ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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赤辛鍋のやつを食べたら、ケツが大変なことになりましたわ〜!


17話 ライオン枕

さて、俺は、警察署にてショッピングモールの位置を知った。

 

いやあ、なんで俺が駅の位置も知らないの?ってツッコミは尤も。

 

でも、俺は、オデュッセイア機関のチャーターした特殊な飛行機で日本に来て、オデュッセイア機関が手配した特別な車両で研究所に来て、後は研究所からほぼ外出しないで十年くらい過ごしたんだよね。だから、この横須賀の地理なんて知らないのよ。

 

飲食物や日用品は研究所で出してもらえるし、趣味で集めているオタクグッズは、通販でOKだし。店頭に並ばないと買えないような限定グッズとかは、もちろん欲しいのだが仕事がね……。

 

俺もなんだかんだ言って幹部だし、金のなる木だった訳だし。護衛の部下が大変だから、人がいっぱいいそうな秋葉原とかには中々行けないのだよ……。

 

コミケだけは何とか行かせてもらっていたけどね。

 

 

 

さあ、では早速、ショッピングモールへ!

 

……行く前に、研究所に寄って行こうか。

 

「スーちゃん、悪いけど、トラックを牽引してもらえる?」

 

「イイワヨ!」

 

うん、助かるな。

 

もう一台のコンボイトラックを、スーちゃんに牽引してもらう。

 

スーちゃんのパワーなら、十トン程度のトラックなら、この研究所にある全てのトラックを牽引できるだろうが、そこまではしなくていいだろう。

 

キーちゃんの牽引するトラックには、研究所の物資を山盛りで押し込んである。

 

例えば、錠剤や薬品、簡単な実験器具に、必要な記録媒体。そして、少しの銃器と飲食物。

 

スーちゃんの方のトラックにも、同じような物資を満載しておいた。

 

但し、スーちゃんのトラックは、オデュッセイア機関が開発した特殊車両。

 

どう特殊なのかと言うと……、俺は機械工学などは専門外だから詳しくは知らないのだが、温度変化に弱い薬品や生物兵器を輸送するために、内部を特定の温度に固定するものだそうだ。

 

つまり、大きな冷蔵庫だな。

 

キーちゃんの方のトラックも、オデュッセイア機関開発の特殊車両であることには変わりはない。

 

トラックは、双方とも、素晴らしい防弾耐爆性能を持ち、劣化などに対しても強いそうだな。

 

具体的に?

 

……あー、確か、沖縄で十年間野晒しにしておいてもサビひとつない感じ、だったかな?つまりは、塩害や嵐なんかでもノーダメージってことよ。

 

日本車は凄く丈夫で世界的に重宝されている!みたいな話を聞くが、オデュッセイアの製品はそんなもの目じゃないほどに凄いぞ!

 

で、物資などを回収して、トラックに満載。

 

そのまま移動……。

 

「モウ夜ダヨ?」

 

するかと思ったが、もうすでに夜中になっていた。

 

移動やら荷運びやらで、思いの外時間が経っていたようだ。

 

嫁には全員、暗視機能くらいはあるが、何も真夜中にフラフラ出歩かなくったって良いだろう。

 

折角、日頃の激務から解放されたのだから、ゆっくりしたい。

 

急ぐ用事もないし、嫁といちゃつきながら寝ることとする。

 

「んー、じゃあ、寝ようか」

 

「ウン!博士ハ、私ヲ枕ニシテイイカラネ!」

 

キーちゃんの獣の部分にくっついて、寝る。

 

おほー、体温高くてふわふわで気持ちがええんじゃー!

 

 

 

「今起きた」

 

長時間睡眠は気持ちいいなあ。

 

睡眠は必須じゃない身体になってしまったが、それはそれとして寝ることは気持ちがいいんだ。

 

何せ、悪の組織に労働基準法なんてない訳だからね。

 

かなりのペースで出勤してたわよ。

 

もちろん、休日も年に八十日は確保できてたし、徹夜で作業!とかはなかったけど、それでも、自分の研究と生物兵器開発部の管理維持がね……。

 

俺の研究の方は、ぶっちゃけ、遊び半分で金になりそうなものを適当に作ってれば文句言われなかったんだけど、管理職はキツかった……。

 

もう本当にね、偉くなったのはいいことなのかもしれないけどさあ、偉くなるにつれて責任が重くなっていくのがね……。

 

でもぶっちゃけ、俺より偉い奴が俺の研究に指図してくるのはうざってぇですわよ。

 

料理できない人がレストランの店長になるみたいなもんだからねそれは。

 

専門外の人間に勝手に色々決められるのは困るわ。

 

ん、あれ?普通の会社はそう言うもんなんだっけ?

