俺なりのARC-V 〜Reconstructed Yu-Gi-Oh! ARC-V Story〜 作:エクシ
-ユーゴの回想 数年前-
フレンドシップカップに初登場ながら優勝したジャック・アトラスがサーキットから出てきた。それを待っていたユーゴは他のどのファンよりも早くジャックの元へ駆けていく。
ユーゴ「ジャック!!かっこよかったぜ!オレを弟子にしてくれえ!」
ジャック「なんだお前は!俺は弟子などとらん、消えろ!」
ユーゴ「えええ!頼むよぉ!ジャックがさっきやってた技、オレもやってみてえんだ!強くなりたいんだよ!」
ジャック「ええい、黙れ!俺は弟子を取らんと言ったらとらんのだ!」
まもなく子供たちがジャックを囲むようにしてサインを求めた。ユーゴを相手にすることなくジャックはサインを書き続けた。
ユーゴ「ちぇ!っいてぇ!」
子供たちに突き飛ばされるユーゴ。
ユーゴの先生「大丈夫か、君?」
後にユーゴの先生となる男が手を差し伸べるも、ユーゴはその手を取る事なく起き上がって駆けていく。
ユーゴ「ジャックに負けたやつに用はねえぜ!」
去っていくユーゴの背中をジャックはサインを書きながらも見ていた。
-サーキット-
2人のDホイールは加速を続ける。スタートダッシュはほぼ同時だったものの、さすがはキングと呼ばれるだけはあってジャックがユーゴを抜かしていく。
ユーゴ「くっそ!」
ジャック「フン、スリップストリームを使わず俺についてくるとはやるな。キングが子供相手に始めから本気を出すのも大人げない話だ。先行はくれてやる。」
ジャックのDホイール ホイールオブフォーチュンは右へずれ、ユーゴに道を譲る。そのタイミングでユーゴのDホイールは先にカーブへ入り、先攻はユーゴが得た。
-1ターン目-
ユーゴ「ことごとく舐めやがって!オレの力、見せてやる!俺はSRバンブー・ホースを召喚!」
SRバンブー・ホース
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1100/守1100
「SRバンブー・ホース」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから風属性モンスター1体を墓地へ送る。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
竹馬を模したSRモンスターがユーゴの場に現れ、その効果が発動する。
ユーゴ「バンブー・ホースの効果で手札からSR
SR電々大公
チューナー・効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1000/守1000
「SR電々大公」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「SR電々大公」以外の
「スピードロイド」チューナー1体を選んで特殊召喚する。
ユーゴ「レベル4のバンブー・ホースにレベル3の電電大公をチューニング!その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!シンクロ召喚!現れろ、レベル7!クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!!」
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のフィールドの
レベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):1ターンに1度、フィールドのレベル5以上の
モンスター1体のみを対象とするモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードの効果でモンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
このカードの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
ユーゴのエースモンスター クリアウィング・シンクロ・ドラゴンが先ほどのデュエルで突き破られた天井の合間をすり抜けて青空へ向かって飛翔する。
ユーゴ(ジャックのエースモンスターの効果はこいつで防げる。さらに攻撃対策もしなくちゃな。)
ユーゴ「俺はカードを1枚セットしターンエンド!」
-2ターン目-
ジャックは加速をしていき、ユーゴのDホイールのすぐ後ろへと付いた。
ジャック「俺のターン、ドロー!!俺は手札からレッド・リゾネーターを召喚!」
レッド・リゾネーター
チューナー・効果モンスター
星2/炎属性/悪魔族/攻 600/守 200
「レッド・リゾネーター」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分だけ自分はLPを回復する。
