俺なりのARC-V 〜Reconstructed Yu-Gi-Oh! ARC-V Story〜   作:エクシ

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第64話「逆転の覇王赤竜」

-エクシーズ次元遺跡最深部 8ターン目-

遊勝はEMスカイ・マジシャンと共に空中を舞い、遊矢はそれを見上げている。

 

 

EMスカイ・マジシャン

効果モンスター

星7/風属性/魔法使い族/攻2500/守2000

「EMスカイ・マジシャン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):1ターンに1度、自分が魔法カードを発動した場合に発動する。

このカードの攻撃力は300アップする。

(2):自分フィールドの永続魔法カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを持ち主の手札に戻す。

その後、手札から「魔術師」永続魔法カード1枚を発動できる。

この効果は相手ターンでも発動できる。

(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、

フィールドのカード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

 

 

遊勝「私のターン、ドロー!これで終わりだ、スカイ・マジシャンで遊矢、お前にダイレクトアタック!」

 

EMスカイ・マジシャンが手にした輪を使って攻撃を仕掛けようとする。その宣言で遊矢のエンタメデュエルが幕を開ける。

 

遊矢「LADIES AND GENTLEMEN!お楽しみはこれからだ!」

 

遊矢の残りライフは500。この一撃を食らえばデュエルに敗北するという状況でも遊矢は笑顔を貫いていた。

 

カイト「この攻撃が通れば負けるんだぞ、なんで奴は笑っていられる?」

権現坂「それが遊矢の強さだ。」

カイト「どういうことだ?」

沢渡「エンタメデュエルだよ!」

 

沢渡がムクリと起き上がり立ち上がる。

 

デニス「沢渡!大丈夫なのかい?」

沢渡「心配ねえよ、そんなことよりカイト…だったよな。アイツのデュエルを見てな。俺様の次に人をワクワクさせるエンタメデュエリストなんだからな、アイツは。」

 

遊矢「俺は罠カード エンタメイト・リロードを発動!」

 

 

エンタメイト・リロード(オリジナルカード)

通常罠

(1):エクストラデッキに表側で存在する「EM」カードを全てデッキに加えてシャッフルする。

その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。

 

 

遊矢「エクストラデッキのEMオッドアイズ・ライトフェニックスとEMオッドアイズ・ピエロをエクストラデッキに戻しシャッフル!」

 

 

EMオッドアイズ・ライトフェニックス

ペンデュラム・効果モンスター

星5/光属性/鳥獣族/攻2000/守1000

【Pスケール:青3/赤3】

(1):もう片方の自分のPゾーンにカードが存在する場合、

相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。

もう片方の自分のPゾーンのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。

【モンスター効果】

(1):このカードをリリースし、

自分フィールドの「EM」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

EMオッドアイズ・ピエロ(オリジナルカード)

ペンデュラム・効果モンスター

星1/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 300

【Pスケール:青9/赤9】

(1):自分がP召喚に成功した場合に発動する。

自分フィールド上のカードを1枚選択し破壊する。

【モンスター効果】

(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。

デッキから「EM」魔法使い族モンスターを1枚選択し手札に加える。

 

 

遊矢(このドローにすべてを賭ける…!精霊たちよ、俺に力を貸してくれ!)

 

遊矢「MODE CHANGE ARC…!」

 

遊矢からオーラが放出し、瞳はオーラと同じ深紅の色へと変わる。

 

遊矢「ドロー!…よし、俺は手札からEMオッドアイズ・ゴーストの効果発動!」

 

 

EMオッドアイズ・ゴースト(オリジナルカード)

効果モンスター

星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守1000

EMオッドアイズ・ゴーストの(1)の効果は相手ターンにも発動できる。

(1):フィールド上にモンスターが存在しない場合に手札に存在するこのカードを墓地に送ることで発動できる。

自分フィールドに存在する魔法罠カードの数だけ「オッドアイトークン」

(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を守備表示で特殊召喚する。

(2):このカードの効果で特殊召喚された「オッドアイトークン」を素材に

特殊召喚されたモンスター、あるいはリリースすることでアドバンス召喚されたモンスターは1ターンに1度、効果では破壊されない。

 

 

遊矢の手札から赤と緑の瞳が光るお化けが飛び出し、効果を発動する。

 

