俺なりのARC-V 〜Reconstructed Yu-Gi-Oh! ARC-V Story〜   作:エクシ

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第3話「異次元の王」

-深夜-レオコーポレーション社長室-

??「零児様。」

零児「中島か。どうした?」

 

零児の元に通信が入った。この時間の連絡は最近横行している”LDS狩り”の被害連絡に決まっていた。

 

零児「また被害者か。誰だ?」

中島「最初は20時8分にデュエルディスクの反応があった光津真澄です。駆け付けた頃には誰もおらず恐らくカード化されて持っていかれた模様です。」

零児「敵の召喚法は?」

中島「エクシーズ召喚です。」

 

まただ。ここ数週間、ずっとエクシーズ召喚を使う者によってLDSの塾生が襲撃されている。稀に目撃者はいるものの犯人はマスクをしており顔を見た者はいないという。

 

中島「デュエル反応後すぐ向かったので恐らくまだ近辺に潜んでいるものと思われます。捜索を続けます。」

零児「あぁ、そちらに紫雲院を送った。紫雲院とも回線を繋げておけ。」

中島「ハッ!」

 

-舞網市郊外-

黒咲「ユート。」

ユート「無事だったか、敵は?」

黒咲「カードにしてやった。これで少しはアカデミアの戦力を削ぐことが出来る。」

ユート「…。」

素良「ふーん、どうやら君たちが襲撃の犯人みたいだね。」

ユート・黒咲「!?」

 

二人が振り向くとそこには素良率いるLDS”制服組”が立っていた。

 

黒咲「貴様ら…!」

素良「よくもうちの塾生たちをやってくれたね。マスクで顔が分からないけど負け犬のレジスタンスの残党ってとこかな?」

ユート「貴様ら…アカデミア!」

素良「生き残りは殲滅する!それがプロフェッサーからの命令だからね!こいつらはLDSの中でも選りすぐりの制服組さ。行け!」

制服組「「「デュエル!」」」

 

-レオコーポレーション社長室-

素良たちの戦闘情報が入ってきた。デュエルディスクの情報を見ると制服組の二人を犠牲に襲撃犯たちを徐々に追い詰めているのが分かる。襲撃犯のうち一人の反応が突如消え、もう一人はデュエルに敗北したのがわかった。

 

素良「社長、終わったよ。」

零児「ご苦労、どうだった?」

素良「犯人の一人は何とか倒して今気絶させてるよ。」

零児「もう一人は?デュエルの途中で反応が消えたようだが?」

 

素良はやれやれとでも言わんばかりにため息をついて話し続ける。

 

素良「コイツがもう一人を逃がしたんだ。でもその男の顔は見れた。すごく驚いちゃった。今デュエルディスクから写真を送ったよ。」

零児「…!これは…。明日のデュエルで確かめなければならないことが増えたな…。中島、あのカードらの開発を急がせろ。今夜中にだ。」

 

-翌日-遊勝塾デュエル場-

遊矢たちは来たるLDSの刺客を迎えるべく待ち構えていた。扉が開かれるとそこには零児が立っていた。

 

遊矢「お前は…?」

零児「私が赤馬零児だ。」

柚子「赤馬零児直々に遊矢の相手をするってこと!?」

 

零児は眼鏡をあげながら遊矢の元へ歩く。

 

零児「そうだ、当初の予定を変更して私が相手をすることにした。」

遊矢「相手は誰でもいい!かかってこい!」

零児「まぁそう焦るな。ところで一つ聞きたいことがあるのだがいいか?」

遊矢「?」

零児「君は昨晩、明け方まで何をしていた?」

遊矢「何って寝てたけど…。」

零児「そうか…では始めようか。」

 

二人はデュエル場に立った。柚子がリアルソリッドビジョンシステムを起動させる。

 

柚子「リアルソリッドビジョンシステム起動!アクションフィールド アスレチック・サーカス!」

 

辺りはサーカスのような風景に変わっていく。それと共に口上が始まった。」

 

遊矢「戦いの殿堂に集いし決闘者たちが!」

零児「モンスターと共に地を蹴り宙を舞いフィールド内を駆け巡る!」

遊矢「見よ、これがデュエルの最終進化形!」

零児「アクション…」

遊矢・零児「「デュエル!」」

 

-1ターン目-

遊矢「先行は俺がもらった!俺はスケール1の星読みの魔術師とスケール8の時読みの魔術師でペンデュラムスケールをセッティング!」

 

 

