度も僕の昼寝の邪魔をしやがってぇぇぇ!!!今度と言う今度は許さんと言っただろうがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ドヒュゥゥゥン

 

悟空・ベジータ「いぃぃぃぃ!!??」ビクッ

 

ネコマジンZ「あらら。」

 

悟空「やっ、やべえっ!!!やっぱビルス様だぁっ!」

 

ベジータ「このバカロット!貴様のせいだっ!責任取って死んでこいっ!」

 

悟空「冗談じゃねぇよ!!今のオラでもあのビルス様に勝てる訳ねえじゃねえか!!」

 

ベジータ「どっちにしろ貴様が起こしたんだろうがっ!早く逝ってきやがれ!!」

 

悟空「しょ、しょうがねぇな……ベジータ!後頼んだっ!」バヒュン

 

ベジータ「なっ!!逃げるなカカロットォォ!!」バヒュン

 

ビルス「只でさえ武道会が近くてピリピリしているというのに、今の僕から逃げられると思ったら大間違いだぁぁぁぁ!!」バババババ

 

 

ビルスは悟空とベジータが逃げた森の中に、空中で飛行しながら連続のエネルギー弾を両手で撃ちまくる。木々は次々と薙ぎ倒され、その木を住みかにしていた鳥達が一斉に羽ばたいて行く。それもビルスはお構いなしに悟空達目掛けてエネルギー弾を撃ち続けた。

 

 

ズガァァァン 悟空・ベジータ「「ぎゃぁぁぁ!!」」

 

ウイス「では今から、機嫌の悪いビルス様から生きて逃げ切る修行をする事にしましょうか。」

 

ネコマジンZ「俺は別に逃げてないぞ。」

 

ウイス「あら、それは困りましたね。ではネコマジンZさんも悟空さん達と一緒に逃げてくれませんか?」

 

ネコマジンZ「おっ、解った!」バヒュン

 

ウイス「これで良し、と。あのビルス様の状態を見るに……また後で時間を戻した方が良さそうですねぇ……。」

 

 

  ~第10宇宙 惑星エリサ 王の間~

 

 

ザマスベビー「ぐっ……お、おのれぇ……!この体を持ってしても、貴様に指一本触れる事が出来んだとぉ……!!」

 

王「だから最初に言っただろ。今の俺は魂だけの存在だ……俺も貴様には触れる事は出来んが、お前等とは違い色々な事が出来る……こんな風にな。」スッ

 

 

王が床にうつ伏せになっているザマスベビーに左手をかざすと、ザマスベビーは突然体がバラバラになるほどの謎の痛みに襲われた。

 

 

ザマスベビー「うぐぁぁぁぁぁっ!!!」

 

王「貴様がこの俺に協力する気がないのなら、その肉体の中にある貴様のみを消滅させることも出来るのだぞ……。貴様もこんなところで死にたくはあるまい。」グググ

 

 

王はかざしていた左手に力を込め、もがいているザマスベビーに対し痛みを増幅させる。ザマスベビーは痛みに耐えきれず、頭を抱えて汗を流し更に苦しみ出した。

 

 

ザマスベビー「ぐぁぁぁっ!!がぁあっ!!」ガクガク

 

王「ベビー……何のためにこの星に悪人の魂を置いてあるか……その目的を忘れるな。」

 

ザマスベビー「わ……解った……!!もう裏切らん……!!頼む……助けてくれぇっ……!!!」ガクガク

 

 

ザマスベビーは、遂に王に命乞いをする。この四肢が千切れるような痛みから解放されたいという一心で、ベビーはザマスの体で乞う。その痙攣した猫のような体勢で命乞いをするベビーを見て、王は左手をそっと下ろした。その瞬間、さっきから感じていた痛みが消え、ザマスベビーは肩で息をするのもやっとでそのまま放心状態となった。

 

 

ザマスベビー「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……!」

 

王「今の言葉……肝に命じておけ。俺はチャンスは1度しかやらん……仏の顔も三度までとも言うが、俺は三度も許すほど優しくはない。」

 

ザマスベビー「がはぁ……はぁ……はぁ……。」

 

 

ザマスベビーは相変わらず、息を荒くしながらうつ伏せで倒れこんでいる……。王はその姿を見かね、倒れ込んでいるザマスベビーを見下しながら命令を出した。

 

 

王「さっさと起きろ……そして第10宇宙の破壊神ロッドの所へ向かえ、そして第一段階の計画を奴等と共に実行しろ。貴様のツフル化計画とやらはその後だ。」スッ

 

 

そう言って王は、部屋にある古ぼけて黒く霞んだ玉座にゆっくりと腰を下ろす。玉座に座り深呼吸をすると、床に這いつくばったザマスベビーを、まるで蛆虫を見るかのような目で見下ろした。

 

 

ザマスベビー「わ、解った……。」スッ

 

 

ザマスベビーはザマスの能力を使い、一瞬で第10宇宙の破壊神ロッドのいる星へとテレポートした。その光景を見ていた王は、玉座でゆっくりと目を閉じ眠りについたのだった。

 

 

王「ふぅ……あと少しだ。あの極封印のつるぎもあともう少しで目覚める……それまで俺は眠りにつくとしよう。そして目覚めた後は……あの全王を頂く事にするか……フフフ……フハハハハハハハッ!!!」

 

 

 ~第10宇宙 破壊神ロッドの宮殿前平原~

 

 

ダーブラ「むぅ……遅い。いくらなんでも遅すぎるのではないか?」

 

