風月録   作:古明地 リック

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文字数、7000字ちょっとです。会話してる人が分かりづらいです。PSO2を非難するつもりは毛頭ないです。

事務的情報。

風月録、投稿、一番目


PSO2編
PSO2視点 プロローグ


この物語は各々が運命に導かれ、集合した者達の物語。人々はこれを風月録と呼んだ。

 

 

~???~

 

「……ここまで高難度だったとは」

 

そう、私は諦めたように呟いた。普段は「如何なる事があろうとも必ず諦めない」と心の中で決心しているが、敵に囲まれている今の状況ではその決心も無駄だった。そんな私を嘲るようにエネミーたちは吠える。

 

「ギャアアアアアアアアア!!」

 

私は手の中にある死神の鎌を模した武器を、自分の得意武器である長銃に変えてエネミーを高威力な弾丸で圧倒していく。

 

「うっせぇんだよ…」

 

 

~ギルドルーム(火炎のマギカ)~

 

「あ、お帰り。どうだった?」

「PCゲームだった頃と比べると、敵は随分と強くなってる…と思う」

「私の代わりにありがとね」

 

このいかにも緩い雰囲気を造り出しているのは、たった一人のギルドメンバーの彼女だった。

彼女の名前は、雄夏(ゆうか)。種族はキャスト、メインクラスはブレイバー、サブクラスはバウンサー、年齢は15歳の性別は女性(リアルでも女性)のしっかり者。キャラは、黒髪ロングで肌は真っ白で、普段身に付けているパーツも真っ白だ。

 

「で、これからどうしよっか。まだ感覚が慣れてないし、死んだらどうなるかも分かんないし」

「そうだな…まずはチュートリアルクエストで良いんじゃないか?きっと、更新されてる筈だぜ?」

 

私は彼女に言いつつ、左手を縦に振ってメニューを開いて、その中のパーティ申請を彼女に送る。

 

「やっぱり馴れないね。…はい、オッケーっと」

「だな。まだフォトンアーツの使い方も分かんないしな」

「全く、今まで出来てた事が分からないなんてクソゲーだよね。説明書の一つでもくれればいいのに…」

 

私と彼女はギルドルームの椅子に座って考え込んでいた。

 

PSO2…PHANTSY STAR ONLINE2(ファンタシースターオンライン2)の略称で、従来のMMORPGとは似ている様で全然違うMMORPGだ。従来のMMORPGは敵をターゲティングして、相手の行う高威力技を移動やジャンプを駆使して回避し、相手をスキルで撃破していきレベルを上げて、キャラを育成していく。要するに単純作業ゲームだった。それに比べてPSO2は次世代のMMORPGと呼ばれる程、新しい特徴を持っていた。「PSO2は能動的に反応出来ねばやられる」と言われる程アクション要素が強く、対応能力が物を言う毎回違う内容のエマージェンシーコール、パーティメンバーと息を合わせなければ勝つ事が出来ないボスエネミーなど、人気を集めるのに時間は掛からなかった。

 

~時は遡り、ゲームの中に入る前~

 

「よっ、雄夏。今日もPSO2やろうぜ!」

 

私のネットネームは曉(あかつき)。性別は、リアルでは男だが、ネトゲでは女性キャラを使っている。正直、キャラは只のテクスチャだと考えているので、他人に中身を知られたときはとても驚かれる。

 

「ふあぁ、私は眠いよ…。だから休ませて…」

「そんな元気に反応する、眠い奴がいるか!」

 

彼女は雄夏。勿論、ネットネームだ。

 

「えへへ、ばれちゃった?というか、眠いわけないじゃん!PSO2の超大型アップデートで、何日も遊べなかったんだからさ!」

 

そう、彼女の言う通りPSO2は運営を休止していた。理由は、超大型アップデートを実装するためらしい。

 

「っていうか、PCの中に得体の知れないファイルが幾つか入ってんだけど…」

「えー?知らないのぉ、曉?それがアプデ実装されたPSO2を遊ぶために必要なファイルだよ」

「事前情報は調べない主義なんだ」

「ねぇ、早く始めようよ!サイトによると、新感覚の操作感なんだって!」

「おっ、それは面白そうだな!メインキャラでやろうぜ!」

 

