ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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♪チャンチャチャーン チャーチャーチャチャーチャーチャチャーチャチャーン♪

ナレーター「全宇宙一武道会第3回戦フロスト対ギネの闘いは、ギネが超サイヤ人ゴッドになり奮闘するも身体の傷や連戦の影響により維持が出来ずに、フロストへ敗北を許してしまう。」

ナレーター「しかしフロストはリングで横たわり気絶しているギネへ、あろうことかとどめを刺そうとした。しかしその攻撃はギネと同じ、第3宇宙のバーダックによって制止され事無きを得る。」


バーダック「ケッ……あくまで手が滑っちまったと言い張るんなら別に構わねえ、だが1つテメエに忠告しといてやる……。」

フリーザ「……なんです?」

バーダック「俺はコイツの事を何とも思っちゃいねぇが……実力の方は認めてんだ。それに仲間がやられて黙って見てる程愚かでもねぇ……。」

バーダック「もし俺と当たった時には、そん時ゃあ容赦ねえからな……。」ギロッ

バーダック「まぁどっちにしろ、気絶してるコイツに反則行為をやらかしたんだ……所詮テメエはここで終わりだな。」スタスタ


ナレーター「そしてフロストは反則行為を行ったことにより、全王直々にフロストを消すことになったが……フロストは神でしか知らない神の憲法というのを利用し、全王からの消滅を免れるのであった。」


付き人1.2「全王様……本当に宜しいのですか?」

全王「うん、これ以上試合を中断したくないから。悟空やサタンもどこかでこれを見てるかも知れないしね。」

付き人1.2「わ、解りました。」

全王「じゃあアキュリちゃん、実況頑張ってね。バイバイ。」ノシ

アキュリ「あ、はい……!わざわざご足労いただき感謝しますっ!!」ノシ

付き人1.2「バイチャ。」スッ


ナレーター「しかし第6宇宙の破壊神であるシャンパはその結果に納得がいかず、第6宇宙の恥さらしとしてフロストを消滅させようと試みる。だがシャンパの破壊行為は第3宇宙の選手であるブロリーの一声によって呼び止められ、ブロリーはシャンパの代わりにフロストと闘うことを宣言する。」


アキュリ『えっと……つまりブロリーさんは先程の試合判定を、フリーザ選手の勝利でギネ選手が敗退……ということにしたいのですか?』

ブロリー「はい……。」


ナレーター「実況者のアキュリは全王に許可を得ることに成功し、全宇宙一武道会第4回戦は、フロスト対ブロリーの対決となるのであった。」


ブロリー「フリーザ……ギネが許しても、私が許さぬぅっ!!」

フリーザ(何だか嫌な予感がするのは気のせいでしょうか……。)

♪チャチャチャン チャチャチャン♪


42話 フロストを打ち砕け!?ブロリーの超サイヤ人!!

  ~第??宇宙 全宇宙一武道会 会場~

 

アキュリ『それでは第4回戦!フリーザ選手対ブロリー選手!試合の方を始めてくだサーイ!!!』

 

 

ワーワー 観戦客「よっしゃあー待ってましたぁ!」

 

ワーワー 観戦客「待たされた分良い試合を見せてくれよなー!」

 

ワーワー 観戦客「あのブロリーって言う奴、一体どんな闘い方するんだろなぁ……。」

 

ワーワー 観戦客「フリーザって人もまだ本気を出してる感じがしないから、この闘いも物凄いことになりそうね!」

 

 

 

アキュリが声高らかに片手を挙げて試合開始を宣言すると、ブロリーの未知なる力やフロストの底力を期待する者達で観戦席は大いに盛り上がった。一方第6宇宙の破壊神であるシャンパは会場が盛り上がっているのとは裏腹に、少し不服な顔で試合の様子を眺めていた。

 

 

 

イライラ シャンパ「ぐぅぅ……。」

 

ヴァドス「シャンパ様、如何されました?」

 

