ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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~OP~ ♪限界突破×サバイバー♪

♪チャンチャチャーン チャーチャーチャチャーチャーチャチャーチャチャーン♪


ナレーター「全宇宙一武道会第4試合、シルバーフリーザとなった第6宇宙のフロスト対、伝説の超サイヤ人となった第3宇宙のブロリーの闘いは予想以上に激しく、ブロリーは徐々に追い詰められていく。」


ゴゴゴゴ ブロリー「うぉぉぉぉ!!」

アキュリ『おっとぉブロリー選手!フリーザ選手に滅多打ちにされてリングに叩きつけられたにも関わらず、凄まじい闘志で再び立ち上がったぁー!!』

Sフリーザ「ほぅ……見た目通りタフさはあるようですが、それも時間の問題でしょうね。」


ナレーター「第6宇宙のフロストは、以前第7宇宙と第6宇宙の格闘試合の際と比べ物にならない程のパワーアップをしており、悟空達も驚くほどであった。」


悟空「フロストの奴も……すげぇパワーだ。」

ベジータ「バカなっ……俺達より力の劣っていた野郎が、こんな短期間で何故あれだけの力を……!」

ビルス「前の格闘試合で悟空やベジータに呆気なくやられたアイツがねぇ……まさかフリーザのように色が変わるとは思わなかったけど。」

ウイス「ふーむ……どうやら少し種がありそうですね。」


ナレーター「ウイスの予想通り、大会が始まる前にフロストは、第6宇宙のシャンパの付き人であるヴァドスに頼み込み、彼の対となる存在であるフリーザの姿をした、第10宇宙にいた惑星エリサの王から力を貰っていたのである。」


フロスト「フリーザさん……この赤い物は一体?」

フリーザ「これは※神の心臓※と呼ばれる物です……これを使えば、貴方も瞬時に私と同じような力を持つことが出来る筈ですよ。」


ナレーター「今や、悟空達が闘ったかつてのフリーザと同等の力を手に入れたフロスト。第3宇宙の選手達に、勝機はあるのであろうか……!」


ブロリー「犬が良いっ!!!」ブォォォン

バッ Sフリーザ「かかりましたね!」

ブロリー「ぬぅ!?」


♪チャチャチャン チャチャチャン♪


47話 冷徹なるフロスト!?ブロリー反撃の狼煙!!

   ~全宇宙一武道会 医務室 病床~

 

 

モニター『まだまだ続く全宇宙一武道会第4試合!第6宇宙のフリーザ選手が優勢なのは変わらず、第3宇宙のブロリー選手は攻勢に出マス!どうする、第3宇宙ぅ!』

 

ザワザワ 観戦客達「これ……第3宇宙負けるんじゃねーの……?」

 

ザワザワ 観戦客達「いやぁ……さすがに二人目で全員敗退は無いと思うけどなぁ……。」

 

 

ここは武道会場内にある医務室。人間サイズが優に1000人以上は入れるこの場所では、本来武道会へ出場した選手が利用する目的の所なのだが、念のために観戦客達が体調を崩したり怪我をした際にも利用することも出来る。試合状況を映した大型モニターも所々に設置されており、治療に関しては各宇宙から取り揃えた医者や最新型の精密機械等も完備され、正に全宇宙病院と言った特殊な所である。

 

今治療を受けながら観戦している者達は、以前観戦席にて第7宇宙のネコマジンZが色々と漏らした事により、運悪くその被害に遭ってしまった者達だ。その中には他宇宙から観戦に来ていた神様達やデートに来ていた者達もいるようで……。

 

 

ズキズキ エレンド「oh……まだ少し鼻がpainful……痛むYO。ペリドちゃん、ブリーズレフトをplease……。」

 

ジー ペリド「今ちょっと忙しいので、後にしていただけますでしょうか?」

 

ズキズキ エレンド「……ただ試合を映してるモニターをwatchingしているだけじゃないのぉ。……ところでペリドちゃんは、bodyはAre you all rightなの?」

 

ジー ペリド「そうですね……今のところは、一応天使なので回復も早いんです……。」

 

ズキズキ エレンド「I’m so jealous……ミーにも分けてくれない?」

 

ジー 「嫌です。」キッパリ

 

ズキズキ エレンド「oh!これまたhardなお言葉っ!」

 

 

終始モニターを凝視しているペリドの隣で、ベッドに横たわりながら必死に彼女へ話しかけるエレンドの後ろに、ベッドで横たわる銀河パトロール隊員の一人とその彼女が居た。

 

 

ジャコ「はむはむ……やっぱりマキアちゃんのお料理は最高に美味しいなぁ……///」

 

マキア「もうジャコさんったら……ただのおかゆなのに大袈裟だよー?」

 

ジャコ「いやいや!只のおかゆでも、マキアちゃんの心が籠ってるから美味しく感じるんですよっ!」

 

マキア「もう……煽てても何も出ないからね?」

 

ジャコ「そんなつもりはありませんよ!!」

 

マキア「えへへ……ありがと。」(^^)

 

ジャコ(はぁ……///この私をこんなに優しく看病してくれるなんて……わざわざ高いお金を払って武道会場に来た甲斐があったな……!)