体から燃え上がる炎を怪しく輝かせてレッド・リゾネーターは現れた。
ジャック「さらに手札のレッド・ウルフの攻撃力を半分にし特殊召喚!」
レッド・ウルフ
効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻1400/守2200
(1):自分が「リゾネーター」モンスターの召喚に成功した時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は半分になる。
ジャック「レベル6のレッド・ウルフにレベル2のレッド・リゾネーターをチューニング!王者の咆哮、今天地を揺るがす。唯一無二なる覇者の力をその身に刻むがいい!シンクロ召喚!荒ぶる魂、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードのカード名は、
フィールド・墓地に存在する限り「レッド・デーモンズ・ドラゴン」として扱う。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の、このカードの攻撃力以下の攻撃力を持つ
特殊召喚された効果モンスターを全て破壊する。
その後、この効果で破壊したモンスターの数×500ダメージを相手に与える。
ユーゴに続きジャックもエースモンスター レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトのシンクロ召喚を決める。手をはじめとする全身に負った傷が美しく光りながらレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトは咆哮をあげる。
ジャック「スカーライトの効果を発動したいところだがクリアウィングにはその効果を無効にする力があったな。ならばそのままバトルし破壊してくれるわ!」
ユーゴ「よく知ってんじゃねえか!オレ対策でもしてきたのか??」
ジャック「調子にのるな、俺はレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトでクリアウィング・シンクロ・ドラゴンを攻撃!!灼熱のクリムゾン・ヘル・バーニング!」
光り輝く右手から放たれた攻撃はクリアウィング・シンクロ・ドラゴンに向けてまっすぐ放たれる。
ユーゴ「元アンタのファンのオレがスカーライトの攻撃を考えてないわけないだろ!永続罠 追走の翼 発動!」
追走の翼
永続罠
自分フィールドのSモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、対象のモンスターは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
(2):対象のモンスターがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
その相手モンスターを破壊する。
対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(3):対象のモンスターがフィールドから離れた場合にこのカードは破壊される。
ユーゴ「クリアウィングは破壊されず、このモンスターがレベル5以上のモンスターとバトルする時、相手のモンスターを破壊する!つまりクリアウィングとバトルするスカーライトは破壊されるってこった!」
黄色い翼がクリアウィング・シンクロ・ドラゴンに装備され、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃を迎え撃とうとする。しかしそれに際しジャックは手札のレッド・ガードナーの効果を発動した。
レッド・ガードナー
効果モンスター
星4/炎属性/悪魔族/攻 0/守2000
(1):自分フィールドに「レッド・デーモン」モンスターが存在し、
相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、自分フィールドのモンスターは相手の効果では破壊されない。
ジャック「レッド・ガードナーを墓地へ送り効果発動!このターン、レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトは破壊されん!バトルはこのまま続行だ!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの攻撃によってクリアウィング・シンクロ・ドラゴンの姿は見えなくなる。戦闘による衝撃がユーゴに到達するのは数秒もたたなかった。
ユーゴ「ぐああ!」
ユーゴLP4000→3500
ジャックのホイールオブフォーチュンはダメージを受けたことによってうまれたユーゴの隙をついて前へ出た。
ユーゴ「でも追走の翼の効果でクリアウィングは破壊されない!」
ジャック「クリアウィングは残したか。俺はカードを1枚セットしターンエンド!」
-3ターン目-
