お食べ。
1:世界滅亡までの年表
2020/03/21 全世界の海に『戦艦を模した人類の敵性体』が同時多発的に出現。
2020/03/28 敵性体、仮称『深海棲艦』は、各国のシーレーンを完全に破壊。貿易網が寸断され、海底ケーブルや海底パイプを寸断、海上及び海中の人工物をほぼ全て破壊し、事実上、各国との国交が途絶する。深海棲艦には人類の生み出したあらゆる兵器を無効化する障壁(仮称:概念防壁)を展開する能力があると判明。
2020/04/12 インドネシア等、小規模な群島からなる国家が続々と滅亡。また、深海棲艦は陸に登ってくることが判明。後に判明したことだが、陸に上がった深海棲艦は、その島や海岸を改造し、要塞化する。
2020/04/19 チリなどの大陸沿岸部にある国家も次々に滅亡。アメリカ、西海岸東海岸共に猛攻撃を受け、海軍力を八割喪失し、反攻を受けて人口の六割が死亡。中国東部、深海棲艦による大打撃により臨海部は全て焼き払われ、人口の四割を失う。ロシア、臨海部から深海棲艦の侵攻を受け、人口を半分に減らす。
2020/04/25 インドはスリランカを奪われ、臨海部からの侵攻により人口の四割を失う。マダガスカル、レバノン、イスラエル、ギリシャなどの国家も次々に滅亡。イタリアはボローニャ以南を深海棲艦に奪われる。
2020/05/02 パナマ運河、キール運河、スエズ運河とその周辺国、地中海、カリブ海などが深海棲艦の手に落ちる。アンティル諸島の国家群滅亡。アメリカ合衆国を除く北米の国家群は全て滅亡。イギリスはアイルランドを奪われる。
2020/05/17 ほぼ全ての大陸の臨海部からおよそ50kmは深海棲艦に支配される。
2020/06/01 茨城県鹿嶋市にて、『艦娘』と名乗る未知の女性型実体が、深海棲艦を撃退。艦娘は、『艤装』と呼ばれる、第二次世界大戦頃の戦闘艦の写し身を召喚する能力があり、それらの攻撃は深海棲艦の概念防壁を破壊する効果があると判明。また、艤装は、深海棲艦からの攻撃を軽減する障壁を張れることも判明。しかし、『提督』がいなければ艤装は限定的にしか使えないと艦娘が発言した。
2020/06/08 艦娘は、『提督』と呼称される人間の男性が艦娘を制御することにより、艦隊指揮を可能とし、艤装の能力を何倍にも高められると発言。しかし、提督になるには『妖精』を見れるほどの神秘との親和性が必要である。自衛隊内から三人の提督候補者を発見。
人事ファイル【最重要】
『楼園晴人 三等海曹』
→特例により二等海尉に昇進
『赤森契 海士長』
→特例により三等海尉に昇進
『蒼条丈二郎 海士長』
→特例により三等海尉に昇進
2020/06/18 三人の提督による近海奪還作戦開始。
2020/06/25 近海奪還作戦、成功。三人の提督は二階級昇進。また、深海棲艦の骸は、艦娘によって『浄化』されると、石油、鉱物素材、土類などに変化することが判明。以降、提督らには積極的な深海棲艦の回収が命じられる。
2020/07/25 桜園三等海佐の召喚した『工作艦明石』による発明により、深海棲艦に有効な打撃力を持つ『擬似艤装』という武装が開発される。これにより、陸上自衛隊の臨海部奪還作戦が発動。
2020/09/19 臨海部奪還作戦、第一次が終了。しかし、陸上自衛隊の損耗率が高く、また、日本の失業率も30%を超えていることから、徴兵の再開が可決される。そして、それと同時に、陸海空の自衛隊は軍として再編成、大本営が再び設置される。
2020/10/28 徴兵された兵士の中から、十五人の提督資格者が発見される。十五人の提督は、艦娘を召喚し、特別課程で士官教育を一年で施す。
2022/04/13 民間から募集された提督らの訓練課程が終了。全員が少尉に任命される。
2023/03/03 第二次近海奪還作戦発令。
2024/10/19 沖縄奪還作戦発令。提督らの手により、沖縄を奪還。全ての提督は一階級昇進。最初期から存在している三人の提督は全体指揮を執った功もあり二階級昇進。
2025/03/01 沖縄深海棲艦掃討作戦開始。今までに徴兵されていた陸軍により、沖縄を清浄化する。
2025/04/01 臨海部奪還作戦、第二次が終了。
2026/06/06 臨海部奪還作戦、第三次が終了。これにより、本州は完全に奪還された。
2027/05/01 第一次近海掃討作戦発令。排他的経済水域の二割を奪還。
2028/04/22 北海道奪還作戦発令。提督らの手により北海道の一部を奪還。提督らは全員二階級昇進。超ハイペースな提督らの昇進に疑問の声もあったが、その圧倒的な戦果の前では文句を言えるものはいなかった。また、国家のリソース的にも、功労者に対して勲章と昇進以外に渡せるものはない。
2030/09/09 深海棲艦による大規模攻撃。提督が二人死亡。
2031/02/11 圧倒的な提督不足から、徴兵年齢を下限十八歳から十五歳に引き下げ。更に十六人の提督を発見。
2032/04/08 第三次近海奪還作戦発令。提督の三人が重傷を負い、三人が死亡。新たに二人の提督が見つかる。
2033/01/18 深海棲艦による大規模攻撃。提督の六人が重傷を負う。新たに四人の提督が見つかる。
2033/02/14 深海棲艦の大規模攻撃により、一時離脱した提督の穴埋めの為、更なる人員の補充が望まれる。
その結果、刑務所からの徴兵が可決。
少年刑務所から見つかった提督資格者は『一人』……。
名を、『槻賀多狂死(つきがたきょうじ)』……。
年齢十五歳。
懲役二十四年。
罪状。
多数の『殺人』と『暴行』……。
ぐわああああああっ!!!
これもう、面白く書ける自信がない!
暗い話になりそう!