こんな他愛のない会話と共にPSO2を起動した。それがリアルで行った最後の記憶だった。

 

~PSO2の合同ship~

 

目を開けるとそこは、ゲームで見慣れた大きなエントランスだった。周りには、同じくゲームを起動したものたちがキョロキョロと辺りを見渡していた。

 

「へぇ、最近のネトゲって進化してるんだな」

「いや、絶対にそれでは済ませられないって曉」

「表示を見てみたか、雄夏?」

「えーっと…『共同ship』?」

「そう、それそれ。しかも見た所、俺と違うshipの奴らも居たから、ここは全shipの奴らが他のshipに行くための道だと考えた」

「いやー、感服するレベルのゲーマー思考だね」

「褒めるなよ、照れるだろ」

「褒めてないから」

 

いつも通り駄弁っていると、唐突に大きな音が頭上からなり響き、全員の視線がそっちに向けられる。

 

「やぁ、僕はこのゲームのマスコットキャラクター。ラッピーだよ。君達にはとある目標を目指して精進して貰いたい」

 

唐突に現れた黄色い鳥は、俺達にそう告げる。

 

「その目的とは…『僕の元まで辿り着くこと』だよ。僕の元に辿り着く方法はメニューの一番右の項目、【このゲームについて】に載ってるよ。メニューの出し方は、左手を縦に振るんだ。じゃあ、皆の健闘を祈ってるよ!」

 

ラッピーは青白い光となって、この空間に溶けるように消えていった。

 

~曉が出発する前のギルドルーム(火炎のマギカ)~

 

「どうするの?立ち止まる?進む?」

 

彼女は下を向いている私の頭を触りながら、そう聞いてきた。

 

「…とりあえず、全力で駆け抜けるよ。雄夏を死なせない為に」

「天然タラシはモテないんだぞー。っていうか、そんなんで惹かれるわけないじゃん!」

 

彼女は半笑いで私にそう言ってくる。ノータイムで反応してくる辺りが、只のPSO2をプレイしてた頃と変わっていない。私はそんな彼女を見て、今まで内面に秘めていた不安が和らいだ。

 

「………サンキュー(小声)」

「ん?なんか言った?」

「なーんも言ってないよっ!」

 

私は彼女に悟られないよう、彼女から顔を背けて照れ隠しにそう言った。

 

「と、とりあえず…ノーマルの『森林探索』に行こうと思う」

「随分と日より見だね?らしくないよ」

「死んだらどうなるか分からないって言うのが、俺でも怖い。例の情報項目の所には載って無かったし」

「うーん…やっぱり、フィールドに出るしか無いのかぁ…」

「戦闘訓練ならどこでも可能らしいが、エネミーを見ないことには何も得られないしな」

「…絶対に死なないでね。後、変なこだわりを持つのは控えなよ!」

「分かってるって。じゃあ、行ってきます」

 

彼女の不安な視線を背中で受けながら、私はギルドルームを退室してキャンプシップに向かった。

 

~時は戻って、曉が帰ってきた後のギルドルーム(火炎のマギカ)~

 

「あ、通話がかかってきちゃった」

 

雄夏は申し訳無さそうな顔をしていた。

 

「曉、もしかしたら個人的な話かも知れないから退室してくれると嬉しいなぁって」

「はいはい…。じゃあ、ショップエリアにいるから終わったら合流しよう」

「うん!おっけー!」

 

私はその返事を聞いて、ギルドルームを退室していった。

 

~ショップエリア~

 

「ここの雰囲気も、随分と変わったな……」

 

ショップエリアはおかしい程に、人が大勢いた。どうやら、ひとつのギルドが、勧誘している様だった。

 

「どうして!我々が!こんなことにならねばならぬのか!それはこの!PSO2のせいだ!そうだろう!」

 

どうやら、PSO2のネガティブキャンペーンをしてギルドメンバーを集めているようだった。

 

