俺なりのARC-V 〜Reconstructed Yu-Gi-Oh! ARC-V Story〜   作:エクシ

65 / 85
第61話「超越霊神エクシーズ・カイザー」

-遺跡最深部-

遊矢は背負っていたミドリを下ろした。正体がオートグラフ・マジシャンと精霊であることから傷の治りも早い。

 

遊矢「父さん、久しぶり。」

遊勝「まだ私のことを父と呼んでくれるんだな、ありがとう。」

遊矢「俺を育ててくれたのは紛れもなく母さんと父さんだからね。」

遊勝「私は幸せ者だな。死んでもなお人を笑顔にすることが出来たのだから。」

遊矢「…。」

遊勝「その様子ならデニスから話は聞いたみたいだな。私たち秤の魔術師はヴィエイの呪縛から解放されたことで元々いたこの遺跡に戻っていたんだ。」

遊矢「この遺跡って一体何なんだ!?もう何もかもがわからない!」

 

遊矢は自分の感情を爆発させながら言い放つ。そんな様子を見た遊勝はニコリとすると秤の魔術師としてこの遺跡の成り立ちを言い始めた。

 

-遊勝(テレグラフ・マジシャン)の記憶 アーク神殿-

アーク次元にかつて存在した精霊神を祭っていた神殿 アーク神殿。アークに目覚めたものにだけ入ることが許される聖域はヴィエイの研究対象となっていた。

 

ヴィエイ「精霊神の研究のために入りたいんです。」

神官「だめだだめだ!神官である私ですら入ることは許されていないんだ!帰った帰った……ングッ!!」

 

追い出そうとした神官をヴィエイは躊躇いもなくナイフで突き刺した。

 

ヴィエイ「大人しく従えばいいものを。」

 

アーク神殿の中に入ると中は迷路になっていた。アークに力を持つものでないとこの迷路を解き明かすことは出来ない。とはいえ強力なアークの力を持つヴィエイにとっては造作もないことであった。

 

??「珍しいお客様だな。」

ヴィエイ「お前は?」

波読みの魔術師「精霊神を守護する6人の魔術師。秤の魔術師の1人 波読みの魔術師だ。」

ヴィエイ「それは都合がいい。お前たち6人を僕の僕にすれば精霊神に近づける!」

 

ヴィエイはアークの力を使い、波読みの魔術師の意識を乗っ取る。

 

波読みの魔術師(なんだと!私の意識が…!)

 

波読みの魔術師の媒体となったカードはヴィエイの力によってテレグラフ・マジシャンへと変わった。それから立て続けにヴィエイは秤の魔術師に挑み続けた。版読みの魔術師はリトグラフ・マジシャンに、脈読みの魔術師はポリグラフ・マジシャンに、文読みの魔術師はモノグラフ・マジシャンに、像読みの魔術師はフォトグラフ・マジシャンに、筆読みの魔術師はオートグラフ・マジシャンへと変えられ、ヴィエイの洗脳下に置かれた。しかし秤の魔術師の力を手に入れ、いくらその迷路をさまよっても精霊神の待つ所には到達しない。ヴィエイは己のアークの力の不足と考え、それを上回るアークの力を持つ決闘者を探すことにした。それからヴィエイはズァークに出会い、彼のアークの力を暴走させることで強力な力を引き出そうとした。しかしズァークは予想以上の力の持ち主であり、ヴィエイの力ではコントロールできなかった。それが覇王龍ズァークによる暴走へと繋がるのだ。

 

-遊勝(テレグラフ・マジシャン)の記憶 アーク次元の街-

レイの活躍によって覇王龍ズァークは次元ごと4つに分離し、世界の滅亡は免れた。しかしその次元分裂によってアーク神殿ごと精霊神も4つに分裂する。4つのうちの3つは分裂した遺跡の中でカードとなった。それが三霊神、結合霊神フュージョン・キングはその内の1枚である。

 

-現在 遺跡最深部-

遊矢「4つに分かれたうちの残りの1つはどこに行ったの?」

遊勝「さぁな。スタンダード次元の遺跡にあるのかもしれない。ただ1つ言えることは融合、シンクロ、エクシーズ次元に今ある遺跡に三霊神のカードが存在していたという事だ。」

