TV版恋姫†無双・・・覇気と六爪流を使う転生者 作:ヒーロー好き
義勇軍は作戦会議をしていた。すると関羽を見て翠がにやついた
「どうした?」
「別に」
すると・・・
「劉備殿!!」
「どうした?」
「村が・・桃花村が賊の大軍に襲われました」
「「なっ!?」」
「なんだと!?」
「たった今、村に着いた伝令の話によりますと相手はかなりの数、おそらくは退治された賊の残党どもが協力して一気に襲い掛かってきたと・・・」
「くそ・・・で・・・」
「孔明殿が指揮をとって庄屋の屋敷にて防戦に努めていますがいつまでもつとはわからない・・・・増援をこうっと」
「なんてことだ!!」
「劉備殿、何をしているのです!!すぐに村へ・・・」
関羽は劉備にそういうのであるが・・・・・・
「いや、村には戻らない」
「何を言っているのです!!はやくしないとこうやっているうちに村が・・・」
「大丈夫、堀と櫓で守備は完ぺきなはずきっと孔明殿と高杉殿が・・・」
「伝令!?」
さらにそこへ傷だらけの伝令がやってきた
「賊軍は外堀を突破・・・また村の後方より賊の援軍が出現!その数、約五千人!?」
「「「なっ!?」」」
「高杉殿が単身で止めに行きました・・・至急、救援を・・・」
伝令はその場に倒れた。関羽と翠の顔は真っ青になった
「劉備殿、お願いです。すぐに村へ援軍を・・・」
関羽は援軍を頼むのであるが・・・・
「だが、我らは明日の先陣を承っている・・・」
「ですが!!」
「明日の戦で柄を立てれば官軍の将になれるのだぞ!!それも今をときめく大将軍何進様の側近に!」
「しかし、今は村を救うのが大事なのでは!?」
「たしかに拠点を失うのはつらい、倉にため込んだ軍資金を賊に奪われるのは癪だ!!」
「私が言いたいのはそういうことではない!!我々が村を見捨てたら村人はどうなるのかを考えてください!!」
すると劉備が
「関羽殿、そなたの気持ちはよくわかる。だが世の乱れを正し、より多くの民を救うにはより大きな力を手にいれる必要なのだ。大義のため、私のために傍につくさないか。村は高杉殿に任せて、我ら輝かしい大義のために共に歩んでほしい。私のことだけを考えて、村はやむを得ないと・・・・・」
劉備は関羽を口説き落とそうとしたが
バシ!!!
関羽は劉備を平手打ちした
「ふーー。お見事!」
そして、関羽は村へと向かおうとした
「ま・・・待って、いくらお主が豪の物でも一人だけでは死にに行くようなものだぞ。高杉殿のような化け物で無い限り!それよりも今は大義のために・・・」
「貴方の大義が何かは知らぬが・・・私には私の志がある!私の志は真に愛する者を守り抜くことだ!!」
そして、関羽は村に向かった
「あたしも抜けるぜ・・・けどその前に」
バジ!!!
翠は劉備の顔を殴った
「な、なぜ?」
「勇作を化け物と呼んだ罰だ!」
「あんな人を殺めたことのない奴にか?」
ガツ!!