イライラ シャンパ「如何されましたじゃねーよ……どいつもこいつも俺様の許可を取らずに好き勝手してよぉ!フロストの野郎は憲法を利用してメチャクチャにしやがるし、あのブロリーって奴も俺様に偉そうに言いやがるしぃ!!」

 

ヴァドス「別に構わないではありませんか。勝敗の件は全王さまも納得されましたし、最終的に我が第6宇宙が勝利すれば良いだけの事ですよ。」

 

イライラ シャンパ「まぁそうなんだがなぁ……とにかくフロストの野郎は、今度ばっかりは負けたら只じゃおかねぇ!」

 

 

ワンド「ブロリー!そんな奴ボッコボコにしちゃいなさーい!!」

 

バーダック「ギネの奴は連戦していたとはいえ、あの野郎にこっぴどくやられちまったんだ。ブロリーでもそう簡単に行くか解らねぇぜ……?」

 

ワンド「ブロリーにかかればあんな奴どうってことないわよ!それにバーダックも、私のブロリーの実力は嫌って程解ってる筈だけど?」

 

バーダック「ケッ……。」

 

パラガス「第6宇宙のフリーザ、死の恐怖を味わいながら……ブロリーに八つ裂きにされるが良い……!腐☆腐。」

 

 

 

皆がブロリーとフロストの試合を注目する中、サフィアとキベスは前の試合でフロストにやられたギネの治療に専念していた。キベスがギネに膝と手を添え、サフィアがその前に立ちながら天使の杖を振りかざす。天使の杖によりギネの傷と服は一瞬の内に癒えるが、まだギネは意識を取り戻していない様子だった。

 

 

 

サフィア「これで命に別状はないでしょう……キベスさん、お手伝い頂き感謝します。」

 

キベス「いえ、私はあくまで見学ですからこれぐらいの事しかお手伝いできませんし……それにしても傷が癒えたというのに、まだギネさんは目を覚まさないですね……。」

 

サフィア「恐らく第6宇宙のフリーザさんと闘った影響ですね……しばらくしたら気がつくと思いますので、今はそっとしておきましょう。」

 

キベス「わかりました……。」

 

 

ブロリー「うぉぉぉぉおおおお!!!!」ゴゴゴゴ

 

【挿絵表示】

 

 

 

ブロリーは瞬く間に気を解放して白いオーラを吹き出す。彼を中心に辺りは砂煙が吹き荒れ、フロストはブロリーの気に圧倒されて吹き飛ばされまいと足に力を込めてリングに踏ん張るが、その力以上にブロリーの気が激しくジリジリとその場から後退させられてしまう。

 

 

 

フリーザ「くっ……最終形態の私をここまで……。」

 

アキュリ『ブロリー選手!一気に力を高めていっておりマス!!ここからフリーザ選手へどんな攻撃を繰り出すのでショーカァァ!!!』

 

 

悟飯「な、何て凄い気だ……!」

 

ピッコロ「昔に闘ったブロリーとあの第3宇宙のブロリーは……全く比べ物にならんぞっ!」

 

悟空「へへっ、やっぱどこの宇宙でもブロリーはすげえなあ……!」

 

 

ブロリー「ぬぉぉあああ!!!」ブンッ

 

 

 

気を解放して一瞬の間が空いたと思った瞬間、ブロリーは両手へ緑色の気を凝縮させると凪ぎ払うかのように両腕をクロスさせ、フロストへ掌サイズの気弾を無数にばらまいた。気弾はリングすれすれを飛びながらフロストへ一斉に襲いかかり、それを見ていたフロストは気合いを入れて自身の周りにバリアを張り巡らせ、飛んできた全ての気弾を瞬時に消し飛ばす。

だがブロリーはその間にフロストの上空へジャンプして飛び上がると瞬く間に急降下し、リング上でバリアを張っているフロスト目掛けて一気に両足を振り下ろした。フロストはブロリーの気弾に気をとられてしまい、ブロリーがバリアに入った瞬間に気づいて間一髪で横へかわす。