星読みの魔術師

ペンデュラム・効果モンスター

星5/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2400

【Pスケール:青1/赤1】

(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、

相手はダメージステップ終了時まで魔法カードを発動できない。

(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード

または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、

このカードのPスケールは4になる。

【モンスター効果】

(1):1ターンに1度、自分フィールドのPモンスター1体のみが

相手の効果で自分の手札に戻った時に発動できる。

その同名モンスター1体を手札から特殊召喚する。

 

時読みの魔術師

ペンデュラム・効果モンスター

星3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守 600

【Pスケール:青8/赤8】

自分フィールドにモンスターが存在しない場合にこのカードを発動できる。

(1):自分のPモンスターが戦闘を行う場合、

相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。

(2):もう片方の自分のPゾーンに「魔術師」カード

または「オッドアイズ」カードが存在しない場合、

このカードのPスケールは4になる。

【モンスター効果】

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

1ターンに1度、自分のPゾーンのカードは相手の効果では破壊されない。

 

 

遊矢「これでレベル2から7のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れろ!俺のモンスターたち!まずは守備表示でEMセカンドンキー!」

 

 

EMセカンドンキー

効果モンスター

星4/地属性/獣族/攻1000/守2000

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「EMセカンドンキー」以外の「EM」モンスター1体を墓地へ送る。

自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合、

墓地へ送らず手札に加える事もできる。

 

 

「そして雄々しくも美しく輝く二色のまなこ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

ペンデュラム・効果モンスター

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

【Pスケール:青4/赤4】

「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の(1)(2)のP効果は

それぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。

(2):自分エンドフェイズに発動できる。

このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。

【モンスター効果】

(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、

このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる

 

 

零児「なるほど、これがペンデュラム召喚。」

遊矢「EMセカンドンキーのモンスター効果!特殊召喚に成功した時、手札にEMを加える!おれはEMトランプ・ガールを手札に加える!」

 

 

EMトランプ・ガール

ペンデュラム・効果モンスター

星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 200

【Pスケール:青4/赤4】

【モンスター効果】

(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。

融合モンスターカードによって決められた、

このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

(2):このカードがPゾーンで破壊された場合、

自分の墓地のドラゴン族の融合モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

 

 

遊矢「カードを1枚セットしターンエンド!」

 

-2ターン目-

零児「私は手札のDDスワラル・スライムのモンスター効果発動!」

 

 

DDスワラル・スライム

効果モンスター(準制限カード)

星2/闇属性/悪魔族/攻 200/守 200

「DDスワラル・スライム」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。

「DDD」融合モンスターカードによって決められた、

このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、

その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。

手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

零児「スワラル・スライムと手札のDDバフォメットで融合召喚を行う!」

遊矢「こいつ…融合使いか!」

零児「自在に形を変える神秘の渦よ。異形の神を包み込み、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ!レベル6!DDD烈火王テムジン!」

 

 

DDD烈火王テムジン

融合・効果モンスター

星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守1500

「DD」モンスター×2

「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、

自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、

自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、

自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

 

 

遊矢「だがオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力は2500、烈火王テムジンでは勝てない!」

零児「まだ私のメインフェイズは終わっていない。手札からDDナイト・ハウリングを召喚!」

 

 

DDナイト・ハウリング

チューナー・効果モンスター

星3/闇属性/悪魔族/攻 300/守 600

(1):このカードが召喚に成功した時、

自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、

そのモンスターが破壊された場合に自分は1000ダメージを受ける。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない

 

 

零児「DDナイト・ハウリングの効果発動!墓地からDDバフォメットを特殊召喚!」

遊矢「チューナーモンスター!?まさか!」

零児「そう、チューナーと呼ばれるモンスターを扱い上級モンスターを呼び出す召喚法 シンクロ召喚!それを今見せてやる。レベル4のDDバフォメットにレベル3のDDナイト・ハウリングをチューニング!闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!シンクロ召喚!生誕せよ!レベル7!DDD疾風王アレクサンダー!!」

 

 

DDD疾風王アレクサンダー

シンクロ・効果モンスター

星7/風属性/悪魔族/攻2500/守2000

「DD」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

「DDD疾風王アレクサンダー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、

自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、

自分の墓地のレベル4以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

 

 

零児「烈火王テムジンのモンスター効果!墓地からDDバフォメットを特殊召喚!そして疾風王アレクサンダーのモンスター効果により墓地のDDスワラル・スライムを特殊召喚!」

遊矢「またあのモンスター…!融合召喚する気か!?」

零児「いやあの効果は手札において1ターンに1度しか使えない。それよりももっと面白いものを見せてやる。お前の得意とする召喚法だ!」

 

