俺なりのARC-V 〜Reconstructed Yu-Gi-Oh! ARC-V Story〜   作:エクシ

19 / 85
第18話「月下の野獣VS気高き竜巻」

-ロジェの部屋-

ロジェは自分の部屋で零王と通信を繋いでいた。

 

ロジェ「プロフェッサー!見つけました、ユーリを見つけましたよ!そしてリンも!」

零王「なんだと?」

ロジェ「今我が治安維持局内にいます。飛んで火にいる夏の虫というやつです。」

零王「ロジェ、私としても連絡が遅れてしまい申し訳ない。リンは今アカデミア本部にいる。」

ロジェ「なんですと?」

零王「そしてユーリも先日、本部にリンと引き換えにスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを渡せと言ってきた。今はスタンダード次元に行っている。」

ロジェ「で…では今ここにいるのは…?」

零王「おそらくこの世界のズァーク、そして行方不明だったセレナだろうな。セレナは捕まえるのだ。ズァークに関しては必ず消せ!」

ロジェ「かしこまりました。」

 

零王が大きく映し出された液晶に向かって深々と礼をするロジェ。通信が切れるとキャスター付きの椅子へ乱暴に座った。

 

ロジェ「ふん、この私に長々と命令をしやがって…だがやっと私にもチャンスが舞い降りた!セレナはプロフェッサーによって大事に扱われていたはず。セレナにドクトルから譲り受けたパラサイト・フュージョナーを埋め込んで洗脳してしまえば私の傀儡になる!今以上の位をプロフェッサーから奪い取ってやろう!」

 

そこへアカデミアの黄色い隊服を纏った青年がロジェの元に報告をしに来る。

 

アカデミア生「ロジェ長官!報告いたします。」

ロジェ「なんだ?もう奴らを捕らえたか?」

アカデミア生「いえ、第2部隊のクロウ・ホーガンが邪魔をしまして…。」

ロジェ「何をしている!」

アカデミア生「申し訳ありません。クロウは捕らえましたのでお連れしてもよろしいでしょうか?」

ロジェ「あぁ、連れてこい。」

 

数十秒もたたないうちに別のアカデミア生が縄で縛られたクロウがロジェの前に連れ出された。

 

ロジェ「いい度胸じゃないか、クロウ・ホーガン。」

クロウ「く…。」

ロジェ「すぐに砲丸流の拠点を破壊してこい。」

 

クロウを連れてきたアカデミア生に命令をするロジェの言葉を聞いたクロウは思わず立ち上がる。

 

クロウ「よ…よせ!それだけはやめてくれ!」

ロジェ「フン…ドブネズミが。餓鬼共を救いたいなら私に黙って従ってればいいのだ。」

クロウ「くそ…!」

ロジェ「最後のチャンスをやろう。逃がした3人を捕らえてこい。協力者であったお前なら不意をつけるだろう。」

ロジェ「ユーゴたちを騙せってのか!?」

ロジェ「ユーゴ?あぁズァークのことか。嫌ならお前の弟子たちが消えるだけだ。」

 

クロウは悔しそうな顔をしながら崩れ落ちて膝を床につけた。

 

-治安維持局内通路-

3人組のデュエルチェイサーの中で最も身長が低い1人がアカデミア生に声をかけた。

 

デュエルチェイサー?「おい、ロジェ…いやロジェ様の部屋はどこだ?」

アカデミア生「え?そこ曲がって…」

デュエルチェイサー?「よし行くぞ!!」

 

他の2人を引っ張っていくデュエルチェイサーのヘルメットから覗く顔を見て、アカデミア生は逃走中のセレナであることに気が付く。

 

アカデミア生「あ!お前、待て!!」

セレナ「急ぐぞ!!」

 

セレナたちはアカデミア生が言った方向に曲がり、まっすぐ走っていった。

アカデミア生「お…おい!そっちは!」

 

セレナたちは止まることなく駆けていく。正面にある扉を蹴破って入ると、そこには大きな部屋になっていた。そこにクロウが立っている。

 

ユーゴ「クロウ!よかった、無事だったんだな。」

クロウ「…。」

ユーゴ「クロウ?」

 

クロウは腕に着いているデュエルディスクを構えて起動させることで、翼型のディスク部を出現させた。

 