 

マキア(はぁ……それにしても、こんなモニターで試合を観るより会場の方が迫力あるからそっちで観たいな……何の為にジャコさんと一緒に来たんだか解らないし……。)

 

 

銀河パトロールのジャコと彼女のマキアが相思相愛(?)でいる中、周りからは他の観戦客から二人に冷たい視線が注がれていた。

 

 

ピキピキ 観戦客(あの銀河パトロール隊員うるせぇな……死なねぇかな。)

 

ピキピキ 観戦客(リア充爆発しろ!!)

 

 

ある者は皆が居る医務室の中、試合に目も暮れずに頭を下に俯き、ただ一人他宇宙にいる者の名前を呟いていた……。

 

 

ボタモ「……ベビー様。」

 

 

      ~全宇宙一武道会 会場~

 

 

ブロリー「うぉぉぉぉぉぁぁぁ!!!」ブンッ

 

Sフリーザ「かかりましたねっ!」バッ

 

 

ブロリーがフロストへ向かって右腕からの豪腕パンチを繰り出すが、フロストは右手でそれを受け止めつつ自身の左手をブロリーの心臓辺りにかざした。その瞬間、ブロリーの体の周りに白い靄のような物が纏わりつき、次第に彼の体を覆い尽くしていった。

 

 

グググ ブロリー「ぐぅ!なんだこれはぁっ……!?」

 

Sフリーザ「フッフッフ……。」

 

アキュリ『これは一体どうしたのでショーカ!!ブロリー選手がフリーザ選手に攻撃を仕掛けた瞬間、突如ブロリー選手の周りに靄が漂い始めまシタァ!』

 

 

ザワザワ 観戦客「なんだあれ?ブロリーって奴の体から、何か変なのが出てきたぞ?」

 

ザワザワ 観戦客「何か大技でも出すのかな……?」

 

ザワザワ 観戦客「それだったらおかしいわよ、だってブロリーって人苦しそうにしてるもん。」

 

ザワザワ 観戦客「と言うことは、相手の技かなにかか?」

 

 

ベジータ「なんだあれは……。」

 

トランクス(未来)「さっきのギネと言うサイヤ人の方に使った、超能力とやらの一種でしょうか……。」

 

ピッコロ「わからん……だが前の格闘試合では、あんな技は使っていなかった……。」

 

悟飯「え……そうなんですか?」

 

ネコマジンZ「わたあめみたいでうまそうだけどな、俺もやられてみたいぞ。」

 

ビルス「奴が出したあの妙な技……少し厄介そうだな。」

 

ウイス「えぇ。フロストさんが出した白い靄……ただの身動き封じでは無さそうですね。」

 

悟空「ビルス様ぁ、ウイスさん、どういう事だぁ?ありってそんなにあぶねぇ技なんか?」

 

 

悟空達や観戦客が試合の様子を見てざわめく中、試合の方ではブロリーがフロストに攻撃を当てに行く体勢のまま、フロストの出した白い靄に動きを封じられてしまっていた。一方フロストはブロリーとの間に少し距離を置き、動けないブロリーを見つめて薄ら笑いを浮かべている。

 

 

グググ ブロリー「ぐぐっ……ぬぉぉぁぁ……!」

 

Sフリーザ「フッフッフ……流石の貴方でも動けませんか。無理もありません、貴方の体の内部の中心……つまり心臓部分から少しずつ※凍らせているのです※からねぇ。」ニヤッ

 

グググ ブロリー「なにぃ……!?」

 

 

ブロリーは今の体勢から一気に緑色のオーラを解放してフロストの技から抜け出そうと試みるが、先程とは違い思うように力を出すことが難しく、その場でプルプルと震えることしか出来なかった。その間にも少しずつ彼の体には白い靄が覆い被さり、遂にはブロリーの頭だけを残して全身を大きく覆い尽くし、霜に固められたブロリーがリング上に造られた。

 

 

グググ ブロリー「う……動けぬぅ……!」

 

 

その様子を見ていた第3宇宙の破壊神であるワンドは、痺れを切らしたのか動けないブロリーに向かって大声を張り上げる……その顔はまるで鬼のような表情であった。

 

 

イライラ ワンド「何やってんのブロリィ!!そんなものさっさと吹き飛ばしちゃいなさいよ!」

 

サフィア「ワンド様、それが出来れば彼はやっておりますよ。あのフリーザさんが出した技……一見すれば地味に見えますが、確実にブロリーさんの命を蝕んでいっております。」

 

ワンド「な、なんですって……!?」

 

ギネ「サフィアさん、どういう事ですか!?まさかあいつブロリーを殺そうとしてるんじゃ……!」

 

サフィア「解りません……ですがあの靄から発せられている殺気を考えると、その可能性は高いと思います。」

 

ギネ「そんな……じゃあ早く試合を中断させないとっ!」バッ

 

 

ギネがリング上空にある第3宇宙の待機所から飛び出そうとした瞬間、他の選手が彼女の腕を掴んでそれを制止した。ギネが振り返ると、バーダックが真剣な眼差しで彼女を見つめ腕を掴んでいた。

 

 

バーダック「まだブロリーの奴が死ぬと決まった訳じゃねぇだろうが……余計な事はすんな。」

 