ユーゴ「行くぜ、不動流の戦いを見せてやる!オレのターン、ドロー!!」
ジャック「愚かなあいつの真似だけではお前も奴と同じく俺の前に敗れ去る道を歩むことになるぞ!」
ユーゴ「何言ってやがる!お前が勝ったのは最初だけ、次のフレンドシップカップは先生がお前を倒した!」
ユーゴの先生のことになると熱くなるユーゴを鼻で笑うジャック。
ジャック「お前は奴の最期を知らぬようだな。ならば教えてやる。奴を倒し、カードにしたのは俺だ!」
ユーゴ「なん…だと?」
ジャック「だから俺は奴より強い。奴より弱かったお前がこの俺に敵うと思うか?」
ジャックは自分を親指で指した後、その手で人差指を上に向けた。
ジャック「キングは一人、この俺だ!」
ユーゴ「てめえ…てめえは許さねえ!オレは墓地のバンブー・ホースの効果発動!このカードを除外し、デッキからSR赤目のダイスを墓地へ送る!」
SR赤目のダイス
チューナー・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 100/守 100
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
「SR赤目のダイス」以外の自分フィールドの
「スピードロイド」モンスター1体を対象とし、
1~6までの任意のレベルを宣言して発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで宣言したレベルになる。
ユーゴ「そしてSRダブルヨーヨーを召喚!」
SRダブルヨーヨー
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1400/守1400
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル3以下の
「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
2つのヨーヨーを振り回しながらSRダブルヨーヨーがユーゴのフィールドに召喚された。そして召喚時の効果が発動する。
ユーゴ「ダブルヨーヨーの効果!墓地の赤目のダイスを特殊召喚!そして赤目のダイスの効果によってダブルヨーヨーのレベルを2にする!レベル2のダブルヨーヨーにレベル1の赤目のダイスをチューニング!あらゆる姿を持つ風神よ、その突風で全てを速度の地平へ誘え!シンクロ召喚!レベル3!シンクロチューナー
HSR暴風クワライ(オリジナルカード)
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻1200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):S召喚されたこのカードが破壊された場合に発動できる。
デッキから「SR」カードを2枚選択し手札に加える。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
体がバラバラの風神が小さな竜巻によって結びつかれた福笑いを思わせるシンクロチューナー HSR暴風クワライが守備表示で姿を現した。
ジャック「シンクロチューナー…!」
ユーゴ「オレは許さねえ!!先生を殺したお前を!」
ユーゴはどんどんDホイールのスピードを上げて行く。ジャックを抜かしてスピードが加速する中、HSR暴風クワライを使った新たなシンクロ アクセルシンクロを図る。
ユーゴ「うぉぉぉ!行くぜ!レベル7のクリアウィング・シンクロ・ドラゴンにレベル3 シンクロチューナー HSR暴風クワライをチューニング!!」
加速する中でユーゴの中からズァークの声が聞こえた。
-ユーゴの心の中-
ズァーク(我ノ力ヲ使エ…オ前ハ俺ナノダカラ!)
ユーゴ(なんだ、なんなんだ、お前は!)
ズァーク(我ニ体ヲ委ネロ!スグソノ男ヲ倒シテヤル!)
ユーゴ(オレが奴を倒す!出てくんな!)
心の中で強気な態度を取るも師が勝てなかったジャックに勝つ自信がないことはユーゴが一番よくわかっていた。ユーゴの中に潜むズァークはその隙をついてユーゴの肉体を乗っ取ろうとする。
-サーキット-
ズァークユーゴ「フハハハ!」
ズァークに乗っ取られたユーゴは加速をやめ、ジャックの横についた。それを見たジャックは感情を爆発させる。
ジャック「ユーゴ…貴様!!自分を取り戻せ!お前が俺を倒すのだろう!」
ズァークユーゴ「クハハハ!クリアウィングよ、我に力を!」
ジャック「その竜か…!罠カード発動!キングス・ジャッジメント!」
キングス・ジャッジメント(オリジナルカード)
通常罠
(1):自分フィールド上に「レッド・デーモン」モンスターが
存在する場合に発動できる。
フィールドに存在するカード1枚を選んで墓地へ送る。
その後自分フィールド上に「レッドトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を1体特殊召喚する。