更に殴り劉備は気絶した
「鈴々、孔明殿、高杉殿、無事でいてくれ」
関羽は馬に乗って村へと戻った。
そのころ、曹操は酒を飲んでいた
「まったくなんなのよ、あの劉備ってやつ!!関羽ほど者があのような男を主に選ぶなんて・・・けどあの高杉が噂の天の御使いだったなんて・・・」
すると・・・
「こんな時間になんのようだ!!」
「曹操に合わせてくれ・・・」
「あっ、おい!!よさぬか!!」
「曹操、話がある、聞いてくれ!!」
夏侯惇に止められている翠が来た。そして、曹操に訳を話した
「なるほど、それで私にどうしろというの・・・」
「関羽は頭に血が上って一人で飛び出してしまったが、一人だけでは殺されるようなものだ!!だから私に兵を貸してくれ!!」
そう言うが・・・
「嫌よ!!」
「「え!?」」
「愚かな主を選んだ報いよ!助ける義理なんてないわ」
「このとおりだ!!」
曹操と夏候惇は驚いた。なんと翠は土下座していた
「だから・・・たのむ」
「かつては父の仇とつけ狙った相手に頭を下げるとは・・・馬超、何のためにそうまでする」
「友のためだ!!」
「っ!?・・・・・・くだらないわね」
「華琳様!!」
「春蘭。今すぐ手勢を率いて偵察に行きなさい」
「偵察?・・・・・偵察の途中で賊に遭遇したらどうしたしましょうか?」
「それは自分で判断しなさい!!いちいち私に聞かないで!!」
「わかりました」
「曹操・・・」
「何ぐずぐずしているのよ・・・早く出発なさい!!」
「はっ!直ちに」
こうして、翠は曹操軍から援軍を率いることに成功したのであった
その頃、勇作は
勇「この!?」
ガツ
「ぐえ」
村の反対に出現した五千人の賊と戦っていた。初めは覇気で気絶させて村の人を避難させていたが、賊たちが目を覚まし襲っていた。覇気を使いたいが村人まで気絶させる恐れがあるため武装色の覇気を纏った応龍で峰うちをしていた
「何とか伝わるといいが・・・」
「「「この!?」」」
右から三人の賊が攻撃してくるが
ヒラ
簡単によけ
「ふん」
ドシ バシ ドシ
峰うちし気絶させた
「よし!このまま」
とその時
「ぎゃあーーー」
悲鳴が聞こえた
「!?」
声の聞こえた方を見ると逃げ遅れた小さな女の子とその親が居た
「くそ!」
勇作は助けるためその親子に向かった
「へへへ・・・」
「おかあさん」
「大丈夫よ」
「死ね!」
五人の賊が剣を振り上げる
「「ひっ!」」
思わず目を瞑る
ガチン
が勇作がそれを止める
「な!?」
「御使い様!」
「大丈夫か!」
「は、はい」
「・・・ふん」
覇気で威圧し気絶させた
「ちょっと失礼!」
と言うと勇作は二人を両脇に抱え、門の入り口まで運んだ
「ここまでくれば・・・」
「ありがとうございます!」
「礼はいいから・・・早く行け」
「はい」
「ありがとう」
と親子は屋敷に向かった
「・・・・・・」
屋敷に向かった親子を見送った後
「おい」
近くにいた兵を呼び
「はい」
「門を閉じろ!」
「え!?」
「早くしろ!!」
「は、はい」
そして門が閉じられた
「・・・・・・・」
『なぜ貴方は人を殺さないのですか』
「・・・・・・・」
『人を殺さないのですか』
「・・・・・・・」
『人を・・・・殺さない』
「・・・・・・・」
『人を・・・・殺せ』
「・・・・・・うっ」
勇作は頭を抱えた
人を・・・殺せ 殺せ 甘い考えは捨てる 賊を殺し 殺せ 殺せ 殺せ 民のために被害が増えるだけ 殺せ 殺せ コロセ コロセ コロセ
さまざまな声が聞こえてくる
「・・・・・・やめ・・・ろ」
こわいよ お母さん 助けてくれ 負傷者の救護を いそげ 者どもいけー やめろ 怖い 死にたくない もうだめ 助けて 復讐の時だ 行け行け 殺せ
「や・・・め・・・ろ」
「ん?おい!アイツ御使いじゃないか」
「そうだな、野郎ども!行くぞ」
「「「「「おお!!」」」」」
五人の賊が勇作に向かう
「や・・・め・・・・・・・・」
殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ 殺せ
「や・・・めろ」
「「「「「「「死ねーーーー!」」」」」」」」
賊が切りかかる
こ ろ せ
「やめろーーーーーーー!!?!??!?!!?」
声と共に勇作は刀を振った
ザク
音と共に賊の上半身と下半身が別れ、大量の血が噴き出した
「ひっ!?」
それに怯える賊
「・・・・・・・・」
勇作は六爪流になり
「うわわわわわわわわわ!!!」
と声と共に五千人の賊に行った