ギネ「余計な事って……!ブロリーはもうボロボロだし、あんな状態で身動きも取れないんだぞ!このまま仲間が死ぬのを待てって言うのか!?」

 

バーダック「黙って見てろ……奴はあんなもんでくたばる玉じゃねぇ。この数日間の修行で、お前にも奴の事はそのぐらい解ってる筈だ。」

 

ギネ「でも……私はこれ以上、仲間が死ぬのをもう見たくないんだよ……。」グスッ

 

バーダック「……?」

 

 

ギネは顔を俯けながら目に涙を溜め、涙声でバーダックに言った。最初にバーダックは何故ギネが泣いているのか理解できなかったが、すぐに納得したかのような表情をしてギネの腕を離し、そのまま言葉を続けた。

 

 

バーダック「ならブロリーを信じてやるんだな……奴は※お前のいた世界の奴等※とは、格っつーもんが違うんだからよ。」

 

ギネ「…………解った、アイツを信じるよ。」ニコッ

 

バーダック「ケッ……解ったらとっとと席に座ってろ。」プイッ

 

 

ギネは目に溜めていた涙を腕で拭い、いつものニコッとした笑顔を取り戻してバーダックに向ける。それを見たバーダックは少し照れ臭そうにしながら、ギネから視線を逸らしてそっぽを向いた。

 

 

パラガス「遂に来た……あのブロリーも、あと数時間の命だ……。」

 

キベス「あの……一応自分の息子でしょう……?」

 

パラガス「かかかか勘違いするな……ブロリーみたいな頭悪い♪息子など必要はない!私にはギ↑ネ↓がいるのだからなぁ……うわぁ~はぁ~はぁ~・゜・(つД`)・゜・」

 

キベス「めちゃくちゃ泣いてるじゃないですか……。」

 

ワンド「ブロリー……負けんじゃないわよ……。」

 

 

ワンド達がブロリーを見守る中、第6宇宙の待機所ではシャンパ達もまた、その試合の様子を見ていた。いつも騒がしいシャンパにしては珍しく、じっと試合の展開を見つめている姿がそこにあった。

 

 

シャンパ「……。」

 

ヴァドス「おや?珍しいくらいに大人しいですね、シャンパ様。フロストさんはあの様子だと、相手の方を殺すつもりみたいですよ?」

 

シャンパ「……フロストの奴……何か変わったな。」

 

ヴァドス「そうですか?私は前の第7宇宙との試合から、何らお変わりないと思いますが。」

 

シャンパ「……だと良いけどよ……。」

 

ヴァドス「ふむ……。」チラッ

 

 

シャンパとヴァドスが試合に集中する中、キャベとマゲッタはフロストが再びルール違反を犯そうとする行為に、驚きを隠せなかった。

 

 

キャベ「フロストさんやめてください!これは全王様が主催する武道大会なんですよ!?いくら全王様に消されなかったからと言って、これ以上罪を重ねないでください!」

 

マゲッタ「シュポポー……。」

 

ヒット「……フロストの奴……。」

 

 

第6界王神「んー……どうやらあのブロリーと言う者はここまでのようですなぁ?第3宇宙の界王神よ。」

 

第6付き人「界王神様、あまり煽らないでくださいよ……。」

 

イライラ 第3界王神「むむむ……!!」

 

 

リングでは顔以外に霜が張り付いた状態で、未だに身動きが取れないブロリーがそこにいた。必死に気を高めて周りに付いた霞を振り払うブロリーに対し、フロストはゆっくりと歩き出しブロリーの前で立ち止まると、右手の人差し指と中指を立ててブロリーの左腕に突き出した。そして……

 

 

Sフリーザ「……ばんっ。」ビッ

 

ドスッ ブロリー「ぐぉァァっ!!」

 

ビクッ アキュリ『ヒィッ!?』

 

 

全員「!?」

 

 

フロストはあろうことか身動きが出来ないブロリーに対し、自身が放ったビーム状の気功波で彼の左腕を撃ち貫いたのだ。実況者のアキュリは驚きの余りズノー様の乗り物に身を隠してしまい、ブロリーの左腕からは貫かれた傷跡から生々しいほどの血が流れていた。その様子を見ていたフロストは嫌らしく笑みを溢しつつ、今度はブロリーの右腕に狙いを定めて指を差し出した。

 

 

Sフリーザ「……そっちも。」ビッ

 

ドスッ ブロリー「うぐぁっ!!」

 

 

ブロリーの右腕に再びビーム状の気功波を撃ち出すフロスト。腕が焼けるような痛みにブロリーは耐えるが、気功波は容赦無く彼の腕の肉を引きちぎり、中の骨をいとも簡単に貫通した。ブロリーの両腕に張り付いていた霜が腕から溢れる血の熱によって溶かされ、彼の両腕はブラリと脱力してしまったかのように垂れてしまった。

 

 

グググ ブロリー「お……おのれぇ……!」

 

Sフリーザ「フフフ……これでもう、ご自慢の両腕は使えませんね。」ニヤリ

 

ガクガク アキュリ『こ……これはひどい……フリーザ選手、動けないブロリー選手に容赦ない攻撃を浴びせマス……!とても人間のする事とは思えません……。』

 

