ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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魚介系のドロドロスープつけ麺を、腹一杯苦しくなるまで食いたいという欲求がムワッと湧いて来てしまった。



23話 問題の解決

んん、使い魔システム、難しいぞ……?

 

俺が使い魔システムを作った理由は三つ。

 

一つ、動物の特性を活かした尖兵が欲しい。

 

例えば、犬なら、鼻の良さを活かして敵を追跡するとか、なんかそういうの。

 

二つ、魔法の副演算装置や記憶媒体が欲しい。

 

要するに、USBメモリ扱いしたいんだよね。

 

三つ、自動で魔法を使ってくれるAIが欲しい。

 

自分以外に、システマティックでも良いから魔法を自己判断で使ってくれるやつがいてくれると助かるでしょ?

 

まあ、この三つだ。

 

だが、どうも上手くいかない。

 

現在は、新鮮な動物の死骸を改造して使っているんだが……、いまいちなんだよな。

 

動物の脳について全てを理解している訳じゃないのでなんとも言えないが、俺の体感だと、動物の脳の『容量不足』を感じている。

 

複雑な命令を処理しきれない、魔法を使うほどの知能がない。

 

なので、じゃあ高性能な脳を積めば良いじゃん!と思ってら適当な人間の死体から脳を抜き取って使ってみたのだが……。

 

『ギ、ギギ……』

 

「うーん、ダメだこりゃ」

 

まあ、そこそこに動くと言えばそうなのだが、わざわざ人間の脳を改造して動物の神経回路と繋げたとしても、大して性能は上がらなかった。

 

それに、人間の脳って結構デカいよね。

 

ハード面の難点から、鳥やネズミには搭載できないし、大きな生物に搭載するにも、大きい調整を加える必要がある。

 

やっぱダメだこれ。

 

一旦凍結、次は魔導具ってのの研究を行ってみるか!

 

 

 

魔導具の研究が形になる頃には、もう村を出る時期になっていた。

 

ウッソだろ?もう?!

 

集中してると音速で時が過ぎていくな……。

 

まあ、タイムアップなら仕方ない。

 

カーレンハイト家が用意してくれたと言う馬車に乗り込んだ。

 

「王都かぁ……!楽しみですね、エグザス様!」

 

んんんー?

 

なーんで隣にエイダがいるんだ?

 

馬車に同乗しているマーガレット先生の方を見る。

 

「え?!余計なお世話でしたか?!弟子は連れて行くものだとばかり……!」

 

んー……。

 

まあ、悪くはない、か?

 

「エイダ、お前はそれで良いのか?村には戻ってこれないかもしれないぞ?」

 

「大丈夫です……。ちょっとだけ、辛いけど。でも私は、エグザス様について行くって決めましたから」

 

ほーん。

 

なら良いんじゃね。

 

他人の人生に口出しはせんよそりゃ。

 

だが、故郷を捨ててまで俺についてくると言うなら、多少は優遇するが。

 

これからも実験台として可愛がってやろう。

 

「あ、それと先生」

 

「はい?」

 

「今もう村から出て、何か危険があるかもしれないので、俺は戦闘態勢に入ってる」

 

「は、はい」

 

「で、今の状態だと、アプリをバックヤードで起動しっぱなしだから、もしかしたら暴発するかもしれんわ。先に謝っとく、ごめんね」

 

「………………はい?」

 

俺が指を弾くと、道端のウサギの頭が吹き飛んだ。

 

そう……、『デリートマジック』のアプリを、起動しっぱなしにしているのだ。

 

だから現在、俺が「消えろ」と強く思うと、その物質が消し飛ぶ状況にある。

 

「………………勘弁してくださいよぉーーー!!!!」

 

騒ぎ出す先生。

 

この人、反応が面白いね。

 

リアクション芸人として食っていけるんじゃね?

 

だが、エイダは慣れているので、普通に話しかけてくる。

 

「そう言えば、エグザス様は最近何をやっていたんですか?」

 

「最近?あー、魔導具作ってたよ」

 

「へえー、魔導具ですか!見せてください!」

 

「ん、良いよ、ほれ」

 

俺は、ペンライトを渡した。

 

オタクの人達が、ライブ会場で振り回すアレみたいな感じのサムシングだ。

 

「わー!光った!」

 

単純に、ボタンを押せば光るおもちゃ。

 

いやあ……、どうも上手くいかなくてなあ。

 

こんな程度しか作れなかったぞ。

 

俺もまだまだだな。

 

ん?

 

先生の顔面が崩壊してるな……?