 

 

 

フリーザ(なるほど、さっきの気弾は私の気を逸らせる為の囮ですか……。)

 

ブロリー「逃がさんっ!」バッ

 

ガシッ フリーザ「なっ!?」

 

 

 

ブロリーの攻撃をかわしたフロストだったが瞬時に手を伸ばしたブロリーに片足を掴まれてしまい、ブロリーはフロストを掴んだままコマのように一回転して勢い良くフロストを上空へ投げ飛ばした。

そしてブロリーはフロストに追撃を仕掛けるため、白いオーラを纏いながら一気に間合いを詰めていく。

 

 

 

アキュリ『ブロリー選手!フリーザ選手を一気に上空へ投げ飛ばしたぁぁー!!そしてそのままフリーザ選手を追いかけて攻撃を当てに行くぅ!!』

 

キーーン フリーザ「おのれっ!」バッ

 

 

 

フロストは上空で素早く受け身を取ると片手から青紫色の特大エネルギー弾を作り、向かってくるブロリーへ撃ち込んだ。しかしブロリーは怯むことなくそのエネルギー弾へ突進していき、ブロリーとエネルギー弾が触れた瞬間リング上空で大爆発が発生すると、会場全体が衝撃に包まれた。

 

 

 

ゴゴゴゴ アキュリ『ブ、ブロリー選手!!油断していたのかフリーザ選手が放った気弾へ真っ直ぐ突っ込んでしまいましたっ!これは手痛いダメージデース!』

 

 

ザワザワ 観戦客「おいおい何やってんだよ!!」

 

ザワザワ 観戦客「自分から攻撃くらいに行ってどうすんじゃー!」

 

ザワザワ 観戦客「やっぱりあの服装からして、あの人Mなんじゃないの?」

 

ザワザワ 観戦客「えー……やっぱりそうなのかなぁ。」

 

 

シャンパ「ナーハハハハッ!!完璧にフロストの野郎を甘く見てたなぁ!自分から突っ込んで行きやがったぜー!」

 

ヴァドス「私にはそういう風に見えませんでしたけど。」

 

シャンパ「どういう事だぁ?」

 

ヴァドス「恐らくブロリーさんは、あのフロストさんの攻撃を避けるまでもない……そう思ってわざと突っ込んで行ったんでしょう。」

 

シャンパ「な、なんだとぉ!?じゃああのブロリーって奴……!」

 

 

 

フリーザ「はっはっはっは!まさかそのまま突っ込んでくるとは思いませんでしたよっ!」

 

 

 

フロストが放ったエネルギー弾の衝撃でブロリーの居た場所が爆煙に包まれる中、フロストはブロリーの不甲斐なさに高笑いを上げていた。そして爆煙が徐々に晴れてくると、先程まで高笑いをしていたフロストの顔が一気に強張った。

 

 

 

フリーザ「な……なんだとっ!」

 

ゴゴゴゴ ブロリー「効かんなぁ……。」

 

 

 

爆煙の中から現れたブロリーはエネルギー弾をまともに受けたにも関わらず傷1つ付いておらず、腕組みをしてフロストを見つめながらニヤリと笑っていた。

 

 

 

アキュリ『ブロリー選手!フリーザ選手の攻撃を直撃したのに無傷デスッ!!そしてフリーザ選手に余裕の表情を見せつけていマース!!』

 

 

マキア「すごい……あんな攻撃受けて傷1つ無いなんて。」

 

ジャコ「やはりどこの宇宙でも、サイヤ人と言う種族は本当に恐ろしいな……。」

 

 

ワンド「良いわよブロリー!!その調子でケチョンケチョンのギッタンギッタンにしちゃいなさーい!!」

 

バーダック「少し落ち着いたらどうだ、ワンド様よ。」

 