 

2人が話していると入口の方向から声が鳴り響いてきた。

 

遊矢「この声…柚子たちだ!」

遊勝「行こうか。久しぶりに柚子たちにも会いたいからね。」

 

遊勝はフェザーを背負って最深部を出るとデニスと沢渡が戦った場所まで二人で戻る事にした。その道中、遊矢は半年間の旅で訪れた場所やそこでの出来事を遊勝に話した。それはまるで普通の親子の会話のようであり、ユートたちも精神空間からそれを見守っていた。

 

-遺跡深部-

シンメトリィがエクシーズ次元から消えたことでクローバーズの洗脳も解け、ランサーズとの抗争は終わっていた。沢渡は倒れ、その近くには柚子、権現坂、デニスが立っていて、少し間隔を開けたところにカイトが立っている。

 

カイト「いいからここを通せ!この先に進んだサークルという男に用がある!俺や俺の仲間を洗脳した借りは返させてもらわなくてはならない!」

遊勝「残念だけどサークルはもういないよ。別次元に逃げたからね。」

カイト「別次元だと?」

デニス「じゃあ彼らでも神には…。」

遊勝「あぁ。勝てなかったよ。」

 

デニスはよかったと言いたげな顔を浮かべた。秤の魔術師という立場ではあるものの、ヴィエイの手下の者には自分たちが守っていたものを盗られるのは癪だったのだ。

 

遊矢「サークルやエクトライ、確かシンメリィとかいう組織名だったよね。あれはヴィエイが作った組織なの?」

遊勝「順を追って説明しよう。先ほどまででレイによって次元分裂が起き、それによって遺跡も分かれたということはわかったか?」

遊矢「あぁ。」

柚子「レイの次元分裂によって遺跡が分かれた?だからフェザーは遺跡に割れてる跡があるって言ってたのね。」

 

柚子は遊勝に背負われてるフェザーを見ながら理解した。

 

遊勝「それからはお前たちの知っている通りだ。零王によって次元統合がなされ、遺跡は再び1つになろうとしていた。そのような中、蘇ったズァークとの戦いで再度次元分裂がなされる。この時、逃亡していたヴィエイは己のアークの力を振り絞って暴挙に出た。」

遊矢「暴挙?」

遊勝「4つに分かれるはずの次元を5つに分けたのだ。」

権現坂「なんと!?」

遊勝「そしてその次元にカード化から戻る最中の人々を連れ去り、自分の部下とした。」

カイト「おい。つまり4つの次元で復活しなかった人は…。」

柚子「カード化から戻らなくて行方不明になったんじゃなくて、その第5の次元にヴィエイによって連れ去られたから帰ってこなかった…!」

権現坂「繋がったな。」

遊矢「…よかった。」

柚子「え?」

 

遊矢は足から崩れ落ちるようにその場に伏せた。己の中にいるズァークによって帰ってこなかった人がいたかもしれない。その罪に苛まれ続け半年間旅をしてきた。どこを探しても行方不明な人はいない。いくら強い精霊の力を使っても人は蘇らない。どのように責任を取れば良いのか考えているうちに遊矢は大人にはなったものの、何か大切なものを失ってしまったような感覚に襲われていたのだ。

 

遊矢「よかった。俺は人々から取り返しのつかないものを奪っていなかった…!人々をまた笑顔にするエンタメデュエルが…できるかもしれない!」

デニス「遊矢…。」

遊勝「そのためにはヴィエイが連れ去った人々を取り戻さなくてはな。」

柚子「先生!ヴィエイが作った次元って一体なんなの!」

遊勝「ヴィエイは半年で己の力を増幅させてきている。その力の一部を人に植え付けることで傀儡にしているのだ。」

カイト「つまり操り人形しかいない次元というわけか。地獄だな。」

遊勝「正確にはヴィエイとその意思に賛同した部下らによって作られたシンメリィに支配された洗脳世界。それが第5次元 ペンデュラム次元だ。」

 

