TV版恋姫†無双・・・覇気と六爪流を使う転生者   作:ヒーロー好き

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遅れてしまいすいません

では、どうぞ


第百三十五席 群雄、于吉を討たんとするのこと(完結編③)

「ご主人様!!」

 

「お兄ちゃん!!」

 

勇作が現れ、愛紗と鈴々は驚いていた

 

「何をしに来たのです?今更来たところで貴方は私には勝てませんよ」

 

顔を伏せている勇作

 

「まあ、いいでしょう!呪いに苦しむがいい」

 

一匹の黒い竜が勇作に向かっていく

 

「……」

 

だか一太刀で竜の首を斬る

 

「やったのだ!」

 

「愚かだな!そんなことをすれば呪いの効果が強くなることを忘れたのか!」

 

不適に笑みを浮かべる偽劉備

 

「これでさらに苦し……む……」

 

「……」

 

しかしそんな様子はなかった

 

「なぜ苦しまない!」

 

「もう俺に呪いは効かない」

 

顔を上げる勇作。右眼に巻かれている包帯が血だらけになっていた

 

「なんだその血は……まさか」

 

「……そうだよ」

 

右眼に巻いてある包帯を取る。すると右眼に眼球はなく、空洞になっていた

 

「なんだその眼は!?何をした」

 

「ご主人様!!」

 

「うそ…」

 

偽劉備は驚愕し、愛紗と鈴々は絶句していた

 

「これで呪いに苦しむことはなくなった」

 

「馬鹿な!そんな方法なんて」

 

「宝剣だよ」

 

「宝剣………まさか」

 

勇作の言葉に偽劉備と愛紗と鈴々は桃香の方を見る

 

「……」

 

そこには血だらけの宝剣を持った桃香がおり、その手も血だらけになっていた

 

「お姉ちゃん」

 

「姉上!」

 

愛紗が桃香に向かっていく

 

「ご主人様に何をしたんですか!!」

 

「よせ!愛紗!」

 

勇作がそれを止める

 

「しかし……」

 

「俺から頼んだんだ。……だから」

 

「……頼んだだと」

 

「説明してやるよ」

 

 

 

 

 

時間を少しさかのぼり、愛紗と鈴々は、偽劉備に攻撃を仕掛けた

 

 

「私は負けん!」

 

「いくのだー!」

 

「待て!……ぐっ!」

 

「ご主人様!しっかりして」

 

桃香が介抱する

 

「いくら愛紗達でも、無理だ!俺が何とかしないと……ぐっ!」

 

右眼を押さえる勇作

 

「ご主人様……その状態じゃあ」

 

「くそ!呪いがなければ」

 

 

 

『できるぞ』

 

 

「え?」

 

何処からから声が聞こえた

 

「桃香…何か言った?」

 

「えっ?私は何も…」

 

『わたしだ』

 

声がした方に視線を向けると

 

「おい…嘘だろう」

 

桃香が持っていた宝剣から聞こえていた

 

『どうやら聞こえたようだな』

 

「剣がしゃべった!!」

 

「(この声どこかで……)」

 

「それよりもご主人様の呪いをなんとか出来るんですか」

 

『ああ…出来るぞ……しかしお主にはつらいかもしれぬぞ。本当の意味で右眼を奪うことになるからな』

 

「構いません!どうすればいいのですか?」

 

『劉備よ…宝剣を手にとり、願うのだ。剣よ…小さくなれとな』

 

「はい」

 

桃香は宝剣のいうとおりに願った。すると宝剣は短刀サイズになった

 

「出来ました!それで次は……」

 

「ちょっと待て……」

 

勇作が止めに入る

 

「まさかと思うけど…その短刀を右眼に刺せって言うんじゃないだろう!」

 

『そのとおりだ』

 

「やめろ!そんなこと桃香に出来るわけないだろう!」

 

『じゃあどうする?』

 

「俺が自分でやる」

 

宝剣を手に取ろうとしたが

 

「痛っ!!」

 

はじかれてしまった

 

「なんで?」

 

『今のお主の状態では、無理だ』

 

「だったら何度でも!!」

 

「やめて、ご主人様!」

 

桃香がそれを止める

 

「ご主人様やめて……これ以上は」

 

「だが!」

 

「私がやります!それでご主人様の呪いは解けるですね」

 

『保障する!そして勝てる……速攻で倒せ!出血多量で死ぬからな』

 

「何?」

 

『心配するな、後のことはあいつらが何とかする』

 

「……あいつって?」

 

『さあ、やれ』

 

その後、宝剣の声の指示により、勇作の後ろに回った桃香は短刀になった宝剣を勇作の右眼に突き刺した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけだ」

 

3人は勇作の説明を聞いて驚愕するのであった

 

「そんな…そんな馬鹿な」

 

「これで呪いの心配はなくなった」

 

「ふざけるな!劉備」

 

偽劉備は桃香を指さす

 

「貴様のような…甘ちゃんにそんなことが出来る訳ないだろう。何もできない貴様が!!」

 

「おい!きさ……」

 

 

 

 

「うるさい!!」

 

桃香が大声で叫ぶ

 

「っ!?」

 

「たしかに貴方のいうとおりですよ!私は何もできないかもしれない………私がご主人様の右眼を突き刺してなんとも思わないわけないでしょう!!」

 

「姉上」

 

「呪いを解くためとはいえ、私はご主人様の右眼を奪った。その罪は一生に消えることはない。いくらご主人様が許すと言われても…私は自分を許すことは永遠にない!」

 

「桃香」

 

「でもね!だからってなにもしないでいい理由にはならない!!たとえどんなに苦しくても悲しくても辛くても自分がやってしまったことに目を背けるなんて私には出来ない!!」

 

「お姉ちゃん……」

 

「改めて言います!私はご主人様の右眼です。これだけは誰にも譲ることはありません!!そしてあなたなんかに負けません!!」

 

涙を流しながらも以前とは違い、覚悟決めた力強い瞳をしていた

 

「愛紗と鈴々…桃香を守って…俺が片を付ける」

 

「……はい」

 

「わかったのだ」

 

その場を離れる愛紗と鈴々

 

 

「さあ、決着をつけるぞ」

 

「……だが、呪いの効果がなくなっても貴様は俺には……」

 

「強がるなよ」

 

「なんだと?」

 

「お前の妖力が無限なのは、俺の右眼があったおかげだ。……もうお前に妖力はほとんどないはずだ」

 

「そうだとしても、俺はお前の竜の爪を一本折った。いくら何でも」

 

「あるよ」

 

そういうと一本の刀があった

 

「なんだと」

 

「桃香が使っていた宝剣。これで六爪流が使える」

 

勇作は構えながら

 

「WAR DANCE!!」

 

六爪流になった

 

「だからどうした!!」

 

偽劉備は武器を構え、後ろに背中から3匹の黒い竜が現れた

 

「行くぞ偽劉備!!」

 

「死ね!御使い!!」

 

「うおおおおおお!!!!」

 

「ぬああああああ!!!!」

 

勇作と偽劉備の最後の戦いが始まった……。

 




残り3話で完結です

今年中の完結を目指し頑張ります

次回をお楽しみください

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