ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

6 / 51
ナレーター「悟空達は、第10宇宙の破壊神ロッドに全宇宙一武道会のルール詳細と開催日を聞いた。」

悟空「なぁビルス様、今回モナカは参加するんか?」

ビルス「いや、今回はモナカは欠席だ。仕事の方が忙しいらしくてな。」

悟空「ぃぃぃぃぃぃ!?」

ナレーター「モナカの不参加にガッカリしてしまう悟空であったが、その代わり、ウイスは悟空とベジータに代表メンバー5人を、好きに決めても良いと提案する。」

ベジータ「俺とカカロットで二人……あと三人か。」

悟空「よっし!メンバー集めっかー!!」

ナレーター「そして、悟空達は第7宇宙代表メンバーをあと三人集めるのであった!」



5話 メンバー集め開始!?意外メンバー発見!!

         ~全王の間~

 

全王「んー。」

 

付き人1「全王様、如何されました?」

 

全王「悟空なにしてるかなー……ここにまた遊びに来ないかな~。」

 

付き人2「第7宇宙の天使によると、全王様が開催する宇宙一武道会に向けて只今修行中との事です。」

 

全王「うーん。暇だね、何かない?」

 

付き人1.2「……(汗)」

 

全王「ちょっと遊びに行ってくるのね。」フワフワ

 

付き人1.2「ぜ、全王様?どちらへ?」

 

全王「んーてきとー。」ピシュン

 

付き人1「行ってしまわれた……追うべきだろうか。」

 

付き人2「全王様の気配は我々でも感じとれん……待つしかない。」

 

付き人1「……ですな。」

 

 

全王「♪~♪~。」

 

 

 

      ~第7宇宙 界王神界~

 

 

 

界王神「ご先祖様、全王様は一体どんな武道会を開くつもりなんでしょう?」

 

老界王神「ワシに聞くんじゃないわい。そんなに知りたいんだったら、お前さんが全王様に直接聞けばええじゃろうが。」

 

界王神「ええ!?嫌ですよ!もし全王様に無礼な事をしてしまったら、私が消されてしまうじゃありませんか!私だってまだ死にたくありません!」

 

老界王神「そうやって考えてること自体が、無礼だと思うがのぉー?」チラッ

 

ビクッ 界王神「あ、あはははは……。」(^_^;)

 

キビト「それよりも、孫悟空達はどうするつもりなのでしょう……?ルールは、前の第6宇宙との試合とほぼ同じようですし、今回は全宇宙を跨ぐ試合ですから。」

 

老界王神「まぁ、その辺りはあいつに任せておけばええじゃろう。わしらは只見守ることしかできんからのー。」

 

キビト「は、はぁ……。」

 

界王神「先程、ビルス様の星を見ていたのですが……第10宇宙の破壊神が来ていたようですね。」

 

老界王神「あぁ……あのおっちょこちょいのロッド様だったかの。ロッド様の付き人は、確かお前さんの兄だったと聞いとるが?」

 

キビト「えぇ……とても厳しいお方です。元々私と同じ界王神様の付き人であったんですが、全界王神様の付き人でずば抜けて優秀だったので、破壊神様の目に留まったらしく……。」

 

老界王神「なるほどのぉ。お前さんらがいつまでも気の抜けた界王神達と改めて認識できたわい。Zソードも抜けなかったようだしのー!」

 

界王神・キビト「も、申し訳ありません……。」

 

老界王神「まぁええじゃろう。お前達が孫悟飯を連れてきたおかげで、ワシもあの封印から出れたのじゃからな。」

 

老界王神「とにかく、地球や大会の事は心配せんでええ。」

 

 

 

     ~第7宇宙 ビルスの星~

 

 

 

悟空「メンバー集めすんにはとりあえず地球へ行かねぇとなー、悟飯達にも伝えなきゃなんねぇし。」

 

ベジータ「行くのは良いが、貴様地球まで瞬間移動出来るのか?前にフリーザが来たときも、地球にいる奴等に気を高めてもらわんと出来なかっただろうが。」

 

悟空「そういやそうだったなぁ……。連絡をとるにしても、ビルス様とウイスさんは宮殿に戻っちまったし、参ったなぁ……。」

 

 

???(悟空~悟空よ~。聞こえるかぁ~??)