 

「先生、愉快な顔してるけど、どうした?」

 

「なっ」

 

「な?」

 

「なぁーんで魔導具作れちゃってるんですか?!!!」

 

なーんでと言われましても。

 

「作ったらできた」

 

単純に、鉄の棒に魔石を燃料として埋め込んで、ボタンを押すと光る術式を鉄の棒に書き込んだだけだ。

 

使い魔の実験で分かった事だが、魔力を込められる量、即ち、埋め込める術式の量は、複雑で大きい物質であるほど大きいようだ。

 

フクロウの脳には、フクロウの処理限界しか書き込めなかった。

 

鉄棒には、ほんの単純な術式しか書き込めなかったな。

 

「そんな訳ないじゃないですか!魔導具を作る技術は、アドン魔導国の秘中の秘ですよぉ!!!」

 

「そんなん言われても……」

 

「魔石に術式を封じ込める術は、アドン魔導国の上層部しか知らないんですよ?!」

 

ん?

 

「魔石に……、術式を封じ込める?」

 

あーーー?

 

ちょっと待って、俺、もしかして、アホな事してたんじゃないか?

 

急いで適当な魔石を解凍して、魔石に術式を書き込む。

 

すると……。

 

「なーーーんだよもおおおおお!!!!お前がメモリだったのかよ!!!!」

 

一人でブチ切れてしまったわね。

 

いやだって、鉱石はどれも術式なんて、ちょっと光らせる程度しか書き込めなかったんだよ?

 

それが、魔石には、ほんの指先程度の大きさなのに、人間の脳よりも情報を書き込めるんだもの!

 

『魔石』なんて名前だから、魔力を発する石だとばかり思っていたし、実際、魔力を発しているから、魔力バッテリー的存在だとばかり……!

 

これ、メモリだったのね?!

 

「んじゃーもう、魔石に書き込みますわよそりゃ!ってか、使い魔問題もこれで解決だよ!魔石にAIぶち込んで、動物の死骸に埋め込めば良いんだから!はい今からやりまーーーす!!!」

 

チクショー!時間を無駄にしたぜ!

 

こう言うのがあるから、情報収集とか、集合知とかって大事なんだよなあ……。

 




僕は天才なので、ロボットもののプロットを二章まで書けた。

主人公がナポリのマフィアの部下になり、そこを基点としてレイヴンズネスト的な組織を作っていくお話になってます。

ナポリのマフィアですが、雰囲気はゴッドファーザーです。大丈夫だよね、マフィアとカモッラの違いが分かる日本人なんて滅多にいねーもん。その辺を詳しく突き詰めてリアルにするのは、内容を難しくするだけでリアリティが増す訳じゃないからね。

第三章からは、ある程度組織がしっかりして来たところから始まるのですが……。最近、首都の方で「血の結束党」とかいう赤い旗の独裁政権がブイブイいわしてるみたいでー、みたいな。

え?ファシスト?!何の話だが分かりませんねえ……?

そんな訳で、ファシスト党に支配されたイタリアから脱出し、アメリカ的国家のニューヤークという都市に本部を移す話が第三章です。

因みにこの世界では、
獣人=黒人=奴隷で差別階級
エルフ=ユダヤ人=力はあるが差別階級
その他亜人(ドワーフやハーフリングなど)=インディアン=同化が進んでるが差別階級
人妖混血=黄色人種=まあまあ差別階級
みたいな感じになってます。世知辛ぇ……。

だから第三章では、アメリカ的国家に移住したマフィアのファミリー達と、段々成り上がっていくストーリーになる訳ですね。

ゴッドファーザーパート2のヴィトー・コルレオーネみたいなノリでやっていきたい。まあそれより、主人公が後方サイボーグ面してるから何事もすんなりいくんだろうけどな!

やっぱりさあ、表の顔は食糧雑貨店の店主で、裏の顔はマフィア!みたいなのっていいよなぁ……。

多分、ナポリのファミリーのボスはもうおじいちゃんだから、孫か息子をアメリカ的国家に移住させると同時にボスの座を譲るみたいな話の持って行き方になると思います。

その息子が若き日のロバートデニーロみたいな爽やかな良い男でさあ!

移民1世で立場の低いマフィア達は、黒人ポジションで差別階級の獣人達とかそういう社会の底辺達と手を取り合ってのし上がっていくんですよ。最高。

その内、フランクシナトラみたいな獣人歌手が、新たなゴッドファーザーに頭を下げに来るんですよ!

三章はそんな感じでのし上がり編ですね。

そして四章からは、クソデカ規模になった傭兵組織をもって、第一次世界大戦的な戦争に介入!

それ以降はちょっとまだわかんないです。

歴史物っぽい雰囲気を出しながらも、雑にやっていきたいと思います!
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