TV版恋姫†無双・・・覇気と六爪流を使う転生者   作:ヒーロー好き

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遅れてしまいすいません

この話で勇作の新しい技が出ます

では、どうぞ


第六十九席 呂布、再び勇作と戦うのこと

袁術の街から少し離れた場所

 

「………」

 

「………」

 

勇作と恋がお互いの得物(勇作は木刀)を構えている

 

「……恋殿!!そんなブ男なんかすぐに倒してください!!」

 

「お兄ちゃん!負けるななのだ!!」

 

 

 

何でこうなったのかというと………陳宮が話を終えた頃に戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うっ……陳宮さん、苦労したんですね……」

 

「へん!一人じゃ眠れなくて添い寝してもらったりするなんて、とんだ甘えっ子なのだ!」

 

「ねねは甘えっ子じゃないです!」

 

「いいや!添い寝で喜ぶのは甘えっ子の証拠なのだ!」

 

鈴々と陳宮は睨みながら言い合う

 

「ふ~ん、添い寝で喜ぶのは甘えっ子の証拠かぁ……」

 

「な、なんなのだ!何が言いたいのだ!」

 

「いいや、別に?」

 

「うぅ~……」

 

愛紗に言われると、鈴々は拗ねた様に膨れっ面になる

 

「い…いつまでもこんな所にのんびりしていられないのだ!はやく宿を捜して晩御飯にするのだ!」

 

「そうですね。そろそろ行きましょうか」

 

「そうだな」

 

「陳宮…恋達も」

 

「承知なのです」

 

「主、勘定はここに置くぞ」

 

皆、席を立つ。呂布が方天画戟を肩に担いだ時、星は戟の石突きに、あの犬のストラップがないことに気付いた

 

「呂布、お主の方天画戟。石突きに木彫りの犬がぶら下げてあったであろう?あれはどうした?」

 

「この前の戦で敵と打ち合った後、気づいたら無くなっていた……」

 

「そうか、戦場で無くしたのか……」

 

「あれ、凄く気に入ってた……だから、とても残念……」

 

心の内が分かる様に、呂布の表情には影がかかっていた。側にいる陳宮も下を向く。その会話は、鈴々の耳に届いた

 

「………」

 

勇作はその様子を見て

 

「鈴々」

 

「ん?」

 

「渡せばいいよ」

 

鈴々にだけ聞こえるように言う

 

「!!なっ…なにを」

 

「隠さなくても良いよ…わかるから」

 

「お兄ちゃん……でも」

 

「渡しづらいの?」

 

「うん」

 

「まあ……あれを聞かれたらね………どうしようか」

 

考えていると

 

「勇作」

 

「ん?」

 

恋が声を掛けてきた

 

「どうしたの?」

 

「恋と戦わない?」

 

「え?」

 

「………」

 

「まだ時間あるし」

 

「………」

 

「無理?」

 

「大丈夫だよ……勝負する?」

 

「……やる」

 

「……そうか……ここじゃ迷惑になるし場所を変えようか」

 

「……コク」

 

「ご、ご主人様!!」

 

「ごめん……皆を宿を…」

 

「何を言っているのですか!!私たちも同行します」

 

「え?」

 

「はい」

 

「こんな面白いことはないからな」

 

「すまない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

といわけで場所を移し、勝負することになった

 

 

 

「こうして戦うのは…2回目だな」

 

「……」

 

「(木刀だから、少しは大丈夫かな)」

 

勇作がそんなことを考えていると

 

ダッ!

 

恋が先に動く

 

「(恋殿の勝ちなのです!)」

 

陳宮はそう思うが

 

「……」

 

フン

 

勇作は上体を後ろに反らし、躱す

 

「なっ!」

 

「よけられた」

 

「躱されるのわかっているくせに」

 

「…ん」

 

 

 

「どういうこなのです」

 

「何を驚いているのだ?」

 

「驚くにきまっているのです!アイツは気を抜いていたのです!明らかに油断していたのです!普通なら恋殿の攻撃が当たるのです!何で躱すことが!」

 

「確かにそうだな……けど」

 

「お兄ちゃんならそれぐらい簡単に出来るのだ…鈴々達よりすごく強いのだから」

 

「むむむ……例えそうだとしてもあんな木刀で恋殿の攻撃を防ぐことなんて」

 

 

 

 

 

「今度はこっちから行くぞ!」

 

勇作が仕掛ける

 

「ふん!」

 

ブン!!