そういうと零児は近くにあるアクションカードを拾い発動した。

 

零児「アクションマジック ダブル・イリュージョン!フィールドのモンスター1体のレベルを2倍にする。私はスワラル・スライムのレベルを2から4に変える!」

遊矢「レベル4のモンスターが2体…!?」

零児「レベル4のDDスワラル・スライムとDDバフォメットでオーバーレイ!この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ!エクシーズ召喚!生誕せよ!ランク4!怒濤王シーザー!」

 

 

DDD怒濤王シーザー

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/水属性/悪魔族/攻2400/守1200

悪魔族レベル4モンスター×2

「DDD怒濤王シーザー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。

このターンに破壊されたモンスターをバトルフェイズ終了時に、

自分の墓地から可能な限り特殊召喚する。

次のスタンバイフェイズに自分は

この効果で特殊召喚したモンスターの数×1000ダメージを受ける。

この効果は相手ターンでも発動できる。

(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。

デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。

 

 

遊矢「エクシーズ召喚まで…!なんてデッキだ!」

零児「Different Dimension Demon。異次元の王のデッキだ。」

遊矢「く…でも俺はエクシーズ召喚なんてしたことないぞ?得意なんかじゃない。」

零児「…バトル!DDD怒濤王シーザーでEMセカンドンキーで攻撃!」

遊矢「くっ…!」

 

遊矢は戦闘に対抗するためのアクションカードを探すも素早い攻撃に対応できずEMセカンドンキーは破壊される。

 

零児「ペンデュラムモンスターは破壊されてもエクストラデッキへ行き、次のターン甦るのだったな。ならば相打ちにする意味はない、いやむしろ私のモンスターがもったいないだけだな。」

遊矢「なぜペンデュラム召喚を知っている!?」

零児「舞網市内でのデュエル情報はデュエルディスクを通してすべてレオコーポレーションに入ってくる。だから君が昨晩何をしていたかもすべて私は分かっているのだよ。」

遊矢「?」

零児「…1枚カードを伏せターンエンド!」

 

-3ターン目-

遊矢「俺のターン、ドロー!俺は手札からEMトランプ・ガールを召喚!そしてトランプ・ガールの効果発動!このカードを含めるフィールドのモンスターで融合召喚を行う!EMトランプ・ガールとオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで融合!あやかしの技を操りし者よ、まばゆき光となりて龍の眼まなこに今宿らん!融合召喚!出でよ!秘術ふるいし魔天の龍!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

 

ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

融合・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000

「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」+魔法使い族モンスター

(1):このカードは、「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」以外の

融合素材としたモンスターの元々のレベルによって以下の効果を得る。

●レベル4以下:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。

●レベル5以上:このカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。

(2):フィールドのP召喚されたモンスターを素材として

このカードが融合召喚に成功したターン、

このカードは相手の効果を受けない。

 

 

遊矢「バトルだ!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで疾風王アレクサンダーを攻撃!シャイニーバースト!」

零児「…つまらないな、本当にあの榊遊勝の息子か?」

遊矢「何!?」

零児「永続罠 戦乙女(ヴァルキリー)の契約書を発動!」

 

 

戦乙女の契約書

永続罠

「戦乙女の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):手札から「DD」カードまたは「契約書」カードを1枚墓地へ送り、

フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、

自分フィールドの悪魔族モンスターの攻撃力は、

相手ターンの間1000アップする。

(3):自分スタンバイフェイズに発動する。

自分は1000ダメージを受ける。

 

 

零児「この効果によって私のフィールド全てのモンスターの攻撃力は1000上がる。よって疾風王アレクサンダーの攻撃力は3500、ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力を上回る!」

遊矢「くそ!うわあ!!」

 

遊矢LP4000→3500

 

ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンは返り討ちにあい破壊された。遊矢はそのままターン終了を宣言する。

 

-4ターン目-

零児「私のターン、ドロー!もういい、さっさとビジネスを済ませよう。”2つの意味で”見当違いだったようだ。」

遊矢「くっ…!」

零児「スタンバイフェイズ時、戦乙女の契約により1000ダメージを受ける。」

 

零児LP4000→3000

 

遊矢のフィールドに守ってくれるモンスターはいない。すぐにアクションカードを探しに走る。

 

零児「バトル!烈火王テムジンでダイレクトアタック!ファイヤー・ストローク!」

遊矢「ぐぁ!!」

 

遊矢LP3500→1500

 

