ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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ローグライクはこの調子で真剣にふざけていく。


魔法少女は三人いる

さて、ダストールを殺すのだが。

 

まずは、この『魔法少女コノエ』に関するサブストーリーの説明をしよう。

 

ユニーククリーチャー『魔法少女コノエ』と出会うことにして発生するサブストーリーは、三段階に分かれている。

 

タイトルはこうだ。

 

『雷光の女神』『悪魔の鼓動』『天墜の終点』

 

この三段階。

 

第一段階の『雷光の女神』はその名の通り、フルゴラ……、つまりはローマ神話にて語られる雷光の女神の名前を冠する少女、高木このえとの出会いについてだ。

 

プレイヤーは、ランダムダンジョン内で、悪の大魔導師ダストールの力が封じられた《★ダークフラグメント》を手に入れる。

 

そしてこのダークフラグメントを持ったまま、ラダム王国圏内を歩いていると、ユニーククリーチャーの『魔法少女コノエ』が接触してくる。

 

『あなたはここで魔法少女このえに力を貸してもいいし、敵対してもいい』と言うことだ。

 

このえか、もしくは自分がダークフラグメントを半分集めた時に、二段階の『悪魔の鼓動』に移行する。

 

二段階では、ダストール一族の刺客に問答無用でダークフラグメントを奪われる。今後は、単にその辺でダークフラグメント拾いをするのではなく、ダークフラグメントを利用した『ダーククリーチャー』という特殊なユニーククリーチャーを倒さないとダークフラグメントが手に入らなくなる。

 

そして、全てのダークフラグメントを集めると、最終段階である『天墜の終点』が始まる。

 

最終段階では、このえに協力していた場合、ダストール一族に囲まれてダークフラグメントを全て奪われ、儀式が発動。

 

このえと敵対していた場合、ダークフラグメントが勝手に蠢き、儀式が発動。

 

まあ、つまり、どの道ダストール本人は復活する。

 

更に言えば、このえと敵対すると、とても強いダストールと戦いながらとても強いこのえとも戦う羽目になる。

 

その代わり、敵対ルートでは、勝てばかなりリターンが大きい。

 

このえ、ダストール双方のレアドロップが手に入るのは当然として、ダストール側の宝物庫が丸々手に入るのだ。

 

このえと共闘するルートだと、ダストールのレアドロップと、ダストールの資産の一部しかもらえない。

 

だが、まあ……。

 

『この世界はゲームであってゲームではない』からな。

 

色々と試してみようじゃないか。

 

 

 

まずは、悪の大魔導師ダストール……、『魔王ダストール』の力の欠片たる《★ダークフラグメント》の収集に入ろう。

 

アニメ本編は、このダークフラグメントをダストール一族の連中が世界から集めてきて儀式をし、ダストールを復活させようとするところから始まる。

 

そこに、ダストール一族を裏切った『加賀美やすは』が奇襲を仕掛けて、ダークフラグメントをこのえの住む街である桜田町にばら撒いて儀式を遅れさせる。

 

そしてやすははダメージを受けてこのえの家の前で倒れるのを、このえが拾う……。

 

こんな感じだ。

 

だが、クロスオーバーなどの影響で、舞台は桜田町ではなくラダムになっている。

 

一期のライバルキャラにして、現在のこのえの相棒である『マリィ・アザード』と、件の『加賀美やすは』もこの世界に存在しているらしいので、そいつらとコンタクトを取る。

 

もちろん、捕まえてコンパニオンにする。

 

コンパニオンについてのデータ収集もしておかなければなるまい。

 

データ上では、プレイヤーもコンパニオンも同じクリーチャー(生き物)であるからして、プレイヤーの方が強いとか弱いとかそういうことはない。

 

才能の有無はあれども、プレイヤーもコンパニオンも、鍛えれば鍛えるほど強くなれた。

 

コンパニオンを鍛えることは、プレイヤーの頭数が増えるようなものだ。つまり、仲間を集めて囲んで殴るのは最良の戦術ということだな。

 

 

 

さて、魔術師ギルドに乗り込み、マリィとやすはをキャプチャーすることとした。

 

「あっ!このえ!どこ行ってたの?!」

 

クリーム色の髪をショートカットにした眼帯の少女。

 

「もうっ!心配したんだからねっ!」

 

紅色の癖のあるロングヘアと赤い瞳が特徴のツンデレ。

 

それぞれ、マリィとやすはである。

 

「心配かけてごめんなのです!でも、大丈夫なのです!」

 

「えっと、こっちのお兄さんは?」

 

「旦那様なのです!」

 

「「……ええーっ!!!!」」

 

さて、紹介も済んだようだし……。

 

「おい」

 

「「は、はいっ?!」」

 

「表に出ろ、殺し合うぞ」

 

「「ええーっ?!」」

 

 

 

まあ、特に言うことはない。

 

純粋に速度のステータスで倍以上の差があるのだから、素のスペックですり潰せる。

 

二人の固有スキルはまあまあ怖いが、俺は全ての汎用スキルがレベル1000まであるから問題はなかった。

 

こいつらの速度はいいとこ200と言ったところだから、速度1000の俺はこいつらが一歩歩く時間で五歩歩けるのだ。負ける訳がない。

 

と言う訳で瀕死になったマリィとやすはをキャプチャーしてコンパニオンにした。

 

「ううー、奴隷になっちゃった……」

 

「あんた、ご主人様になったからって、え、えっちなこととかしてきたら許さないんだからねっ!」

 

しかし、好感度は75(好意的)だ。

 

何故かと言うと、こいつらもこのえと同じウォーモンガーのアマゾネスだからだな。強い男が好きなんだそうだ。

 

ついでに言えば、俺がハンサムだからと言うのもある。

 

コソ泥チェルシーも、最初は俺にビビっていたが、少し甘い顔をして小遣いをくれてやれば、すぐに懐いてきた。

 

まあ、女なんてそんなものだろう。

 

地球にいた頃も、嫌ってほどにモテていたからな。

 

顔がいいと言うのも考えものだ。少し街に出れば、変な女からナンパされまくり、モデルやら何やらの勧誘に付き纏われ、勝手に写真を撮られるのだから。富める者には富める者の悩みがあるのだ。

 

それはそれとして、二人の固有スキルを教えてもらう。

 

普通は、好感度が100にならなければ、コンパニオンの固有スキルは教えてもらえないのだが……。

 

現実化パッチは恐ろしいな。何があるか分からない。

 

まあ、好感度を100にしたユニーククリーチャーから習うか、特定の条件を満たさない限り覚えられない固有スキルは確かに強力だ。

 

しかし、汎用スキルでも倍以上のスキルレベルがあれば余裕で勝てるし、こいつらの固有スキルは「強力」ではあるが「厄介」な部類ではない。

 

『天罰』とか『連続転移』とかの方がめんどくさい。

 

それと比べれば、『雷妃神』『蒼炎凰』『獅煌纏』は強いがシンプルだ。

 




TRPGがなー、どうすっかなー。

他も書きてえしよー。
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