ペンデュラム召喚を使う者が多いことから秤の魔術師によってつけられた名前とはいえ、自分が信じるペンデュラム召喚が個人の欲望のために悪用されている現状を許せる遊矢ではなかった。

 

遊矢「行こう!ペンデュラム次元に!そして取り返すんだ、4つの次元の仲間たちを!」

柚子「うん!」

権現坂「この漢 権現坂も力を貸すぞ!」

遊勝「その心意義は素晴らしいぞ、みんな。だが実際、ヴィエイに勝てるのか?」

遊矢「それは…。」

 

普段は落ち着いた態度をとるユートですら恐怖を感じた三霊神の力。それを攻略する方法は今の遊矢らにはない。

 

遊勝「三霊神に対抗するには同じ三霊神が必要だ。今私は三霊神の1枚をこの遺跡で守り続けている。」

遊矢「そのカードがあればヴィエイに対抗出来るんだな!」

遊勝「しかしタダで渡すわけにはいかない。三霊神を従うに相応しい決闘者なのか試させてもらう。」

遊矢「デュエルだね、父さん!」

遊勝「あぁ。だがただのデュエルではない。遺跡の力によって増幅された精霊の力を持つもの同士の闇のデュエル。その覚悟はあるか?」

遊矢「あぁ、みんなが失ったものを取り戻して、人々を笑顔にするデュエルが出来る世界を作る!エンタメデュエルが出来る世界を作るために俺は戦う!」

 

遊勝(いい顔だ。)

 

息子の成長を喜ぶ遊勝はデュエルディスクを起動させた。遊矢もアウターをはためかせてデュエルディスクを起動させる。向かい合う二人を見た仲間たちは遺跡の壁まで寄ってデュエルを見守ることにした。

 

遊矢・遊勝「「デュエル!!」」

 

-1ターン目-

遊勝「先行は譲ろう。」

遊矢「じゃあ行くよ!俺はスケール3のEMオッドアイズ・ライトフェニックスとスケール9のEMオッドアイズ・ピエロでペンデュラムスケールをセッティング!」

 

 

EMオッドアイズ・ライトフェニックス

ペンデュラム・効果モンスター

星5/光属性/鳥獣族/攻2000/守1000

【Pスケール:青3/赤3】

(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合、

相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。

もう片方の自分のPゾーンのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。

【モンスター効果】

(1):このカードをリリースし、

自分フィールドの「EM」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

EMオッドアイズ・ピエロ(オリジナルカード)

ペンデュラム・効果モンスター

星1/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 300

【Pスケール:青9/赤9】

(1):自分がP召喚に成功した場合に発動する。

自分フィールド上のカードを1枚選択し破壊する。

【モンスター効果】

(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「EM」魔法使い族モンスターを1枚選択し手札に加える。

 

 

不死鳥の姿をした赤と緑の目をしたモンスター EMオッドアイズ・ライトフェニックスと同じく赤と緑のオッドアイのピエロ EMオッドアイズ・ピエロがペンデュラムゾーンに浮かび上がる。

 

遊矢「これでレベル4から8のモンスターが同時に召喚可能!揺れろ魂のペンデュラム、天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れろ、俺のモンスター!手札から虹彩の魔術師!」

 

 

虹彩の魔術師

ペンデュラム・効果モンスター

星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000

【Pスケール:青8/赤8】

(1):1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。

このターンそのモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

その後、このカードを破壊する。

【モンスター効果】

このカードはルール上「ペンデュラム・ドラゴン」カードとしても扱う。

(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

デッキから「ペンデュラムグラフ」カード1枚を手札に加える。

 

 

遊矢「そしてすべてを無に帰す闇の竜 ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン!」

 

 

ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン(オリジナルカード)

効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。

このモンスターを召喚するためにリリースしたモンスターの

攻撃力の合計以上の攻撃力を持つフィールド上に存在する

特殊召喚されたモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

(2):このカードは戦闘・効果で破壊されない。

(3):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。

このカードを手札に加える。

 

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの化身 虹彩の魔術師と赤い機械じみた体をした遊矢のエースモンスター ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンが体の歯車の回る音を響き渡らせてペンデュラム召喚される。