零児「終わりだ、疾風王アレクサンダーでダイレクトアタック!」

 

最後の攻撃とほぼ同じタイミングで遊矢はアクションカードを掴んだ。辺りには煙が舞う。

 

零児「…!」

 

晴れた煙の中にはアクションマジック 大脱出を発動した遊矢が立っていた。

 

遊矢「アクションマジック 大脱出!バトルフェイズを終了させる!」

零児「ふん。」

遊矢「確かにつまらなかったかもしれないな。遊勝塾を守るためにやるんだから遊勝塾らしくエンタメデュエルでお前を笑顔にする!」

零児「やってみるがいい!カードを1枚セットしターンエンド!」

 

-5ターン目-

遊矢「レディースアーンドジェントルメーン!榊遊勝直伝のエンタメデュエルを今御覧に入れましょう!私のターン、ドロー!」

 

エンタメデュエルを始めようとする遊矢はすぐにサーカスの設備を渡りつつアクションカードを拾った。

 

遊矢「さぁ、ここから逆転勝利した暁には拍手ご喝采を!」

零児「ほう、この布陣を崩すと。」

遊矢「その通りでございます!」

 

女性の声(リアルソリッドビジョンシステムは人の手による魔法…)

 

再び遊矢の頭の中に女性の声が聞こえる。言っている内容はまるで意味が分からないもののそれに応えるかのように遊矢はデュエルを進めていく。

 

遊矢「私はセッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚!現れろ、私のモンスターたち!手札からEMシルバー・クロウ!」

 

 

EMシルバー・クロウ

ペンデュラム・効果モンスター

星4/闇属性/獣族/攻1800/守 700

【Pスケール:青5/赤5】

(1):自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力は300アップする。

【モンスター効果】

(1):このカードの攻撃宣言時に発動する。

自分フィールドの「EM」モンスターの攻撃力は

バトルフェイズ終了時まで300アップする。

 

 

遊矢「そしてエクストラデッキより甦れ!オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

再びエースモンスター オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが現れた。

 

遊矢「EMシルバー・クロウとオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで融合!」

零児「何!?何の効果も発動せず融合だと!?」

遊矢「このモンスターを融合する際、融合カードは必要としません!誇り高き銀狼よ。ふた色の眼の龍と一つとなりて新たな力を生み出さん!融合召喚!出でよ!野獣の眼まなこ光りし獰猛なる龍!レベル8!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!!」

 

 

ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

融合・効果モンスター

星8/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2000

ドラゴン族・闇属性モンスター+獣族モンスター

このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。

●自分フィールドの上記カードをリリースした場合に

エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。

(1):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。

このカードの融合素材とした獣族モンスター1体の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 

 

零児「新たな融合モンスター…!面白くなってきたな。」

遊矢「バトルだ!ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで烈火王テムジンを攻撃!ヘルダイブバースト!!」

零児「相打ちだと?」

遊矢「アクションマジック ハイダイブ発動!ビーストアイズの攻撃力を1000アップさせます!これで攻撃力4000!」

 

攻撃力の上がったビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを見ると零児はアクションカードを探しに走る。しかしカードを拾うと同時にビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃が命中した。

 

零児「クッ…!」

 

零児LP3000→2000

 

遊矢「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの効果発動!EMシルバー・クロウの攻撃力である1800のダメージを相手に与えます!」

零児「ならばアクションマジック フレイム・ガード発動!効果ダメージをゼロにする!」

 

零児は防御のため、アクションマジックを使うとすぐに近くにある新たなアクションマジックを拾った。

 

遊矢「ならば更に罠発動!エクストラ・タッチアンドゴー!」

 

 

エクストラ・タッチアンドゴー(オリジナルカード)

通常罠

(1):自分フィールドに存在するエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを対象に発動できる。そのカードをエクストラデッキに戻し、墓地に存在する対象モンスターと同じ種族、攻撃力、守備力のモンスターを特殊召喚する。その後、このカードの効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃力・守備力が半分となり、このターンの間、相手に直接攻撃が出来る。

 

 

遊矢「ビーストアイズをデッキに戻し墓地からルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを特殊召喚!そして攻撃力は半分の1500となってしまいますが、ルーンアイズはダイレクトアタックが出来ます!ルーンアイズ・ペンデュラム・ドラゴンで赤馬零児にダイレクトアタック!シャイニーバースト!」

零児「面白いカードを使うものだ。くっ!」

 

零児LP2000→500

 

遊矢「あなたの残りライフは500。次のあなたのスタンバイフェイズに戦乙女の契約書のダメージで終わりだ!ターンエンド!」

 

