TV版恋姫†無双・・・覇気と六爪流を使う転生者 作:ヒーロー好き
西涼の馬超の家の庭で幼い馬超は父親の馬騰と共に稽古をしていると長い木の棒を持ち構えていた馬超の手が震える。
『翠、お前何か隠し事してるな?』
『な、なに言ってるだよ!アタシ、今朝オネショなんて・・・あっ!///』
『ハッハハハ!そうかそうか、隠し事はオネショか』
『け、けど何で分かったんだよ!アタシが隠し事してるって』
『武術というのは正直なものだ。心にやましい所があれば、それが気の濁りとなって現れる』
『それじゃあ』
『ああ、お前の構えには心気の曇りが感じられた』
『ああ』
馬超は落ち込み、下を向いた。
『どうした?オネショの事ならそんなに気に病む事はないぞ』
『そうじゃないよ、父ちゃんはアタシの構えを見てアタシの気持ちが分かったのにアタシが父ちゃんの気持ちが分かんなかったのが何か悔しくて』
『何だ、そんな事か・・・大丈夫!お前もちゃんと修行すれば、すぐに気が読めるようになる』
『本当にぃ!』
『ああ、もちろん』
「父ちゃん・・アタシ、いっぱい練習するから・・・ん?夢か」
「やっと、起きたか」
朝になって起きた馬超は寝床の下から声が聞こえ見ると星が床に居た。
「な、何でそんなとこに寝てんだよ?」
「好きでこうしている訳では無い、寝ている間にお主に突き落とされたのだ」
「ええ?!わ、悪い!アタシ、寝相悪くって」
星は馬超と一緒に寝て、隣の寝床は関羽と鈴々が寝ている。
「なに、そう謝る事ではない。お返しに私もお主が寝ている間に・・いや見た所、生娘のようだし 何をしたかは黙っておこう」
「って、寝ている間にアタシに何かしたのか?!おいっ!」
その後、関羽と鈴々も起き着替え終わった四人は勇作と合流し朝食を食べいた。
「やあ~相部屋させてもらった上に飯までおごってもらって悪いな~」
「気にする事はないのだ!旅は道連れ、世は?・・・世は情けないって言うし」
「それを言うなら世は情け、だよ」
「そうだぞ。まあ、二人部屋に無理言って四人泊まらせ貰っているのは情けないと言えは情けないが・・」
「かと言って俺の部屋に泊まらせるのはマズイからね」
「武闘大会の賞金、ちゃんと貰ってくれば良かったのだ」
「そうだよなー。でも今さら取りに行くのもなんか悪いよなぁ」
と・・・ここで星が口を開く。
「お主たち、こんな話を知っているか?」
「ん?」
「昔…越という国の王・勾践(こうせん)は、敵国に囚われた時の恨みを忘れぬよう、寝室の天井に苦い肝を吊るし、それを舐めては復讐の気持ちを新たにしたという」
「・・・へぇ~そうなんだ。で、今の話と何か関係あるのか?」
その翠の質問に対し、答えは・・・・・
「いや。特に関係ない」
一言であっさり片付いたのだった。
町の外
賊退治に来た曹操軍の天幕があり、その中心の天幕では猫耳フードが特徴の曹操軍軍師、荀彧が居た。地図を眺めていると、武器が置かれる音が聞こえて顔を上げると、曹操が入って来た。
「華琳さま、戦況の方はいかがでしたか?」
「圧倒的ね我が軍は、わざわざ私が出る幕ではなかったわ」
「随分、汗をおかきになっていますわ。すぐにお拭きしますね・・あっ」
手ぬぐいを取りに行こうとした筍イクの腕を曹操が掴む。
「ええ、ただし手ぬぐいでは無く桂花、貴女の舌で」
「え///か、華琳さま/// でも・・・///」
「どうしたの?もしかして、いや?」
「・・・・・・・・・っ///(フルフル)」
荀彧は首を横に振った。
「それじゃあ」
玉座に座り片腕を上げ脇を見せる曹操。荀彧は曹操の脇の下へ顔を近づけ、舌で汗を舐めていく。
「ぺろっ・・・ぴちゃぴちゃっ、ぺろっ」
身体を舐められている側の曹操も、若干顔が赤くなっている。
「そうよ///・・・ふふっ、また上手くなったのね///」
曹操の汗を舐めとる筍イク。
「華琳さま・・・あっ」
そこへ夏候惇が入って来て見たのは荀彧が曹操の足の指を舐める所だった。
「・・・ん///」
荀彧は夏候惇が居るのが気になり、舐めるのを止まった。
「桂花、続けて」
「はい///・・・ぺろっ・・・ぴちゃぴちゃっ」
「春蘭、何か報告があるんじゃないの?」
「は、はい!敵主力はほぼ殲滅、首謀者も捕らえて今は夏候淵の部隊が残敵の掃討に当たっています」
「そう、ご苦労様。下がっていいわよ」
「はあ」
数分後、街の中を捕虜達が投獄された檻を乗せた馬車が行脚する。曹操軍を脇で多くの町民達が見ていた。
「どうしたの?春蘭、まだすねているの?」