 

遊矢「そしてEMオッドアイズ・ピエロの効果によってジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンを対象に破壊する!でもジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンは効果で破壊されない!俺はこのままターンエンド!」

 

-2ターン目-

遊勝「私のターン、ドロー!私はEMジェミニ・エンジェルを召喚!」

 

 

EMジェミニ・エンジェル(オリジナルカード)

効果モンスター

星2/光属性/天使族/攻 500/守 200

(1):このモンスターが召喚に成功した時に発動できる。

手札から「EMジェミニ・デビル」を1体選択し特殊召喚する。

(2):このカードが「EM」カードの効果によって特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「EMジェミニ・デビル」1体選択し攻撃表示で特殊召喚する。

(3):「EMジェミニ・エンジェル」の(1)または(2)の効果を発動したターン、自分は「EM」モンスター以外特殊召喚することが出来ない。

 

 

EMとオッドアイズが合わさったカードを使うようになった遊矢に比べ、遊勝は従来通りペンデュラムモンスターではないEMモンスターで対抗する。遊勝が召喚したEMジェミニ・デビルは愛らしい天使の見た目をしており、召喚時の効果発動に伴って矢を空へ射った。

 

遊勝「EMジェミニ・エンジェルの効果でEMジェミニ・デビルを手札から特殊召喚!」

 

 

EMジェミニ・デビル(オリジナルカード)

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 600/守 100

(1):このモンスターが召喚に成功した時に発動できる。

手札から「EMジェミニ・エンジェル」を1体選択し特殊召喚する。

(2):このカードが「EM」カードの効果によって特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「EMジェミニ・エンジェル」1体選択し攻撃表示で特殊召喚する。

(3):「EMジェミニ・デビル」の(1)または(2)の効果を発動したターン、自分は「EM」モンスター以外特殊召喚することが出来ない。

 

 

今度はEMジェミニ・エンジェルと同じ顔の悪魔 EMジェミニ・デビルが特殊召喚され、その特殊召喚時の効果を発動するために今度は手にした矛からビームを繰り出す。するとそのビームを照射したところから別のEMジェミニ・エンジェルが飛び出す。

 

遊矢「これは!」

遊勝「これこそ天使と悪魔の連続特殊召喚!最初の余興にしては面白いだろう?ただしこのターンはEMモンスター以外特殊召喚できなくなってしまうがね。」

 

遊勝が説明している間にフィールドには3体のEMジェミニ・エンジェルと2体のEMジェミニ・デビルが現れる。最初に手札から特殊召喚したEMジェミニ・デビルのみ守備表示だがそれ以外は効果のせいで攻撃表示での特殊召喚となっている。

 

遊矢(EMモンスター以外出せないって言っていたな。どうするつもりなんだ?融合素材とするとか…?)

 

遊勝「私はカードを2枚セットしターンエンド!」

遊矢「なんだって!?」

 

-3ターン目-

遊勝は1000以下の攻撃力のモンスターを4体も並べてターン終了を宣言した。遊勝ならば初めのターンからエンタメデュエルをすると睨んでいた遊矢は驚いたまま自身のターンを迎える。

 

遊矢「俺のターン、ドロー!バトルだ!俺はジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンで攻撃表示のEMジェミニ・エンジェルを攻撃!多重のシャトル・シュート!」

 

幾何学模様の波紋を放出しながらジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンの口からビーム形状の攻撃は放たれた。

 

遊勝LP4000→1700

 

遊勝のライフが大きく削られるのを確認する遊矢。しかし砂埃が晴れると遊勝の場に表になった罠カードが発動していた。

 

 

EMリバイバル

通常罠

(1):自分フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

自分の手札・墓地から「EM」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

遊勝「罠発動、EMリバイバル!たった今破壊されたEMジェミニ・エンジェルを特殊召喚!そしてさらに罠発動!EMリターン・カーニバル!」

 

 

EMリターン・カーニバル(オリジナルカード)

永続罠

(1):墓地から特殊召喚された「EM」モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動出来る。

自分フィールドに存在する「EM」モンスターのレベルはこのカードがフィールドに存在する限り、自分フィールドに存在する「EM」モンスターのレベルを合計した数値となる。