 

俺、十三で飛び級して大学出てから、ずっと悪の組織に勤めてたから、社会常識とかよく分かってないんだよねー。

 

でもあれでしょ?普通の会社は、営業マン?とかいう何も知らん連中が雑に仕事を持ってきて、現場のエンジニア達が苦しんでるってのは知ってるよ。

 

だからこそ、俺は、俺の研究に何も知らん奴が口出ししてきて欲しくないから、嫌々管理職やってた訳よ。

 

いやー……、激務だった……!

 

もう二度と働かないもんね!

 

世界がこんなことになって仕事もクソもねーだろ。

 

……そう言えば、俺がシコシコ貯めた預金はどうなりましたか????

 

数100億円くらいありましたよね?ねえ?!

 

うん、まあ、分かってる。分かってるとも。

 

こんな状況で金銭とかね、価値ないもんね。

 

データとかもね、もうなくなってるだろうね!

 

「チクショーーーッ!!!」

 

「ヨシヨシ」

 

キーちゃんに撫でてもらう。

 

「無一文だよー、みんなを養えないよー」

 

「大丈夫!無一文ノ博士モカワイイヨ!」

 

「いや、可愛くはないです」

 

「博士ハ私達ガ養ウカラ、気ニシナイデイイワヨ!」

 

と、スーちゃんにキスされた。

 

「ン……、私モ、頑張ッテ働ク、ヨ……?」

 

逆側からヒューちゃんにキスされる。

 

「わーい、ヒモだー」

 

ヒモ、万歳!

 

 

 

はいまあそんな感じでね、ショッピングモールの方へ、向かいたいと思いまぁす。

 

もう既に、個人端末でのネットワーク回線は使用不能!

 

ガスは、何かこう……、危ないから、こんな風に災害とかあると、真っ先に停止するもんなんだって。警察署署長が言ってた。

 

で、上下水道は、この災害計画都市?とかいうこの辺りでは、ちゃんと使えるらしいよ。少なくとも、数年は。

 

それ以降は、メンテナンスとかの関係で使えなくなる見通し……、って、ホームセンターの奴らが言ってた。

 

ホームセンターの奴らは、元DQNで、今はインフラ系のエンジニアが多いらしいね。

 

海堂父は大工で、他は配管工とか電気工事士とかだったっぽい。そいつらが言うには、この街の電気は、ソーラーパネルとかあるところはまあまあ大丈夫そう?んで、上下水道もしばらくは大丈夫っぽい?

 

まあ俺、自然界のものにはそこそこ詳しいけど、人間のインフラとかよく分かんないんで……。

 

ま、その辺はいいでしょ、俺には関係ないし、困ってる奴が何とかすりゃ良いんじゃないの?知らなーい。

 

とにかく、ネットワークは繋がりませーん。

 

軍用回線とかなら繋がるのかもね。

 

そんな訳だから、道に迷いつつも駅前に……。

 

「たどり着いた!」

 




グオオッ、ライダーものプロット……。

思い浮かばなくて草。

おっかしいなあ、平成一期はちゃんと全部見たのになあ?

なろう感と特撮感を上手い具合に融合させんといかんからなあ。

ストーリーイベントが思い浮かばぬ……!

ただ言えることは、魔法少女達とライダー組織が大戦争をして、魔法少女の過半数がまあ、うん……、死ぬか死に近い怪我をするってのは、予定内にあります。

そして、厄介な妖精に唆されたり、判断力がない魔法少女が一掃されて、以降はちゃんと法整備とかされて、魔法少女がちゃんと国営民営の組織の隷下として働くことになるんですね。必要な犠牲だょ♡

……まあもちろん、国営はまだしも民営の魔法少女組織なんてクッソひっでぇことになりますがネっ!

アジア圏で、田舎の少女を攫ってきて無理矢理魔法少女にして過重労働やらせる貧困ビジネスとか、中東圏でテロ組織の活動員として魔法少女を使ったりとか、あとは金持ちの私兵とか?まあ碌なことにはならんでしょうなあ。

もちろん、妖精にはその辺りのことは分かんないぞ!悲しいなあ……。

今後は、怪人と戦いながらも、悪の魔法少女(悪とは言ってない)との非対称戦だね!
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