TV版恋姫†無双・・・覇気と六爪流を使う転生者   作:ヒーロー好き

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第五十一席 勇作、覇気について教えるのこと

食事を終えて、勇作たちは庭に来ていた

 

「中庭に来たけど、どうしたの?星?」

 

「主にお願いしたいことがあります」

 

「お願い?」

 

「主の強さの秘密を教えてくれませんか?」

 

「秘密?」

 

「どういうことなのだ?星」

 

「皆も知っているだろう?これまでの主の戦いをその強さを」

 

「ああ、知っているが」

 

「私も手合せしたことあるが、武力で言えば私たちより強い、いや私たちが束になっても敵わないという事があの時の戦いでいやと言うほと理解した」

 

「確かに・・・あれは私もやれるかと思ったくらいだぜ」

 

「鈴々も」

 

「私もです」

 

「確かにそうだが」

 

「けど、それを知ってどうする気だ?」

 

「強くなりたいのです」

 

「・・・・何のために?」」

 

「民を守ることはもちろん主を超えるためにも・・・」

 

「俺を超える?」

 

「今のまま、戦っても勝てないことは分かります。だから少しでも強くなり武人として主に勝ちたいのです」

 

「・・・わからない」

 

「え?」

 

「・・・何でそこまで強さに拘る、強さの果てに何を望むんだ?」

 

「・・・・・・」

 

「星は今のままでも十分強いじゃないか・・・愛紗たちだってそうだよ。別に俺が教える必要なんて」

 

「お願いです!主!」

 

「え?」

 

星はその場で頭を下げた

 

「・・・・・・・」

 

「ご主人様」

 

「ん?」

 

「私からもお願いします!」

と愛紗も頭を下げた

 

「あ、愛紗」

 

「私も強くなり、この世の中を変えたいのです!民を守りたいのです!」

 

「・・・・・・」

 

「そして私も武人としてご主人様を超えたいのです・・・お願いです」

 

「あたしもお願いする」

 

「翠」

 

「鈴々もお願いするのだ」

 

「私もお願いします」

と他の人も頭を下げた

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

沈黙が流れる

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかった。うまく教えることが出来るか分からないかもしれないけど教えてやるよ」

 

「っ!!ありがとうございます」

 

「でも、今日は遅いからあんまり長くは教えられないけどそれで良いか」

 

「はい」

 

「じゃあまずは・・・・・・・・・・・・・俺の強さに秘密から教えるよ」

 

「お願いするのだ!!」

 

「俺の強さ、覇気という力を」

 

「覇気?」

 

「覇気というのは生きているすべての者に潜在すると言われる物なんだ」

 

「すべての者に・・・」

 

「気配・気合・威圧と言った感覚を鍛えた力を覇気を言うんだ」

 

「そうなのか?」

 

「ああ、でも大半の人はそれに気づかず、あるいは引き出せそうとしても出せないことがあるんだ・・・」

 

「すごい力なのですね・・・」

 

「うう、何か心配になってきた」

 

「大丈夫だよ・・・じゃあまずは見聞色の覇気から教えるよ・・・じゃあ鈴々そこの木の棒で俺に攻撃してくれ」

 

「え?」

 

「いいから」

 

「でも」

 

「一回でも当てたらご飯おごるから」

 

「分かった!!やるのだ・・・うりゃあ!」

 

「・・・」

 

目を瞑ったまま避けた

 

「まだまだなのだ!」

と攻撃を続けるが・・・・・・・全然当たらない

 

「なんで当たらないのだ」

 

「これが相手の気配をより強く感じる力・・・見聞色の覇気だよ」

 

「見聞色の・・・」

 

「覇気?」

 

「ああ、これを高めれば視界に入らない敵の位置・数、また敵が次の瞬間何をするか先読みする事ができるだよ」

 

「じゃあ私の攻撃を簡単に避けたのも・・・」

 

「呉で甘寧の攻撃を避けたのも・・・」

 

「敵の伏兵を言い当てたのも・・・」

 

「ああ、すべてこの力のおかげなんだよ・・・・・・後、人の心が読めるから鈴々が今考えていることがわかるぞ」

 

「え?」

 

「いくら何でもそこまで・・・」

 

「(そうなのだ!わかるわけないのだ!・・・・・・・・ご飯食べられなかったのだ)」

 

「そうなのだ!わかるわけないのだ!ご飯食べられなかったのだっと思ってるような」

 

「!?・・・そんな」

 

「その様子じゃあ図星だな」

 

「本当に読めるのですね」

 

「これは戦において大きな成果を持ちますね」

 

「さすが軍師・・・朱里」

 

「相手の心を読むなんて・・・ある意味反則だな」

 

「そうでもないよ・・・次は武装色の覇気だ・・・体の周囲に見えない鎧のような力を作り出す覇気で何も着ていない状態でもこれを使えば攻撃を弾くことが出来るんだ」

 

「攻撃を弾く?」

 

「うん・・・・・・・・・・・・」

 

「隙やりなのだ!」

 

鈴々が仕掛けるが

 

「はっ!」

 

鈴々が持つ棒に手をかざすと

 

ガツーーーーン

 

弾かれた上に粉々に砕けた

 

「「「「「・・・・・・・・・」」」」」」

 

その光景に皆、言葉を失った

 

「こんな感じにだ・・・武器なんかも素手で止めることも出来るぞ」

 

「じゃあ、前に許褚の攻撃を弾いたもの・・・・」

 

「呉で甘寧の攻撃を素手で止めたもの・・・・・・」

 