 

アキュリが試合現状を伝える中、試合観戦に来ていた客達もまた、さっきまでの興奮とは裏腹に目に映る場面に静まり返っていた。

 

 

観戦客「おい……この大会殺しは無しだけど、ちょっとやりすぎじゃねぇのか……?」

 

観戦客「あ、あぁ……お前もそう思うか。」

 

観戦客「闘いは好きだけど、私あんな趣味はないわよ……。」

 

観戦客「お、恐ろしや……。」

 

 

平和維持軍「フロスト様が……あんな事をするなんて。」

 

平和維持軍「あの対戦相手の奴が極悪人なんだよ!きっと……。」

 

 

悟飯「あれじゃあ流石のブロリーも……。」

 

トランクス(未来)「はい、恐らく……。」

 

ピッコロ「勝ち目は無いだろうな……あの様子だと、奴が第3回戦で女サイヤ人を殺そうとしたように、ブロリーの奴も殺そうとするかもしれん。」

 

悟空「マジかぁ……それにしてもよ、何であのフロストはあそこまですんだろなぁ……。さっきもさっきでルール破ったちゅうのに、全ちゃんに消されなかったしさ。」

 

ベジータ「そんなことはどうでも良い……奴等の一族は元々ああいう連中の集まりだ……この全王が開催する、殺しは無しのルールがある武道大会に出すこと自体が間違いなんだ。」

 

ベジータ(クソッタレ……いくら俺達が本気を出せば敵ではないとは言え、あのブロリーをこうもあっさりと……!)

 

ネコマジンZ「んー……クリーザの奴はそうでもなかったけどなー。」

 

ウイス「……シャンパ様は止めないんですかねぇ。」

 

ビルス「止めても一緒だろ。流石のアイツもフロストの奴をこのまま生かすとは思えないし、この武道会が終わった後にでも破壊するんじゃない?僕らには関係ないね。」

 

ウイス「ふーむ……。」

 

ビルス「あーあ。あのブロリーとか言うサイヤ人も良い線行ってると思ったんだけど、僕の勘違いだったかな。」

 

 

   ~全宇宙一武道会 医務室 病床~

 

 

モニター『フリーザ選手の容赦ない攻撃に、ブロリー選手は大ピンチデス……!このままフリーザ選手が連勝になるのでショーカ……!?』

 

 

医務室ではベッドに横たわった観戦客や、椅子に座り飲み物を飲みながら観戦客達がモニターを凝視している。やはりここでもフロストの情け無用の攻撃に苦笑いをしている者、ブロリーを心配する者、不正ではないかと疑問を持つ者達がいた。しかし一部の観戦客はフロストの戦法に関心を持つ者や、さっきの闘いより興奮している者もいるようだ。

 

 

ザワザワ 観戦客「なるほどなぁ……あんな戦いがあるのか。」

 

ザワザワ 観戦客「あのフリーザって奴すげぇぜ!俺達を本当に飽きさせないよな!」

 

ザワザワ 観戦客「……お前ら頭大丈夫か?あの対戦相手の奴はともかく、あんなの続けてたら殺し無しの大会だからって、リングには耐えられなかった奴の死体だらけになっちまうだろうが!」

 

ザワザワ 観戦客「そうだよ(便乗)」

 

 

エレンド「んー……Mr.frostは、何故あんなにも平気でルール違反をDoするんだろうねぇ……。」

 

イライラ ペリド「興味ありません、むしろどうでも良いです……。」

 

エレンド「ぺ、ペリドちゃん……どうしてそんなにangryの顔をしてるんだい?」

 

イライラ ペリド「怒ったような顔ではありません、怒ってる顔をしてるんです。ブロリー様にあんな事を……ああいう事をするのは私の役目なのに……。」

 

エレンド「え?そこ?」

 

 

ジャコ「あのブロリーと言う奴の体温が異常に低下している……あの霜の影響もあるだろうが、恐らく体内に何かされたな。」

 

マキア「あのブロリーって人……勝てるかな……。」

 

ジャコ「何か手立てが無い限り、難しいでしょうね。何かのきっかけでパワーアップ等するならば、逆転は十分考えられるのだが……。」

 

マキア「……。」

 

 

皆が中継モニターに注目する中、黄色の肌に赤色のベストシャツを着た者が医務室の出口からロビーに出て、会場の方へゆっくりと歩き出していった。体をフラフラと揺らしながら、まるで何かに取り憑かれたかのように……。

 

 

フラフラ ボタモ「……ベビー様……。」

 

 

     ~全宇宙一武道会 会場~

 

 

ブロリー「ぐが……ぐぐ……。」

 

Sフリーザ「痛いですかぁ?苦しいですかぁ?痛みも相まって体内も凍りついてろくに動けず……さぞかし死にたくなるような思いでしょう?私からの慈悲も兼ねて、そろそろ楽にしてあげましょうか……?」

 

 

遂に両腕と両足を撃ち抜かれリングに大きくうつ伏せに倒れるブロリーに対し、フロストはブロリーの頭を片足でジリジリと踏みつけ、彼の背中に向けて左手を軽く添えた。

 

 