パラガス「良いぞぉ良いぞぉ!!さすが私のブロリーでございます……。」\エー/

 

バーダック「……コイツは元からだな。」

 

 

フリーザ「ホッホッホ、まさかあれを喰らって無傷とは……これでもかなり力を込めて放ったんですがねぇ。」

 

ブロリー「フン、あの程度のパワーでこの俺を倒せると思っていたのか?」

 

フリーザ「いえいえ……ではお互いにウォーミングアップの方は終わりにして、そろそろ始めましょうか?」

 

ブロリー「フフフ、そう来なくちゃ面白くない……出川っ!」バッ

 

 

 

ブロリーは一瞬でフロストに近づいて右腕からのパンチを突き出す。しかしフロストはパンチをかわしつつ身体を回転させてブロリーの背後に回り込み、すかさずブロリーの背中に膝蹴りを入れた。ブロリーは衝撃で前に少し仰け反ってしまうがその反動を利用しフロストの腹へ後ろ蹴りを放つ。だが再びフロストにジャンプで避けられてしまい、フロストは蹴りを放ったブロリーの足を前のめりで掴むと、一気に真下のリングへとブロリーを投げ飛ばした。

ブロリーは投げ飛ばされている間に受け身を取りつつ身体を捻りながら両手を合わせ、上空にいるフロストに緑色の気功波を撃ち放つ。

 

 

 

フリーザ「フッ……そのままお返ししましょう。」スッ

 

 

 

フロストはブロリーの放った気功波が迫っているのに微動だにせず、両手を気功波にかざして念を込めるとブロリーが放った気功波はグニャリと曲がり、反対側へ向きを変えて一気にブロリーへと襲いかかった。

 

 

 

ブロリー「なにぃ……!?」

 

 

 

それを見たブロリーは再び身体を捻ってリングの方に向きを変え、身体が叩きつけられる前に両手を着けて瞬時にその場から離れた。離れたと同時にエネルギー波が先程まで居たブロリーの居た場所へ一直線へ落ち、リングに当たった瞬間に衝撃だけを残してエネルギー波は消滅した。ブロリーはすぐに立ち上がって上空でニヤリと笑っているフロストを見睨え、怒りを露にした形相で睨み付ける。

 

 

 

ブロリー「チィ……!」

 

フリーザ「フッフッフ……。」

 

アキュリ『ブロリー選手!先程まで優勢でしたがフリーザ選手の圧倒的パワーに手も足も出まセーン!!これは第3宇宙大ピンチの予感デス!!』

 

 

エレンド「おや?あのサイヤンは先程のミス.ギネと違い、ゴールデンのトランスフォーマはしないのかな?」

 

ペリド「……」ボー

 

エレンド「アハァン?どうしたんだいペリドちゃん、ボーッとしちゃって。」

 

ペリド「……あのブロリーって人、本当にカッコいいです。」

 

エレンド「んーそうかい?まぁさすがにミーにはウイン出来ないでしょ?」

 

ペリド「いや余裕でブロリーの方が勝ってますから。」

 

エレンド「えー……。」

 

 

ビルス「あのブロリーって言う奴も中々やるみたいだけど、さすがに今のフロストには勝てないみたいだね。」

 

ウイス「そのようですねぇ……彼も先程のギネさんのように変身できるのなら話は別ですが。」

 

悟空「ビルス様にウイスさん、勝負は始まったばっかりだぞ?まだまだ解んねぇって!」

 

 

ザワザワ 観戦客「あのフリーザやっぱすげえつええな……。」

 

ザワザワ 観戦客「それに対し、あのブロリーとやらはそこまで強くないみたいだぞ。」

 

ザワザワ 観戦客「ブロリーどうしたぁ!もっと頑張れよぉ!」

 

ザワザワ 観戦客「無様に負けないでよー!!」

 

 

 