「はぁ…。くだらねぇ」

「そこのお姉さんもそう思うかい?」

 

不意に声がかけられ、声の主を探す。

 

「こっちだよ、こっち」

 

声のした方へプレイヤーを探すと、地面に座っている若い少年がいた。

 

「あんたか。私に声をかけたの」

「ああ、そうだよ。『紅の死神』」

「その二つ名は、PCゲームだった頃の話さ。まさか、分かる奴が居たなんてね」

「ずっと、あんたの動向を探ってたからな。姿は覚えているぜ」

「私の追っかけか?」

「まぁ、似たような者さ。で、何か買っていかないかい?」

「ここは店なのか…」

「ああ。有料会員じゃなくても、トレードが出来るようになったからな」

「何が置いてあるんだ?」

「そうだな…。基本的には武器を販売してる。時々、防具の依頼も来るけどな」

「そうか。だったら、私にも武器を売ってくれ」

「よし来た。詳しい内容を教えてくれ。例えば、武器種、攻撃力、特殊能力とかな」

「そうか…。いくらかけてもいいから、長銃で射撃900以上の武器で頼む」

「特殊能力は適当で、構わないよな?」

「ああ、適当で構わない」

 

ここまで話すと店主は、大きく頷いてこう言った。

 

「毎度あり!明日にでも来てくれや。ここにいるから 」

「では、よろしく頼む」

 

私は店主に注文した後、この場を去った。

 

「見つけたーーっ!」

「む、殺気!」

 

私は殺気を感じて避けようとしたが、それすらも読まれていた様でクリーンヒットした。私は大きな衝撃に耐えられず、仰向けで地面に倒れた。

 

「心配したんだからっ!ゲートエリアで待ってても来ないし!」

「私はちゃんとショップエリアだと、つたえっーーー!?」

 

唐突な首の痛み。完全にこれは、絞まっている。

 

「何で言い訳するの!また、クエスト行ってたんでしょ!」

「絞まってる……絞まって………ぁ(ガクッ)」

 

私は彼女の拘束に耐えられず、意識を手放した。完全に落ちる寸前、涙目になって顔を赤くした綺麗な顔が見えた。私はその顔を最後に深い深い闇へ沈んでいった。

 

~雄夏のマイルーム~

 

「・・・あっ、あっ、あぅーーー?…………」

 

自分でも何を言っているのか、よく分からない声を発してしまった。こんなのを雄夏に聞かれていたら、恥ずかしさで死んでいたかもしれない。

 

「っっっ・・・/////」

 

・・・たとえ、聞かれていてもいなくても恥ずかしい事には変わりはない…。

 

「………すぅ、すぅ、すぅ……」

「まったく…。気持ち良さそうに寝やがって…」

 

雄夏はしっかりと布団をかぶって寝ていた。…ちゃっかり、毛布もかぶっているから余程寒かったのであろうか。

 

「私だって寒いんだけどな・・・。二度寝するか・・・、眠いし」

 

体を布団の中に戻し、雄夏の寝顔を一瞥して瞼を閉じた。

 

~雄夏のマイルーム 10:00~

 

何時間、誰にも邪魔されず眠れただろうか。最近は夜遅くまで夜通しで作業をするため、深い眠りに就いたのはかなり久しぶりだった。

 

「んーーーー!」

 

寝すぎた分、おもいっきり伸びをする。やはり朝はこうでなくては。雄夏をみると、雄夏も隣でもそもそと起き出していた。

 

「朝弱いの?」

「・・・午後8時に寝て、朝10時に起きる位には弱い・・・(うとうと)」

「個人的には寝言だと信じたいな。・・・多分事実だろうけど」

「・・・嘘じゃないよ?(うとうと)」

 

意識は割とはっきりしているが、仕草が完全に眠そうだ。多分、この状態だったら何をしても危ないだろう。

 

「まったく、しょうがないな」

「・・・・・?(うとうと)」

「ほらっ、良いとこ連れていってやるから用意しな」

 