Sフリーザ「実に惜しいですよ……我が平和維持軍も貴方のような方がいれば、楽に惑星を制圧できるのに……とても残念です。まぁこの場合、貴方のように野蛮な猿は他宇宙と言えど、我が宇宙平和軍も驚異に感じるかもしれませんから、ここで殺すことにしましょうかね……。」

 

ギリギリ ブロリー「このっ……虫けらがぁ……!」

 

 

ブロリーは痛みと凍えに耐えつつ、自身の気を解放してフロストを吹き飛ばそうと試みるが、体が思うように言うことを聞かずどうする事も出来なかった。

 

 

アキュリ『フ、フリーザ選手……!?まさか……ブロリー選手を殺すつもりではないですよね……?』

 

Sフリーザ「さぁ……どうでしょうね?私としてはどちらでも構わないのですが、貴女達がカウントを取らないと……うっかり手が滑ってしまうかも知れませんよ?」ニヤリ

 

アキュリ『れ……レフェリーさん!は、早くカウントをお願いしマス!!』バッ

 

 

アキュリはすぐさま左耳のマイクでレフェリーを呼んだ。その声に応えるかのように、レフェリーは瞬時にリングへ姿を現して選手の近くへ駆け寄り、すぐにカウントを取る体勢に入った。

 

 

レフェリー「ワン!」タンッ

 

レフェリー「ツゥー!」タンッ

 

レフェリー「スリー!」タンッ

 

 

ブロリーが動けない状態のまま、レフェリーがリングを叩いてカウントを数える声が会場に響き渡り、観戦客達は息を呑み選手達を見守る。しかし第3宇宙では我慢の限界に達したのか、ワンド達が大声を張り上げてブロリーに声援を送り出した。

 

 

ワンド「ブロリィ!そんな奴に負けたら許さないわよぉ!!」

 

サフィア「貴方の力、まだまだそんなものでは無い筈ですよ。」

 

キベス「ブロリーさん!頑張ってー!!」

 

ギネ「私の分も頑張るんだろブロリー!気をしっかり持てぇ!」

 

バーダック「……。」

 

 

悟空「ひゃー……あっちの宇宙じゃ、ブロリーは人気者みてぇだなぁ……。」

 

ベジータ「フン……考えたくもないな。」

 

悟飯「でもあのブロリーは、僕達が闘ったブロリーほど悪い人では無い感じがしますね……。」

 

トランクス(未来)「これも宇宙が違う影響なんでしょうか……。」

 

ピッコロ「さぁな……そこまでは俺達にも解らん。」

 

ネコマジンZ「どうせ今からパワーアップするフラグだろ?良くある展開だな。」

 

ビルス「いくらワンドのとこが応援したからと言って、両腕両足を潰されてるんだ……流石にもうフロストの相手は無理だろ。」

 

ウイス「それはどうでしょう……孫悟空さんやベジータさんもそうですが、どんな強敵に追い詰められてもそれ以上に力を上げて逆転に次ぐ逆転を見せる……云わばサイヤ人ですからね。ひょっとしたらひょっとするかも知れませんよ?」

 

ビルス「どうだかね……。」

 

 

シャンパ「フロストの対戦相手も、あそこまでやられたらもうどうしようもねぇだろうな……。俺様に大口叩いといてあのザマとはよ。」

 

ヴァドス「ですがあのブロリーさんは、まだ諦めてはいないようです。」

 

シャンパ「へっ……ぬか喜びさせやがって。」ボソッ

 

 

マゲッタ「シュポー。」

 

キャベ「あのサイヤ人の方には少し期待していたんですが……フロストさんの方が一枚上手だったみたいですね。」

 

キャベ(ですが、あのフロストさんのやり方にはあまり賛同できませんが……。)

 

ヒット「……。」

 

 

第7宇宙や第6宇宙も試合結果を待つ中、第3宇宙から一際大きい声でブロリーを応援する者がいた。

 

 

パラガス「ブロリィィィ!もっと気を高めろぉぉ!私の息子☆なら、フリーザに勝てる筈です!!」

 

 

チラッ Sフリーザ「……。」

 

ググググ ブロリー(親父ぃ……!皆……。)

 

レフェリー「フォー!」タンッ

 

レフェリー「ファイブ!」タンッ

 

アキュリ『レフェリーさんがカウントを取って行く中、ブロリー選手の宇宙から彼を応援する声援が飛び交いマス!ブロリー選手もそれに応えたいところですが、手足を撃ち抜かれて体が思うように動かないのか、リングにうつ伏せのままで動くことすら出来ない状態デス!!このまま第3宇宙は万事休すかー!?』

 

 

実況者のアキュリがズノー様の乗り物に乗りながら実況する間にも、無情にレフェリーがブロリーのカウントを数える現状が続く。一方フロストは第3宇宙の待機所にいるパラガスを見つめながらニヤリと笑い、彼の頭を踏みつけた状態のままブロリーに語りかけた。

 

 

ニヤッ Sフリーザ「ほう……あれが貴方の父上ですか。しかしブロリーさん、貴方もつくづく運の無い人ですねぇ……そちらの破壊神様のお名前は……確かワンド様でしたか?頑張って破壊神様の所で修行して強くなったにも関わらず、私の前にこうやって無様に這いつくばっている……。」