 

 

ベジータ・悟空「!」

 

悟空「この声……界王様かぁ!?随分久しぶりだなぁ!」

 

 

界王「そろそろ出番が欲しくなっての。お前さん達地球へ向かうのか?」

 

 

悟空「そうなんだけどよー、瞬間移動したくても地球からは遠すぎるし皆の気を感じ取れねぇ、ビルス様とウイスさんも宮殿に戻っちまったから困ってんだぁ。」

 

ベジータ「だったらウイスを呼べば良いだろうが。」

 

悟空「でもやっぱ邪魔しちゃわりぃだろ?前にもビルス様から、神に甘えすぎだーって言われちまったし。」

 

ベジータ「……まさかお前にそんな感情が芽生えていたとは…。」

 

悟空「へへ!そんで界王様!!地球の皆に連絡とりてぇんだけど、なんとかなんねーかなぁ?」

 

 

界王「お安いご用じゃ。なにせワシは、かい~よ~……かい~お~……かいおう~……界王じゃからな!プクク……!あ、ここ笑うところね。」

 

 

ベジータ「……。」

 

悟空「界王様、そんなことやってねーで早くしてくりよぉ。武道会まで時間がねぇんだ!!」

 

 

界王「……全く、ギャグの通じない奴等じゃ。ちょっと待っておれ、地球の者に伝えてみよう。」ピョコン

 

バブルス「ウホホホ。」ピョンピョン

 

 

 

     ~第7宇宙 地球 荒野~

 

 

 

悟飯「だだだだだだ!」ガガガガガガ

 

ピッコロ「どうした!そんな生半可な攻撃じゃ、いつまでたっても力を引き出せんぞっ!!!」ガガガガガガ

 

悟飯「くっ!!」バ ッ  スタッ

 

ピッコロ「?」

 

悟飯「か……め……は……めぇぇぇ!!」ピキィィィィン

 

ピッコロ「かめはめ波か……こい!!!」バッ

 

悟飯「h」 (悟飯よ、聞こえるか~?)

 

悟飯「え!?」ポーヒー

 

ピッコロ「!?」ビッ バシィィィン

 

 

     ズ ド ォ ォ ォ ォ ォ ン

 

 

シュタ ピッコロ「何をしている悟飯!!!地球に撃つとは正気か!?」

 

悟飯「ご、ごめんなさいピッコロさん!頭の中に声が聞こえたので。」

 

ピッコロ「声だと?空耳でも聞こえたのか?」

 

悟飯「い、いえ。そういうのじゃないと思うんですけど。」

 

 

界王(悟飯~ピッコロ~聞こえるか~?ワシじゃ、界王じゃ。)

 

 

ピッコロ「!」

 

悟飯「か、界王!?もしかして、お父さんやピッコロさんを修行したっていう、あの界王様ですか!?」

 

 

界王「そうじゃ。よく知ってるな、孫悟空の息子よ。」

 

 

ピッコロ「界王が一体何のようだ!またくだらんギャグでも思い付いたのか?」

 

 

界王「くだらんとはなんじゃくだらんとは!!全くどいつもこいつも神づかいが荒い奴等だ。悟空が話したいと言っておる。」

 

 

悟飯「お父さんが?」

 

ピッコロ「奴は確か、ベジータと一緒にビルス様の星にいるはずだが……何かあったか?」

 

 

界王「さぁ地球の者に繋いだぞ。伝えたいことを言うがいい。」

 

 

悟空「サンキュー界王様ぁ!」

 

 

悟空「おっす!誰か聞こえっか??」

 

 

悟飯「お父さん!またどうしたんです?」

 

ピッコロ「ビルス様の星で、何かあったのか?」

 

 

悟空「お、その声は悟飯とピッコロか!丁度良かった!」

 

 

悟飯「え?どういう事ですか?」

 

ピッコロ「孫、何が言いたい?」

 

 

悟空「悟飯、ピッコロ!いきなりなんだけどさ、おめぇ達宇宙一武道会に出てみねぇか?」

 

 

悟飯「宇宙一武道会……??何ですか?それ。」

 

ピッコロ「何かやるのか?」

 

 

