「へえ、あんたが白い閃光か?」
「イケメンじゃない!良いわよ、スカウトしましょう?」
「結構強そーじゃん?キシシ!」
「む、男か」
「ふむ、悪くないでござるな」
好き勝手に言う畜生共。
「取り敢えず、全員表に出ろ。格の違いを教えてやる」
「あ"ァ?何だと、テメェ……!!!」
犬女が殺気を飛ばしてくる。
「吠えるな、雌犬。俺を舐めるようなら、殺すぞ」
だがよ、甘えよなァ?
「ぐ、テメェ」
「黙ってついてこい。全員だ」
ギルドの裏は、訓練場になっていて、それなりに広い。
ここで、新人の訓練や、荒くれ冒険者同士の果たし合いなんかが行われるそうだ。
野蛮だな。
だか、分かりやすくて良い。
「分かってるんだろうな、テメェ!俺に楯突いたんだ、これから小間使いとしてこき使ってや」
「黙れ、雌犬」
「〜ッ!テメェ!」
背中に背負う大型の剣を抜き、襲いかかってくる。ほう、人間の数倍は速いな。
「こいつはどうだ?」
「何をッ?!」
ディーグルを抜いて撃つ。
早撃ち、ってやつだ。
今ならコンマ一秒以下で撃てるね。
そして、鉄とゴムがぶつかり合う音。
ああ、ゴム弾を使用したからな。
「何だ、今のは?!」
咄嗟に剣を前に出し、弾丸を弾いたようだが。
ふむ、今の俺ならば、銃弾を見切って弾くくらいなら可能だが……。俺と同レベルの身体能力があるのか?
「くっ、腕が痺れて……!」
そうでもない、のか。
もう一発撃ち込むと、
「ぐうっ!」
簡単に剣を弾かれ、三発目を避けきれず当たって、倒れた。
「こんなものか、大したことはないな。次」
「まだ、だ!俺はフェンリル族のグラースだ、ぞ……?」
「分かった、分かった」
誇り?
そんなもの、戦場では何の役にも立たない。
ナンセンスなことこの上ないな。
残りの弾丸を全て叩き込むと、口から血を吐いて倒れた。
次。
「変わった魔法を使うようね……、でも!」
短く呪文を唱えると、目の前に半透明の障壁を張った蛇女。
「これでそちらの攻撃は届かない!さあ!エキドナのピトーネがお相手するわ!」
ほう?
「ふふふ、私は上級魔法が使えるのよ!この障壁だって、オーガの一撃すら防ぐのよ!」
「ご高説どうもありがとう。確認するが、光と音は素通りなのか?」
「はあ?何を……?」
「フラッシュバンだよ、ほら、よく見ておけ」
俺は見ないけどな。
後ろを向いて耳を塞ぐ。
すると、数秒後に猛烈な光と音が。
耳の奥が軽くキーンとするが、身体が丈夫になっているせいか、ダメージは少ない。
しかし、感覚器官が鋭いモンスター娘は?
「あぎぃぃぃ?!!!!」
長い蛇の身体は、まさに、のたうちまわる、といったところ。
障壁も解除され、尻尾で弱々しく地面を叩いている。
そこに、馬乗りになって五、六発殴ると。
「や、やめて、もうやめて、ごめんなさい、ごめんなさい……」
弱々しく謝ってきた。
クハハ、お高くとまった女がこうなるのはいつ見ても爽快だな。
次。
「アタシ、サンダーバードのブリッツ!よろしくね、おにーさん!」
「ああ、よろしく」
「おにーさん、よく分からないけど強いねー!でもでも〜?こうすれば、どうかな?!」
かなりの速さで空に舞い上がる鳥女。
ほう、面白いな。
光の線を引き、明らかに鳥とは思えない軌道で飛ぶ。
「いっくよー!」
そして、真っ直ぐ向かって来る。
ナイフ程の、鋭い爪で引っ掻く気のようだ。
だがまあ、音速程も出ていない。
ならば、捕まえることは十分可能だ。
「ぺぎゃ」
カウンター。
斬りつけて通り過ぎようとしたところを、回避と同時に拳を叩き込む。
軽い手応え。体重が軽いのか。羽毛だしな、軽いんだろうな。
地面に転がる鳥女。
無理やり起き上がらせてみる。
「か、はっ……、こ、降参、もうやめて?ね?」
「ふん、つまらん。次」
首を掴んで投げ飛ばした。
「へぎゃ」
次。
「ユニコーン、ウーノがお相手しよう。言っておくが、私は他の奴らほど脆くはないぞ!はああ!」
ランスを構えて吶喊してくる馬女。
ディーグルを撃ってみたが。
「効かん!」
プレートアーマーに弾かれた。
成る程、恐らくは魔法の鎧だろう。
だが……。
「上半身が人型で下半身が馬?合理的じゃあないなァ!!!」
背中に飛び乗って、細いロープで首を絞める。
「速っ……、が、か、はっ……!!」
動脈を絞められ、昏倒する。
自分が丈夫だと過信したな。
さて、最後に蜘蛛女だな。
「ふむ、これは……」
「どうした、次はお前だ」
「む、申し遅れた。女郎蜘蛛の八千代でござる。……そのう、降参というのは駄目でござるか?」
「駄目だな。格の違いを教えてやる、と。そう言ったよな」
「あはははは、ちょっとそれは厳しいでござるよー。もう降参でござるよー……、微塵隠れの術!!」
「スモークか!」
煙に紛れる蜘蛛女。
そして、スモークの中から手裏剣が。
リアルでこんなもん使う奴は初めてだ、面白いな。
手裏剣が飛んできた方向に銃を撃つ。
「ッ!」
掠ったか。
おしいな。
「火遁の術!!」
ほお!火を吹くか!パフォーマンス的だが、有効だな!