クロウ「すまねえ、お前たちを捕まえないとガキたちが危ねえんだ。」

ユーゴ「本気か!?くそ…ロジェめ!」

遊勝「まずいな、ここで足止めを食らってはいつかアカデミア生たちに数で押されるぞ。ここは私が…」

セレナ「いや私がこいつを止める。」

ユーゴ「はぁ?」

遊勝「危険だ。君が囮になる必要なんてないんだ。」

セレナ「囮になどなるつもりはない!コイツは味方になったり敵になったりよくわからん!そういうやつは私が叩きなおしてやる!」

 

そういながらセレナはデュエルディスクを構え、剣型のディスク部を出現させる。

 

ユーゴ「お前クロウの実力、わかってないだろ!!なんたってったってクロウはファント…」

セレナ「いいから早く行け!すぐに追いつく。」

遊勝「頑固だな。そういうところは柚子や瑠璃に似ている。」

セレナ「?」

遊勝「何でもない、ここは任せたよ。行くぞ、ユーゴ!」

ユーゴ「くそ、必ず追いつけよ!!」

 

そう言うとクロウの横を通り、ユーゴと遊勝は去っていった。

 

セレナ「お前、敵になると言っておきながらみすみすユーゴたちを見逃すとは…ハッキリしないやつだ。」

クロウ「1人でも捕まえておけばロジェも満足だろ。さぁ行くぜ!」

セレナ「望むところだ!」

 

セレナ・クロウ「「デュエル!」」

 

-1ターン目-

クロウ「俺のターン!俺は手札からBF(ブラックフェザー)上弦のピナーカを召喚!」

 

 

BF-上弦のピナーカ

チューナー・効果モンスター

星3/闇属性/鳥獣族/攻1200/守1000

「BF-上弦のピナーカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

このカードをS素材とする場合、「BF」モンスターのS召喚にしか使用できない。

(1):このカードがフィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。

デッキから「BF-上弦のピナーカ」以外の「BF」モンスター1体を手札に加える。

 

 

クロウのフィールドにターバンを巻きつけ弓を手にした鳥獣が召喚される。

 

セレナ「チューナーモンスター!」

クロウ「さらにフィールドにBFが存在する場合、BF-黒槍のブラストを特殊召喚出来る!」

 

 

BF-黒槍のブラスト

効果モンスター

星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守 800

(1):自分フィールドに「BF-黒槍のブラスト」以外の

「BF」モンスターが存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、

その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 

 

オレンジの鬣が目立つ槍使い 黒槍のブラストもフィールドに現れ、シンクロ召喚の準備が整った。

 

クロウ「俺はレベル4の黒槍のブラストにレベル3の上弦のピナーカをチューニング!漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れ!電光の斬撃!シンクロ召喚!降り注げ、(アサルト) BF-驟雨のライキリ!!」

 

 

A BF-驟雨のライキリ

シンクロ・効果モンスター

星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。

(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスターの数まで、

相手フィールドのカードを対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

 

 

驟雨のライキリはデュエルチェイサーたちを怯ませた際に着用していたマントを脱ぎ捨て、その鳥人ともいうべき姿を露わにした。

 

セレナ「やはりシンクロ召喚か。レベルを足すとはなかなか面白い。」

クロウ「喜んでもらえて光栄だぜ。俺はカードを1枚セットしターンエンド!そしてこのエンドフェイズ時、シンクロ素材となった上弦のピナーカの効果発動!デッキから突風のオロシを手札に加えるぜ。」

 

 

BF-突風のオロシ

チューナー・効果モンスター

星1/闇属性/鳥獣族/攻 400/守 600

「BF-突風のオロシ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。

(1):自分フィールドに「BF-突風のオロシ」以外の「BF」モンスターが存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、

フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの表示形式を変更する。

 

 

-2ターン目-

セレナ「私の力を見せてやる!私のターン、ドロー!私は手札から魔法カード 融合を発動!」

 

 

融合

通常魔法

(1):自分の手札・フィールドから、

融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

 

 

セレナ「私は手札の月光黒羊(ムーンライト・ブラック・シープ)月光紫蝶(ムーンライト・パープル・バタフライ)で融合!」

 

 

月光黒羊

効果モンスター

星2/闇属性/獣戦士族/攻 100/守 600

(1):このカードを手札から捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●「月光黒羊」以外の自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。

●デッキから「融合」1枚を手札に加える。

(2):このカードが融合召喚の素材となって墓地へ送られた場合に発動できる。

「月光黒羊」以外の、自分のエクストラデッキの表側表示の「ムーンライト」Pモンスター

または自分の墓地の「ムーンライト」モンスター1体を選んで手札に加える。

 

