ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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オナ禁して性欲貯めると万象一切で抜けるからおすすめ。


36:バリスタ(攻城兵器の方)

はい!

 

そんなこんなで石垣を積んでバリスタとカタパルトを設置します!

 

……とは言え、『鉱物生成』の紫衣が用意したクソデカ岩を、俺が『分解』で切り分けて、それを啞零が『念力』で積み上げりゃ良いだけなんだよな。

 

二週間かけて、村の周りをぐるりと囲む、高さ四メートル前後の壁ができた。

 

それに、量産した木製のバリスタとカタパルトを備え付ける。

 

また、弩弓も作って警備部隊に配布。

 

「なんで使いやすいクロスボウを早く配布してくれんかったんや?!」と言われたが、「弩弓は連射できんから、この人数で戦闘で撃つなら弓の方がアドある」と言っておいた。

 

いや、マジな話、クロスボウは連射できねーのよ。

 

遠距離武器ってのは大抵外れるから、連射できる方がアドあるんだよな。

 

ってかもう最終的に……。

 

「こいつが最強よォ……!!!」

 

と、火炎瓶を見せつける。

 

え?アルコール?

 

うちの翔琉君が『時間操作』で発酵させたジャガイモから作ってくれました。

 

後は蒸留してどうにかした。

 

クソ、ハーフリングネキがいれば、大砲やら蒸気機関やらが使えるんだがなあ。

 

あいつさえいれば……。

 

とは言え、無い物ねだりしてもしょーがねー。

 

仮に、モンスターや他の派閥が攻めてきてもブッ殺せるように、できることをやろう。

 

 

 

まず、警備部隊。

 

三十人のうちの村の警備隊、六十人の能力者連合の警備隊、三十人の能力者連合の偵察隊を統合して、百二十の警備隊とする。

 

警備隊は、三十人ずつの四班に分かれて、それぞれに腕の立つやつを班長に据える。

 

その結果、『身体強化』の帯流と、『発火』の劉生、『瞬間移動』の千紗、それと、『感覚操作(センスブースト)』の感信輝夜(かんしんかぐや)とか言う女が班長になった。

 

総リーダーは正那として、帯流が全員を訓練する。

 

全員に防具を着込ませて、竹刀でどつき合い、弓矢の訓練や、乗馬の訓練。対人戦の訓練もする。

 

それ以外の元能力者連合のメンバーは、バラバラに割り振って、各部門に飛ばす。

 

インテリ部門は、睦の下につけて、帳簿管理をやらせる。

 

調達部や調合部はそのままそっくり内職担当とする。

 

そろそろ夏だな。

 

夏の間は訓練期間としようか。

 

俺はもう特にやることがないので、獣の解体と調理を担当している。その他にも、空いている時間に人を集めて、サバイバル術の講義をやってる。

 

だがまあ、基本的には暇なので、村の見回りをしていることがほとんどだ。

 

つまりは……、これからはしばらく、サブストーリーの消化をしますってことだな!

 

 

 

では早速、警備隊の視察をしに行こうか。

 

おーおー、バチバチやってますねえ。

 

竹刀でどつき合う訓練をやってるみたいだが、相当気合入ってんぜー?

 

まあ、やっぱり、一番強いのは帯流だな。

 

『天元刀辺流』とか言う古武術の免許皆伝を持っている帯流が一番強い……、と言いたいところだが、他にもちらほらとクソ強いマンがいるんだな。

 

能力者連合の勧誘の時に、護衛として連れて行った体育会系三人娘も当然強い方だったが、更に強い奴がいる。

 

まず、総リーダーの正那。

 

うん、もうね。

 

正那は、何かされる前に電撃をばら撒けば、どんな奴も大抵殺せるから……。

 

それに、『神経通電』とか言う技があるらしいんだけど、それは、体内の神経電流を操って、あらゆる事象に超高速反応して、そればかりか、オートで身体を動かすみたいな反則技も使えるらしい。

 

『神経通電』時の正那は、『身体強化』を不使用時の帯流に匹敵するくらい強いそうだ。

 

それと、『発火』の劉生もシンプルに強いよ。

 

『発火』とは言うが、ほぼ火炎放射だしな。

 

弓矢くらいの速さで30mくらい先に火炎放射できるとか、普通にアドだよね。

 

本人はまあ、単なるチンピラに過ぎないから、身体能力はそこそこ止まりなんだけど。

 

それと、驚いたのは四番隊の隊長に抜擢された感信輝夜とか言う女だ。

 

この女、どうやら、『天然理心流』の達人らしく、刃物を持たせると馬鹿みたいに強い。

 

能力なしの殺し合いで、帯流に匹敵するレベルの剣豪だ。

 

本人は日本人形みたいな女の子なんだけどね、刀持たせると無双し始めるのよ。

 

更に、この輝夜の『感覚操作』ってのが地味にやばい。

 

そのまんま、文字の通りの能力なんだが、痛みやら何やらのリミッターを解除して、人体が出しちゃいけないパワーを出したり、一時的に全感覚を百倍にして、擬似的な未来予知をしてきたりする。

 

どれくらいやばいのかって言うと、本人は、「能力を全開にすれば銃弾くらいなら躱せます」とか言ってた。

 

なにそれ怖……。

 

但し、負担も大きいらしくて、連続使用は難しいとのこと。

 

まあ美人だからセクハラはするけどな!

 

乳揉んだら笑顔で威圧してきたけど、俺はそんなん気にしないんで揉み続けてやった。そしたら、真っ赤になってたぞ。

 

さて、じゃあ早速、練習中の警備隊にちょっかいかけて遊ぶか!

 

「よし!次は素振りだ!木刀を持ってこい!」

 

「「「「はい!」」」」

 

おー、スパルタ。

 

走り込みやってたみたいだな。

 

ポニテのうなじに浮かぶ汗が眩しい。

 

味もみておこう。

 

「ペロッ!これは青酸カリ!」

 

「んひゃあ?!!な、に、を、しているんだ貴様はーーーッ!!!」

 

げんこつ!

 

「痛いじゃないか」

 

「良い加減にしろ馬鹿者!」

 

俺は帯流に抱きつく。

 

「良いだろォン?減るもんじゃあるめぇしよぉ」

 

ケツを揉む。

 

おほー、ムッチムチの筋肉尻!

 

ええやん!

 

「年頃の女子の身体に妄りに触れるとは、なんと破廉恥な!このっ!離れんかっ!」

 

おっと、素晴らしい膝蹴り。

 

「ぐわー!やられたー!」

 

そう言って俺は、帯流の胸に飛び込む。

 

おほー、もちもちだ。

 

「やめんか!」

 

あ、投げ飛ばされちゃった。

 

痛えや。

 




はい、超能力サバイバルの書き溜めはここまで!

次は久々の帰還勇者行きます。

帰還勇者は読みたい人いるのかは分からないんですが、完結させる優先度高めっすね。

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