ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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旅人の宝具開帳は次ですね。


3話 お前はもう死んでいる

えー、まずこの青髪の男。

 

ケルトの大英雄、クー・フーリン。

 

こっちの浜風擬き。

 

デミサーヴァント、マシュ。

 

「殺す気で行くぞ、嬢ちゃん……!」

 

「……あ、あ、うわあああああ!!!!」

 

何故かバトル展開に。

 

 

 

話を整理して簡潔に言うと。

 

クー・フーリン兄貴、マシュがサーヴァントなのに宝具が使えないと指摘。

 

そんなんじゃこの先生きのこれないぜ、とのこと。

 

イコール、死ぬ気で訓練(ケルト式)、と。

 

やはりケルトは野蛮だな。

 

俺が守るから良いよと言ったのに。

 

「大丈夫かしら……?」

 

心配するオルガマリー。

 

「ん?いや、そりゃ大丈夫でしょ」

 

「断言?!」

 

「いやいや、俺が旅の途中、どれだけの人に会ってきたと思ってんのよ?マシュも、立香もね……」

 

「……っあ、あああああああ!!!!」

 

「マシュ、頑張ってっ!!!!」

 

ニキの灼き尽くす炎の檻を防ぎきったマシュ。

 

「稀代の英雄、大物中の大物さ」

 

この結果は知ってた。

 

 

 

いやね、マシュも立香も英雄の器だし。

 

俺は微塵も疑ってなかったけど。

 

それにしたってニキはやり過ぎ。

 

やはりケルトは野蛮(二回目)。

 

知的生命体なんだからもっと知能使っていこうぜ?

 

この、人理をどうこうしちゃった元凶とも、できれば交渉とかでなんとかしたい。フォールアウトみたいに!フォールアウトみたいに!

 

その後は、まあ、ランサーが現れたが、ニキは魔術師としてもまあ強い、マシュが守護キャラと化した、サポート俺と言う完璧な布陣で撃破。余裕っすわ。

 

ニキを1、半人前のマシュを0.5、俺(クソザコナメクジ)を0.5くらいと大目に見積もると、戦力は凡そサーヴァント二騎分。対して相手は、能力の劣化した影。戦力は0.7くらい?とすると、勝てない道理はねえよなあ?

 

「いや、お前さんはイロモノなだけで、サーヴァント一騎分くらいの戦力はあるぞ」

 

「ウソウソ、俺雑魚だから」

 

「お前さんは、何だ、自分以外の戦力評価は恐ろしく的確の癖して、自分の有用性をイマイチ理解してねえな?」

 

「まあ、防御とサポートに徹すればサーヴァント並の性能はある、かもね」

 

どうなんだろな、サーヴァントは色々見てきたが、俺並の防御サポート特化はいなかった。サーヴァントってのは、聖杯戦争で戦う以上、ある程度の戦闘能力は保証されてる。

 

でも俺は、あくまで旅人。旅に必要な能力しかない。いや、その気になりゃ邪神喚べるけど。それは盛大な自爆技じゃん。

 

ん?

 

じゃあ俺の宝具って何なんだ?

 

脳内に思い浮かぶ。

 

……あっ、あー。

 

固有結界か。

 

まあ、ピンチになったら使おう。

 

 

 

そんでまあ、特にトラブルもなく、車移動で、たまにご飯作ったりとか、川に寄って風呂入ったりとか、テントで寝たりした。

 

楽しかった。

 

ゆるキャンした。

 

「今日は何食べる?」

 

「えー、っと、ハンバーグ、作れる?」

 

「和風?洋風?そしてご飯?パン?」

 

「洋風で、ご飯で!」

 

「マシュは?」

 

「えっと、その、私は、噂に聞いた、オムライスというものが食べてみたいな、と」

 

「デミグラスソース?ケチャップ?」

 

「え?えっと、お任せします」

 

「オルガマリーは?」

 