エリフィア「やっぱり、何かあっちであったんじゃないのかい?ブラック、瞬間移動で見てきなよ。」

 

ブラック「いえ、その必要はありません。もうこちらへ来ましたから。」

 

ビッ ザマスベビー「…」

 

デビル「遅かったじゃねえか、一体どこで道草食っていたんだ?」

 

ザマスベビー「すまなかったな……。少し王の奴とやりあったんだ……。」

 

デビル「王とやりあっただと?」

 

レジック「その顔の模様……お前ベビーか?」

 

ザマスベビー「フフ……この模様でやはり解るか。ちなみにこの模様は消すことも出来るんだがな。」

 

ダーブラ「そんなものはどうでもいい、計画ではその元の奴とお前が一緒に来る予定だったはずだ……何故お前が中に入り込んでいる。」

 

ブラック「どうやら貴方がザマスの中に入り込んでいるのを見ると……元のザマスの説得は、どうやら失敗したようですね。」

 

ザマスベビー「あぁ……だが俺様達の計画に狂いはない。この身体さえ使えれば元の奴は用済みだ。もっともこの外見は気に入らんがな……。」

 

エリフィア「贅沢言うんじゃないよ、元の奴もかなり美的センスがあるようだし……中々綺麗な顔してるじゃないか。」

 

ザマスベビー「ふん……俺様の目的はあくまで全宇宙をツフル化する事だ!ブラック!俺様は貴様の顔を見るだけで虫酸が走るんだよ……!」

 

ブラック「これは失礼……貴方の世界では確か孫悟空が生きているのでしたね。では少し予定は狂いましたが……早速計画を開始しましょうか……。」スッ

 

レジック「あぁ……俺はとっとと終わらせて武道会に出る。そして孫悟空と闘う。」スッ

 

デビル「まぁ孫悟空と闘うなどはどうでも良いが……こんなめんどい事はさっさと終わらせたいのには同感だ。」

 

エリフィア「じゃあ頼んだよベビー。しばらくはアンタが計画の主役だからね。」

 

ダーブラ「しくじるなよ?もしもの時は貴様の首をはねるからな。」スッ

 

ザマスベビー「こいつの体は不死身だぞ……それに俺様を舐めるな。神であろうと……この俺様の計画も止めることは出来ん……!」スッ

 

ブラック「では始めましょう……第1段階の計画、※第10宇宙ツフル化計画※を……。」ニヤッ

 

 

  ~第??宇宙 サクリファイスの宮殿~

 

 

雷神「ふむ……今日の修行はこれぐらいで良いだろう。」

 

???「はぁ……疲れたぁー!もう動けん!!!風神、風送ってちょ。」

 

風神「はいはーい。素敵な~風を~送りましょ~。」ブォォン

 

 

風神が大きなうちわ、風仙騎《ふうせんき》を両手で持ち大きくなびかせると、その者はすぐさま元気になって一気に立ち上がった。

 

 

???「あー、相変わらず風神の風効くわぁー。それって肩とかに効いたりする?」

 

風神「うーん~出来ないことは~無いと~思うけど~。」

 

???「そうか……じゃあ止めとくかな。風神はコントロールが無いから、下手すりゃ首に当たって折れるかもしれないからなぁ……。」

 

風神「ごめん~なさい~。」

 

雷神「おい、我が妹を道具代わりに使うな。風もそういうのはちゃんと断れ。」

 

風神「は~い。」

 

???「なぁ雷神、サクリファイスってまだあのつるぎに関する奴探してんのか?」

 

雷神「あぁ……まだ見つからぬようだ……。だが武道会の事は気にするな、と言っても……お前の出番はまだまだだかな。」

 

???「えー?俺も早く出たいんだけど。出番まだ?」

 

雷神「まだだ。というより、お前の出番など誰も期待していない。むしろお前の仲間のサイヤ人の方が期待されているだろうな。」

 

???「はぁ!?なんでやねん。ふざけんなハゲ!」

 

雷神「誰がハゲだ誰が!!貴様の方がハゲとるだろうが!」

 

???「なんやと?お前喧嘩売ってんのか!お?お?」

 

雷神「貴様が売ってるんだろうが……たかが人間の分際で……!!」グググ

 

風神「ふぅ……やれ~やれ~。」

 

 

  ~第??宇宙 全王の宮殿 全王の間~

 

 

全王「良いね、これで決まりなのね。」

 

付き人1.2「全王様……これは、トーナメント表ですか?」

 

【挿絵表示】

 

全王「うん!僕が考えたんだよ?凄くない?」

 

付き人1.2「さ、さすが全王様……ではこれを早速神ッターで流しましょう。」

 

全王「うん。お願いね?」

 

 

ナレーター「4大宇宙が全宇宙一武道会への準備を進める中、遂に全王の元でトーナメント表が作られた。そして全宇宙一武道会Aブロック初戦は第3宇宙対第6宇宙……悟空達の宇宙はBブロック初戦の対第10宇宙……。第10宇宙ではブラック達の第一段階の計画、第10宇宙ツフル化計画が開始されようとしている……!」

 

ナレーター「そしてバーダックの予知……第10宇宙の危険が迫る中、この全宇宙一武道会はどう動くのだろうか……!」




これで30話は終わりになります。
まだ謎がかなり残っている第10宇宙ですが、第一の計画が実行されます!!ロッド達の運命は如何に……!
そして次回からはやっと……やっと全宇宙一武道会開催です!!長かった……!!
ここまで見ていただき、ありがとうございました!

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