悟空「おう!だからそれに出場しn」

 

バッ ベジータ「どけ!俺が言う!」

 

 

ベジータ「聞こえるか!ここで話すと長くなる、今すぐ戦闘力を一気に上げろ!!カカロットの瞬間移動でそっちに向かう!!」

 

 

悟飯「わ、わかりました!ピッコロさん!」スッ

 

ピッコロ「あぁ。」スッ

 

悟飯「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドヒュゥゥゥン

 

ピッコロ「はぁぁぁぁ!!」ドヒュゥゥゥン

 

 

ベジータ「どうだ。」

 

スッ 悟空「ちょっと待ってくれ……………。」

 

 

        キィィン

 

 

悟空「とらえたっ!行くぞベジータ!」✋スッ

 

ベジータ「なっ!?また貴様と手を繋ぐのか!!」

 

悟空「早くしろって!オラも長く気を捉えられねぇんだからよ!!」

 

ベジータ「……くそっ!」✋パシッ

 

悟空「よし!行くぞ!!サンキューな界王様!」 ビ ッ

 

 

界王「はぁ……ワシの役目はこんなのばかりじゃな。」

 

バブルス「ウホハホッ!ウホホ!」

 

 

ウイス「悟空さんベジータさん、ブルマさんから頂いたデザートがあるんですがご一緒に……」

 

 

    シ ー ー ー ー ー ン

 

 

ウイス「あらま、悟空さん達何処へ行ったのでしょう……。」

 

 

 

 

     ~第7宇宙 地球 荒野~

 

 

 

ピシュン 悟空・ベジータ「」

 

ドヒュゥゥゥン 悟飯「あっ!お父さん、ベジータさん!お久しぶりです!」

 

ドヒュゥゥゥン ピッコロ「……。」

 

バッ✋ ベジータ「離せっ!」

 

悟空「いってぇなベジータ、そんなに乱暴にすんなよ。オラとおめぇの仲じゃねぇか。」

 

ベジータ「それとこれとは話が別だ!!」

 

悟飯「えっと……何かあったんですか?」

 

ピッコロ「さっき武道会がどうとか言っていたな……詳しいことを話せ。」

 

悟空「あぁ!実はよぉ!」

 

 

悟飯「宇宙一武道会ですか……それも全宇宙が集まる格闘試合で、武器の使用はありの……。」

 

悟空「おう!それにしても悟飯、ちゃんとピッコロとの修行続けてんだなー!気でわかっぞ!」

 

悟飯「ど、ども……。」

 

ベジータ「だが、悪の魔人ブウとやりあった時の力とまではいかんようだな。それでは第6宇宙の奴とも互角にやりあう事は出来んぞ。」

 

悟飯「す、すみません。」

 

悟空「そんな事言うなよベジータぁ。悟飯だって今必死に修行してんだからよ!」

 

ベジータ「フン、俺は正直に言ったまでだ。」

 

ピッコロ「その全宇宙一武道会だが……参加する奴はある程度決まっているのか?」

 

悟空「いや、まだオラとベジータしか決まってねぇ。だから悟飯とピッコロにも出てもらおうと思ってよ!良いかぁ?」

 

悟飯「ちなみに、その宇宙一武道会はいつするんですか?」

 

悟空「えっと……確か……いつだったっけベジータ。」

 

ベジータ「10日後だ。」

 

悟空「そうそう!もしかしてまたでぇじな学会とか入ってんのか?」

 

悟飯「ちょっと待ってくださいね、確か鞄の中にスケジュール表が……。」ヒューン

 

悟空「スケジュール表?」

 

ピッコロ「悟飯の学会がいつするかを記してある紙だ。お前と違って、あいつは色々と忙しいんでな。」

 

悟空「オラも忙しいぞぉ?ビルス様の星行ったり第10宇宙行ったり……さっきは、ビルス様の星でロッド様と戦ったしな!!」

 

ピッコロ「ロッド?誰だそいつは。」

 

悟空「第10宇宙の破壊神様だよ!!ビルス様とは違った感じだったけど、滅茶苦茶強かったぞぉ!!」

 

ピッコロ「第10宇宙の破壊神だと!?確かザマスとかいうのがいた宇宙じゃないのか?何故第7宇宙のビルス様の星に?」

 