月光紫蝶

効果モンスター

星3/闇属性/獣戦士族/攻1000/守1000

「月光紫蝶」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、

自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。

手札から「ムーンライト」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

セレナ「漆黒の闇に潜む獣よ!紫の毒持つ蝶よ!月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!」

 

素良が融合召喚を行う時のように胸の前で両手を握り、融合召喚を彷彿させるポーズを取る。

 

セレナ「融合召喚!現れ出でよ、月明かりに舞い踊る美しき野獣!月光舞猫姫(ムーンライト・キャット・ダンサー)!!」

 

 

月光舞猫姫

融合・効果モンスター

星7/闇属性/獣戦士族/攻2400/守2000

「ムーンライト」モンスター×2

(1):このカードは戦闘では破壊されない。

(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に

このカード以外の自分フィールドの「ムーンライト」モンスター1体をリリースして発動できる。

このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、

このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。

(3):このカードの攻撃宣言時に発動する。

相手に100ダメージを与える。

 

 

妖艶な相貌の月光舞猫姫がセレナの場に融合召喚された。さらに融合素材となった月光黒羊の効果が発動する。

 

セレナ「月光黒羊が融合素材となった場合、このカード以外の墓地の月光を手札に加えることが出来る!私は月光紫蝶を手札に戻す!」

クロウ「融合使いか、やるじゃねえか。だが月光舞猫姫の攻撃力は2500、攻撃力2600のライキリには敵わねえぜ!」

セレナ「心配は無用だ、私は今加えた月光紫蝶のモンスター効果を発動!このカードを墓地へ送り、月光舞猫姫の攻撃力を1000アップさせる!」

 

月光紫蝶が月光舞猫姫の周りを飛び、月光舞猫姫の攻撃力は3500に変化する。

 

セレナ「バトルだ!月光舞猫姫で驟雨のライキリを攻撃!この時月光舞猫姫の効果発動!相手に100ポイントのダメージを与える!」

クロウ「うお!」

 

クロウLP4000→3900

 

クロウ「やってくれるじゃねえか!なら永続罠発動!光輝けし闇(ザ・シャイニング・ダークネス)!」

 

光り輝けし闇(オリジナルカード)

永続罠

(1):自分フィールドに存在する闇属性Sモンスターが

攻撃対象に選択された時、相手フィールド上の

モンスター1体を選択し発動できる。

自分のフィールド上のモンスター1体と

選択したモンスターを墓地へ送る。

(2):(1)の効果を発動したターンの

次のスタンバイフェイズ時に発動する。

(1)の効果で墓地へ送られたモンスターをそれぞれ特殊召喚する。

この効果で特殊召喚された相手モンスターの攻撃力は

元々の攻撃力の倍となる。

 

 

光り輝けし闇からモクモクと黒い煙のようなものが発生し、フィールドは闇に包まれる。闇が消えるとフィールドには月光舞猫姫と驟雨のライキリの姿が消えていた。

 

セレナ「どういうことだ?私の月光舞猫姫はどこへ行った!」

クロウ「俺のライキリとお前の月光舞猫姫は闇の中へ消えた。このシンクロ次元では権力によって突然消されちまう奴が大勢いるんだ。俺の仲間たちも大勢ロジェの手によって消されちまった。」

セレナ「ならばなぜそんな奴に従う?」

クロウ「こうでもしないと俺が世話している奴らを守ることが出来ねえんだ。」

セレナ「しかしお前はコモンズたちを陰で救っていた。どっちつかずの男だな!」

 

セレナの煽りにクロウは思わず声を荒げる。

 

クロウ「誰もがお前みたいに自分の考えたことをそのまま実行できるわけじゃねえんだ!…くそ、さっさとデュエルを続けろ。アカデミアの連中はお前たちが入ってきた扉のすぐ向こうまで来てるはずだ。この部屋にロックをかけたが破られるのも時間の問題だろうな。」

セレナ「わざわざ敵に忠告までするとは愚かな男だ!私はカードを1枚セットしターンエンド!」

 

-3ターン目-

クロウ「俺のターン、ドロー!さっさとこのデュエル終わらせたいだろ、なら俺のエースを呼んですぐ終わらせてやるぜ!」

セレナ「お前のエースは驟雨のライキリではないのか!?」

クロウ「ユーゴから俺の戦法を聞いてないのか?なら俺の勝ちは決まったも同然だぜ。このスタンバイフェイズに光り輝けし闇の効果によってライキリと月光舞猫姫は戻ってくる!」

