ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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きんぴらごぼう作った。

きんぴらごぼうにはパワーがある。


6話 ヒロインで人体実験する系主人公

エイダというガキに魔法を教え込む。

 

まずは、魔力操作から。

 

魔力。

 

これは、俺が見た限りでは、あらゆる生物……、それどころかあらゆる物質に宿っていることが分かる。

 

量の多寡はあれども、万物に魔力はあるのだ。

 

だが、魔力の分布はまちまちであるように思える。

 

人間の場合、大抵は胴体に魔力溜まりがあるのだが……、その魔力溜まりが頭まで繋がっている存在がいる。

 

それが、俗に言う、『魔法使い』だ。

 

……正確には、魔法使いの才能がある者、かな?

 

どういうカラクリか、俺の推論だが説明させてもらうと……。

 

魔力は『情報』の力であり、情報を強化したり生成したりする力である、ということ。

 

前に、魔力操作の訓練の過程で、魔力を特定部位に集めると、それが強化されるという知見を得たと思う。

 

事実その通りで、腕に魔力を集めると、信じられないほどの膂力を発揮したし、目に魔力を集めると、視力が何倍にもなった。

 

そう、それで……。

 

魔法使いの才能がある者は、魔力が生まれつき脳にまで達している者と俺は仮説を立てたな?

 

その意味は、恐らく、脳が魔力で強化されており、生まれつき魔力を視認及び操作できる存在である……、ということだと俺は考えた。

 

であれば、だ。

 

魔法使いの才能がない奴も、脳に魔力を流し込んでやれば、魔法使いに覚醒するんじゃないのかな?というのが、今回の実験の内容になっている。

 

 

 

エイダを見てみよう。

 

エイダの場合、魔力溜まりが、下腹部にある。

 

丁度子宮のあたりだな。そこで、結構濃厚な魔力が滾っているように見える。

 

実際の話、人や物質によって魔力溜まりの位置は違うのだが、大抵は胴体にあると見ていい。

 

で……、この魔力を、俺の魔力でエイダの脳髄にまで押し上げて、魔法使いにできるかどうか?というのを実験したいと思う。

 

因みに、その辺で捕まえたネズミで試したりはしたが、人体で試すのは初めてだから、どうなるかは全く分からない。

 

死んだりしたら……、まあ、ごめんね!ってことで。

 

「お腹見せて」

 

「え?うん」

 

ぺろりと捲られるカーキーのワンピース。

 

パンツは褌のようなものだった。

 

パンツ穿く文化あるんだ……、などと思いながら、俺はエイダの下腹部に触れる。

 

そこに、魔力を流し込む……。

 

「ひゃん?!」

 

「どうした?」

 

「変、変だよぉ……!なんか、おなかがあつい……!」

 

「痛みはあるか?」

 

「いたくない……、きもちいい」

 

ふむ?

 

そのまま、俺の魔力でズドンと、エイダの魔力を押し上げる。

 

「んっぷ?!」

 

エイダは、身体を大きく痙攣させた。

 

あちゃー、死んだかな?

 

死体はどこに捨てようか?森の奥でバラして……、いや、埋めるか?

 

「かはっ!ごほっ、ごほっ!」

 

あ、生きてた。

 

「おなか、おなかの下から、あったかいのがどーんってなった!なにこれ?!」

 

さて、どうだ……?

 

「エイダ、何かキラキラしたものが見えないか?」

 

「え?えーっと……、あ!見えるよ!なんだか、エグザスさまがキラキラしてる!」

 

おお、成功だ。

 

こんな雑で良いんか……?

 

 

 

できてしまったものは仕方ない。

 

魔力操作の訓練をさせるか。

 

魔力は誰にでもあるが、自覚できないから訓練が難しいんだ。

 

どうやら、脳に魔力が達していれば……、とは言ったが、浸透率?のようなものがあるみたいでな。

 

あーつまり、完全な仮説だが、眼球そのものを魔力で強化すれば視力が上がる。

 

で、恐らくは、視神経に相当する脳の領域に魔力が浸透することで、魔力が見えるようになる、と。

 

まあそんな感じなんだよ。

 

だから、魔力を扱えても、魔力が見えないって奴もいる。

 

実際、俺の母親はそうらしく、俺が某漫画のように指先に魔力で数字を表示しても、見えてない様子だった。

 

だが……、こうして、エイダのように魔力が目に見えるようになれば、訓練も捗る筈だ。

 

幸い、筋は悪くなく、二週間ほどで魔力をある程度操作できる様になったエイダ。

 

では、次の実験に移ろう。

 

まず、簡単な魔法を使わせる。

 

『ポップ ファイア マナアド ワン アウトプット フロント』

 

発動は問題なし、と。

 

「わあっ!すごい!わたし、まほうつかいになれたの?!」

 

無邪気に喜ぶエイダ。

 

そんなエイダに、次の呪文を教える。

 

「次は、『ロード ファイア』と唱えてみてくれるかな?」

 

そう……、俺が怖くてできなかった、変数のロードだ。

 

前に、何者かが定義したのであろう変数があるみたいなことを見つけたな。

 

変数……。

 

例えば今回なら、『ファイア』だな。

 

この『ファイア』に、『マナ(魔力)』を『アド(加算)』し、『アウトプット(出力)』することで魔法が発動する。

 

であれば、『ファイア』という命令の中身がどうなっているか?