(2):自分または相手のバトルフェイズ中に発動できる。

自分フィールドに存在する全ての「EM」モンスターを使って融合・S・X召喚のいずれかを行う。その後、このカードを破壊する。

 

 

遊勝「この効果によって私の場のモンスターのレベルはEMたちのレベルの合計、つまり10になる!」

遊矢「レベル10を5体!?まさかエクシーズ召喚をする気なんじゃ…!なら1体でも減らしておく!虹彩の魔術師で攻撃表示のEMジェミニ・デビルを攻撃!」

 

虹彩の魔術師(いや待て遊矢、何か嫌な予感がする!)

遊矢(え?)

 

虹彩の魔術師の予想は命中し、遊勝はEMリターン・カーニバルの第2効果を発動させる。

 

遊勝「私はEMリターン・カーニバルの効果によってフィールドの全てのモンスターを使ってエクシーズ召喚を行う!」

遊矢「5体でエクシーズ!?」

遊勝「レベル10となったEMジェミニ・エンジェル3体とEMジェミニ・デビル2体でオーバーレイ!すべてを超える霊神よ。今我の元にその一端を示し、圧倒的なる力で立ち塞がる敵を殲滅せよ!エクシーズ召喚!降誕せよ、ランク10!超越霊神エクシーズ・カイザー!」

 

 

超越霊神エクシーズ・カイザー(オリジナルカード)

エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター

ランク10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?

【Pスケール:青0/赤13】

(1):自分または相手ターンに1度、発動できる。

Pゾーンに置かれたこのカードをもう片方のPゾーンに置きなおす。

もう片方のPゾーンにカードが存在する場合は入れ替える。

【モンスター効果】

レベル10モンスター×5

このカードはX召喚及びP召喚でしか特殊召喚できない。

レベル10がP召喚可能な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。

(1):このカードの特殊召喚は無効化されない。

(2):このカードの特殊召喚に成功した場合、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。

(3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。

(4):相手モンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。

X素材を1つ取り除き、そのモンスターを墓地へ送る。

(5):このカードがフィールドを離れた場合に発動できる。

このカードを自分のPゾーンに置く。

自分のPゾーンが空いていない場合はいずれかのPゾーンのカードを選んでエクストラデッキに表側で置き、

空いたPゾーンにこのカードを置く。

 

 

結合霊神フュージョン・キングの時と同様、地鳴りが響き渡る。サークルを撃退した黒い装束を纏った巨人が遊勝の場に姿を現す。

 

遊矢「な…これは…!」

 

遊矢はあまりの恐怖に自分の足で立てず、腰を抜かしてしまった。ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンは超越霊神エクシーズ・カイザーを見るや覇王黒竜ダーク・リベリオン・ペンデュラム・ドラゴンが上げていたようなズァークを呼ぶ声をあげ始める。それに応じるように遊矢の体が光り輝き始めた。

 

遊勝「…!そのドラゴンの鳴き声…。そうか、思い出した。覇王龍ズァークを封印する時……精霊神の光に包まれたあの時、4竜の鳴き声が響き渡っていた!」

 

-遊勝の記憶 アーク次元の街-

精霊神の封印の光を浴びて肉体が消滅し始めた時、市街地の方からこちら側へと走る1台の車が遊勝の視線の先にはあった。車の中で体の消滅に悲鳴を上げる零王と彼の4人の孫が乗っていた。4人の孫たちも体の消滅に恐怖し泣いている。

 

遊勝「子供が…泣いている…!私が…エンタメで…!」

 

しかしそこまで行く足はもう消滅しており、徐々に体も薄くなっていく。

 

遊勝「くそ…!」

 

そんな時、覇王龍ズァークから分離した4体のドラゴンがこちら側へ飛んできた。悲しみの鳴き声を上げて車を囲うようにして飛翔している。

 

遊勝「あれはズァークの!」

零王「く…みんな…逃げろ!!」

 