 

強烈な突きが繰り出す

 

ガツーーーン!!

 

「ぐっ!」

 

方天画戟で防御するが予想以上の攻撃に後ろにザザーと押された

 

「(前より凄い!)」

 

「(続けていく!)」

 

続けて突きを繰り返すが

 

「…ふん」

 

右に簡単に躱す

 

 

「(あ!やばっ!)」

 

体勢を崩す

 

「…フッ!」

 

それを逃すはずもなく、勇作の胴体に得物を振る

 

「(貰ったのです!武器で防御しようとしても武器ごと真っ二つなのです!)」

 

陳宮もそう思う

 

「(………なんてね)」

 

ガチン

 

覇気を纏った木刀で簡単に防いだ

 

「なっ!」

 

「………」

 

「(やっぱり慣れないことはしないほうがいいな)」

 

勇作はそう思いながら、木刀で方天画戟を押し返し、距離をとる

 

「(さて、どうしよかな…………あれ、試すか)」

 

「……?」

 

「行くぞ!!」

 

勇作が恋に向かっていく

 

「……」

 

恋も向かう………次の瞬間

 

 

「フン」

 

「!!」

 

恋の視界から勇作が消えた

 

「……逆鱗」

 

勇作は恋の足元に向かってスライディングをした

 

「…ふん」

 

恋は飛び上がるが

 

「…隙あり」

 

回し蹴りを繰り出す。だが恋は方天画戟でそれを防ぐ

 

「ぐっ!……まだだ!」

 

足に痛みが走るが、そこからサマーソルトキックを繰り出す

 

「!!」

 

咄嗟の事に方天画戟が上に弾かれる

 

「もらった!」

 

そこに勇作が木刀を恋の頭に振り下ろす

 

ブン

 

「恋殿!!」

 

「………」

 

「………」

 

木刀が恋の頭数センチの所で止まる

 

「勝負ありだね」

 

「……コク」

 

「ふう~」

 

息を吐き、緊迫した雰囲気が薄れた

 

「恋殿!」

 

陳宮が恋で駆け寄る

 

「陳宮」

 

「怪我はありませんか」

 

「大丈夫」

 

「よかったのです」

 

「お兄ちゃん!」

 

鈴々が勇作に抱き着く

 

「よっと」

 

「やっぱりお兄ちゃんは凄いのだ」

 

「そんなことないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕刻、向き合う様に並んでいる一行

 

「じゃあ、また」

 

「失礼するのです」

 

「ああ。縁があったらまた会おう」

 

愛紗と恋が別れを告げる中、鈴々は歯痒い様な仕草を見せる。手に持っている袋を握りしめた

 

「ちょっと待つのだ!」

 

大声を出し、呼び止める鈴々。小走りで陳宮の元に行くと、小袋を前に出す。受け取り、中を確認する。土産物にあった犬のストラップが入っていた

 

「これ、やるのだ!」

 

「でも、これって……」

 

「急に気が変わっていらなくなったのだ…だからお前にやるのだ……」

 

「あ、ありがとうなのです!」

 

礼を言われたが、恥ずかしいのか最後まで聞かず戻ってきた

 

 

「何?」

 

「秘密なのです」

 

「……ケチ」

 

「宿に帰ってのお楽しみなのです!開けてビックリなのです!恋殿、早く早く、早く帰るのです!恋殿!」

 

 

 

 

 

 

 

「張飛ちゃんって、優しいんですね」

 

「なっ!」

 

「そうですよ。鈴々ちゃんはとっても優しいんですよ」

 

「な、何言ってるのだ!鈴々はワガママで大飯食らいで暴れん坊だけど、絶対ぜ~ったい優しくなんかないのだ!!」

 

劉備と朱里が言うと、否定する鈴々

 

「そうだな鈴々。お前はホント、ワガママで大飯食らいで暴れん坊だな」

 

「そんなことないのだ!鈴々にだって良いところはあるのだ!」

 

「ってどっちなんだ」

 

皆、笑ながらその場を後にするのであった

 

「(さて、いよいよ明日、袁術殿に会えるんだな……結構かかったな)」




新しい技

『逆鱗』

戦国BASARA 真田幸村伝の梵天丸が使用
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