「剣が頭に当たったのに剣が砕けたのも・・・・・・すべてこの力が」

 

「まあ・・・そうだなこの覇気のおかげなんだ・・・後防御だけでなく攻撃も応用が出来るんだ」

 

「攻撃にもですか?」

 

「ああ・・・例えば・・・」

と勇作は木の棒を拾い木の前に立つ

 

「この棒でこの木を刺して貫通させることが皆に出来る?」

 

全員が横に首を振る

 

「普通はね出来ない・・・けど覇気を纏えば・・・・・・・・はあ!!」

 

勢いよく突くと貫通した

 

「「「「「!?」」」」」」

 

その光景に皆驚く

 

「まあ、こんな感じにだ」

 

「これも、ある意味反則だ」

 

「けど、いざって時には大きな効果がでますね」

 

「見聞色の覇気、武装色の覇気、一般的にはこの二つに覇気が基本だな・・・けど、まれにこんな覇気を扱う事が出来る人がいる・・・」

 

「なんなのだ?」

 

「相手を威圧する力、覇王色の覇気だ」

 

「覇王色の覇気?」

 

「皆も感じだことがあるはずだよ・・・これだよ」

と勇作は少し覇王色の覇気を出した

 

ゾク

 

「!?こ、これは」

 

「私と手合せした時の・・・」

 

「怖いと鈴々が感じた時の・・・」

 

「あ、あの時の威圧感」

 

「こ、これが」

 

「ああ、覇気の中でも特殊な種類の覇気で、数百万人に1人しかその素質を持たない・・・居るとすれば曹操や孫策みたいに王の資質を持つ者にしか扱えることが出来ないものなんだ」

 

「王の資質・・・」

 

「敵を威圧し圧倒的な実力差がある相手を気絶させる事も出来るんだ。上達すればその矛先を特定の人物だけに絞ることが出来る」

 

「気絶・・・」

 

「これは本人の成長でしか強くなることができないんだ」

 

「・・・・・・・・」

 

「これが俺の扱う覇気だ・・・どう?」

 

「・・・・のだ」

 

「え?」

 

「すごいのだ!!お兄ちゃんは」

 

「たしかに」

 

「はい」

 

「いやいや、ここまでとは」

 

「凄いですよ、ご主人様」

 

「おれなんて大したことないよ」

 

「けど、お兄ちゃんは何処で覚えたのだ?」

 

「師匠から教えてもらったんだよ」

 

「師匠?」

 

「ああ、凄く強くて俺でも手も足も出ないほどの武人だ」

 

「そ、そんなにですか」

 

「ああ、でも暇さえあればエロいことしている変態だったけど・・・」

 

「え・・・」

 

「あのそれはいったい・・・」

 

「女風呂覗いたり女の着替え覗いたりとか・・・」

 

「エロエロ魔人かよ」

 

「はわわ!!」

 

「何驚いているのだ?」

 

「鈴々は知らなくていい」

 

「あらあら」

 

その後、解散し部屋に戻って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、愛紗は空を見ていた

 

「どうした?眠れぬのか?」

 

そこへ星がやってきた

 

「いや、そういうわけではないが・・・」

 

「平和なものだな・・・」

 

「ああ、だが・・・」

 

しかし、すぐに愛紗の表情が曇った

 

「何か気にかかることでもあるのか?」

 

「確かにこの辺りは平和になった。しかし世の中には苦しんでいる人々がいる・・・そう思うと、このままここにこうして居ていいかどうか・・・」

 

「また旅に出るか?」

 

「そうだな・・・それもいいかもしれん」

 

「分っている思うが、その時は私も付いていくぞ」

 

「それはかまわぬが、また途中でいなくなったりするなよ」

 

「鈴々も一緒なのだ!!」

 

「「ん?」」

 

「鈴々はずっと愛紗とお兄ちゃんと一緒なのだ!!」」

 

寝言を言う鈴々であった

 

「旅か・・・」

 

「さて、寝るとしますか・・・」

 

「おい、星・・・何処に行く?」

 

「何処って自分の部屋にだが・・・」

 

「嘘を言うな・・・今、ご主人様のいる右側に行こうとしただろ・・・星の部屋は左だ」

 

「おや・・・ばれましたか」

 

「何しに行くつもりだった?」

 

「いや・・・主と一緒に寝ようかと」

 

「な、ななななな・・・何を言っているのだ!!」

 

「何を赤くなっている・・・・・・・・・・なあ愛紗」

 

「なんだ」

 

「愛紗は女として主が好きではないのか?」

 

「何を言っている!!ご主人様は尊敬する人であって別に・・・そう・・・いう・・・」

 

「好きなのか」

 

「・・・そういうお主はどうなのだ」

 

「私は好きだ・・・女として主に私のすべてを捧げてもいいくらいにだ」

 

「・・・・・・・・・」

 

星の言葉に驚いているが目はまっすぐな眼差しをしていた

 

「まあ・・・他の者も主の事を好きになったとしても負けるつもりはない」

 

そう言いながら部屋に戻って行った

 

「・・・・・・・女として・・・・・・か」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、桃花村へ向かっている乙女がいた

 

「あのすみません・・・・」

 

「へい、なんでしょう?」

 

「その・・・桃花村へはどっちに行けばいいのでしょう?」

 

「桃花村?・・・・・・ああ、あの義勇軍と天の御使いがいる・・・」

 

「はい」

 

店主に教えられ乙女は桃花村に向け歩き出した

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