先頭に居る曹操が後ろに居る夏候惇に問う。
「別にすねてなどいません」
「そんなにむくれないで、今夜は桂花では無く貴女を閨に呼んであげるから」
「な、何を言って///私は何も///そ、そんな」
「ふふふ・・・・」
「な、何だ!秋蘭、何を笑っている!」
夏候惇の隣には前髪を片目側だけ伸ばし夏候惇の赤色とは対となる青色の服を着た妹の夏候淵が微かに笑っていた。
「荷物運びのお仕事、思ったよりお金が貰えて良かったのだ」
「ま、なんつってもアタシの働きが良かったからな!」
「それだけじゃないのだ!鈴々もいっぱい頑張ったのだ!」
「そうだね」
鈴々と馬超と勇作は仕事が終わり町を歩いていた
「それにしても、何でお兄ちゃんも来たのだ?」
「料理するより、体を動かすことをしたかったからだよ」
「そうなんだ」
「でも、お兄ちゃんと仕事が出来て、うれしかったのだ」
「そうか・・・・・・あ!」
「どうした?」
「やべっ!忘れ物した。先に行ってて・・・」
と勇作は忘れ物を取りに行った
2人がしばらく歩くと前方に人だかりが出来ていた。
「ん?何なのだ?」
二人は人だかりを抜けるとちょうど町の大通りの道で曹操達が馬でこちらに近づいて来る所だった。
「あ、曹操なのだ!」
「え、曹操?!」
「こんにちはなのだ!」
「お前はこの前の」
曹操と聞き驚く馬超。駆け寄った鈴々に気づき曹操は止まる
「今日はあの黒髪の者は一緒では無いのか?」
「愛紗はお仕事中なのだ」
「ほう、あの者は愛紗と言うのか?」
「愛紗は真名で、名前は関羽なのだ!」
と話をしていた・・・次の瞬間。
「曹操っ!覚悟っ!」
馬超が衛兵から槍を奪い、曹操に襲い掛かった。
〈ガァキィン〉
曹操に届く寸前に夏候惇が幅広の刀〈七星餓浪〉で防ぎ、同時に夏候淵は曹操に抱き着き馬上から離れた。
「何奴っ!」
「西涼の馬騰が一子っ!馬超、推参っ!」
「えっ!?」
「父の敵っ!取らせてもらうぞっ!」
「よすのだ!ケンカはダメなのだ!」
「離せ!邪魔するなぁ!」
夏候惇に襲い掛かる馬超に鈴々は飛び付いた。
「何をしているっ!引っ捕らえろっ!」
「「「「はっ!」」」」
夏候淵の命令で兵士達は槍を手に馬超を取り囲む。
「ちっ!」
取り囲まれた馬超は手が出せず捕らえらようとした、その時
「ぐわっ!」
二人の兵士が飛ばされた
「大丈夫か?」
と忘れ物を取りに行っていた勇作が来た
「高杉!?」
「お兄ちゃん!?」
「お前ら、人の妹に何をした!?」
「誰だ!」
「アイツは関羽と一緒に居た男!?」
「こいつを捕えよ」
と兵士たちは勇作を取り囲んだが
「失せろ!」
バタバタ
と覇気で威圧し全員、気絶した。そして勇作は曹操たちを睨み付けた
「(なんて覇気なの!? あれは私や春蘭さえも超えているわ!)」
「(明らかに姉者よりも強い覇気を放ったぞ…………)」
「(なんだとっ!? この私が華琳さま以外の覇気で怯えただと!?)」
と3人は思った。だが
「私は認めんぞ!」
と夏候惇が切りかかって来たが、
「よっ」
と簡単に避けた
「まだまだ」
と目にも止まらむ速さで切りかかってくるが
「(右からの払い、左からのすくい上げ、そのまま突く)」
と見聞色の覇気の力で読み取り、かわしていく
「なぜ、当たらん!」
「隙あり!」
武装色の覇気を右の足に纏い、回し蹴りをした
「ぐっ!」
と何とか、防いだが
「(なんて蹴りだ!腕が痺れる)」
と両腕が痺れていた
「さて、決めるか!」
と勇作は気絶している兵士から、二本の剣を取り、二刀流となる。そして高々と掲げた二刀を頭上で交差させる構えから
「JET-X」
と言い、Xの字の斬撃が放たれた
「ぐあわわわわーー!」
何とが受け止めようとしたが、受け止めきれず飛ばされ、虜達が投獄された檻に背中から叩き付けられた
「春蘭!?」
「姉者!?」
と二人は夏候惇に向かった
バリーーーーーン
と両手に持っていた剣が砕けた
「やっぱり、砕けたか・・・」
と剣を捨て
「大丈夫?二人とも・・・」
「ああ」
「大丈夫なのだ」
「そうか、それより何があった?」
「こいつらヒドイのだ!馬超たちが斬りかかったら、怒って馬超たちを捕まえようとしたのだ!」
と鈴々が言った
「・・・・・・・・え?馬超が」
「そうなのだ」
「なんで・・・・・」
「そ、それは・・・」
と言おうとした時
「ぐっ!」
頭に衝撃が走る
「お兄ちゃん!」
「どうした」
「何だ!?」
「悪いが、おとなしくしてもらうわよ」
と曹操が言い、兵達が俺たちを囲んだ