ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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んー、どうするかな。


67話 新プロジェクト始動

「エグザス!覚悟ーッ!!!」

 

「はい」

 

「おぎゃッ?!あ、がががガガガがガガガ!!!!!!」

 

俺は、屋敷の前のアスファルトでよく分からん刺客?を紅葉おろしにしながら、爽やかな朝日を浴びた。

 

最初は、スラムのガキ共や女達も大分ドン引きしていたが、もう既に数ヶ月はこんな感じなので慣れてきたらしい。

 

目の前の紅葉おろしをガンスルーしながら、スラムのガキ共に挨拶された。

 

「「「「おはようございます!」」」」

 

「おー、おはよう」

 

適当にひらひらと手を振りつつ、俺は早速スラムの整備を始める。

 

現在、スラムは更地にアスファルトで、俺の屋敷とガキ共の寮のみが建っている状態。

 

これは寂しいので、ちょっとした建物を建てようと思う。

 

そんな訳で、我が秘密結社の精鋭、幹部達を屋敷の会議室に集めた。

 

俺の実験体、エイダ。

 

俺のおもちゃ、フランシス。

 

洋物の方の愛人、グレイス。

 

和物の方の愛人、ユキ。

 

そして、スラムのガキ共のリーダー格から、成績の良さを見込んで幹部にした、アラン君とベディちゃんの獣人二人。

 

そんな六人の幹部に、俺はホワイトボードを叩きつつ申し付けた。

 

「はい、注目!現在、元スラムは空き地で何もないです。でも、そうすると土地がもったいないんで、なんかしたいです!何かしたいことは?」

 

すると、皆が挙って手を上げる。

 

「はい、エイダ」

 

「お菓子屋さんをやりたいです!」

 

「んー、可愛いね!はい、お菓子屋さん、と。次、フランちゃん」

 

「ゴーレムの展示場!」

 

「ふふ、アホくさくて可愛いね」

 

「アホくさい?!?!!?!」

 

「次、グレイス」

 

「教会はいかがですか?」

 

「うん、魔法を崇める邪教神殿を作ってやるからな」

 

「え?!?!!?!」

 

「次、ユキ」

 

「あ、えと、ではゲームの専門店……はどうだろうか?」

 

「良いねえ、無難だ。次、アラン」

 

「はっ。では、マジックアイテム含む雑貨の販売店はいかがでしょうか?子供達の雇用も確保できるかと」

 

「うん、そうだな。ベディは?」

 

「はっ。私からは飲食店を提案させていただきます。子供達の雇用の確保もありますが、それ以上に、屋敷の料理は物珍しく大変に美味ですので、売れるかと」

 

「うんうん、素晴らしい。では、まとめると……」

 

『ショッピングモール』と。

 

俺はホワイトボードに書いた。

 

 

 

「「「「……何ですかそれ?」」」」

 

「ああ、前世で見た……複合商店?かね」

 

あ、前世とかそう言う話は隠す必要がないのでペラペラ話してるぞ。

 

あんまりにもあっさり言うんで、皆冗談だと思っているらしいが。

 

「まず、うちの館の十倍くらいでかい建物を建てる」

 

「えっ、その、崩れない?」

 

フランちゃんが心配しているが……。

 

「魔法で何とかする」

 

「何とかって……?」

 

「まず、アダマンタイトで柱をおっ立てて、そこに鉄骨で支柱をつけ、コンクリートで肉付けするんだ。ジェネレートマジックで誤差ナノメートル以下で積み上げれば崩れないはずだ」

 

アダマンタイト?超硬金属だな。魔法金属で、買うと黄金の十倍くらいの値段で取引されてる。

 

「アッハイ」

 

お、フランちゃんが理解を放棄して黙った。

 

じゃあ話を進めるか。

 

「このバカでかい建物に、色々な店をぶち込む。飲食店、八百屋、肉屋に魚屋……。服屋だったり、本屋だったりしてもいい。何なら薬屋とか、簡単な医院でも」

 

「えっと……、そんなに大きい建物を作る理由は何ですか?」

 

グレイスが訊ねてくるので、答える。

 

「王城よりデカい店があったら面白くね?」

 

「アッハイ」

 

グレイスは黙った。

 

「あの、従業員はどうするんだ?」

 

ユキが手を挙げる。

 

「ホムンクルスメイドに頼む」

 

「……人数、足りるのか?」

 

「ああ、最近はホムンクルスの材料が頼んでないのに来てくれてるからな」

 

「……材料とは?」

 

「あれ?言ってなかったっけ?人間の死骸使ってるよ」

 

人間の脳みそはかなり優れた演算装置らしくてさ。

 

最近は刺客がよく来るから、脳みそをもらってるんだよね。

 

一からジェネレートマジックで人間を作るのは、情報量的にかなり難しいからな。できなくはないが。

 

それに、作ったら作ったで、歩き方からのレベルで一からものを教えなきゃならないから実際だるい。

 

そんなのより、刺客として知識を溜め込んだ脳みそを拝借して再利用したほうがコスパがよろしいんだわ。

 

「狂ってる……」

 

ユキが呟く。

 

「文句あるか?」

 

「いや……、人の道に反するな、と」

 

「ふーん。で、具体的な問題は?」

 

「うん……、まあ……、うん、無いです……」

 

じゃあそれで。

 

「「我々も、死んだらホムンクルスにしていただけますか?!」」

 

忠誠心がお強いアランとベディは、目を輝かせながらそう言ったが……。

 

「いや、そん時は蘇生するから、脳みそだけちゃんと保存して持ち帰ってきてくれ」

 

と、言いつけておく。

 

「「はいっ!」」

 

んで……、そう、話が逸れたが、ショッピングモールだな。

 

「で、そろそろお前らにも、プロジェクトのリーダーとしての仕事をしてもらいたいからな。建物を建てたら、それぞれにエリアを与える。そうしたら、そのエリアに何を作って、何を置いて、何をするか?お前ら一人一人に全部決めてもらうから」

 

「一番になったら?」

 

エイダが首を傾げた。

 

「一番になったら、ベッドの上で一晩中愛してやるよ」

 

「ビリなら?」

 

「ベッドの上で一晩中いじめてやる」

 

あ、でもアランは男か。

 

アランの方を見ると……。

 

「ぼ、僕もいじめてもらえますか?!」

 

あ、うん。

 

そう言う感じの……、アレか。

 

まあ美少年だし、行けるか?

 

行こうか。

 




転載するにも、何からやろうかとずっと迷い中。

召喚士とか?最近のだし、キリがいいところまで書けてるし……。

現在、完結作を作ることを目標に、モン娘傭兵をリメイクしてますが、それとは他に魔法チートものを書いてもいます。

やるぞ、やるぞ、やるぞ……。

やろうとは思ってるけど、中々ね……。

一度動き出したらすぐなんだろうけどさあ……。
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