ベジータ「未来のザマスを倒したお礼だとか言って、俺とカカロットにどんな願いも1つ叶えてやるとか言ってきたんだ。俺は断ったが、このバカがその破壊神と闘いたいと抜かしやがったもんでな。」

 

ピッコロ「なるほどな……孫の事だ、どうせビルス様以外の破壊神様と闘いたいとでも思ったんだろ?」

 

悟空「へへっ!まぁな!だって気になんじゃねぇかー。」

 

ピッコロ「フッ……全くお前って奴は。」

 

悟飯「お父さーん!ベジータさーん!」シューン スタッ

 

悟空「おう悟飯!どうだった?」

 

悟飯「大丈夫です!その日は学会が一段落ついて休みの予定なので!全宇宙一武道会に出れますよ!!」

 

悟空「ホントか!?よっしゃぁ!」

 

ベジータ「これで3人決まったな。しかし、今のこいつを連れて行って大丈夫なのか?」

 

悟空「なーにしんぺえすんな!オラがビルス様とウイスさんに頼んで、代表選手皆で、ビルス様の星で修行させてもらうようすっからよ!」

 

悟飯「え!?僕もビルス様の星に行くんですか!?」

 

悟空「だめか?」

 

悟飯「えっと……ビルス様の所へ行ったら、当分地球へは帰ってこれないって事ですよね?」

 

ピッコロ「そうなのか?孫。」

 

悟空「んー……そうなっかな。」

 

悟飯「お父さん、それはちょっと遠慮させてもらえませんか?やっぱり、家に帰ってビーデルさんやパンちゃんの顔も見たいんで……。」

 

悟空「そっか、仕方ねぇな。おめぇも立派なパパだかんなー、でも宇宙一武道会にはぜってぇ来いよ!!」

 

悟飯「はい!ありがとうございます!」

 

ピッコロ「孫、お前もたまには家に帰ったらどうだ?チチの奴が心配していたぞ。」

 

悟空「そうしてぇとこだけどさ、チチの奴がうるせぇんだよなー。修行ばっかしねぇで働けーってよ。」

 

ベジータ「カカロット、少しは父親の自覚を持ったらどうなんだ。」

 

悟空「自覚?自覚って何だ?」

 

ベジータ「チッ、もういい……。」

 

悟飯「お父さん、少しは帰った方が良いと思いますよ。お母さんも寂しいと思いますし、悟天もきっと喜ぶと思います。」

 

悟空「参ったなぁ……そりならちょっと顔見せに行くかー。ベジータ、メンバー集めちょっち頼んだぞ。」ビ ッ

 

ベジータ「なっ!?おい!!……あの野郎……!!」

 

ピッコロ「ちなみに俺は出場は遠慮しておく。第6宇宙の奴と戦って、自分が如何に無力だったか理解したんでな。」

 

ベジータ「フン、フリーザの雑魚軍にも苦戦するほど落ちぶれていやがるからな、懸命な判断だ。」

 

悟飯「え?ピッコロさんは宇宙一武道会に出ないんですか?」

 

ピッコロ「あぁ。俺はお前達のようにサイヤ人では無いんでな、やはり強さに限界が見えてくるんだ。俺はお前の戦いぶりを見ておく、観戦は出来るんだろ?ベジータ。」

 

ベジータ「あぁ。」

 

ピッコロ「だそうだ。俺との修行の成果を他の宇宙の奴らに見せつけてやれ、悟飯。」

 

悟飯「わかりました!!じゃあベジータさん、10日後楽しみにしています!!10日後、どこに集まれば良いんでしょう?」

 

ベジータ「わからん。恐らくウイスの野郎が迎えに来るだろうから、ブルマの家かなにかだろう。また連絡してやる。」ヒューン

 

悟飯「はーい!!良し、じゃあピッコロさん!僕にもっと稽古をつけてください!今度は本気でお願いしますっ!はぁぁ!」ドヒュゥゥゥン 超サイヤ人化

 

ピッコロ「フッ、良いだろう……来い!悟飯!!」ドヒュゥゥゥン

 

 