 

光り輝けし闇が輝くと瞬時に月光舞猫姫と驟雨のライキリが特殊召喚される。

 

クロウ「この効果で特殊召喚された月光舞猫姫は攻撃力が2倍となる!」

セレナ「攻撃力5000だと?どういうつもりだ!」

クロウ「まぁ見てな。俺はフィールド上にBFがいることでBF-突風のオロシを特殊召喚!」

 

BFモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚することが出来る突風のオロシが紅い腹を膨らませながらクロウの場に現れた。

 

クロウ「俺はレベル7の驟雨のライキリにレベル1の突風のオロシをチューニング!黒き旋風よ、罪深き思いをいだきその全てを力に変えよ!シンクロ召喚!舞い降りろ、レベル8!ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネ!!」

 

 

ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネ(オリジナルカード)

シンクロ・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1600

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

「ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネ」の(2)の効果は

1ターンに1度しか発動できず、発動したターン自分は直接攻撃を行えない。

(1):このカードのカード名は、

フィールド・墓地に存在する限り「ブラックフェザー・ドラゴン」として扱う。

(2):自分のメインフェイズに元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ

相手フィールド上のモンスターを対象に発動できる。

対象のモンスターの攻撃力を元々の攻撃力にする。

その後変化した数値分、このモンスターの攻撃力を上げる。

 

 

体に竜巻を纏わせながらブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネがシンクロ召喚された。赤に点滅した片翼は傷ついているせいか翼に風を纏わせることで飛行を維持している。肉体にある傷を隠すかのように、しかし飛行に支障をきたさない程度の露出の多い鎧を身に纏いながらも、ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネは凛々しくクロウの場に舞い降りた。

 

セレナ「これがクロウのエースモンスター!」

クロウ「あぁ、俺はこいつと傷つきながらも陰でコモンズを守ってきた!それはこれからも変わらねえ、どんなに傷ついたってアイツらは俺が守ってやるんだ!セイントルネの効果発動!月光舞猫姫の攻撃力を元に戻し、その分このモンスターの攻撃力を上げる!ノーブルストライク!」

 

ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネの傷ついた片翼を庇う風の一部を月光舞猫姫に飛ばし、その風は変化した2500分の攻撃力を奪う。そして傷ついた翼にその風が戻るとみるみると傷は治り、元の黒い翼となった。

 

クロウ「これでセイントルネの攻撃力は2800+2500で5300!バトルだ!セイントルネで月光舞猫姫を攻撃!ブラック・オーブ・インパクト!」

 

両翼の一部が赤く光り、攻撃態勢を取る。ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネの嘴に蓄えられた疾風が月光舞猫姫を襲った。それに耐え凌ぐ月光舞猫姫。

 

セレナ「く…!月光舞猫姫は戦闘では破壊されない!」

クロウ「だがダメージは受けてもらうぜ!」

 

セレナLP4000→1200

 

衝撃によって倒れるセレナだったがすぐに立ち上がった。

 

セレナ「まだまだ!」

クロウ「セレナ、お前のそういうところは嫌いじゃねえぜ。カードを1枚セットしターンエンド!」

 

-4ターン目-

セレナ「私のターン、ドロー!私は魔法カード 融合回収(フュージョン・リカバリー)を発動!」

 

 

融合回収

通常魔法

(1):自分の墓地の、「融合」1枚と

融合召喚に使用した融合素材モンスター1体を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

 

 

セレナ「墓地の融合と月光黒羊を手札に戻す。そして融合を発動!フィールドの月光舞猫姫と手札の月光紅狐(ムーンライト・クリムゾン・フォックス)で融合!」

 

 

月光紅狐

効果モンスター

星4/闇属性/獣戦士族/攻1800/守 600

(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、

相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にする。

(2):自分フィールドの「ムーンライト」モンスターを対象とする

魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、

墓地のこのカードを除外して発動できる。

その発動を無効にし、お互いのプレイヤーは1000LP回復する。

 

 

セレナ「月明かりに舞い踊る美しき野獣よ!紅き尾を揺らす獣よ!月の引力により渦巻きて新たなる力と生まれ変わらん!融合召喚!現れ出でよ!月光の原野で舞い踊るしなやかなる野獣!月光舞豹姫(ムーンライト・パンサー・ダンサー)!!」

 

 