ジャック「俺はクリアウィングを墓地へ送る!」
クリアウィング・シンクロ・ドラゴンを対象に取ることなく墓地へ送り、レッドトークンが特殊召喚される。それと同時に追走の翼も破壊され、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの消滅によってズァークに支配されていたユーゴは正気に戻った。
ユーゴ「っ!オレは一体…!俺はカードを1枚セットしターンエンド…!」
ジャック「元に戻ったか。怒りにとらわれて冷静にデュエルが出来んとは、あいつの教えを守っていないようだな。」
ユーゴ「先生を殺したお前が先生の教えを語るんじゃねえ!」
??「それは違うぜ!」
サーキットの観客席から声が響いた。その方を向くとブラックバードから降りるクロウとセレナが立っていた。
-サーキット観客席-
クロウ「ジャック、お前も来たんだな。」
-サーキット-
ジャック「クロウ!」
-サーキット観客席-
クロウ「ユーゴ、ジャックが何を言ったのか知らねえが、ジャックはお前に本気になってほしくて嘘をついているんだぜ。」
-サーキット-
ユーゴ「どういうことだ?」
ジャック「余計なことを言うな!」
-サーキット観客席-
クロウ「こいつは本当に不器用な奴なんだよ。知ってるだろ、元ファンなんだからな。」
そういうとクロウはユーゴの先生、そしてジャックの話を始めた。
-クロウの回想-
ユーゴ「ジャックに負けたやつに用はねえぜ!」
走り去るユーゴをクロウも見ていた。クロウは男の肩に手を置き声をかける。
クロウ「ガキには勝ったやつにしか目がいかねえんだ。気にすんな。」
ユーゴの先生「それはまったく気にしていない。だが彼はなぜ強くなりたいと思ったのか、それが気になっただけさ。」
ジャック「おい。」
サインを書き終えたジャックが2人に近づく。
クロウ「おうおう、キング様どうされた?」
ジャック「黙れ、お前には興味はない。」
クロウ「はぁ!てめえ!」
そんなクロウを無視してジャックは男に話しかける。
ジャック「お前、最後のデュエルでなぜエースモンスターを出さなかった?あの場面で出していれば確実に俺は負けていた。」
ユーゴの先生「あの日はカードを子供たちに貸していたんだ。だからあのカードはデッキに入っていなかった。」
ジャック「ほう、このキングとのデュエルで手加減をするとは舐めたやつだ。」
ユーゴの先生「そういうわけでは…」
ジャック「しかし負けは負け。一つ言うことを聞いてもらおう。」
ジャックはその男にユーゴを弟子にしてやるよう頼んだ。数日前、ジャックは不良に絡まれるリンを助けようとするユーゴを見ていた。しかしユーゴの腕では数人を倒すことは出来なかったのだ。そんな彼に力を貸したいと思ったジャックだったが、彼は人に対し素直に伝えることが苦手だった。弟子をとったところでユーゴを強くすることは自分にはできない。そう考えたジャックは好敵手となった男にユーゴの先生をしてもらうことにしたのだ。
-クロウの回想 数年後-
不動流の道場が襲われ、クロウによってユーゴが保護されているとき、ジャックはユーゴの先生と対峙していた。
ユーゴの先生「わかっているよ、ジャック。お前はキングであり続けることでコモンズの希望になろうとしていたんだな。」
ジャック「…。」
ユーゴの先生「キングがコモンズではコモンズの人々にとって憧れにはならない。お前はコモンズのためにコモンズであることを捨てた。ロジェに命じられた人々を陰でお前が救っていたことは知ってる。金がなく追われた人には金を与え、デュエルが弱いことで追われた人は地下デュエル上で鍛え上げさせた。」
ジャック「…話はそれだけか?俺はお前を倒さねばならない。さすがにお前を匿うことは出来ない。」
ジャックの言葉に微笑を浮かべるユーゴの先生。彼はそのままデュエルチェイサーから奪ったデュエルディスクを自分に向け、カードとなった。
-サーキット-
話を聞いたユーゴはDホイールを走らせながらも頭の中が真っ白であった。
ユーゴ「嘘…だろ?」
ジャック「クロウめ。余計なことを言うなと言っただろう!俺がロジェの刺客であることは確かだ!さぁユーゴ、俺を倒してみろ!強くなった貴様の力を俺にぶつけてみるがいい!」
ジャックの煽りも今となっては亡くした友への罪滅ぼしのようにも聞こえる。
ユーゴ「ジャック…アンタは…。」
ジャック「ええい、黙れ!お前は奴の弟子、その敵である俺を倒すのだ!」
ユーゴ「…ちげえよ。アンタは俺と先生を繋いでくれた遊星粒子みたいな存在だ。そんなアンタに今成長したオレの力を見せてやるぜ!」
そんなユーゴを見てジャックは微笑む。まるで成長したわが子を見るかのような気持ちにジャックはなっていた。
ジャック「それでいい。お前が本気でぶつかるのならば俺も本気を出すまでだ!」
-4ターン目-
ジャックとユーゴはほぼ同じスピードでサーキットを走る。しかし4ターン目に入るとジャックがスピードを上げていった。