-6ターン目-

零児「さすがは榊遊勝の息子、と言わせてもらうか。数々の非礼を詫びさせてくれ。」

遊矢「え、あ、いやぁ…。」

零児「だがまだ甘い!私のターン、ドロー!私はスタンバイフェイズに契約書のダメージを負う予定であったがそれにチェーンし罠発動!契約洗浄(リース・ロンダリング)!」

 

 

契約洗浄

通常罠

(1):自分の魔法&罠ゾーンの「契約書」カードを全て破壊する。

破壊した数だけ自分はデッキからドローする。

その後、自分はドローした数×1000LP回復する

 

 

零児「これにより私のライフは回復する!」

 

零児LP500→1500

 

遊矢「くそ!」

零児「私も面白いものを見せてやろう。私はスケール1のDD魔導賢者ガリレイとスケール10のDD魔導賢者ケプラーでペンデュラムスケールをセッティング!」

 

 

DD魔導賢者ガリレイ

ペンデュラム・効果モンスター

星10/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

【Pスケール:青1/赤1】

(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。

この効果は無効化されない。

(2):自分スタンバイフェイズに発動する。

このカードのPスケールを2つ上げる(最大10まで)。

その後、このカードのPスケール以下のレベルを持つ、

「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

【モンスター効果】

「DD魔導賢者ガリレイ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードを手札から捨て、自分フィールドの、

「DD」カードまたは「契約書」カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

この効果は相手ターンでも発動できる

 

DD魔導賢者ケプラー

ペンデュラム・効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0

【Pスケール:青10/赤10】

(1):自分は「DD」モンスターしかP召喚できない。

この効果は無効化されない。

(2):自分スタンバイフェイズに発動する。

このカードのPスケールを2つ下げる(最小1まで)。

その後、このカードのPスケール以上のレベルを持つ、

「DD」モンスター以外の自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

【モンスター効果】

「DD魔導賢者ケプラー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、

以下の効果から1つを選択して発動できる。

●このカード以外の自分フィールドの「DD」カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

●デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。

 

 

遊矢「なんだと!?お前もペンデュラム召喚を!?」

零児「これでレベル2から9のモンスターが同時に召喚可能!我が魂を揺らす大いなる力よ。この身に宿りて、闇を引き裂く新たな光となれ!ペンデュラム召喚!現れろ、私のモンスター!DDD死偉王(しいおう)ヘル・アーマゲドン!!」

 

 

DDD死偉王ヘル・アーマゲドン

ペンデュラム・効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守1000

【Pスケール:青4/赤4】

(1):1ターンに1度、自分フィールドの

「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで800アップする。

【モンスター効果】

(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、

そのモンスター1体を対象として発動できる。

このカードの攻撃力はターン終了時まで、

対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。

この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。

(2):このカードは、このカードを対象としない魔法・罠カードの効果では破壊されない。

 

 

遊矢「く…くそ!」

零児「恥じることはない。君は十分戦った。バトル!一斉攻撃だ!!」

 

ヘル・アーマゲドン、アレクサンダー、シーザーの攻撃によって遊矢のライフは零となった。

 

遊矢LP1500→0

 

遊矢「くそ…遊勝塾を…守れなかった…!」

 

遊矢は頭につけているゴーグルを目につけ、跪いた。そんな遊矢を見た零児は手を差し伸べる。

 

零児「安心しろ、遊勝塾を買収する気などない。」

遊矢「え?」

零児「榊遊勝は私の尊敬する人物、確かに彼の遺志を継がないデュエルをしていながら彼の名を塾名にしているところであれば買収していた。しかし君は劣るとはいえあの人に追いつこうと努力している。そういった人間は私は好きだ。」

遊矢「赤馬零児…。じゃあなんでわざわざここに来たんだ?」

零児「そうだな、詳しいことを話すためにレオコーポレーションに来てもらうことは可能かな。まぁ私が勝ったということで話くらいはきいてもらおう。」

 

零児はにやりとしながら首に巻くマフラーをはためかせた。




エクストラ・タッチアンドゴー(オリジナルカード)
通常罠
(1):フィールドに存在するエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを対象に発動できる。そのカードをエクストラデッキに戻し、墓地に存在する対象モンスターと同じ種族、攻撃力、守備力のモンスターを特殊召喚する。その後、このカードの効果で特殊召喚されたモンスターは攻撃力・守備力が半分となり、このターンの間、相手に直接攻撃が出来る。
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