ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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ラーメンうめーーー!!!!


7話 臆病なハツカネズミ

幸恵なる雌と、その子供の裕樹と美久に、警察署まで案内させることにした。

 

「しかし、なんで警察署なんだ?近くに小学校とかあるだろ」

 

俺はそう言って、幸恵を問い詰めようとした。

 

いや、問い詰めるってほどじゃない。

 

ただ聞いただけだ。

 

「ひっ……!す、すいませんっ!実は……」

 

すると、ちょっと視線を向けただけで面白いくらいにビビって、簡単に口を割った。

 

なんでも、旦那が八キロ先の警察署で働いているらしい。

 

そういうことか。

 

まあ、それは構わない。

 

実際、警察署になら生存者はいそうだし。

 

まさか、某ゾンビゲームのように、美術館を改装して作った面白ギミック満載の警察署ではないだろう。

 

まあそれならめちゃくちゃ面白そうなんだがなあ。現実はそんなに面白いもんじゃない。

 

ごく普通の警察署だそうだ。

 

だがまあ、武器もあるし、戦える人もいて、ある程度食料もあり、建物も堅牢!

 

民間人を匿っているだろうなあ。

 

だってこのゾンビ、知能はほぼないから、警察署にあるような刺股で「えいっ!」ってやれば倒せるぞ。

 

4以降のアグレッシブゾンビじゃなくって、3以前の雑魚ゾンビと同じだからね。刺股でひっくり返してドアを閉めれば襲われない。

 

逃げ場のない人口密集地……、東京とかでもない限り、そうそう殺されるもんじゃない。

 

「まあ、なんでも良いや。デルちゃんはめちゃくちゃに動き回っているみたいだから、のんびり行こう」

 

 

 

とりあえず、歩いた。

 

幸恵は、こちらの顔色をチラチラと窺いながら、ノロノロと歩いている。

 

「しかし……、三日過ぎた訳だが、あんたらはどんな風に暮らしていたんだ?」

 

「え、あ、その、普通に……」

 

「水は止まっただろ?」

 

水道が止まっていることは確認済みだ。

 

研究所の水道も止まっていた。

 

「は、はい。なので、ウォーターサーバーの水を……」

 

「電気は?」

 

電気も止まっている。

 

「止まったので、料理ができなくて……」

 

ん?そうなのか。

 

食事はしっかりとった方が良いな。

 

「ちょっと待ってろ……。ほら、カロリーメイドと水だ」

 

「え……、くれるんですか?」

 

「ああ、まあ、特別だぞ。協力してくれるからな、その礼だ」

 

「あ、ありがとうございます!ほら、裕樹と美久もお礼を言いなさい」

 

「ありがとう、お兄ちゃん!」「ありがとう!」

 

そして、軽く食事を食わせてから、更に移動。

 

食料を貰えたからか、少し警戒心が解けたらしく、話しかけてきた幸恵。

 

「あ、あの、あなたは何者なんですか……?」

 

正直に、オデュッセイア機関の研究所の所長であることと、オデュッセイア機関の概要について話した。

 

「そう、ですか……」

 

「俺を責めないのか?」

 

「いえ……。だって、ティフォンさんは、今回の事件に関係がないんですよね?」

 

「ああ、ないさ。むしろ、俺も殺される予定だったんだろうな」

 

そうじゃなければ、幹部の俺が死ぬ訳ない。一応、護衛だっているし、警備兵だっていたんだ。俺が一人の時を的確に狙われたんだろう。

 

「であれば、私から言うことはありません」

 

「そうかい?犯罪者ではあるんだが」

 

「そうですけど……、だからと言って、捕まえようとは思えません。私には、なんの力もありませんから」

 

そうなのか。

 

「だが、母は強しと言うだろう?俺も一時期、母性本能を利用した護衛型生物兵器を作ったことがある」

 

「いえ……、私は、本当に何もできませんから……」

 

ふーん。

 

慰めるとか面倒なことはしない。

 

何もできないと言うなら、何も出来ない奴として扱うだけだ。

 

無理に何かをさせる必要はない。

 

『ゥヴー』

 

おっと……、ゾンビだ。

 

「きゃああっ!!!」

 

幸恵が悲鳴を上げた。

 

「声を出すな馬鹿……」

 

『ヴ?』『アー』『ァア"ー』

 

あーあー、集まってきちゃったよ。

 

「さっき説明したよな?ゾンビは音に反応するんだよ。声を出すなって言っただろ……」

 

「す、すみませんっ、わ、私……」

 

「もう良い、退がってろ」

 

俺は、片腕の筋力を強化して、ブレードを生やした。

 

これは、キーちゃんと同じモデルのブレードである。

 

キーちゃんには、土中などから取り込んだ炭素やシリコン、鉱物などを取り込んで材料として、肥大化した両腕から、鉱物由来のブレードを生成する能力があるのだ。

 

この肉体には、キーちゃんの遺伝子データも当然存在している。それによって、同じ機構を使える。ということで鉱物のブレードを作り出した。

 

「はあっ!!!」

 

『ゲ』『ガ』『ア』

 

ブレードでゾンビの首を斬り落とす。

 

強化した身体能力、高密度な筋繊維から生み出される強力なパワー!

 

この身体の俺なら、トラックすらひっくり返せるだろう。理系の貧弱オタクだった生前とはえらい違いだ。

 

そんな筋力で鋭利なブレードを振り回せば、人間の首を斬り飛ばす程度、容易であるのは想像に難くないよね。

 

景気良く首を斬り落とす。よいしょー!

 

「よし……、もういないな。ほら、行くぞ幸恵。……幸恵?」

 

子供を抱えて、泣きながら蹲っている。

 

「おいおい……。万が一の時に足を引っ張るタイプだな、あんた」

 

「ひいっ!す、すみません!すみません!」

 

つ、使えねェーッ!これはアレか、この世界は某フォトジャーナリストがいる世界線じゃないってことか。

 

生存者を仲間にしても戦ってくれねーのな。

 

あの世界じゃ銃器を持たせればガンガン戦ってくれんのにな、生存者。

 

その癖、サイコパスはその辺に出るらしいし、色々とハードモード。縛りプレイかな?

 

まあ、何にせよ……。

 

「戦えねえのは構わねえよ。けど、道のど真ん中で蹲るのはやめろ。殺してくれと言ってるようなもんだ。ヤバイと思ったら、キーちゃんの隣に行け!良いな?」

 

 




ワンピースのOPで一番好きなの二期だなあ。



ところで、ソシャゲ転移もの書いてて思うんですけど、みんなキャラクターに邪な念ありますよね?

FGOとか、絆レベルMAXまで育てた女キャラとか、抱きたいですよね?

やりこんでいたソシャゲキャラが目の前に出てきた時の主人公の反応について悩む……。俺はソシャゲはあんまりやり込まないから……。

まあでも、ソシャゲ転移の主人公は、自分のことを好いている女に抱いてくれと頼まれたら、普通に抱くタイプです。
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