月光舞豹姫

融合・効果モンスター

星8/闇属性/獣戦士族/攻2800/守2500

「月光舞猫姫」+「ムーンライト」モンスター

このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。

(1):このカードは相手の効果では破壊されない。

(2):1ターンに1度、自分メインフェイズ1に発動できる。

このターン、相手モンスターはそれぞれ1度だけ戦闘では破壊されず、

このカードは全ての相手モンスターに2回ずつ攻撃できる。

(3):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動する。

このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで200アップする。

 

 

長い爪を振り回し、美しき脚を見せながらセレナのフィールドに現れる。

 

セレナ「融合素材となった月光紅狐の効果によってブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネの攻撃力はゼロになる!私の攻撃力を奪った仕返しだ!」

クロウ「その攻撃力あげたの俺のカードだけどな…。」

セレナ「そんなのは知るか!月光舞豹姫の効果発動!月光舞豹姫は相手モンスターに二度攻撃が出来る!二度の攻撃が決まればお前のライフは尽きる!バトルだ!月光舞豹姫でブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネに攻撃!」

 

月光舞豹姫が飛び上がり爪によってブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネを破壊しようとした時、クロウは光り輝けし闇の効果を発動させる。

 

クロウ「光り輝けし闇の効果を忘れたか!月光舞豹姫とセイントルネを墓地へ!」

セレナ「見え透いた永続罠の対処をしてないとでも思ったか!墓地の月光紅狐の効果により月光舞豹姫を対象にした効果の発動を無効にし、お互いに1000ポイントライフを回復させる!」

 

クロウLP3900→4900

セレナLP1200→2200

 

セレナ「攻撃は続行だ!行け、月光舞豹姫!」

 

月光舞豹姫の左手の爪によってブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネは攻撃力0の状態で攻撃を食らう。

 

クロウLP4900→2100

 

クロウ「ぐ…!」

セレナ「これで終わりだ!」

 

今度は月光舞豹姫の右手の爪が怪しく光る。ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネに向けてまっすぐ突き刺そうとしていた。




光り輝けし闇(オリジナルカード)
永続罠
(1):自分フィールドに存在する闇属性Sモンスターが
攻撃対象に選択された時、相手フィールド上の
モンスター1体を選択し発動できる。
自分のフィールド上のモンスター1体と
選択したモンスターを墓地へ送る。
(2):(1)の効果を発動したターンの
次のスタンバイフェイズ時に発動する。
(1)の効果で墓地へ送られたモンスターをそれぞれ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚された相手モンスターの攻撃力は
元々の攻撃力の倍となる。

ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネ(オリジナルカード)
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「ブラックフェザー・ドラゴン・セイントルネ」の(2)の効果は
1ターンに1度しか発動できず、発動したターン自分は直接攻撃を行えない。
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「ブラックフェザー・ドラゴン」として扱う。
(2):自分のメインフェイズに元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ
相手フィールド上のモンスターを対象に発動できる。
対象のモンスターの攻撃力を元々の攻撃力にする。
その後変化した数値分、このモンスターの攻撃力を上げる。


短編 エラーカード?
-遊勝塾 デニスの部屋-
デニスはスタンダード次元用デュエルディスクで通信をとっていた。

デニス「はい、指示通り僕は残るつもりです。……はい、そちらは大変みたいですね。……ははっ、遊矢よりもアグレッシブなわけですね。……もちろんです、すべては世界のためですから。では。」

デニスは通信を切ると押し入れの中から融合次元用デュエルディスクを取り出した。

デニス「僕も本気出さなきゃいけなくなりそうだな、ごめんよEmたち。」

そう言うと融合次元用デュエルのデッキの数枚をスタンダード次元用デュエルディスクに入っているデッキに差し込む。

デニス「いつもは手加減してるんだしこれ入れればパワーアップになるよな~。あ、あと零児からこれ、貰ってたんだった。」

ポケットから取り出したのはEmヒグルミ。

デニス「一回やってみたかったんだよなぁ~。僕はスケール5のEmヒグルミでペンデュラムスケールをセッティング!」
「エラーカード!使用不能!」
デニス「あれれ、じゃあアカデミアのデュエルディスクで…。僕はペンデュラムスケールをセッティング!」
「エラーカード!使用不能!」
デニス「んも~!後で零児に文句言わなきゃね!まったく!」

デニスは融合次元用のデュエルディスクを押し入れの奥にしまい、部屋を出ていった。

終わり
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。