ヒューン ベジータ(俺とカカロットと悟飯で3人……あと2人か。ブウの野郎を入れたとしても、1人余るな……。)ドヒュゥゥゥン

 

 

 

       ~チチの家~

 

 

 

ビッ 悟空「っと。」

 

牛魔王「ん……悟空さじゃねぇべか。地球にいつ帰ってきたんだべ?」

 

悟空「ついさっきだよ。チチいっか?」

 

牛魔王「おーいチチぃ!悟空さが帰ってきたべー!」

 

チチ「んだ?おっとう、一ヶ月ほど前に悟空さがビルス様の星に行ったばっかじゃねぇべか。おっとうもついにボケたたd」チラッ

 

悟空「おっす、チチ!」

 

チチ「ご、悟空さ!!?いつの間に帰ってきただべ!?今か!?ついさっきか!?」

 

悟空「ついさっきさ。チチィ、オラ腹減っちまったぁ……何か飯ぃ食わしてくれねぇか?」

 

チチ「いきなり帰ってきて何言うだ。仕事もしねぇで修行ばっかり……まぁええだ。今丁度夕飯の支度ができたとこだべ。食ってけろ。」スッ

 

悟空「へへ!サンキュー!!」

 

チチ「ところで悟空さ、悟天ちゃん見かけなかっただか?」

 

モグモグ 悟空「ほぉふぇん?ふぃふぇふぇーほぉ?」(悟天?見てねぇぞ?)

 

チチ「そうだか……。あれほど暗くなる前に帰ってこいって言ったのに、全くしょうがねぇだな!」

 

牛魔王「まぁ仕方ないべ、あの年頃は遊びたい年頃だ。大目に見てやれチチ。」

 

チチ「おっとうは悟天ちゃんに甘すぎるんだべ!あの年頃は今のうちに頑張って勉強して、悟飯みたく偉い学者さんになってもらわねぇと困るだ!!肝心の悟飯も、今はピッコロとずーっと修行してるみたいだからな!なんでオラの家系は皆修行ばっかするだ!皆悟空さのせいだ!」

 

ゴクン 悟空「んな事言ってもよーチチ、地球も色々てぇへんだしさ。オラ達が修行して強くなって地球を守ったから、今の地球があんだぞ?」

 

チチ「そんなの知ったこっちゃねぇだ!!悟空さ!今日からしばらくは家にいるだ!!外出は禁止だべ!!」

 

バッ 悟空「いぃぃぃ!?チチぃ……それはねぇだろぉ!?」

 

チチ「ダメだ!!絶対に許さねぇ!!」

 

悟空「……チチ……。」スッ スタスタ

 

チチ「な、なんだべ悟空さ。何と言おうと、オラ許さねぇからな!!」

 

スタスタ 悟空「……。」バッ  ✋ダ ン ッ

 

チチ「なっ……!?ご、悟空さ……?い、一体なんだべ……?」

 

牛魔王「?」

 

悟空「チチ……。」スッ

 

チチ「こ……これって確か都で見た壁ドンって奴だか……?お、オラ恥ずかしいだよ悟空さ……お、おっとうも見てるのに……///」

 

悟空「チチ……」スッ

 

チチ「ご、悟空さ……////」スッ

 

悟空「へへ…………じゃなー!!!!」 ビ ッ

 

チチ「なっ!?」

 

牛魔王「ガハハハハ!!悟空さらしいべ!」

 

チチ「ご……ご……」ピクピク

 

 

チチ「悟空さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

   ~カプセルコーポレーション~

 

 

カチャカチャ ブルマ「ふぅ……少し一休みしましょうか。」スッ

 

シュウ「はぁ……疲れたぁ。」ドサッ

 

ピラフ「俺様もくたくただ……。」ベタッ

 

シュウ「マイの奴、どこへ行ったんでしょう。」

 

ピラフ「マイに聞けマイに……。」

 

スッ ブリーフ「ん……もうこんな時間か。ワシは少し金魚の様子を見てくるぞ。」スタスタ

 

ブルマ「さてと……私もちょっと外の空気を吸ってくるわ。」スタスタ

 

プシュー ベジータ「……」スタスタ

 

ブルマ「あら、ベジータ。久しぶりじゃない、いつこっちに戻ってきたの?」

 