遊矢「自分フィールドにオッドアイトークンを特殊召喚する!この時、特殊召喚される数は俺の魔法罠の数となる!俺のペンデュラムゾーンには幾何の魔術師と虹彩の魔術師、魔法罠ゾーンには幾何のペンデュラムグラフが存在する。」

 

 

幾何の魔術師(オリジナルカード)

ペンデュラム・効果モンスター

星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1500

【Pスケール:青1/赤1】

(1):P召喚したモンスターが相手のカードの効果によってフィールドを離れた場合に発動できる。もう1度P召喚する。

【モンスター効果】

このカードはルール上「アドバンス・ドラゴン」カードとしても扱う。

(1):このカードがP召喚されたターンのメインフェイズ時にエクストラデッキに存在するこのカードをPゾーンに置くことで発動できる。

エクストラデッキに存在する「魔術師」モンスターをPゾーンに置く。

 

虹彩の魔術師

ペンデュラム・効果モンスター

星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000

【Pスケール:青8/赤8】

(1):1ターンに1度、自分フィールドの魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。

このターンそのモンスターが相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

その後、このカードを破壊する。

【モンスター効果】

このカードはルール上「ペンデュラム・ドラゴン」カードとしても扱う。

(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

デッキから「ペンデュラムグラフ」カード1枚を手札に加える。

 

幾何のペンデュラムグラフ(オリジナルカード)

永続魔法

「幾何のペンデュラムグラフ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、

自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手はモンスターカードの効果の対象にできない。

(2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。

自分フィールドに存在する永続魔法をリリースし、手札からモンスターをアドバンス召喚する。

 

 

遊矢「よって3体のオッドアイトークンを特殊召喚!」

 

遊矢の場に眼球に手足が生えたトークンが小さな暗雲を纏って現れた。そのトークンたちには可愛らしさはあっても不気味さは感じない。

 

遊勝「ならその内の1体を倒すんだ、スカイ・マジシャン!」

 

EMスカイ・マジシャンが放った攻撃はオッドアイトークンの1体を破壊し、バトルフェイズが終了する。

 

遊勝「トークンを壁にして乗り切ったか、私はカードを1枚セットしターンエンド!」

 

-9ターン目-

遊矢(おそらくこれが最後のドロー、単純に考えれば俺の手札にいるジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンでEMスカイ・マジシャンの攻撃力を0にして倒すことが出来る。)

 

 

ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン(オリジナルカード)

効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。

このモンスターを召喚するためにリリースしたモンスターの

攻撃力の合計以上の攻撃力を持つフィールド上に存在する

特殊召喚されたモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。

(2):このカードは戦闘・効果で破壊されない。

(3):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。

このカードを手札に加える。

 

 

遊矢(でもきっと父さんはまだ何かをしてくる。それに備えるにはあのカードを引くしかない…頼む…!)

 

遊矢「俺のターン…ドロー!!」

 

遊矢は引いたカードを見ることなくニヤリとする。

 

遊矢「俺はセッティング済みのペンデュラムスケールでペンデュラム召喚!現れろ、俺のモンスター!手札より雄々しくも美しく輝く二色の眼、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン

ペンデュラム・効果モンスター

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

【Pスケール:青4/赤4】

「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の(1)(2)のP効果は

それぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分のPモンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にできる。

(2):自分エンドフェイズに発動できる。

このカードを破壊し、デッキから攻撃力1500以下のPモンスター1体を手札に加える。

【モンスター効果】

(1):このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、

このカードが相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

 

 

遊矢たちのエースモンスター、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンが姿を現したところで今度は遊矢自身のエースモンスターを繰り出す。

 

遊矢「さらにオッドアイトークン2体をリリースしアドバンス召喚!すべてを無に帰す闇の竜 ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン!!」

 

何度も甦る最強モンスター ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンがアドバンス召喚され、その効果を発動する。

 

遊矢「ジェオメトリックの効果発動!リリースしたモンスターの合計以上の攻撃力を持つ相手モンスターの攻撃力を0にし、効果を無効にする!スクラップ・デストラクション!」

遊勝「EMスカイ・マジシャンの効果発動!フィールドに存在するチョイス・アンド・リカバリーを手札に戻し、手札の魔術師の手腕を発動する!」

 

 

チョイス・アンド・リカバリー(オリジナルカード)