フロストとブロリーの圧倒的な力の差に、見ていた観客達からは罵声が飛び交い始めた。初戦から激しいバトルを見てきていたせいか観客達の目が肥え始めているようだ。それを聞いていたフロストは、リングで自分を睨み付けているブロリーに1つの提案を出した。

 

 

 

フリーザ「ブロリーさん、どうやら今の貴方じゃ私の相手にはならないようですね……。貴方もサイヤ人なのであれば、先程私が闘っていたギネさんのように変身できるのでは無いですか?」

 

ブロリー「……はい。」

 

フリーザ「やはりそうでしたか……なら貴方もギネさんのように変身してください。それに貴方も最初に言ったではないですか……この私を血祭りにあげると。それともあれだけ大口を叩いておいて、まさか降参するおつもりですか?」

 

ブロリー「フッ、さすがにそれは無いです……。」

 

フリーザ「なら何故変身しないのでしょうか……私を舐めているんですか?」ギロッ

 

ブロリー「変身したくても出来なかったんですYO☆」

 

フリーザ「どういう意味です……?」

 

ブロリー「何故なら俺はスロォスタァタァァですからっ!」バッ

 

ブロリー「うぉぉぉぉあぁっ!!!」ドヒュゥゥン

 

 

 

ブロリーはさっきまでとは雰囲気がガラリと変わり、その場で身体から一気に白いオーラを吹き出しながら気合いを入れた。次第にブロリーの放っている白いオーラが黄金のオーラへと変わり、再び会場には砂煙と大きな地響きが発生する。

 

 

 

ゴゴゴゴ アキュリ『ブロリー選手!!フリーザ選手の言葉に応じるかのようリング上で気合いを込めていマス!一気に勝負をつける気なのでショーカ!?』

 

 

ゴゴゴゴ 観戦客「おぉ!反撃開始か!?」

 

ゴゴゴゴ 観戦客「こっから面白くなりそうだなっ!」

 

平和維持軍「くっ……サイヤ人と言う種族はここまで強かったのか!?」

 

平和維持軍「だがいくら強いとしても、破壊神様の元で修行をしたフロスト様に勝てる訳無いぜ!!」

 

シャンパ「なっ……まさかアイツも変身出来るのか!?」

 

ヴァドス「どうやら第3宇宙のサイヤ人の方は、恐らく皆さんが変身出来るようですね。」

 

シャンパ「ある意味卑怯じゃねぇかよそれ……。」

 

キャベ「やはり他宇宙のサイヤ人の皆さんは、変身すること自体が普通なのかな……。」

 

マゲッタ「シュポポー。」

 

チラッ ヒット「……。」

 

 

トランクス(未来)「やはりあのブロリーも伝説の超サイヤ人になれるんでしょうか……?」

 

ピッコロ「俺達の知っているブロリーとは桁違いに力を上げているんだ……逆になれない方がおかしいと考えるのが普通だな。」

 

ネコマジンZ「気になったんだけどさ、伝説の超サイヤ人って何が伝説なんだ?普通の超サイヤ人と何か違うのか?」

 

悟飯「さ、さぁ……そこまでは解りませんけど。」

 

ベジータ「伝説の超サイヤ人とは俺達の超サイヤ人とは違い、本来のサイヤ人の性質である残虐さや殺戮の衝動に歯車がかかり白目を向くなどの変化が起き、普通の超サイヤ人と外見がかなり違うのが特徴だ。特に奴の場合普段は大人しい分伝説の超サイヤ人になる事で、本来の性格が剥き出しになり更に狂暴になるがな。」

 

ネコマジンZ「ほうほう、良く解らん。」

 

ベジータ「チッ……もう貴様には何も言わん。」

 

悟空「最初は伝説の超サイヤ人がブロリーの奴とは思わなかったよなぁ……最初は怪しいとは思ってたけどよ。」

 

ウイス「なるほど……皆さんの話を聞いていたら、私もそのブロリーと言う方に興味が出てきました。私達の第7宇宙でも、ブルマさんに頼んでドラゴンボールで生き返らせてあげたら如何です?」

