ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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『魔法少女このえ』はあなたを愛している

『魔法少女戦記フルゴラこのえ』

 

2008年3月から6月までが一期、その後続編の『フルゴラこのえAdvanced-Rydeen』と『フルゴラこのえAeneis』『フルゴラこのえLupaRegina』の四作と、『フルゴラこのえ外伝蒼炎(アグニシャイン)のマリィ』に付け加え、映画が五本もある、大人気だった魔法少女ものだ。

 

内容は、初期段階では、どこにでもいる普通の女の子である『高木このえ』(10歳)が、謎の生物『カーバンクル』を拾って、都合よく魔法によるモンスターに襲われて、それを倒すために魔法の力に覚醒して戦う、と言ったベタで捻りのない話だった。

 

しかし、話が進むうちに、このえの異常なまでの勝負勘や冷静さそしてカリスマなどが見えてくること、魔法を管理する『魔法協会』の薄汚さ、ライバルとのガチバトル描写の神作画と、ただの萌え萌えな魔法少女ものとは違う『ガチ』な部分がどんどん見えてきて、当時、一世を風靡した。

 

で、だ。

 

この世界、ローグライクゲーム《灰の玉座》だが。

 

この世界は、『フリーゲーム』だ。

 

つまり、公式な版権の下に有料で販売しているテレビゲームとは違い、いわゆる『同人』的な側面の強いゲームである訳だ。

 

もうお分かりだろう。

 

《灰の玉座》の作者は、好きだったアニメのキャラクターを勝手に自分のゲームに出したのだ。

 

法律的にはグレーゾーンな行為ではあるが、どの道同人ゲームのようなものだし、版権に引っかかるような公式の絵や音声は一切使わずに、金も取っていないのだから、版権元も何も言わなかった。

 

さて、そんな訳で、俺の目の前には魔法少女が一人いる訳だが。

 

俺は、思いついたことがあったので、街中で襲いかかり、無理矢理キャプチャーカプセルに入れて、コンパニオンにした。

 

 

 

「って、ことは……、私、奴隷さんになっちゃたのですか〜?!!」

 

高木このえ。

 

どうやら、見た目は三期の頃の、十二歳の姿であるようだ。

 

即ち、ピンクブロンドのツインテールに、赤いリボンの付いたコスプレのような服、そしてハートマークのついた杖。

 

さて、当然だが、いきなり襲われていきなり奴隷にされたのだから、驚いているようだ。

 

「そうだな、奴隷にした」

 

「こ、困るのです!解放してください……」

 

半泣きで俺に縋り付くこのえ。

 

非常に可愛らしいが、俺は可愛いからと言って相手の都合を斟酌することは一切ない。

 

「駄目だ、お前には色々とやってもらうことがある」

 

「で、でも私、お仕事が……」

 

「魔法少女としてのか?」

 

「え……?ご存知なのですか?」

 

「お前のことは大抵知っている。とりあえず、まずは質問に答えろ」

 

原作は全部視聴した。

 

それを元に、様々な質問をする……。

 

 

 

「……っと、こんな感じなのですよ」

 

「ふむ……」

 

俺は、今更ながらに、現実化パッチの完成度に驚いた。

 

この《灰の玉座》の世界観と、《フルゴラこのえ》の世界観。

 

この二つが、一切コンフリクトする事なく、一つに纏まっているのだから。

 

完全なクロスオーバーだ。

 

もちろん、学校がない世界なので、小学生であるなどという設定には変更が加えられていたが、それでも完成度が高い背景設定だった。

 

ちゃんと、この『高木このえ』だけじゃなく、原作キャラクターは全員存在しているようで、一期ライバルキャラの『マリィ・アザード』も存在しているらしい。

 

そして、今は二期の外見で、二期の事件が発生しているようだ。

 

二期の内容はこうだ。

 

五千年前の次元世界で、世界征服一歩手前まで迫ったが寿命で死んだ大魔導師『ダストール・カイザリオン・ベインジャッカー』が復活して、再び世界征服に乗り出したのでそれを止める……、と言った感じ。

 

新キャラとして、ダストールの子孫であり、ダストールを止めようとしている魔法少女の『加賀美やすは』が登場する。

 

ダストールの一族を裏切ったやすはに手を貸して、ライバル兼相棒のマリィと共に、ダストールの復活を防ぐために戦うこのえだったが、最後は奮戦虚しくダストールが復活してしまう!という訳でそれを退治する話だな。

 

こうやって話す分にはシンプルだが、親兄弟を正義感のために裏切ったやすはの苦悩や、ダストール一族との全面戦争の際に発揮されるこのえの非凡なカリスマなど、見所は多い。

 

さて、現在は、そんな訳でダストール一族との戦いをしているらしい。

 

ダストール一族がこのラダム近辺で暗躍しているので、それを止めよう!ということだそうだ。

 

「なるほど理解した。では、お前に手を貸そう」

 

「ふぇ?良いのですか?」

 

「ああ。今後、お前は奴隷として運用させてもらうが、俺はお前の仕事は可能な限り手伝う」

 

「あ、ありがとうなのです!」

 

「いや、ダストールは倒さないと面倒なことになりそうだからな。その点については礼は要らない」

 

「で、でも、お手伝いしてくれるなら、奴隷にしなくても……」

 

「そうもいかん。色々とやりたい実験もあるしな」

 

「実験?」

 

「お前を限界まで強くしたり、子供を産ませたり、やりたいことはいくらでもある」

 

「こ、こど……?!!」

 

コンパニオンの繁殖についてはまだ未検証だからな。

 

現実世界では、十二歳の子供を孕ませると、母体に負担がかかって命の危険などがあるものだが、この世界ではどうなるのか、など気になることはたくさんある。

 

「そっ、そういうのは、まだ早いのですよ?!で、でも、お兄さんになら……♡」

 

……ん?

 

好感度が……、80(気になる)だと?

 

何故だ?

 

……ああ、そう言えば、公式設定でこのえの好みのタイプは、「自分より強い人」だったからな。

 

四期では十八歳になっているのだが、その頃にも男の影は一切ない処女であるとされていた。

 

なるほど、闇討ちとは言え、自分を仕留めた俺のことが気になっている訳だ。

 

ふむ……。

 

よく分からないが、好感度が高くなるとどうなるかを調べたくはある。

 

ゲームでは、好感度の高いコンパニオンからは、何かをもらえたりするのだが……。

 

「このえ」

 

「はいなのです!」

 

「ちょっと殺し合わないか?」

 

「あは、上等なのです!」

 

 

 

まあ、このえの戦闘能力は400前後。

 

戦闘能力1000を超える俺には敵わず、あえなく敗退。

 

すると……。

 

「凄いのです!私より強い男の子なんて、初めてなのです!お嫁さんにして欲しいのです〜!」

 

と、めちゃくちゃ懐かれた。

 

ついでに、この『魔法少女コノエ』の固有スキルである『雷妃神』も教えてもらい、習得した。

 

好感度は100(大好き!)だそうだ。

 




いや、ここでもアンケートしちゃおうか。

とりあえず、今書いてるやつのプロットを完成させたい。

ゴブリンスレイヤーみたいなのが書きたいんじゃよ。



あ、アンケートの女に興味がない人外種の男がいる、と言うのは、人間やそれに近い種族の女に興味がない男の人外のことです。

ドワーフおっさん「人間の女は細くて好かんぞ!」

獣人のおっさん「毛が生えてないとか引くわ」

みたいな。

つまりはゴブリンスレイヤーみたいな?
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