ベジータ「ついさっきだ。ブルマ、こいつは一体なんだ?」

 

ブルマ「あぁこれ?凄いでしょ。タイムマシンよ!タイムマシン!」

 

ベジータ「た、タイムマシンだと!?だが、前に使ったタイムマシンと少し違うようだが……。」

 

ブルマ「えぇ。未来の私が作ったタイムマシンをモチーフに、私なりに作ってみたの。まだまだ調整中だけどね。」

 

ベジータ「なぜまたタイムマシンを作っている。まさか未来のトランクスに会いに行くとか言うんじゃないだろうな?」

 

ブルマ「そのまさかよ。だってザマスの一件以来会ってないんだもん、気になっちゃうじゃない。」

 

ベジータ「バカ野郎!そんな事をしたら、またビルスの奴に何か言われるぞ!!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

ブルマ「知らないわよそんなこと!母親が我が子の成長を見に行くってのが何が悪いのよ!!」

 

バッ ベジータ「どけっ!こんなもの!!俺が破壊してやる!!」

 

ブルマ「や、やめなさいよベジータ!!!」

 

ピシュン 悟空「おっすベジータ!待たせちまったな!」

 

ベジータ「か、カカロット!」

 

ブルマ「孫くん!」

 

悟空「ん?おめぇ達何やってんだ?組手でもやってんかぁ?」

 

ブルマ「違うわよ!!ベジータが、私の造ったタイムマシンを破壊しようとしてるの!!」

 

悟空「タイムマシン?」チラッ

 

悟空「こりがタイムマシンか?でもトランクスが乗ってきたタイムマシンと何かちげぇぞ?」

 

ブルマ「未来の私じゃなくて、この私が造ったの!!なのにベジータが破壊しようとして。」

 

ベジータ「えぇい離せブルマ!!こんな物必要ない!!ザマスを倒して平和に暮らしているトランクスに、なぜ会いに行く必要がある!!」

 

悟空「トランクス?ブルマ、未来のトランクスに会いに行くんか?」

 

ブルマ「そうよ!でもベジータが許してくれないのっ!!」

 

悟空「なるほどなぁ…………トランクスか……。」

 

グキッ ベジータ「ぐぁ!!ブルマ!やめろっ!う、腕が折れるっ!!」

 

ブルマ「アンタが破壊しようとするからでしょ!ビルス様の真似みたいな事して!!」

 

 

悟空「ああぁぁぁぁぁぁ!そうだっ!!!!ベジータこれがあった!!」

 

 

ベジータ「?」

 

ブルマ「なによ孫くん、いきなり大声出して……。」

 

悟空「ベジータ!わりぃけど、このタイムマシン破壊しないでくれねぇか!?」

 

ベジータ「カカロット!!貴様までトランクスに会いに行くと言うつもりか!!」

 

悟空「それもあっけどよ!こっちは武道大会があんだろ?」

 

ベジータ「どういう意味だ!?」

 

ブルマ「武道大会?一体何の話よ?」

 

悟空「とにかくブルマ!このタイムマシンすぐに動かせるか?」

 

ブルマ「まだ無理よ、今調整中なんだから。」

 

悟空「すぐに完成させてくれ!オラも未来に行くからよ!」

 

ブルマ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!話が全然見えてこないんだけど?」

 

 

悟空「未来のトランクスにも出てもらうんだよっ!全宇宙一武道会にさ!!」

 

 

ベジータ「なっ!?」

 

ブルマ「はぁ!?」

 

 

ナレーター「全宇宙一武道会に向けてメンバー集めの中、悟飯も加え残り二人を考えていたベジータをよそに、ブルマが造っているタイムマシンを見た悟空がトランクスを参加させようと決意した。」

 

ナレーター「果たして、未来に行きトランクスを説得することが出来るだろうか……?そして、全王は一体何処へ向かったのだろうか……?」

 

ピラフ「い、一体何の話をしてるんだ?」

 

シュウ「さ、さぁ……。」

 




と、ここで5話終了になります。
次回はゴワスを出そうかなーと考えております!
あと第6宇宙の界王神とかも!全ちゃんはどこに行ったのでしょうか……そしてタイムマシンの完成は?トランクスに会えるのか?注目です!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。