雄夏は無言で頷くと、メニューを操作していき服を着替えた。

 

「準備・・・オッケー・・・」

「んじゃ、着いてこいよな」

 

~ギルドルーム(火炎のマギカ)~

 

「・・・・・!!!!」

 

雄夏はギルドルームに入るなり、とても驚いた表情をしていた。

 

「ねぇ、これどうしたの?」

「マイルームの着陸地点の変更・・・まぁ、軽い引っ越ししたんだ。ずっと白い壁は見飽きたしな」

 

そう説明する私の目前には、大きな桜が咲いていた。何処からともなく風が吹き、花びらを舞わせていく。この桜に合わせて満月も付いてくるのだから、流石PSO2と言わざる得ないだろう。

 

「目、覚めたか?」

「・・・うん。ありがとう」

「もう、戦闘練習しても大丈夫だな?」

「うん。ありがとう」

 

私達は桜を背にして、ギルドルームを後にした。退室していく私達を見送るように樹が微かに揺らめいた。

 

~ゲートエリア~

 

相変わらず、人でごった返している。かなり少ないがクエストに向かう人もいて、少し緊張しているようだ。

 

「ねぇ、どうして昨日はショップエリアにいたの?」

「時間潰しの為だよ。昨日連絡入ったみたいだし」

「あー・・・。昨日の通話は特に何も無かったよ。ごめんねー」

「まぁ、収穫もあったから悪い事ばかりじゃ無かったよ」

 

そう話しつつ、私達はクエストを受けに行った。

 

「何になさいますー?メニューを操作してください~」

 

そう促されて、練習クエストの初級を選択する。

 

「あなたたちには、役不足だと思いますよー?」

「ただの慣らしだから、また別のクエストに行くからな」

「かしこまりました。では、いってらっしゃいませ~!」

「んじゃ、行ってきまーす」

 

雄夏は笑顔で手を振りながら、キャンプシップ搭乗口に走っていった。

 

「あっ、待ってってば!じゃ、行ってきます!」

 

皆の視線が私達に集まっている様な気がするが、それはそれとして無視した。

 

~キャンプシップ~

 

キャンプシップの中は普段と変わらず、シンプルを追及したような造りだった。

 

「ここは変わんないねぇ、曉」

「そうだなぁ、安心する」

「ちゃっちゃと済ませよっか!今日中にハードは行けるようにしたいし」

「・・・だな!」

 

私達はさっさと準備して、施設へと向かった。・・・アークス恒例の大穴へ落下していって。

 

~トレーニング施設~

 

「んじゃ行くか」

 

後ろにいるはずの雄夏に声をかける。

 

「おっけーね!!」

「これだから東方好きは・・・」

「黙れ、大ちゃん好き」

 

二人でいつも通り駄弁っていると、空中から声が降ってきた。

 

「ん?ああ、やっと来た。ビビりすぎだろ、コイツら」

 

トレーニングを受けに来たのに、唐突な罵声で固まってしまった。

そして、察してしまう。

 

「あれ?これ裏方の声じゃね?」

「うぇっ、マジか。何で聞こえてるん?」

 

完全に焦った声が聞こえてくる。いや、閉じ込めてんのお前らだからしっかりしろよ。

 

「・・・まぁ良いや。よく来たな、勇敢なプレイヤーよ」

 

落ち着いた声がフィールドに響くと、青い光が目の前を漂い、一つの人影を象っていく。青い光から現れたのは、一人の男だった。

 

「あんたは?」

「そうやって敵意を持たれても、反応に困るのだがな」

「あっそ。さっさと話せ」

「まったく。まぁ、この世界では警戒するに越したことは無いがな」

 

現れた男は、黒髪のロングで黒の服を着ている。背中には大剣を背負っている為、ハンターであろう事が予測出来た。ネームの表示には「ヒュウガ」と出ていた。

 

「っつーか、今更冷静キャラを装っても無駄だっつーの」

「ああ、確か聞こえてしまったんだったな、ならばこの喋り方をやめよう」

「そーそ。っていうか、私達に内心を隠しても無駄だから」

「あぁ、あの事件からか?まあ、あれは悲惨だったな」

「うるせー・・・。あの事件の被害者じゃない奴に何が分かる・・・?」

 