「スコッチエッグ、固茹でになさい」

 

「了解、ニキは?」

 

「おっ、俺も食って良いのか?」

 

「もちろん、俺の手持ちの食材だし、一人だけ仲間外れはよくないし、何より、酒と飯は大勢で食った方が楽しい」

 

「ははは、違いねえや。俺は、そうだな、聖杯の知識にある、カレーライスってのを食ってみてえ」

 

「カレーライスか。カレーライスはね、黒井鎮守府で最強のメニューを作り出したから美味いよ」

 

 

 

そう、それで……、何だかんだで、大聖杯がある洞窟へ。

 

そうそう、この洞窟。

 

懐かしいな、覚えてるよ。

 

聖杯はここにあるって話だ。

 

「ここにはアーチャーが、っておま、旅人ォ?!!」

 

「グレネーィドゥ」

 

ピンを外して投げるだけ!馬鹿でもできる殺傷!

 

敵+男=吹っ飛ばしてOK!

 

「む、これは……、?!、手榴だ」

 

爆発。

 

「やったか?!」

 

「旅人さんそれはやってないフラグ!!」

 

「ぐっ、ご挨拶だな!!」

 

「まだ息があったかァァァ!!!」

 

「ぐおお?!!手榴弾が……!!!」

 

いやそんなん、そんなんね、殺しますわ。

 

極力人殺しはしない主義だけど、交渉もできない、殺すしかない、しかも男ってんなら殺すよ。躊躇うと俺と仲間が死ぬし。

 

「くっ、喰らえ!!」

 

血の盾を召喚、加えてプロテクション。

 

もっとも、俺の魔力じゃアーチャーの矢をコンマ一秒止めるのが限界だろうな。

 

まあ、コンマ一秒止めれば、

 

「弾くッうおおおお!!!っと!」

 

盾で弾けるね。

 

「馬鹿な?!影に飲まれたとは言え、投影とは言え、宝具だぞ?!それをただの人間が防ぐだと?!!」

 

「俺を殺したきゃ682でも緋色の鳥でもアザトースでもヨグソトースでも持って来いやァ!!!……あれ?結構不死身じゃないな?」

 

それはさておき。

 

「さあ今だニキ!殺れーーー!!!」

 

「アンザス!!!」

 

こっそり詠唱をしていたニキがひょいと出てきて火を放つ。

 

「ぐ、おおおおおおお!!!」

 

「やったか?!」

 

「旅人さぁん!!!」

 

ふむ、今度こそ倒したみたいだ。

 

 

 

「それで、この奥にいるセイバーとは一体?」

 

マシュが尋ねる。

 

「エクスカリバーの使い手、と言えばわかるか?」

 

「ってことはアーサー王?」

 

「そうだな」

 

「そうだな、ですって……?!アーサー王?!アーサー王よ?!む、無理よそんなの!!勝てっこないわ!!」

 

おや、オルガマリー、ビビる。

 

「まあ、何とかなるでしょ」

 

お、立香は肝が座っておるな?

 

「あ、あんたねぇ!相手が誰だか分かっているの?!あのアーサー王よ?!」

 

「何となくは知ってるし、強いのも伺えるよ?でも、何とかしなきゃならないんでしょ?」

 

「そ、そうだけど」

 

「なら、何とかするしかないよ。大丈夫、マシュも、旅人さんも、キャスターさんも力を貸してくれるんだから」

 

……ははは、こりゃ敵わんな。

 

「やっぱり大物だわ、立香は」

 

「ふにゃ、どったの旅人さん?」

 

頭を撫でてやる。

 

「いや、何でもないさ。さて、行こうか」

 

 

 

気持ち黒い騎士王発見。

 

あー?