4竜が襲い掛かってきたと勘違いした零王はその言葉を残して光となって消えた。祖父の消滅にますます子供たちは泣き叫ぶ。車の窓からダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンが4人をのぞき込むと精神に語り掛けるように話しかけた。

 

??「大丈夫、大丈夫だから。」

 

他の3竜も車をのぞき込むようにして声をかける。遊勝はその声に聞き覚えがあった。やがて4竜はカードとなり、車の中にいた子供たちの手に渡る。封印の光はより明るさを増していき、遊勝の肉体も消滅した。

 

-現在 遺跡深部-

遊勝「君はレイの魂が零王の用意した4枚のカードに入ったように、4竜のカードに自分の魂を分けて逃げ込んでいたんだね。そんな中、遊矢たちの泣き叫ぶ声が聞こえた。ヴィエイによって暴走していても4竜を介して子供たちの中へと入り、本能に近い感情で封印の光による破壊から遊矢たちを守ったんだ。そうだろ、ズァーク。」

 

遊矢の光は彼をズァークへと姿を変えさせた。三霊神の登場に恐怖したジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンによって召喚されたズァークは無表情でありながらとてつもないオーラを発していた。




EMオッドアイズ・ピエロ(オリジナルカード)
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 300
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分がP召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールド上のカードを1枚選択し破壊する。
【モンスター効果】
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EM」魔法使い族モンスターを1枚選択し手札に加える。

ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン(オリジナルカード)
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
このモンスターを召喚するためにリリースしたモンスターの
攻撃力の合計以上の攻撃力を持つフィールド上に存在する
特殊召喚されたモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
(2):このカードは戦闘・効果で破壊されない。
(3):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

EMジェミニ・エンジェル(オリジナルカード)
効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 500/守 200
(1):このモンスターが召喚に成功した時に発動できる。
手札から「EMジェミニ・デビル」を1体選択し特殊召喚する。
(2):このカードが「EM」カードの効果によって特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMジェミニ・デビル」1体選択し攻撃表示で特殊召喚する。
(3):「EMジェミニ・エンジェル」の(1)または(2)の効果を発動したターン、自分は「EM」モンスター以外特殊召喚することが出来ない。

EMジェミニ・デビル(オリジナルカード)
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 600/守 100
(1):このモンスターが召喚に成功した時に発動できる。
手札から「EMジェミニ・エンジェル」を1体選択し特殊召喚する。
(2):このカードが「EM」カードの効果によって特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMジェミニ・エンジェル」1体選択し攻撃表示で特殊召喚する。
(3):「EMジェミニ・デビル」の(1)または(2)の効果を発動したターン、自分は「EM」モンスター以外特殊召喚することが出来ない。

EMリターン・カーニバル(オリジナルカード)
永続罠
(1):墓地から特殊召喚された「EM」モンスターが自分フィールドに存在する場合に発動出来る。
自分フィールドに存在する「EM」モンスターのレベルはこのカードがフィールドに存在する限り、自分フィールドに存在する「EM」モンスターのレベルを合計した数値となる。
(2):自分または相手のバトルフェイズ中に発動できる。
自分フィールドに存在する全ての「EM」モンスターを使って融合・S・X召喚のいずれかを行う。その後、このカードを破壊する。

超越霊神エクシーズ・カイザー(オリジナルカード)
エクシーズ・ペンデュラム・効果モンスター
ランク10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
【Pスケール:青0/赤13】
(1):自分または相手ターンに1度、発動できる。
Pゾーンに置かれたこのカードをもう片方のPゾーンに置きなおす。
もう片方のPゾーンにカードが存在する場合は入れ替える。
【モンスター効果】
レベル10モンスター×5
このカードはX召喚及びP召喚でしか特殊召喚できない。
レベル10がP召喚可能な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
(1):このカードの特殊召喚は無効化されない。
(2):このカードの特殊召喚に成功した場合、魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。
(4):相手モンスターが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
X素材を1つ取り除き、そのモンスターを墓地へ送る。
(5):このカードがフィールドを離れた場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。
自分のPゾーンが空いていない場合はいずれかのPゾーンのカードを選んでエクストラデッキに表側で置き、
空いたPゾーンにこのカードを置く。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。