ジャック「俺のターン!ドロー!俺はダブル・リゾネーターを召喚!」
ダブル・リゾネーター
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/悪魔族/攻 0/守 0
「ダブル・リゾネーター」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
(2):墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その悪魔族モンスターをチューナーとして扱う。
金と銀、二つの顔を持つリゾネーターモンスターが召喚され、その効果が起動する。
ジャック「ダブル・リゾネーターの効果によりレッドトークンをチューナーにする!」
ユーゴ「チューナーが2体…まさか!」
ジャック「そのまさかだ!俺のエンターテインメント溢れるパワーデュエル、しかと見るがいい!」
フレンドシップカップでかつて聞いた台詞をあの頃と同じ気持ちで効くことが出来るとはユーゴは思ってもいなかった。危機に陥ると共にどこかで楽しんでいる自分がいる。
ジャック「荒ぶる…荒ぶるぞ、俺の魂が!!俺はレベル8のレッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトにレベル1のレッドトークンとダブル・リゾネーターをダブルチューニング!」
普段のチューニングの輪とは異なり、炎の輪が空中へ舞い上がる。
ジャック「王者と悪魔、今ここに交わる。赤き竜の魂に触れ、天地創造の雄たけびをあげよ!シンクロ召喚!現れろ!レベル10、レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント!!」
レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3500/守3000
チューナー2体+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
「レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズ1に発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
このターン、このカード以外の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):バトルフェイズに魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を500アップする。
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトの傷はみるみるうちに癒えていき、荒ぶる暴君 レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントがジャックのホイールオブフォーチュンの頭上に姿を現した。
HSR暴風クワライ(オリジナルカード)
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星3/光属性/機械族/攻1200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):S召喚されたこのカードが破壊された場合に発動できる。
デッキから「SR」カードを2枚選択し手札に加える。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
キングス・ジャッジメント(オリジナルカード)
通常罠
(1):自分フィールド上に「レッド・デーモン」モンスターが
存在する場合に発動できる。
フィールドに存在するカード1枚を選んで墓地へ送る。
その後自分フィールド上に「レッドトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を1体特殊召喚する。
短編 ユーリの旅
-スタンダード次元 どこかの街-
ユーリ「ん?舞網市じゃないところに着いちゃったみたいだな。ここはどこだ?」
子供A「お兄ちゃん、魔法使いみたいな格好だ!」
ユーリ「んんん?僕が魔法使い?悪い気分はしないなぁ。じゃあ魔法を見せてあげるよ!現れろ!捕食植物ドラゴスタペリア!!」
子供A「うわ~~~~!!」
ユーリ「あれあれ、逃げちゃった。」
-また別の街-
ユーリ「ここも舞網市じゃないみたいだ。にしてもこの次元の人たちはアドバンス召喚ばっか使うなあ。僕もこっちのアドバンス召喚のデッキでも使って遊んでみようかなぁ。」
子供B「お兄ちゃんデュエルしよう!」
ユーリ「いいよ、フフフ」
数分後
ユーリ「古代の機械混沌巨人でダイレクトアタック!はい、終わりだよ。」
子供B「うわあああん!」
ユーリ「融合入れてたの忘れた。ごめんね。」
終わり