ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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おちんぽ。


2話 邪悪なる魔王?!!?!?!

「……という訳で、皆様『勇者』様方には、邪悪なる魔王を倒していただきたいのです」

 

胡散臭い話だ。

 

目の前に出てきた、赤を基調に金糸飾りをつけたドレスを身に纏う美女。

 

名を、ナスターシャ・フランソワーズ・サラマンドラ。

 

四大国の一つ、火の国の第三王女だとか。

 

少なくとも俺は、表情は笑っていても目の奥は笑っていないような人間は、小指の甘皮ほども信用できんと思うが……。

 

だがそれでも、傍迷惑なことに、異世界とやらに連れてこられたのは確かだ。

 

ドッキリ?プロのリアクション芸人でもない、たかが一高校生に対してやるドッキリにしては、予算がかかり過ぎだ。こんなことをやれるだけの力と熱意がまだ日本のテレビ局に残っているんなら、俺はアニメと特撮と推理ドラマ以外の番組ももっと観ているというものだろう。

 

さて、だとして……。

 

方針を決めよう。

 

俺は、ペラペラと表面上だけは愛想良く話す姫様とやらを無視しつつ、頭の中で計画を練る。

 

第一に。

 

異世界から帰る方法を探すべきだ。

 

恐らくは存在しないと思うが、一応な。

 

「おい、待ってくれよ。いきなり殺し合いをしろなんて言われても困る。帰してくれ」

 

「ええと、シロミチ様でしたか?もちろん、魔王の討伐が終われば、帰る方法をお探ししますわ」

 

「はあ?帰す方法を知らないで呼び出したのか?」

 

「ああ、ああ、お怒りはご尤もです!ですが、この召喚の儀は古文書の内容を断片的に再現したもので、呼び出す方法しか分からなかったのです!ですが、魔王ならばもしかすると……」

 

あーうん、これは無いな。

 

責任逃れの言葉だもんよあれは。「必死に探したけれど見つかりませんでした、ごめんなちゃい」で済まされるな多分。

 

帰る方法はさておき、快適に暮らす方法から探るべきかもしれない。

 

で、それと、現状把握……。

 

顔を動かさず目と耳だけで。

 

うーん、フルプレートアーマーに槍と剣の騎士が二十人。

 

こりゃ、逆立ちしても勝てないな。逃げることすら難しいだろう。例え、親愛なるクラスメイトの諸君を全員囮にしても、だ。

 

一応下手に出ているようだが、怒らせたら何をされるか分からんな。

 

警戒しておこう。

 

ん?それと、この国の言葉が通じるのも謎だな。

 

魔法……、とかそういうのか?

 

唇の動きと聞こえてくる音が違う。

 

音は日本語だが、唇の動きは英語圏の言語っぽい?

 

手を見れば見慣れぬ指輪が。

 

これが魔法のアイテムで、これを付けていると言葉が通じる……、とかだろうか?

 

つまり、この場で逃げ出しても、言葉の通じない、文明の異なる土地で、流民扱いになる訳だ。死ねるな。

 

「だから、俺達には関係ないだろ!第一、俺は喧嘩だって碌にやったことがないんだぞ?!」

 

「シロミチ様!無論、こちらも理解しておりますとも!皆様、『勇者』には、特別な『加護』があるのです!」

 

「加護?神様の加護的なことか?」

 

「ええ、そうです。神が与えたもうた奇跡の力……、『加護』には、五段階の格があるのです。ですが、この世界の人々は、殆どが最低位で、少し低位がいる程度。中位以上は滅多におりません」

 

「なるほど……、話が読めてきたな」

 

「はい、そうです!皆様方、勇者は、最低でも中位以上の格の『加護』をお持ちなのです!」

 

「ってことは……、異世界転移チートハーレムで俺ツエーってことでございますかあ〜っ?!!!」

 

ギーク共が騒ぎ始める。

 

馬鹿だなあ、そんなに話は簡単じゃないぞ。

 

格があるってことは、クラスメイト間で格付けをして分断しようって思われてるんだぞこれは。

 

多分、ハニトラとかもされるんだろうな。

 