私が普段押さえている、黒いだけじゃ言い表せないどす黒い感情が溢れてしまう。本当はこんな感情なんか見せたくないのに・・・

私はそんな考えを隅に追いやり、殺気を散らしていく。

 

「・・・すまない。こんな状況だから、気が立っているのは許して欲しい」

「此方こそすまなかったな。さて、さっさと用事を済ませよう」

「ほんとだよー。私達の名誉に傷が付いちゃう」

 

雄夏は気楽そうな口調でそう言葉を発する。しかし、顔には一切の笑顔が浮かんでいない。あの事件を微かに思い浮かべてしまったのだろうか。

 

「・・・んじゃあ、この世界について話させてもらう。このゲームの舞台は、お前らがいつもプレイしているPSO2だと考えてもらって構わない。しかし、十分に注意する必要がある。それは、常識には囚われないということ」

「常識には囚われないだと・・・?」

「そうだ。さっき挙げた常識とは、只のゲームだった頃の攻略法、敵のルーチンの事だ」

「ということは、今までの攻略法や知識は全く役に立たない・・・?」

 

雄夏は落胆の表情を見せながら言葉にして、ヒュウガに問いかける。

 

「・・・そうだ。只の雑魚ですら、生物的、動物的な思考をする」

 

この言葉を簡単に訳すならば、予想外の出来事しか起こらない。そういうことだろう。

 

「・・・PSO2の醍醐味、フォトンアーツはどうなった?」

「魔法系統のフォトンアーツ以外は無くなったな。魔法系統のフォトンアーツは、呪文の名前を唱えれば使用することができる」

「・・・それだったら、プレイヤー側が不利じゃないか?」

「で、フォトンアーツが無くなった代わりに弱点部位に対するダメージがかなり加算されている。ただし、魔法系統のフォトンアーツには弱点部位は関係なく、弱点属性が関係ある」

 

ヒュウガの話は割と納得できる内容だった。フォトンアーツの喪失の替わりに導入された、弱点に対するダメージの増加。割とバランスは変わっていないように感じることが出来た。

 

「ちなみに、フレンドリーファイヤは存在しない」

「ふーん。まぁ、良かった」

「最後に一つだけ。・・・死ぬとどうなる?」

「それはいつものPSO2と変わりはないから、安心して大丈夫だ」

 

死んでも特に問題はない。この言葉が心の中に反響して沁みていく。

 

「まぁ、言うべき事はこの程度だろう。お前らの幸運を祈っている」

 

その言葉を最後にヒュウガは、青い光に姿を変えて空気と同化するように消えていった。そして、暫く経った後、ファンファーレと共に小さなウィンドウが表示された。

 

「チュートリアル初級クリア。以下の物が入手出来ました。~6000メセタ、説明書~」

 

目の前にテレポーターが出現し、行き先にはキャンプシップと表示されている。

 

「・・・帰るか」

「・・・そーだね」

 

私達はどこかやるせない気持ちを払拭出来ないまま、キャンプシップに帰っていった。

 

~キャンプシップ~

 

キャンプシップに戻ってくると、タイミングを読んでいたかのように一通のメールが届いた。

 

「あ、メールだ」

 

メニューを開いて、メールを確認する。

 

「差出人は・・・あの店主か。内容はぁっと・・・?」

 

内容は、武器が完成したから受け取りに来い。という、内容だった。

 

「あーー・・・」

「どうしたの?曉?」

「ちょっと、ショップエリアまで付き合ってくれない?」

「ん?別に良いけど」

「おっ、サンキュー!早くいこうぜ」

 

私は雄夏を背中から押して、ショップエリアに向かった。

 

 

 

 

次回、「風月録 PSO2視点 森林浴って気持ちいい?」

次回を待て!




どうだったでしょう?タイトルは伏線だと考えられます。覚えてなくても問題ないです
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