ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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うおおおお!


46話 親子

「ママ……?ママっ!!!」

 

「摩子ちゃん……!摩子ちゃん!」

 

州臣涼子。

 

摩子の母親だったな。

 

そもそも、皆の身内を探すことになったきっかけは、最初に摩子が母親を探してくれと言ってきたからだ。

 

別にそれに絆されたとかではないのだが、人を集めるという方針になっていたからな。今回は良い結果が出たと言える。

 

「皆川さん……、ありがとうございます!また娘に会えるなんて……、私、わたしっ……!」

 

泣きながら俺の手を握って礼を言う涼子さん。

 

………………。

 

涼子さんはとても美人だな。

 

最近は高校生ばかりを見ていたから少し感覚が鈍っていたが……、俺はこの、涼子さんみたいな大人の女性がタイプなんだよ。

 

垂れ目がちで優しげな風貌、ブラウンの髪を軽くまとめていて、体格は細くて儚げ……。

 

良い……、とても良い……!

 

「いえ、摩子ちゃんたってのお願いとのことでしたので……」

 

俺は、涼子さんの手を握り返して、笑顔で応対する。

 

「み、皆川さん……!なんでお優しい……!」

 

ますます、感動して泣き出してしまう涼子さんを、俺は慰めながら部屋へと案内した……。

 

いや、俺の部屋ではない。

 

新しく作った「住民宅」へ、だ……。

 

 

 

杉之浦女子高校には、大まかに五つの建物がある。

 

一つ目は「新校舎」だ。

 

ここは現在、『変換』の力でリフォームしてしまい、役所や公共施設、食堂のような扱いになっている。

 

三階には生徒会室があり、この学校の……いや、この国のことを決める会議はここで行われている。

 

職員室では事務作業を、理科室などでは、資源獣の死骸を使った実験や、スキルの活用法の調査などをしているな。

 

一階は、教室ほぼ全ての壁をぶち抜いて、大きな食堂にしてしまった。

 

二つ目の建物は「旧校舎」……。

 

木造の校舎で、元々は倉庫になっていたらしい。

 

だがここは綺麗に掃除して、生徒達が生活する「学生寮」のようなものにした。

 

三つ目が「倉庫」だが……、ここは少しリノベして、食糧庫や武器庫などにした。

 

四つ目が「体育館」。

 

これは、あまり手出しせずにそのままにしておいた。

 

警備班などが雨天で訓練ができない際などに、室内でも何かできるようにと残しておくこととしたらしい。

 

そして最後、五つ目が「別館」だ。

 

ここは元々は、図書室や講堂などがある場所だったらしい。

 

なので俺は、女の子達が持ち寄った漫画本やビデオゲームなどを設置して、遊べる場所にしておいた。ビデオゲームは電力消費を抑える為に携帯ゲーム機しかないが……。

 

後はまあ、「グラウンド」「テニスコート」「庭園」「プール」などがある。

 

グラウンドは練兵場だし、テニスコートと庭園は土を入れ替えて田畑に変更、プールは改装して大浴場になった。

 

そこに更に、学校のすぐ隣にたくさんの「集合住宅」を建てたのだから、もうカツカツだ。

 

かなりのレベルの大工事なので、手持ちの資金は三十億円にまでに減ってしまった……。

 

多いように思えるが、この国の民およそ八百人で割れば一人頭四百万円もない。無駄遣いはできないな。

 

「それなんだけど……」

 

おっと、摩子か。

 

「ママは、私と同じ部屋でも良いかな……?」

 

と、提案。

 

その決定権は俺にはないのだが……、まあ、望むのならそれで良いんじゃなかろうか?

 

「あ、そだ。ママってどこの班に割り振られたの?」

 

「ええと、料理班って言われたわ」

 

「そっか!じゃあ、私の指揮下だね!」

 

料理班と雑務班は、摩子が指揮している。

 

雑務班から分化したものが料理班だから、この子が両方の班の班長を兼ねるのはおかしくない話だ。

 

「あらあら……、摩子はママの知らない間に、偉い人になっていたのね」

 

「んーん、私なんて全然ダメだよー……。ぜーんぶ、友達と、おじピのお陰だもん!」

 

そんな事はないと思うんだが……。

 

摩子は本当に人当たりが良く、コミュニケーション能力が高い。

 

基本的にこの特徴は、ここの女子高生全員に言えることなのだが、摩子は特にそうなのだ。

 

全員が全員、余裕が全くない時にでも、一人だけ明るく振る舞って皆を元気づけられる……。

 

本当に気丈で良い子だ。

 

仕事自体はまあ、確かに「無難にこなしている」程度のものだが、マネジメント能力が高いからな。

 

チームのメンバーの一人一人をよく見ていて、他人にミスがあればすぐに庇ってくれる彼女は、下からとても慕われている。

 

理絵のような尊敬されるタイプのカリスマはないが、その分、周りの人と支え合えるタイプの子だ。

 

「自分をモノに例えると潤滑油です!」と、面接の場面で胸を張って言えるような子だな。

 

「それでね〜……!」

 

「ふふふ、そうなの。頑張ったわね……」

 

うむ。

 

家族水入らずということで、俺は立ち去ろう……。

 




昨日言ったサイコパス美少女ハーレム、ちょっとマジで書きたいな……。

短編前提でちょっとやってみるか……?

世界観は大体ガチ中世+ワンピースって感じで、貴族は大体天竜人みたいなノリでその辺の美少女市民を捕まえて無理矢理奴隷に落として飼う。飽きたら捨てる。

そんな世界なもんだから、野良の美少女なんてほぼ存在しない。

女だと魔力が〜みたいな要素は一切なく、冒険者ギルドは基本的にゴツいおっさん達の溜まり場。

そもそも冒険者という仕事はなく、モンスターを狩るなら「雇われ狩人」で人間を狩るなら「傭兵」と自称し、そんな風に武力がある流民を「戦士」と周りは呼び、戦士達は戦士ギルドで日雇いの仕事をして過ごす。

冒険者は、どんなに偉くなって、どんなにランクアップしても貴族にはなれない。貴族は完全にブルーブラッド、青い血が流れていないとなれないのだ。

市民はあくまで、参政権がある自由民という立場。人口の四分の一程度が市民、四分の三は奴隷、冒険者、娼婦そして流民。貴族はほんの1%程度。

そんな貴族の私兵と化している軍隊がいて、それはまあ末端レベルでは良い人もいるが、上層部は貴族と癒着して腐り切っている。大体ワンピースの海軍。

そんな中で主人公は、「ただただ一軍と渡り合えるくらいに強いから」みたいな身も蓋もない理由で高い立場にあり、王都の中心街からちょっと離れたイイ感じの位置にクソデカ館を構えるナイスガイ。いつものようなロン毛のハンサム有能サイコパス。

能力はシンプルに、「チート」としましょう。チートコード入力して世界を意のままに操るんだね。

とはいえ主人公も貴族ではないので、可愛い女奴隷を手に入れるツテなんてないし、平民を無理矢理奴隷にしてゲット!も無理。

なので、各地からリコールされた顔は良いがそれ以外は最悪の女奴隷共を買い集めてハーレムだ!みたいな。
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