俺達、「異世界人」という単位での協力はさせないで、分断し、有能なのだけを厳重管理しようって魂胆だな。

 

「そんな『加護』の力を今からこの『鑑定の水晶』で鑑定させていただきますわ!」

 

ったく、マークされたくないが、一応言っておくか……。

 

「ちょっと良いか?」

 

「どうした、肇?」

 

ジョックの白道が振り返る。

 

「全体に言いたいんだがな、この『加護』の性能の高低差でお互いを差別するようなことはしないようにな」

 

「はあ?そんなの当たり前だろ」

 

お前はそうだろうよ、そういう奴だもん。

 

でも、周りは違うだろうよ。

 

「いや、多分、これからこの世界で生きていく上で、『加護』が凄いと注目される。だからと言って増長したりしちゃダメだってことだ。良いか、あくまで冷静になってくれ。俺は、お前らと殺し合いになるとか、そんな展開は困るぞ」

 

「こ、殺し合いになんて……」

 

「白道、絶対にないとは言い切れないだろう?お前の場合、恋人の不知火を人質にでもされれば……」

 

「いや、それは……、そう、かも、しれないけど……」

 

「とにかく、『加護』とやらが何であれ、潰し合いだけはやめようぜ。それだけは、ここにいる全員で約束しよう。『加護』がどんだけゴミでもだ」

 

「そう、だな。みんな!肇の言う通りだ!調子に乗らないようにしようぜ!」

 

ジョックが音頭をとると後は楽だ。

 

みんな言うことを聞くからな。

 

「はっ?!これは、騙されて悪堕ちパターン?!それもあると思うと危機一髪でしたな!流石は阿字殿……!」

 

さっきまで興奮していたギーク共も落ち着いたようだ。

 

 

 

「ふふふ、お話は終わりですか?では、こちらで『加護』の確認を致しましょうか」

 

腹黒姫の指示の下、水晶玉に触れていく。

 

「シロミチ様は……『聖騎士』!シラヌイ様は……『元素術師』!」

 

白道、不知火のコンビはどうやら、最上級の加護だったらしい。

 

最上級の加護は、世界に一人いるかいないかってレベルの希少性らしく、魔王に対抗できる存在の一人なんだとか。

 

「オチアイ様『転移術師』!ヤリサキ様『超人戦士』!ヒラノ様『聖術師』!キミサワ様『錬金術師』!」

 

パシリの落合、不良の槍崎、槍崎の保護者である平野、変な女君沢。

 

こいつらは、最上級の加護を授かったようだな。

 

だが、ハズレもいた。

 

「キッショウジ様……、『観測者』?!そんな馬鹿な!最低加護じゃない!」

 

俺と同じアウターカースト、図書館の主と言われる天才美女、吉祥寺蓮華(きっしょうじ れんげ)は、どうやらハズレらしい。

 

そしてもう一人……。

 

「スズキ様……、『無能』?!!!加護なし?!!!」

 

クラスで嫌われている、ギークにすらなれないナード野郎。

 

鈴木悠太は、加護そのものがないらしい。

 

そして、俺は……。

 

「アジ様……、これは、この加護は……!」

 




サイバーパンクを買った。

でかいおちんぽをつけられたので、もう満足。



冗談はさておき、このゲームクソ面白いな……。

俺もサイバーパンクもの書きたい!!!

異世界転移者日本人が地球に帰ってきたら、地球はサイバーパンク世界になってました!みたいな。

無敵の勇者様として帰ってきたは良いが、管理社会であるサイバーパンク世界で戸籍なしとなるとマジで追われる立場になる為、スラム街で身を隠して暮らす勇者様……。

光属性魔法でどうにか見た目を誤魔化してサイボーグのふりをするが、しっかり見られる(赤外線センサなどは誤魔化し方が分からない)とごましきれない……。サイバーパンク世界では、サイボーグでない人間はまず居ないから、居るとクソ目立つ……。

洗脳魔法も、電脳化しているサイボーグには微妙に効きにくく、街中に監視カメラがあるから派手なことはできない……。

食べ物は魔法でどうにかなるが、それ以外を確保するために金が必要だ!稼ぐ為に裏社会で戦え!

みたいな。
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