永続魔法

(1):自分フィールド上のXモンスターが持つX素材の数の合計より小さい数字を宣言し発動する。

自分フィールド上に存在するXモンスターが持つX素材の数が宣言した数字と同じ数になった時、自分フィールド上のX素材を全て取り除き、その枚数×500ライフを回復する。

 

魔術師の手腕(オリジナルカード)

永続魔法

(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、

相手が発動したフィールド上のモンスターカードの効果を無効にし破壊する。

 

 

遊勝「これによってジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンの効果発動は無効となり破壊される!」

遊矢「いいや、オッドアイゴーストをリリースすることでアドバンス召喚されたジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンは1ターンに1度だけ破壊を無効にできる!」

遊勝「しかし効果は無効、よってEMスカイ・マジシャンは無事だ!さらにEMスカイ・マジシャンの効果によって私が魔法カードを発動したことで攻撃力が300アップする!」

 

一連の処理が終わり、EMスカイ・マジシャンの攻撃力は2800。ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンと並んだ。魔術師の手腕によって効果が無効となったジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンとEMスカイ・マジシャンで相打ちにはなるものの、EMスカイ・マジシャンがフィールドから離れればオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを破壊し、攻撃の機会を逃す。ライフが4700も残っている遊勝のライフを削り切れるチャンスが来るのはおそらくこのターンが最後と遊矢もわかっていた。

 

遊矢「行くぞ、オッドアイズ、ジェオメトリック!俺はオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンとジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンをリリース!」

遊勝「何!?もう既にジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンによって通常召喚権は残されていないはず!」

遊矢「このモンスターはアドバンス召喚されたモンスターを含めたリリースをする事で通常召喚とは別にアドバンス召喚出来るカード!二色の眼の龍よ!その機械仕掛けの体滾らせ、覇王の名の元に幻想を超えよ!アドバンス召喚!いでよ、レベル8!人為の眼輝けし龍!覇王赤竜(はおうせきりゅう)ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴン!」

 

 

覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴン(オリジナルカード)

ペンデュラム・効果モンスター

星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500

【Pスケール:青1/赤1】

(1):自分フィールドに存在するアドバンス召喚されたモンスター1体を対象に発動できる。

選択した自分のモンスターをリリースしてPゾーンのこのカードをアドバンス召喚する。

(2):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに

カードが存在しない場合に発動できる。

デッキから「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。

【モンスター効果】

アドバンス召喚されたドラゴン族モンスターをリリースに含めることで通常召喚とは別にこのカードをアドバンス召喚出来る。このカードは1度アドバンス召喚されなければP召喚出来ない。

(1):アドバンス召喚されたモンスターをリリースすることで召喚に成功した場合、このモンスターは以下の効果を得る。

●このカードがモンスターと戦闘を行う場合、相手モンスターの攻撃力は0になり、相手に与える戦闘ダメージは倍になる。

(2):自分の墓地あるいはエクストラデッキに表側で存在するドラゴン族モンスターを1枚除外することで発動できる。

相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。

(3):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

自分のPゾーンのカードを全て破壊し、このカードを自分のPゾーンに置く。

 

 

赤い体から蒸気が噴き出し、機械と生命体の間のような姿をしたドラゴンが召喚された。ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴンがオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンの要素を吸収したことでかつての姿 オッドアイズ・アドバンス・ドラゴンを思わせる、しかしその時よりも巨大な姿へと変貌を遂げた。

 

遊矢「バトルだ!覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンでEMスカイ・マジシャンを攻撃!」

遊勝「罠発動!EMクライマックス!」

 

 

EMクライマックス(オリジナルカード)

通常罠

(1):自分フィールド上に存在するレベル5以上の「EM」1体を対象に発動する。

対象のモンスターの攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで2倍にする。

 

 

遊勝「これでEMスカイ・マジシャンの攻撃力は5600だ。」

遊矢「覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンの効果!このモンスターと戦闘を行うモンスターは攻撃力が0になる!」

遊勝「何!?」

遊矢「いけえ!螺旋のシュート・バースト!」

遊勝「く…だが覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンの攻撃力は3000、私のライフはまだ…」

遊矢「覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンの更なる効果!相手モンスターとバトルする時、戦闘ダメージは2倍になる!オーバーロード・デストラクション!」

 

覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンはEMスカイ・マジシャンに掴みかかり、その攻撃力を下げていく。一方の覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴンはパワーを高めていき、口から放出した螺旋状の攻撃がゼロ距離でEMスカイ・マジシャンを破壊した。

 

遊勝「ぐあああ!!」

 

遊勝LP4700→0

 

6000ものダメージを受けた遊勝はその場に膝をつく。遊矢はすぐさま駆け寄って父の腕を自分の肩に回した。

 

遊矢「父さん!大丈夫!?」

遊勝「あぁ、しばらく休めばまた精霊の力が戻る。シンメトリィの奴らと連戦だったからな、少し疲れただけさ。それよりもこれを…。」

 

遊勝は墓地から超越霊神エクシーズ・カイザーのカードを取り、遊矢に渡した。

 

遊矢「これが…三霊神のカード!」

遊勝「遊矢、このカードで…」

遊矢「このカードでエンタメデュエルが出来る世界を作る!それが俺のやるべきことだ!」

 

遊勝は最早自分が話すことは何もないと告げ、デニスと共に遊矢たちを見送る。永遠の別れではない。いつでも父はここから見守っていると遊勝は遊矢、柚子、権現坂に伝えた。

 

-遺跡出口-

遊矢は柚子、権現坂、沢渡、カイトと共に遺跡から出ると思いっきり伸びをしていた。

 

遊矢「くー!なんだか不思議な気分だよ。いろいろあったからさ。」

柚子「そうね、遊勝先生にも会えたもんね。それよりミドリは置いて行って良かったの?」

権現坂「ミドリは秤の魔術師だ。この遺跡で精霊の力を回復させればいつかは目を覚ます。」

沢渡「そんなことよりカイト、お前これからどうするんだよ。」

カイト「俺はお前たちと共にペンデュラム次元へ行く。父や弟、仲間たちを救いにな。」

権現坂「ならばその前に遊矢に言うべきことがあるんじゃないのか?」

カイト「…!」

 

権現坂は険しい目でカイトを睨む。遊矢はそんなことする必要ないと言うも遊矢の中のユーゴやユーリは「謝れ謝れ」と謝罪を急き立てる。

 

遊矢「もういいんだって!ズァークのせいじゃないってわかってくれただけで…」

カイト「すまなかった。」

遊矢「…!」

カイト「俺は家族や仲間を奪われた憎しみに囚われていた。でもさっきのデュエルを見て思ったんだ。人をワクワクさせるデュエル…かつてハートランドにもあったそんなデュエルを俺はしたい。遊矢、俺もお前と同じ…エンタメデュエルが出来る世界を作りたい!」

遊矢「カイト…!うん、作ろう!そのために一緒に戦ってほしい!」

カイト「もちろんだ!」

 

遊矢とカイトは堅い握手を交わす。ボロボロになったクローバーズも遊矢たちの元へ駆け寄ってくる。カイトは現状をクローバーズに話すと彼らもペンデュラム次元への戦闘に協力すると言った。

 

カイト「みんな、感謝する。」

クローバーズ「当たり前じゃないすか、カイトさん!」

 

皆に笑顔がこぼれたその時、空に次元の歪みが走りそこから緑色のオーラを纏った決闘者たちがハートランドシティへ降り立っていくのが見えた。

 

遊矢「なんだ!?あいつらは!?」

??「ペンデュラム次元の決闘者たちでござる!」

 

声がした方向を向くとそこには忍者の装束を身に纏った決闘者が立っていた。

 

遊矢「君は?」

月影「拙者は月影。赤馬零児殿から書状を持って参った。」

遊矢「零児から!?」

月影「スタンダード次元でランサーズの面々がエクシーズ次元に向かわれたと聞き、駄目もとで参上した次第でござる。」

 

月影は零児から託された手紙を遊矢に渡す。そこには遊勝から聞いたペンデュラム次元の存在、そして今から零児もペンデュラム次元へ向かうという内容であった。

 

遊矢「零児もペンデュラム次元に向かったみたいだ。俺たちも行かなきゃ!」

 

ユート(だがハートランドが危機だ!それを放ってはいけない!)