 

うん。

 

「ごめん立香、俺戦えないわ」

 

「え?!ど、どうして?!」

 

「女の子は殴れないの。サポートに徹するから後よろしく」

 

「そ、そっか、じゃあ仕方ないね……。マシュ、みんなを守って!キャスターは呪文を!」

 

「「了解!」」

 

「……!!、約束された勝利の剣!!」

 

「アッ、クソ、直感か!!」

 

隙を突いてエクスカリバーを盗んでやろうと思ったが、直感で探知された。

 

あークソ、勘が鋭い奴はこれだから嫌だ。

 

「ハベルの大盾ッ!!!」

 

ぐ、おおおおおおおお!!!

 

多段ヒット多段ヒット!!!

 

スタミナが!スタミナが!!

 

「防ぎ、きったぁ!!!」

 

「……ほう、火の時代の盾か。貴様ごときには過ぎたるものだが、私の約束された勝利の剣を受けて傷一つないとは。それに」

 

「大丈夫ですか、先輩!」

 

「うん、大丈夫!攻めて!」

 

「そちらの娘の盾は……、成る程、面白い」

 

「面白いと思うなら笑ってみたらどうだい?女の子は笑顔の方がかわいあびゃぁぁぁ?!!!」

 

何のためらいもなく首に向かって剣を振るってきた。

 

鬼か?

 

「死ね」

 

「僕は死にましぇーん(笑)」

 

「チッ!!!」

 

おおっとー?

 

超ド級の舌打ちー。

 

「怖いねえ、スマイルスマイル!」

 

「死ね」

 

うーん、殺戮マッスィーンと化している。

 

「うひょー」

 

「死ね」

 

「ほへあ」

 

「死ね」

 

「クリナップクリンミセス!!」

 

「いい加減に……!!」

 

ん、そろそろかな。

 

「我が魔術は炎の檻、茨の如き緑の巨人。因果応報、人事の厄を清める社……、倒壊するはウィッカー・マン! オラ、善悪問わず土に還りな!」

 

「なっ?!背後から?!」

 

「灼き尽くす炎の檻!!!」

 

俺にマジギレしており、周りが見えなくなっていた黒い騎士王は、いとも簡単に隙を突かれた。

 

「ひゃあ、燃えてるぅ」

 

「ぐ、おお……。……フッ、混沌に飲まれ挑発され我を失い、挙句負ける、か。だが、覚えておくがいい。聖杯をめぐる戦い、グランドオーダーは始まったばかりだということをな」

 

「あ、消えるんならその前に写真一枚良いかな?旅先の写真撮るの習慣でさ」

 

「………………好きにしろ」

 

「ウェーイ」

 

一枚パシャリ。

 

ニキとも一枚。

 

その後すぐ二人は消滅。

 

「消えちゃった……?」

 

「ん、ああ、サーヴァントってそういうものだから。聖杯戦争の時だけ出てくる……、ソシャゲでいう期間限定キャラ?」

 

「そうなんだ……。ちゃんとさよならも言えなかったな……」

 

「そんなこともあろうかと、これ。ニキの血判。休んでた時間に取ったの。これを触媒にすればニキが喚べる、かも」

 

「そうなの?」

 

「多分いける」

 

多分、ね。

 

さて、これで、取り敢えず、この特異点は解決、したな。

 

「帰って打ち上げしよーぜー!何でも作ってあげちゃうぞー!」

 

「おー!」

 

「はい!」

 

立香とマシュと手を上げて喜ぶ。

 

「グランドオーダー……、何故あのサーヴァントはそれを知っていたのかしら……」

 

「所長!どうしたの?早く帰って打ち上げしようよ!」

 

「え?あ、え、ええ。そうね。早く帰りましょう」

 

「それなんだが……、オルガマリーはどうやって帰るんだ?」

 

「え?それは普通に、ロマニに指示して……」

 

「え?いや、だって、君、死んでるよね?霊体じゃん?」

 

「………………はぇ?」

 

え?

 




旅人のfgo的性能。

ターゲット集中と防御力アップとかある。マシュに近いかも。
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