耐火服を体表に召喚。
「効かない?!ならば!」
忍者刀と苦無で交差するように斬りつけてくる。
しかし、俺の方が速い。
フックで顎を狙う。
「変わり身の術!!」
しかし、俺が殴り抜いたのは丸太だった。
気配は、後ろか。
「もらった!」
前転で回避。
その途中で撃つ。
「ぐっあ!!!」
倒れ伏す蜘蛛女。
ふむ……。
思ったより手古摺ったな。
一撃で終わらせるつもりだったが、割と保った。
これなら、ちょっと鍛えればもっと良くなるな。
「さて……」
「く、くぅーん、な、何する気だ……?」
しおらしくなった犬女。
「ボケが。何度言わせる。格の違いを教えるんだよ」
「え……?」
服を脱がせる。
「負け犬には、マウンティングしなきゃなァ?」
「く、くぅーん❤︎」
抱き心地だが。
まずは全員、回復魔法で回復させた。
回復魔法は便利だな、使えるかどうかで大きく違うぞ。
グラースは後背位で犯すと、涎を垂らしながら大きな声で喘いだ。
聞いてもいないのに服従すると何度も誓い、最後は快楽のあまり、小便を漏らしていた。
乳も尻も引き締まっていながら大きめで、締まりも良く、反応も良い。
ピトーネは、その蛇の身体を巻きつけてきて、抱きついてきた。
因みに、穴は前にあった。
キスしてみたが舌が長く、喉の奥まで舌を入れてきやがったから、舌に噛み付いてやった。
それと、瞳孔が縦に割れていた。
乳がデカくて揉みごたえがあったな。
穴の具合も良いな、モンスター娘ってのはみんなこうなのか?
ブリッツ。
頭が軽い女。
鳥なだけあって知能は低いようだな。
騎乗位で、馬鹿みたいに腰を振っていた。
快楽に非常に弱いようだ。
胸も平らだし顔もガキっぽいが……、穴の具合はバッチリだ。
ウーノは……。
穴は馬の下半身だからな……。
獣姦っぽいよなこれ。
少し躊躇ったが、まあ、抱いた。
乳もデカイし、穴の具合も良いし、身体に文句はねえが……。
穴に腕を挿入れてみていいか聞いたら、そんなことをしたら裂けてしまうと怖がられた。
ふむ?
牛馬の膣には、人の手くらいなら簡単に挿入るんだが……?
「わ、私は誇り高きユニコーン族の者だ、牛馬とは違う」
そういうもんなのか。
まあ、内臓とかどうなってんのか想像もつかないしな。子宮とかも小さい、のだろうか。うむ、あまり、深く考えなくても良いのだろう。
八千代。
日本人っぽいんだよな、この女。
胸は小さめで細っこい身体。
だがまあ、情熱的で良かったぞ。
蜘蛛足の全てで抱きついてきた時は驚いたが。
いや、本当に、良かった。
全員、味わい深い身体だった。
そして、モンスター娘らしく全員が、強く、性的に優位な俺に従うそうだ。
結成しておいたクラン、灰の指先に入れ、他の女と顔合わせも済ませて、訓練を開始。
しかし、教えるべきことは少ない。
読み書きもできるし、計算もある程度はできる、戦闘もそれなりにできるからだ。
それでは……。
「お前らの訓練を兼ねたダンジョン攻略だ」
「「「「はい!」」」」
鍛えてやるか。
ねっとりとした描写がなければ許されると思う。