ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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金がねー!!!


30話 笑う超人戦士

要するに、この商人のおっさんは、オレ様達に護衛させる代わりに、缶詰を見つける手伝いをしてやるぞと言っているらしい。

 

「しかし、オレ様達も商売でやっているのだ。タダでは長期護衛などできん」

 

「いえいえ、もちろん、相場の料金はしっかりとお支払いいたします。ただ我々は、『領主様に会える』ほどの立場であらせられる傭兵団と、是非、縁を作っておきたいと思うのです」

 

……なるほどな。

 

オレ様は、オベンキョーはちょっとばかし苦手だが、この世界のことは理解している。

 

つまりこれも、「権威」って奴だ。

 

この商人からすると、オレ様は、領主に予約なしで会える、メチャクチャスゲー傭兵団様だと思っている訳だ。

 

だから、そんなスゲー傭兵団は、裏切ったりしないし、強いと思っている、と。

 

この世界では、舐められたらどこまでも損するが、尊敬されるとスッゲェ得するんだ。

 

 

 

「流石にそれはこちらを舐め過ぎかと思います……。経費がこう、ここがこうで、こうなっているので……、依頼料としてはこれくらいいただきませんと、採算がとれません」

 

「う、うう……、分かりました……」

 

ぐわははは!

 

脳筋傭兵団だと思って舐めてかかったのが運の尽きだぞ!

 

我が傭兵団の金庫番は、数学が得意なんだからな!!!

 

「よくやったぞ、エーベネ!」

 

「う、うん♡ドーリの役に立てたなら、嬉しいな♡」

 

エーベネは、この傭兵団の金庫番だ。

 

こうして、金に関わる交渉をやってくれている。

 

オレ様の傭兵団も二回ほど敗走したことがあるが……、それでも破産していないのは、エーベネの財産管理のお陰なのだ!!!

 

ああ、敗走についてだが、流石に敵の数が十倍もいりゃ負ける負ける。

 

オレ様達の傭兵団は生き残っていても、雇い主が先に死んでしまってな……。

 

だがまあ、そんなヤバいピンチでも生き抜いたから逆にスゲーと大評判だな!

 

さて、契約も締結したことだし、兵士共を連れて交易都市まで旅に出ようではないか!

 

 

 

馬車が、一列に並んで道を行く。

 

ステーブル伯爵の御用商人、『ナマズ髭のロスコ』は、馬車十台という大規模な商隊を編成した。

 

社運をかけての大ギャンブルらしいな。今回の旅に失敗すれば、商会が傾くほどらしい。

 

だが、成功すると信じているそうだ。

 

理由はもちろん、オレ様達がかっちょいいからだ!!!

 

揃いの色のハードレザーに、チェインメイルを組み合わせた鎧とマント。

 

揃いのグレイブ(矛)とカイトシールド、わざわざ開発したクロスボウ……。

 

完全武装の傭兵団三十六人が整然と整列する!

 

そして更に、輸送部隊十名も、馬車四台と共に後ろからついてくるのだ!

 

……この世界では補給という概念がまだないらしくてな。

 

戦闘中、食べるものがなくなったら、近くの村とかから略奪をして賄うらしい。

 

オレ様も流石にそれはドン引きだ……。

 

まあ基本的には、戦争中の補給は、戦場に来た商人が手配するものなのだが……、商人共はがめついから、補給物資を通常の数倍の値段で売りつけてくるそうだ。

 

ほら、あれだ、富士山とかにある自販機のジュースがやたらと高い現象……。足元見てきやがってるんだな。

 

だから、うちでは自前の補給部隊を連れている訳だ。

 

……にしても暇だな。

 

敵とか全然来ないぞ。

 

「ドーリ、どうした?」

 

隣で馬に跨がる鹿角……いや、ゴウが声をかけてきた。

 

「暇だと思ってな。盗賊団でも出てこないと、仕事に張り合いがない」

 

「馬鹿言うなよ、こっちは三十六人だぞ?タムストールの街の正規兵だって、三十人と少しなんだ。街の正規兵くらいの装備と練度と頭数の俺達に、わざわざ喧嘩を売る馬鹿はいない」

 

「そうなのか?街の正規兵が三十人とは少な過ぎるだろ?戦争の時にはもっと兵士が……」

 

「そりゃ、徴発された農兵だよ」

 

農兵……?

 

昔見た歴史ドラマでそんな話があったな。

 

偉くて強い侍は少なくて、大多数の雑魚兵士は農民だったとか。

 

なるほど……、そう言われれば、戦場にいたのも、フルプレートアーマーの騎士は偉そうで強そうだったが……。

 

大多数は、痩せててチビで、武器じゃなくて農具を持って戦っていたと思う。

 

あれが農兵というやつなのだな。

 

「ちゃんと訓練してて強い、ちゃんとした武器を持った専業の兵士は、街に数十人しかいないんだよ。で、俺達は、その専業の兵士並みの力を持っている上に、人数も多い。だから強いんだ」

 

「ほー、なるほどなー」

 

だが……。

 

「だが、モンスターなら、こちらの見た目に関係なく襲いかかって来るんじゃないのか?」

 

「そうだな、その可能性はある」

 

だが、と、言い返してくるゴウ……。

 

「だが、モンスターも基本的には生き物だ。大人数の人間を見れば警戒するし……、生き物だから急に人里近くに大量に現れたりもしない」

 

「なるほど、ドラクエのように、歩いていると無限にエンカウントとかはしない訳だな」

 

「そうだ。あくまでも、その場にいるモンスターしか出ない」

 

ふむ、ふむ。

 

そうなると、腕が鈍りそうだな……。

 

「それでも、夜襲や奇襲はあり得るから、気をつけておけよ」

 




近世ロボもの、書き溜め中……。

できれば田舎剣士も行きたいところ。

田舎剣士世界がどうなってるかって?アメリカではフリントンとかいう女大統領が出てきて、ポリコレ的な意味で賞賛され、「日本は国民の生物兵器化をやめろ!」とか言ってもうめちゃくちゃや。

欧米お得意の、勝てないと見るや否やルールの方を捻じ曲げてくるムーブメントを見せてきてるね。どうすんのこれ?

え?首相の暗殺?……時城のジジイを殺せるなら、冒険者やった方が儲かるよそいつ。

とにかく、欧米や欧州などのカトリック圏が、聖書の神以外に肉体を明け渡す(と思われている)スキルスクロールの使用は全面的に禁止(禁止できているとは言ってない)された。

一方で、陸上戦力と幹部層をほぼ丸ごと残したまま敗戦した共産圏は……?

詳しくは何も思いついてませんが、追い詰められた狐はジャッカルより凶暴であるように、追い詰められた共産圏に人権なんて言葉はないぜ!!!(人体改造)(少年兵)(スキルスクロール使用を躊躇わない)

しかし何故か、そんな激ヤバ共産圏はスルーされて、日本だけを怒る国連。みんな大好き、いつもの国連だ!

炸裂するいつものポリコレ真拳!(欧米にとっての)政治的正しさ(黄色人種には非対応)だ!!!

……そろそろヤバそうだな。政治に自信ニキに叩かれなきゃ良いけど。
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