 

悟空「おっ、それ良いなー!ブロリーが生きけえったら面白そうだぞぉ!」

 

ベジータ「余計なことはするなっ!それにあんな野郎を生き返らせたら、地球がどうなるか解ったもんじゃないだろうが……!」

 

悟空「でぇじょうぶだって!オラ達の宇宙のブロリーは今闘ってるブロリーよりずっとよええし、オラ達なら軽くやっつけられんだろ?」

 

ベジータ「だが俺は、ブロリーを生き返らせるなど絶対にごめんだからな。」

 

ウイス「ベジータさんどうしたんでしょうねぇ…?」

 

悟空「んー……まあベジータがそこまで言うんならやめとくか。」

 

ビルス「おい、ベラベラ喋る暇があるんなら今は大会の方に集中しろ。お前等の為にここまで連れてきてやったんだからな。」

 

 

パラガス「ぉお……おぉ……!やめろブロリー!それ以上気を高めるなぁ!!などと、その気になっていた俺の姿は最高にお笑いだったZE☆」

 

パラガス「HAHAHAHAHAHA☆良いぞぉ!ブロリー!もっと気を高めろぉぉぉ!!」ピロロロロ

 

ワンド「アンタうるさいわねっ!良い所なんだから黙ってて!」

 

パラガス「俺はゴミのように罵倒された……。」

 

 

ブロリー「がぁっ!!!」ドヒュゥゥン

 

 

 

会場全体の揺れや砂煙が静かに収まると、ブロリーの気が先程とは比べ物になら無いほど膨れ上がっていた。そして遂にブロリーは悟空やベジータ達と同じ、黄金の光に包まれた通常の超サイヤ人へと変身した。

 

 

 

ゴゴゴゴ ブロリー「はぁぁ……。」

 

アキュリ『こ、これは!先程の試合でギネ選手が最初に使った変身と全く同じデス!一体どういう事でショーカァ!?』

 

フリーザ「超サイヤ人ですか……しかしギネさんと同じ超サイヤ人といえど、少し気の質が違うようですね。」

 

ブロリー「さすがフリーザと褒めてやりたい所だ……その通リーです。」

 

フリーザ「?」

 

 

ワンド「ようやく来たわねブロリーの超サイヤ人っ!!普通のブロリーもイケメンだけど、この時のブロリーはもっとイケメンなのよねぇ……///」デレデレ

 

バーダック「……やれやれ。」

 

サフィア「それにブロリーさんは超サイヤ人に変身すると、たまに通常の時より喋り方が少し変わりますね……何故なんでしょうか。」

 

パラガス「腐☆腐。それは俺と同じギャグキャラだからでございます……。」\エー/

 

サフィア「なるほど、そういうことでしたか。」

 

キベス「あの……全然説明になってないと思うんですけど。」

 

パラガス「シュワット!?」

 

 

ブロリー「じゃあフリーザ……とうとうお前をフルボッコにしてやる時が来たようだなぁ。」ドヒュゥゥン

 

フリーザ「では貴方の超サイヤ人の力とやら……見せて貰いましょうか?」

 

ブロリー「勝てると思うな、小僧!!」ダンッ

 

 

ナレーター「全宇宙一武道会第4試合、ブロリー対フロストの闘いはフロストの優勢となっていたが、ブロリーは黄金の超サイヤ人へと変身して再び立ち向かう。果たしてフロストとブロリーの勝負の行方は……!?」




これで42話は終わりになります。

やばい……投稿時間に間が空いたり文章が短くなってきてる!!そしてネタ切れ感も……早めにブロリーさんを伝説化させなくては。普通のブロリーの戦闘シーンを入れたいなどと、その気になっていた俺の姿はお笑いだったぜ。

次回はブロリーとフロストの闘い中編と言った感じでしょうか……次は頑張って書くぞぉ!!!

ここまで見ていただき、ありがとうございましたぁ!

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