 

ググググ ブロリー「グッ……。」

 

Sフリーザ「こんな姿を見て貴方のご両親はさぞ悲しいでしょう……まぁ別に貴方が気に病むことはありません。一番悪いのは、貴方のような猿を生んだ父上や母上なのです。」

 

Sフリーザ「貴方のような無謀な息子を産んだご両親は、とんだ※クズ※でしょうからねぇ……?」

 

ピクッ ブロリー「!……」

 

 

………………………………………………………………………………………

 

   ~辺境の惑星の病院 病室026号室~

  ~ギネとバーダック達に出会う 数日前~

 

 

パラガス「……」

 

ブロリー「……」

 

 

その病室は白で統一された清楚な部屋で余計なものは置いていない部屋だ。中央のベッドには長い黒髪の綺麗な女性が、口に酸素を供給するマスクや色々な点滴の管を着けて寝ており、部屋には彼女の心拍数を伝えるピッ……ピッ……と言う音が虚しくこだましている。

 

パラガスとブロリーの二人はそんな彼女を虚ろな目で静かに見つめ、顔をうつ向けたまま何も語ろうとはしなかった。そんな静寂の中、真っ先に言葉を発したのはパラガスであった。

 

 

パラガス「ブロリー……お前の母はウイルス性の心臓病と言うずっと治らない病気らしい。医者によると、今はもう薬で延命処置をしているにしか過ぎない状態だ。」

 

ブロリー「……知ってる。」

 

パラガス「……そうか。私はこれからフリーザが昔医療軍事施設で使っていた惑星に行く……そこならば彼女を治す薬があるかもしれん。……お前はどうする?ブロリー。」

 

ブロリー「……俺も行く、ここにいても何も出来ない……。」

 

パラガス「解った……では私はすぐに準備をしに出掛ける、お前は少しだけでもここにいてくれ。」

 

ブロリー「……はい。」

 

 

パラガスはブロリーにそう告げて、彼女に気を使って足音を出来るだけ立てずに病室から出ていった。ブロリーはベッドのすぐ隣にあった丸形の椅子を取りだし、母親の顔が良く見える位置に置いてゆっくりと腰掛けた。

 

 

ブロリー「……お袋……。」スッ

 

 

ブロリーはベッドで静かに寝ている母親の片手をギュッと握り、悲しそうな目で見つめる。するとブロリーの手に少しの違和感が生じ、彼はすぐにその違和感の正体を突き止めた。今まで意識を保っていなかったブロリーの母親が、僅かな力ながら彼の手をギュッと握り返したのだ。すぐにブロリーは我に帰り、母親に切羽詰まった様子で語りかける。

 

 

ブロリー「お袋っ!?お袋っ!!気づいたのか!?」

 

母「……」チラッ

 

 

ブロリーの母親は仰向けの状態のまま目だけを動かしてブロリーを見つめ、酸素マスクを着けたままゆっくりと口を開いた。

 

 

母「ブロリー……なのかい……?」

 

ブロリー「お袋!あぁ俺だ……やっと気がついたのか……!」

 

母「そうかい……しばらく見ない内に……大きくなったねぇ……。」

 

ブロリー「当たり前だお袋……もう何十年も寝たきりだったんだぞ……。」

 

母「あぁ……どおりで大きくなったと思った……。ごめんねぇブロリィ……私があの時お父さんと……一緒にいてあげられなくて……。」

 

ブロリー「何言ってんだよお袋……お袋はあの時、親父と一緒にベジータ王の所まで行って殺されかけたんだろ?親父もそうだったが……お袋は命からがら逃げ出したって親父から聞いたけど……。」

 

母「そうだったね……あの時は必死だったから……良く覚えてないよ……。結局のところ……ポッドに乗り込んで意識を失って……そのままだったからね……。」

 

ブロリー「でもこうやって生きてるだけで……良かった……本当に……。」グスッ

 

 

ブロリーは母親と言葉を交わしているうちに、無意識の内に自然と涙が溢れた。その様子を見ていた母親はゆっくりとブロリーの顔に手を添え、彼の涙を拭った。

 

 

母「全く……男の子が泣くんじゃないよ……アンタが泣いたら、お父さんが悲sっ!ゴホゴホッ!!」

 

ブロリー「お袋!?どうした!お袋っ!?」

 

 

突然ブロリーの母親が咳き込み容態が変わった。酸素マスクには咳き込んだ影響で血が飛び散っており、心拍数を計る機械の音も間隔が狭まる音がした。その音を聞いたのか、病室のドアから担当の医師やナース達が血相を変えて入ってきた。

 

 

バッ 医師「容態が急変している……もう点滴では限界かっ!すぐに手術の準備を!!」

 

バッ ナース達「はいっ!!」

 

母「ゴホッゴホッ!ブ……ロリー……。」スッ

 

ブロリー「お袋っ……!」スッ

 

 

母親がブロリーに向かって手を差し伸べ、ブロリーもそれに反応し手を差し伸べる。しかし医師達がそれを振り切るかのように彼女のベッドを移動させ、そのままブロリーの前を横切った。

 

 

医師「まずいっ……既に吐血している!急いで運ぶんだっ!」タッタッタ

 

