ゆゆゆ1話分書けた。
その他、クラン転移ものとダンジョンマスターもの、モンスター転生ものを書いてる。
あれもこれも書くなと思われるかもしれませんが、これ、思いつき集なんで。
「まあ、龍?ですか?」
「ワイバーンだね」
「わいばーん、なる龍を殺すのは初めてですね」
まー。
頼光さんつえーの。
サーヴァントってのは生前の性質や伝説が特性になるんだ。
龍退治したジークフリートは龍に強い、みたいな。
そんな頼光さんの伝説って言ったら、怪異殺し。妖怪退治だ。
つまるところ、人外のものに対する攻撃力の増加……、対人外のスペシャリストであると言う本人の技能も合わさり、人外に対しての圧倒的なアドバンテージを有すると言うことだ。
ワイバーンと言う、ドラゴンの格落ちのようなもの。しかし、人間よりは何倍も強い幻想種。
それらと戦って、被害なしってのは快挙だよな。
「あ、あのう」
「え?あ、ああ!竜の魔女だー!!」
ん?
なんか騒ぎになってんな。
ジャンヌ・ダルクがいた。
「え?噂の竜の魔女さんですかね?」
「いえ……、何せ現界して数時間ですから、分かりません」
うーん?
「えっと、ここにサーヴァントのジャンヌ・ダルクがいて、と言うことは本人は死んでいて、でもジャンヌ・ダルクは復活してオルレアンで虐殺をしていて……?」
マシュが頭を抱えている。
ふむ。
「簡単だ」
「え?」
「ジャンヌ・ダルクは『二人いる』」
「……確かに、そう考えれば辻褄も合います、けど」
難しい顔をするマシュ。
発想の逆転って大事よ?
俺は青くてツンツンしている弁護士にそう習った。
「兎も角、倒すべきはその、悪い方のジャンヌ・ダルクだろうな」
「そうなの?その、悪い方のジャンヌさんが、この特異点を作ったの?」
と立香。
「うーん、フランスってのは、自由と平等を掲げた国でね、ここがなくなると文明が停滞すると言っても過言じゃないんだよ」
「成る程、歴史上大事なフランスが壊されて、特異点になった、ってことね?」
「そうだねー。じゃあ、アレかな?ジャンヌさんは悪い方のジャンヌさんを懲らしめに行く感じで?」
「あ、はい、そう、ですね。オルレアンで虐殺をしただなんて、許せません」
ふむ。
「じゃあ、俺達はそれを手伝う方向で良いかな?」
「うん、そうだね、悪いジャンヌさんが特異点の原因なんでしょ?なら、こっちのジャンヌさんと目的は一緒だね」
と立香。
「んじゃ、一丁とっちめに行きますかァー」
が、流石にオルレアンに突撃は無理だと言う話に。
情報収集して、攻める算段を立てるゾー、と言う話になった。
移動は俺のオフロードの小型バス。
「こ、これは凄いですね。馬のいない馬車ですか」
ジャンヌさんはすごく驚いている。
「あれ?聖杯の知識は?」
「その、そう言うのはないみたいで」
ふーん。
「それよりさー」
目的地の街、燃えてね?
燃えた街の真ん中には、黒いジャンヌと、他四騎のサーヴァントが。
うーん?
「……だからこの国を滅ぼすのよ!!」
悪いジャンヌ……、そうだな、ジャンヌオルタとしようか。
ジャンヌオルタは、フランスに裏切られたから、復讐でフランスを滅ぼすんだって。
「まあ、正当だな。俺がジャンヌだったら、蘇ってでも自分を売った連中を殺すわ」
「あら?貴方、分かってるじゃない」
「いやあ、そりゃ誰だってそうでしょ。お国の為に尽くしてこの仕打ちされたら、誰だって復讐したいと思うわ」
「そうよ!それに主だって何も言わないわ!これはフランスを滅ぼせと言う啓示に違いないわ!!」
いや、その辺は分からないけど。
「参ったぞ、立香。正当な権利に基づく復讐だ」
「で、でも、ほら、関係ない国民を巻き込んだのは良くないことでしょ?」
ふーむ、そうだな。
「めんどくせーからマリオカートで決着つけない?」
そう言う訳にはいかなかった。
なんか、サーヴァントを嗾けられた。
「そっちがヴラド三世、こっちがバートリー・エリザベート」
「「何っ?!」」
『真名が分かるのかい?!!』
通信先のロマンが驚く。
「ああ、俺の『瞳』は大抵のものを見通す」
「……しかし、それが分かったところで打つ手はあるのかね?」
とヴラド公。
「対吸血鬼戦は何度かあるかなー。特にアーカードの旦那とフランちゃんが強かった。でもまあ、二人に共通して効いたのは」
「何を」
「こいつだ」
え?