 

それさえ知れば、こちらで好き勝手に命令文を創り出せる訳だ。

 

だから解析が必要だったんですね。

 

とは言え、もしかしたら、莫大なデータが脳に入り込んできて、脳が破壊されるかもしれないからな。

 

こういうのはモルモットにやらせるに限る。

 

だが、誤解のないように言っておくと、俺はエイダを好ましく思っているぞ?

 

可愛らしいし、従順で聞き分けがよく、歳の割には聡明だからな。

 

もし、色々な実験をやって生き延びたら、一緒に外の世界へ連れて行ってやっても良いかもしれない。

 

本人がどう思うか?というのはあるかもしれないが、望むなら部下として使ってやっても良い。

 

「いくよー、『ロード ファイア』!」

 

さあ、どうだ?

 

「あうっ……?!」

 

死んっ……でねえな!ヨシ!

 

「大丈夫か?」

 

「う、うん……、大丈夫だけど……」

 

「何が起きた?」

 

「頭の中に、模様みたいなのが浮かぶの」

 

「それを……、ここに書いてみろ」

 

俺は、木の枝を渡す。

 

すると、エイダが書き始めたのは……。

 

1100101100111011……、と続く、二進数だった。

 

ははーん、なるほどね?

 

ファイアの中身がこれなのね?

 

「頭は痛いか?」

 

「ううん、びっくりしただけ」

 

よし、なら俺もやってみるか。

 

『ロード ファイア』

 

と……。

 

おお、頭に浮かぶ。

 

二進数の羅列が。

 

あとは、この数値を解析すれば、魔法の仕組みが完全に理解できる筈だ!

 

 

 

あ、それと並行して、エイダには危険な魔法の実験台になってもらうか。

 

自己の肉体を高温にするとか、肉体を別の物質に変換するとか。

 

死ぬなよー、エイダー!

 




バカゲー転移ものなあ……。

プロット組み立ててるうちに、なんか知らんけど秘密結社できちゃった……。

この世界には古来から異世界転移者が度々訪れている!そして、転移者達は、異世界の力でこの世界を荒らし回るのだ!

だから、そんな転移者に対抗するための秘密結社が『結社』である!

『結社』は、転移者を抹殺あるいは籠絡し、異世界の力を奪い、その力で社会を正しい方向へと導く組織だ!(おっ、アブスターゴか?)

(なお、『結社』と転移者の悪さの度合いは半々。世界を導くという傲慢さもあるが、異世界転移者もクソなので、「管理すべき!」という考えは残念だが当然)

みたいな。

今作はその、社会に紛れる『結社』のメンバーが誰なのか?を考えてほしいので、あえてネタバレはしません。

ただ、主人公とヒロインの歪んだ関係というか、変態行為描写があるので注意してほしいですね。

具体的に?

そうですね。

主人公はキリトくぅんとかアクセルワールド?的な感じで、VR世界に適合した特別な人間。

主人公と同時転移してきたヒロインの一人は、かわいそうなくらいのペチャパイであることを除けば完璧な美女。

……但し、ヒロインは、現実世界ではほぼ廃人です。

元公安の機動隊員だったのですが、テロ組織との戦いで肉体が完全に壊れてしまい、機械に繋がれた半サイボーグもどきのような存在になってしまっていました。

そのヒロインを、今まで介護してくれていたのが主人公です。

なので、ヒロインは、主人公にクソ激重感情を向けています。

そして、異世界転移により健常な肉体を得たので、全力で孕みにきます。

そして更に、ヒロインの好きなプレイが「思いっきりDVされた後に甘やかされる」という変態プレイで、これはヒロインが公安時代に学んだ性的拷問の手法になっています。

ヒロインの脳は主人公の性的拷問により完全に破壊されていて、ヒロインは主人公に完全に依存してしまっています。ヤンデレです。

で、ヒロインは、他の後付けヒロインにも主人公を唆して性的拷問をさせ、ヒロインは全員、脳を破壊されます。

白豹系半獣人ヒロインちゃんも、商人系ヒロインちゃんも、奴隷ちゃんも、鬼人女騎士も、全員脳が破壊されます。

直接的なエロシーンはもちろんないんですけど、そういう描写をガンガン匂わせていきます。

楽しいなあ。


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