ナース達「はいっ!」タッタッタ

 

ブロリー「……お袋……。」

 

 

一瞬の出来事にブロリーはそのまま唖然と立ち尽くし、母親の苦しそうな表情しか見ることが出来なかった。そのまま何分過ぎたのだろうか、しばらくして準備を終えてきたパラガスが病室の扉を開けて入ってきた。すぐに彼女がいない事に気づいたパラガスは、その場で立ち尽くしていたブロリーに声を掛けた。

 

 

パラガス「ブロリー……彼女の容態が変わったのか?」

 

ブロリー「……あぁ……意識も少しだけ取り戻していたよ。」

 

パラガス「……そうか。余り時間がない……医者が治すことが出来ないのなら私達で何とかするしかないだろう……ブロリー……すぐにでも出発するぞ。」

 

ブロリー「親父ぃ……もしその場所に特効薬がなかったら……どうするんだ?もしお袋が死んだら……俺はどうすればいいんだ?」

 

パラガス「……」

 

 

パラガスはブロリーの顔をじっと見てしばらく黙りこむと、真剣な眼差しでブロリーに語り掛けた。

 

 

パラガス「そんな事を考える暇があるのならば、すぐにでも私は行動に出るだろうな……。お前の母は死なん、死なせるものかっ……!!」

 

ブロリー「親父ぃ……。」

 

 

パラガスは眉間にシワを寄せて両手で握りこぶしを作り、力を入れてプルプルと震わせていた。パラガスの様子を見ていたブロリーは何かを悟ったのか、彼は自分自身に出来ることを思いだし、悩むのをやめてサッと立ち上がった。

 

 

パラガス「行くぞブロリー!まだ希望を捨てるには早い!私達の手で、母を病気から救い上げるのです!」

 

ブロリー「おおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」バッ

 

 

そして後にパラガス親子はギネとバーダックに会う……母の病を治すことを胸に秘め……。

 

………………………………………………………………………………………

 

 

フロストはそのまま床に倒れているブロリーに視線を移し、彼に添えていた左手へ紫色の気を溜めて止めを刺そうと構えた。

 

 

Sフリーザ「いくら大会とは言え、この私に他宇宙のサイヤ人風情が楯突く事自体が愚かな行為……そしてここで私が貴方を殺しても、私には何の影響もない……。」スッ

 

バッ Sフリーザ「貴方にはお悔やみ申し上げますよぉっ!!」

 

 

そしてフロストはブロリーに向け、彼の心臓目掛けて一気に左手を振り下ろした。余りの早さに実況者のアキュリ達や観戦者達は反応が遅れてしまい、彼の行為を制止する事が出来なかった。

 

 

バッ アキュリ『!? フリーザさん!!』

 

バッ レフェリー「ひぃぃっ!!」

 

Sフリーザ「猿は死ねぇぇ!」

 

 

ザワザワ 観戦客「おっおい!」

 

ザワザワ 観戦客「アイツ殺そうとしてないかっ!?」

 

ザワザワ 観戦客「えぇぇぇ!!」

 

ザワザワ 観戦客「よ、避けろブロリーって奴!!」

 

 

バッ ピッコロ「あの野郎っ!!またやりやがった!」

 

バッ ベジータ「チッ……!」

 

バッ 悟空「……。」

 

 

バッ バーダック「このクズ野郎がっ!」

 

バッ ギネ「ブロリー!!」

 

バッ パラガス「うにょりー!」

 

 

バッ キャベ「フ、フロストさんがまた!」

 

バッ マゲッタ「シュポポー!」

 

ヒット「……クズが。」

 

 

第3界王神「あのフロストっちゅう奴!もう我慢の限界や!!全王様に抗議して消してもらうかんのぉ!!」バッ

 

第6界王神「まぁまぁ。」

 

ガクガク 第6付き人「あわわわわっ……!」

 

 

他の宇宙の選手達が焦りを隠せずその場で立ち上がる中、破壊神達と付き人達は真剣な眼差しで試合を見ていた。まるで何が起こるか悟っていたかのように……。そしてフロストの手刀が、勢い良くブロリーの背中に触れそうになった瞬間。

 

 

カ ッ ブロリー「!!」

 

Sフリーザ「なっ!?」

 

 

    ド ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

ゴゴゴゴ アキュリ『キャァァァ!!?』ピューン

 

ゴゴゴゴ レフェリー「あぎゃぁぁぁー!?」ピューン

 

 

突如ブロリーからとてつもない程の緑色の気が膨れ上がり、それが一気に爆発したのだった。フロストとブロリーの居た場所は爆発とその爆風が吹き荒れ、辺りには爆煙やリングの欠片などが飛び散り、会場全体に大きく響き渡った。実況者のアキュリや近くにいたレフェリーは大きく上空へ吹き飛ばされ、フロスト自身もシルバーフリーザ状態にも関わらず反対側のリング端まで勢い良く吹き飛ばされた。

 

 

ズザザザ Sフリーザ「ぐっ……!?」

 

Sフリーザ「なっなんだ……今の奴の力はっ……!!」

 

 

試合会場を襲ったいきなりの爆発に観戦客達からは驚きの声が相次ぎ、誰も予想だにしてなかった展開にざわめき始めていた。

 