 

遊矢「確かに…ハートランドはどうしよう…。」

 

??「それなら俺たちレジスタンスに任せておけ。」

 

反対側を向くとボロボロになった黒咲が立っている。

 

カイト「隼!俺は…」

黒咲「何も言うな、カイト。瑠璃にさっき連絡を取った。レジスタンスのメンバーがヴィエイに操られたペンデュラム次元の決闘者たちと交戦中らしい。クローバーズの奴らにも協力してもらうぞ。」

カイト「あぁ、存分に使ってくれ。」

黒咲「サヤカやお前の家族、俺たちの仲間を救ってきてくれ。」

カイト「任せろ!」

権現坂「よし、それでは行くぞ!」

月影「それが2つ気がかりなことがあるのでござる。」

沢渡「んだよ!今から行こうって時によ!」

 

月影の落ち着いた態度は士気が高まっているランサーズたちにとって気分を落とすものだったが、遊矢や柚子は月影の話を真面目に聞いていた。

 

月影「零児殿や我が兄者 日影から通信が途絶えているのでござる。特に兄者ならば必ず定期連絡は怠らぬはず。何かあったに違いない。」

柚子「まさかヴィエイに…」

遊矢「ならますます行かなきゃ!零児たちを助け出そう!」

権現坂「よーし!行くぞ!!」

月影「あと1つ!」

 

権現坂は肩を落としながらも月影の話を聞く。

 

月影「そもそもペンデュラム次元にどのように行くのか。」

沢渡「はぁ!?お前聞いてねえのかよ!」

月影「うむ。」

沢渡「『うむ。』じゃねえよ!行けねえなら意味がねえじゃんか!」

権現坂「お前こそLDSの生徒だろう!何か知っているのではないのか?」

沢渡「俺様は技術畑出身じゃねえことくらいわかんだろ!」

遊矢「あー!もうみんな落ち着いて!」

 

権現坂と沢渡が喧嘩を始め、柚子と月影、カイトはため息をつく。

 

ユーリ(遊矢、代わってよ。僕がペンデュラム次元に案内してあげる。)

遊矢(え!どうやって?)

ユーリ(いいからいいから。)

 

遊矢からユーリに代わるとランサーズのメンバーたちを置いてハートランドシティとは反対の方向へ歩き始めた。

 

権現坂「おい!遊矢、どこへ行く!」

ユーリ「僕はユーリ、それくらい友達ならちゃんと見分けてよ。」

権現坂「す…すまん。」

ユーリ「アカデミアのエクシーズ次元支部跡地へ行くよ。そこにペンデュラム次元へ行く鍵が置いてあるはずだからね。」

 

-アカデミア元エクシーズ次元支部-

デニスらによって崩壊したアカデミアの元エクシーズ次元支部はまさに廃墟のようになっていた。

 

沢渡「こんなところから本当にペンデュラム次元へ行けんのかよ。」

ユーリ「煩いよ。」

沢渡「んだと!?」

 

ユーリは沢渡を無視して開けにくくなった扉を引っ張る。後ろから権現坂がサポートし力ずくで扉を開けた。

 

ユーリ「はい、ありがと。ここにはね、強制次元侵入装置が置かれているんだ。」

柚子「それって他の次元に強制的に入り込む装置ってこと?」

ユーリ「そ。ディメンションムーバーや次元転送装置は他次元の地理とか環境をある程度プログラミングしないと使えないんだ。一方強制次元侵入装置はそういう情報いらずで無理やり侵入出来るようにするの。まぁある程度の座標的なのは入力しなくちゃいけないけどね~。エクシーズ侵攻の最初はこいつを使ってやったんだよ。」

 

ムッとするカイトを横目にユーリは別の扉を開ける。やがて巨大な機械のある部屋へとたどり着いた。

 

ユーリ「これだよ。さぁユーゴ、頼んだよ。」

 

ユーゴに代わると共にDホイールも出現する。やれやれと言わんばかりに機械をいじり出すユーゴ。物の数分で強制次元侵入装置が起動する。

 

ユーゴ「おーし!これで何とか行けるはずだ。」

 

ユーリ(はい、ごくろーさん。)

 

ユーゴ「あ、ちょ…」

 

ユーゴからユーリへとすぐに戻り、強制次元侵入装置のゲートを開いた。

 

ユーリ「さぁ行くけど準備はいい?」

 

遊矢(待ってくれ、ユーリ!俺も言いたいことが…)

ユーリ(だーめ、なんか死亡フラグみたいで気分悪いから。それに君が言いたいことなんてわかるし。)

