真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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遅くなりすいません
では、どうぞ


拠点・季衣の勉強会

「・・・・・・はあ、暇だな」

怪我で休暇中の翼

 

「・・・・・・?」

歩いていると

 

「あれは」

中庭に季衣と荀彧が居た

 

「何してるんだろう?」

翼はそこに向かった

 

 

 

「戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり」

 

「はい。その意味は?」

 

「・・・・・・・・・むむむ?」

 

「なにがむむむよ。さっき説明しただしょう」

 

「ええっと、どうだったっけ・・・・・・・?戦わなくてもやっつけられるくらい、相手を思いっきり威圧しなさい・・・・・だっけ?」

 

「・・・・・・・それでは春蘭の解釈でしょう。まあ、今回ばかりはそう間違ってはいないけど」

 

「そうなんだ・・・・・・・。なら、本当の意味は」

 

「実際に戦う前に戦いを終わらせるのが、一番いい方法、という意味よ」

 

「・・・・・・・・?」

 

「分かってないわね」

 

「威圧じゃないの?」

 

「別に威圧しなくてもいいわよ」

 

「だったら・・・どういう意味?」

 

「まあ、そうやってちゃんと意味を確かめようとするあたりは、あのバカよりははるかにマシか・・・・・・」

 

「えへへ・・・・・」

 

「あまり褒めてはいないのだけどね・・・・・・・兵とは国の大事なり。この意味は覚えている?」

 

「ええっと・・・・・・・戦うのは国にとって大事なことですよ」

 

「またそういう覚え方をするー!誰に教わったの、それは!」

 

「春蘭さま・・・・・・」

 

「まったくもぅ・・・・・・春蘭は、華琳さまにお願いして季衣の教育係から外してもらわないと」

 

「違うの?」

 

「ぜんぜん違うわよ。兵とは国のだいじなりっていうのはね、戦争は国にとって大仕事だ、って意味よ」

 

「大仕事・・・・・・」

 

「戦というのは、物資も食料も、人材も大量に消費するわ・・・・・・本当に戦闘になったら、双方に大きな犠牲が出るでしょう?これはわかっているわよね」

 

「うん」

 

「けれど、もし他国と戦争状態になっても、実際に戦う前に戦争を終わらせられれば・・・犠牲はでないわよね?」

 

「戦争をする前に戦争を終わらせる・・・・・・・?」

 

「戦闘と戦争は違うものよ・・・・・ええっと、どう答えればいいのかしら」

 

「勉強しているのか?」

 

「あ、兄ちゃーん」

 

「あ・・・・・・あなた・・・・・っ!いつからそこに!」

 

「ついさっきだよ!それにしても珍しいな、教えてるなんて」

 

「・・・・・・季衣はまだ教えれば理解できそうだもの。今のうちからちゃんと教育すれば、春蘭みたいな猪にはならないでしょ」

 

「・・・春蘭は?」

 

「手遅れでしょ」

 

「即答かよ」

 

「けど、あんたには関係ないでしょ。さっさとこの世界から消えるか死ぬがしたらどうなの?」

 

「なんだそりゃ」

 

「兄ちゃん、怪我、大丈夫?」

 

「ん?ああ、大丈夫だよ」

 

「本当?」

 

「本当だよ」

と言いながら季衣の頭を撫でる

 

「・・・・・・えへへ」

 

「勉強頑張ってるか?」

 

「うん」

 

「用がすんだらさっさと消えれば」

 

「消えれって」

 

「兄ちゃんも一緒にいれば」

 

「え?」

 

「はあ!ちょっと何言ってるの!!」

 

「だって兄ちゃん、今暇でしょう」

 

「そうだけど・・・何で」

 

「華琳さまから兄ちゃんを見つけたら見張っていてって頼まれたから」

 

「華琳が」

 

「華琳さまが!!」

 

「うん。だって休暇っと言ってもまた無茶して皆を泣かせようとしないよう見張ってって言われて」

 

「・・・・・・嘘だろう」

 

「何で私にそんな命令を」

 

「お前、男嫌いだろ・・・いやじゃないの」

 

「嫌だけど・・・きちんと見張れば・・・華琳さまのご褒美が」

 

「・・・だめだこりゃ・・・この人無視して続きがんばろう」

 

荀「ちょっと!私を無視するな!それに教育していたのはわたしなのよ」

 

「・・・そうだね」

その後、教え合いながら季衣の勉強会に協力した

 

「・・・最後はこれね」

 

「彼を知り己をしらば、百戦して危うからず」

 

「こいつがどうしようもない鬼畜で変態で頭の中にはいやらしい事しか詰まっていない人の道を外れた最低の外道でも、それを知っていれば近寄って穢されずに済むって意味よ」

 

「(どうコメントすればいいんだよ)」

 

「意味はわからないよけど、兄ちゃんはそんな人じゃないよ」

 

「え?」

 

「季衣」

 

「人を泣かせることはあるけど」

 

「おい」

 

「それは否定しないけど」

 

「・・・・・・・」

 

「それでどういう意味なの?」

 

「要するに、自分がどれくらいお腹が減っているか、そしてどれだけ食べられるかをわかっていれば、余計な注文をして残したり、食べ過ぎてお腹が痛くなったりしない、って事さ」

 

「ああ、なるほど」

 

「・・・・・・なんでそこで食事の話が出てくるの」

 

「この方がわかりやすいかなって」

 

「そういえば、お腹すいたねぇ・・・・・・」

 

「なら、今日はキリもいいし、この辺で終わりにしましょう。今日覚えたことはまた読み返しておきなさいね。次の勉強会でちゃんと覚えているか確認するわよ?」

 

「はぁい・・・・・・」

そう言って荀彧は城のほうへと姿を消した

 

「・・・・・・・ふぇぇ・・・・・」

 

「お疲れさん」

 

「疲れたぁ・・・・」

 

「昼飯、食べに行くか?」

 

「うん。お腹もすいたんだけど、なんていうか・・・・・すっごく、眠い・・・・・うにゃぁ・・・・・・」

そういって俺の膝にきゅうとしがみ付いてくる

 

「こんな所で寝ると、風邪ひくぞ?」

 

「風邪なんかひいたことないよぅ。それより・・・・・ちょっと、寝かせて」

 

「ゆっくり寝ときな」

 

「すぅ・・・・・」

 

「(もう寝たのかよ)」

 

「兄ちゃん・・・・・・何処にも・・・いちゃいやだよ・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・」

 

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