ああ、そのね。
言っちゃ悪いが、吸血鬼はモンスター。
視覚嗅覚聴覚は非常に鋭い。
そこにィ。
「な……?!」
フラッシュバン。
「ぐうう?!!!」「あああっ!!!」
見えない聞こえない。
混乱。
そこに更に。
「催涙ガス」
俺調合の古龍すら怯ませる催涙スプレーを顔面にシュー。
「ぐおおおおおお!!!!」「いやあああああ!!!!」
更に更にィ。
「喰らえ、山吹色の波紋疾走!!!」
「ぐ?!が、あああああ!!!!」
はいヴラド三世上がり。
「頼光さん!!」
「吸血鬼、つまりは鬼ね。鬼退治は得意ですわ」
即、バートリーの首を斬り落とした頼光さん。
「チィ……!!使えない奴らね!!撤退よ!!」
残ったサーヴァントを引き連れて撤退していくジャンヌオルタ。
「た、旅人さん!追わなきゃ!!」
「あ、良いよ、追わなくて」
「え?何で?」
「アレ、多分だけど……、『聖杯の持ち主は別にいる』から」
ボロボロの村を応急処置して、襲われた人々の手当てをする。
ん?
「こんにちは!貴方、凄かったわ!」
……あら可愛い。
「ええと、ありがとう。でも君の方が凄いさ」
「あら?どうしてかしら?」
「君のように美しい人は他にはいないからね!」
「あらあら!お上手ね!」
で。
「それで、君は?」
「ああ!私ったら、名乗りもせずに!はしたなかったわ!ごめんなさいね!私はマリー、マリー・アントワネット」
「へえ、あの?」
「貴方の言うあの、と言うのは分からないけれど、私の人となりは貴方の目で見て判断してほしいわ」
ふむ。
「それで、マリーさんは何故ここに?」
「まあ、マリーさん?素敵な呼び方ね!……あ、えと、そう、何故ここに来たのか、ね?それはね、貴方が、私の愛するフランスを滅ぼさんとする悪いジャンヌさんと戦っているのを見て」
ふむ。
「でも、撃退しちゃったから、私の出る幕がなかったの!」
そっか。
「それは済まないね」
「いえ、良いのよ!それにしても凄かったわ!ぴかーって光るの!」
「波紋疾走かな?」
「波紋疾走と言うのね?凄いわ!」
「あれは吸血鬼には特別効くんだよ。吸血鬼が苦手な太陽の力を使った技でね」
「そうなの、不思議な技ね!」
「はは、マリア、そのタイプの男に引っかかるとは実に迂闊だね」
と、近くにいた男が口を挟んでくる。
「お前は?」
「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト……、ははははは、何だい君は。不協和音の塊みたいだ!」
んー?
「もうっ!アマデウス!失礼なことを言っちゃいけません!」
「いやいや、マリア。君は分からないかもしれないが、その男、『人間じゃない』ぞ」
あ、分かる?
「心音、呼吸音、脈拍、その他臓器の音。全てが、聞き覚えのない、不協和音のシンフォニーだ。人間というより外道の神に近いね」
ふむ……。
そんなこと言われると臓器の音を止めてやるしかない。
「……あー。かと言って全ての音を止められると酷く気味が悪いね」
あらそう?
「アマデウス、やめなさい」
「本当なんだ、こいつは人間じゃない、化け物だ」
「俺本人は人間だと思っているけれど」
「……自分のことを人間だと思い込んだ化け物か。尚更タチが悪い」
「人を人たらしめるものは意志だろう。肉体がどうこうじゃない」
「その肉体で正気な風に振る舞う時点で精神も狂ってるよ」
ふーむ。
確かに俺のクラスはバーサーカー。
それに引っ張られてちょっとおかしくなってる部分はあるかもしれない。
自制せにゃならんな。
「ほら、マリーさん。ジャンヌに会おうか」
「ええ!ジャンヌ・ダルクは私の憧れの人なのよ!」
と、マリーさんはジャンヌさんとイチャイチャし始めたので、放っておく。
「君達ー、ご飯の時間よー、何食べたいー?」
あと、最凶傭兵の続きが大分ある。
最凶傭兵は、現在の富国強兵編の後はマッチポンプ勇者編、世界支配編、転生者殺戮劇編と続きます。
特に転生者殺戮劇編は書きたいですねー。