 

心の中で遊矢と対話し終わるとゲートを通ろうとするランサーズのメンバーに声をかけるユーリ。

 

ユーリ「みんな、絶対に全員で帰るよ。僕らの次元に。」

 

ユーリの言葉に皆頷き、最後の戦いへ向けて覚悟が出来た1人1人がゲート入っていくのだった。




エンタメイト・リロード(オリジナルカード)
通常罠
(1):エクストラデッキに表側で存在する「EM」カードを全てデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。

EMオッドアイズ・ピエロ(オリジナルカード)
ペンデュラム・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 300
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分がP召喚に成功した場合に発動する。
自分フィールド上のカードを1枚選択し破壊する。
【モンスター効果】
(1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EM」魔法使い族モンスターを1枚選択し手札に加える。

EMオッドアイズ・ゴースト(オリジナルカード)
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守1000
EMオッドアイズ・ゴーストの(1)の効果は相手ターンにも発動できる。
(1):フィールド上にモンスターが存在しない場合に手札に存在するこのカードを墓地に送ることで発動できる。
自分フィールドに存在する魔法罠カードの数だけ「オッドアイトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードの効果で特殊召喚された「オッドアイトークン」を素材に
特殊召喚されたモンスター、あるいはリリースすることでアドバンス召喚されたモンスターは1ターンに1度、効果では破壊されない。

幾何の魔術師(オリジナルカード)
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):P召喚したモンスターが相手のカードの効果によってフィールドを離れた場合に発動できる。もう1度P召喚する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「アドバンス・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1):このカードがP召喚されたターンのメインフェイズ時にエクストラデッキに存在するこのカードをPゾーンに置くことで発動できる。
エクストラデッキに存在する「魔術師」モンスターをPゾーンに置く。

幾何のペンデュラムグラフ(オリジナルカード)
永続魔法
「幾何のペンデュラムグラフ」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの魔法使い族モンスターを相手はモンスターカードの効果の対象にできない。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
自分フィールドに存在する永続魔法をリリースし、手札からモンスターをアドバンス召喚する。

ジェオメトリック・アドバンス・ドラゴン(オリジナルカード)
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
このモンスターを召喚するためにリリースしたモンスターの
攻撃力の合計以上の攻撃力を持つフィールド上に存在する
特殊召喚されたモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
(2):このカードは戦闘・効果で破壊されない。
(3):このカードが墓地に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。
このカードを手札に加える。

チョイス・アンド・リカバリー(オリジナルカード)
永続魔法
(1):自分フィールド上のXモンスターが持つX素材の数の合計より小さい数字を宣言し発動する。
自分フィールド上に存在するXモンスターが持つX素材の数が宣言した数字と同じ数になった時、自分フィールド上のX素材を全て取り除き、その枚数×500ライフを回復する。

魔術師の手腕(オリジナルカード)
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、
相手が発動したフィールド上のモンスターカードの効果を無効にし破壊する。

覇王赤竜ジェオメトリック・ペンデュラム・ドラゴン(オリジナルカード)
ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分フィールドに存在するアドバンス召喚されたモンスター1体を対象に発動できる。
選択した自分のモンスターをリリースしてPゾーンのこのカードをアドバンス召喚する。
(2):1ターンに1度、もう片方の自分のPゾーンに
カードが存在しない場合に発動できる。
デッキから「魔術師」Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
【モンスター効果】
アドバンス召喚されたドラゴン族モンスターをリリースに含めることで通常召喚とは別にこのカードをアドバンス召喚出来る。このカードは1度アドバンス召喚されなければP召喚出来ない。
(1):アドバンス召喚されたモンスターをリリースすることで召喚に成功した場合、このモンスターは以下の効果を得る。
●このカードがモンスターと戦闘を行う場合、相手モンスターの攻撃力は0になり、相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
(2):自分の墓地あるいはエクストラデッキに表側で存在するドラゴン族モンスターを1枚除外することで発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
(3):モンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分のPゾーンのカードを全て破壊し、このカードを自分のPゾーンに置く。

EMクライマックス(オリジナルカード)
通常罠
(1):自分フィールド上に存在するレベル5以上の「EM」1体を対象に発動する。
対象のモンスターの攻撃力・守備力をエンドフェイズ時まで2倍にする。
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