 

ザワザワ 観戦客「い、いきなりどうしたんだ!?」

 

ザワザワ 観戦客「とんでもない爆発じゃったぞ……!」

 

ザワザワ 観戦客「結局どうなったんだ!?」

 

ザワザワ 観戦客「煙で何も見えないわ……。」

 

 

悟飯「い、一体何が……。」

 

トランクス(未来)「わ、解りません……ですが一瞬だけ、ブロリーの気が一気に膨れ上がったような……。」

 

ベジータ「やはりお前も気づいたか……トランクス。」

 

トランクス(未来)「はい……。」

 

ピッコロ「まさかっ……奴が更にパワーを上げたと言うのか……あの状態から!」

 

ネコマジンZ「ほーん。」

 

悟空「へへっ、ブロリーはやっぱすげぇや……!」

 

ウイス「ほらビルス様、私の言った通りだったじゃないですか。」

 

ビルス「う、うぅむ……(汗)」

 

 

キベス「ブロリーさんが……!」

 

バーダック「ケッ……あの野郎、土壇場になって力を解放しやがった。」

 

ギネ「す、凄い……!気が倍以上に膨れ上がってる……!」

 

パラガス「腐☆腐、さすが俺の息子でございます……。」

 

サフィア「どうやら私達の声援が届いたようですね、ワンド様。」

 

ゾクゾク ワンド「っっ……!」

 

 

シャンパ「なっ……!嘘だろっ!?あんな瀕死の状態で……!!」

 

ヴァドス「これはフロストさん、大ピンチかも知れませんね。」

 

シャンパ「っておい!他人事みてぇに言ってんじゃねーよ!俺様達の第6宇宙だぞ!!」

 

ヴァドス「心配ありませんよシャンパ様、勝てば良いのですから。」ニコッ

 

シャンパ「ぐぐぐ……!!」(汗)

 

 

キャベ「な……なんてタフさでしょうか、第3宇宙のサイヤ人の方は……。」

 

マゲッタ「シュポー。」

 

ヒット(……あのギネと言いブロリーと言い、第3宇宙のサイヤ人は油断できんな。)

 

 

第3界王神「おほぉぉぉ!反撃開始や反撃開始やぁぁぁ!ワイの天下が来たでぇぇ!!」

 

第6界王神「ホッホ……これはピンチですなぁ。」

 

第6付き人「その割りにめちゃくちゃ落ち着いてますね。」

 

 

Sフリーザ「くっ……!!」バッ

 

 

フロストは吹き飛ばされた場所からすぐに立ち上がり、戦闘体勢の構えをとる。自分とブロリーが居た場所にはモクモクと煙が立ち込め、次第に晴れてきたその場所には1つの人影が立ち尽くしていた。その姿は先程とはそれほど違いは無いが、彼を包む金色のオーラにスパークのような物が相手を威嚇するかのようにバチバチと音を立て、緑がかった髪は更に逆立って怒りを露にし、金色のオーラの中には青色のようなオーラも入り交じり、美しくも恐ろしい気を纏わせているブロリーの姿があった。

 

 

Sフリーザ「なっ……なんだあの姿は……!!さっきとはまるで違うっ……!」

 

ゴゴゴゴ ブロリー「俺や親父ぃの事を馬鹿にするのは良い……だがなぁ……!」

 

ブロリー「俺のお袋を馬鹿にするのは……絶対に許さんぞお前はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドンッ

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

ブロリーは撃ち抜かれた筈の両足でリングを踏みしめ、貫かれた両腕を自身へ一気に曲げて怒号を張り上げると、彼を包んだオーラが勢い良く吹き出し、大きな地響きが会場に発生する。しかしフロストはそんなものに動じはしなかったが、ブロリーから更に発せられる威圧によりその場から動くことが出来なかった。

 

 

ゴゴゴゴ Sフリーザ「かっ……体が……な、何故だ!?」

 

SS2ブロリー『うぉぉぉぉぉぉぉぁぁ!!!!』ダンッ

 

 

ワンド「いっけぇぇぇぇぇ!!ブロリィィィィ!!」

 

 

ナレーター「フロストの一方的な闘いから一転し、ブロリーが母親の思いを胸に再び闘志を燃やしてフロストに挑む。限界突破を果たした彼は、このままシルバーフリーザとなったフロストに勝つことが出来るのか?」

 

ナレーター「第6宇宙と第3宇宙の因縁対決は今、極限バトルに発展した!!」

 

~ED~ ♪Boogie back♪




遅くなってしまいました……これで47話は終わりです。
ちょっと無理矢理感があったかもしれませんが、ここの話で第7宇宙とのブロリーの話の違いが書けたので、まぁ良かったかなっと。色々説明不足な点もありますが、第3宇宙の彼は第7宇宙の彼と違い結構穏和な感じですかね……?

ていうか挿絵書く時間が……是非ブロリー描きたかったのになぁ……すいませんです!!次回はいよいよ決着!?こうご期待ください!

ここまで見ていただき、ありがとうございましたぁ!!

(何か必須タグ報告ってのが付いているのだけど、これは一体なんなのだろう?)
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