ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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強火性癖のバカエロが読みたいんじゃ。

イケメンマッチョPをオカズにする淫乱アイドルの話とか読みたいんじゃ。


シャールノスは哀れに思った

よく分からんが、何故か俺は、異形組の旗印にされてしまったようだ。

 

今のところ不都合はないので、余計なことは言わないが……。

 

問題があれば切り捨てればいいだろう。

 

集まった種族は色々だな。

 

ゴースト、デーモン、サイボーグ、エンジェル、ドラゴニュート。

 

ゴーレム、テング、ハーフオーガ、ドワーフ、ハーフリング。

 

ダンピール、バードマン、ライカンスロープ、クリスタリアン、ソルリアンとルナリアン、アルキテクターにインサニティリンブスまでいやがる。

 

非常に幅広い顔ぶれだ。

 

だが、『*鑑定*』してみたら分かるのだが、こいつらはゴリゴリのテンプレビルドを組んできやがった。

 

俺が最近やっていたような、サキュバス娼婦の『セックスマスター型』のような遊び心のある選択をしたやつはいないみたいだな。

 

何故このゲームのテンプレビルドを知っているんだ……?

 

いや、そうか。

 

こいつらは……。

 

「先輩!マジ最低なんですけど!私達を見捨ててさっさと先に行っちゃうとかあり得ないです!」

 

「大和君……」

 

「部長!置いて行かないでくだサイ!」

 

レトロゲーム部の、鈴と文乃とナターリヤだ。

 

それぞれ、この世界の名前はララベル、アヤ、オーマと名乗っているようだ。

 

こいつらが教えたようだな。そうじゃなければ、まともな神経なら人間を辞めようなんざ思わんだろうからな。

 

三人のビルドは、デーモン司祭の『回復殴り型』と、ゴースト魔術師の『LOSトリック型』、サイボーグ技師の『イザーク型』だな。

 

どれも、テンプレの強ビルドだ。

 

イザーク型は完全に別ゲーと化すので初心者向けとは言い難いが、それでもやることがシンプルで楽なのは良い。

 

これがあっちの奴らみたいにヒューマンだと大変だぞ。

 

やることが多い。

 

ヒューマンはそのままではカンストさせてやっとラスボスを倒せる程度のポテンシャルしかないからな。その代わり、成長はとても早いんだが。

 

けど、長い目で見たとき、大器晩成型である異形種と、早熟型の人間でどちらが上かと言うのは明白だ。

 

まあ、この世界で畑でも耕して寿命まで穏やかに生きるんなら、全然人間でも……、うん、いや、無理だな、死ぬわ。

 

星の数ほど死ぬわ。

 

そもそも、ヒューマンの一番の利点は『他種族に転生できること』なんだよな。

 

この世界の固定アーティファクト……、ああ、まあ、レアアイテムだな。

 

種族を変えられるレアアイテムがあるんだよ。

 

例えば、日の光を浴びると大ダメージを受けるが基礎能力が高い『オニ』『ヴァンパイア』、それと人間の肉以外食えなくなるが特殊な変異をする『グール』、知能と器用が激烈に下がるがアホみたいに強くなる『フレンド』……。

 

女性のみがなれる『シルバーアイ』は特殊変異と高い身体能力と再生能力を持つし、『ミュータント』の特殊変異はガチで強い。

 

『クロガネ』も馬鹿みたいな自己再生力を持つから使えるし、『パラサイト』や『バイオロイド』、『ソウルバランサー』と強力な転生種族が揃っている。

 

むしろ、ヒューマンで転生しないのは縛りプレイだ。

 

あいつら……、転生とかしないだろうなあ。

 

「早く消えろよ、化け物!」

 

おっと……、ええと、なんだったか。

 

レックス君か。

 

ヒューマンの……、赤魔導師?!!マゾなのか?!!

 

赤魔導師は色々な下位魔法が使えて近接戦闘もそこそこできる、みたいな職業だが、このゲームは何かを捨てて何かを得る『トレードオフ』が基本の考え方だ。

 

赤魔導師は、なんでもできるようになる代わりに、何もできなくなったと言った感じの職業だな。

 

司祭なら、高度な回復魔法と妨害魔法、ある程度の近接戦闘能力を得るが、その代わりに刃物を装備できず、重い鎧も着れないという制約がある。だがそれでも、そこそこに殴りあえるし、自己回復もできるから強い職業であると言われている。

 

しかし赤魔導師は、幅広い下級魔法が使えるし、近接戦闘も申し訳程度にできる『器用貧乏』なのだ。

 

もちろん、育成次第では器用万能になれるかもしれないが、初期は地獄だな。

 

赤魔導師、魔法戦士、聖騎士辺りはハズレ職業だ。

 

え?観光客?観光客は縛りプレイ用だよ。

 

商人もほぼ観光客だな。

 

いやあ、赤魔導師か……。

 

そうか……。

 

「なんとか言ったらどうだ?えぇ?!」

 

おっと、調子づいてるな。

 

図に乗らせるのも業腹だし、とりあえず一言言っておいてやるか。

 

「俺が化け物だと?」

 

「ああ、そうだ!お前は化け物だ!キモいんだよ!!!」

 

ふーん。

 

「だが、すぐにお前らも全員、俺より醜い化け物になると思うぞ」

 

「はぁ?」

 

ああ、今のうちに言っておこうか。

 

ローグライクをやり慣れている人は誰もが知っているだろうが、ローグライクゲームでは『変異』という現象がある。

 

羽が生えたり、爪が鋭くなったり、顔が爛れたり、目が増えたり……。

 

肉体の形が変わる事が多々ある。

 

ゲーム中では、『変異のポーション』を浴びたり、混沌属性の攻撃を受けたり、変異を誘発するスキルを受けたり……、様々な理由で変異する。

 

だから、対策しないとどうやっても化け物になるんだよな。

 

と言うより、化け物になった方が強いと再三言っているように、変異の中には有用なのも多い。故に、わざと変異させることも視野に入れるべきだ。

 

あと、ついでに言えば、半年に一度の赤い月の日には空から変異光線が降り注ぐから、早く街にたどり着いてシェルターに入らなければどの道……。

 

まあ、その辺の忠告はしないで良いだろう。

 

忠告を受け取らないと本人達が言っているし、第一、その方がスッキリするしな。

 

ムカつく奴が苦しむのは気持ちいいだろ?

 




ワイの中のアイスランキング

一位、サーティーワンのキャラメルリボン
二位、ミニストップのプリンパフェ
三位、ハーゲンダッツのグリーンティー

それから大きく下がって、パルム、MOW、ビスケットサンド。

爽とかスーパーカップは嫌い。俺はアイスが食いたいんであって、氷が食いたいんじゃないんだ。
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