ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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仮面ライダーギーツ、どう?

俺は今んところ面白いなと思っています。

まあまだ二話だし何とも言えないですけど、掴みはOKかなって。

個人的な話をすれば、スーツ作る人が大変だろうけど、あの変身アイテムみたいなののバリエーションがもっと多いと良いかなと思いました。いやそりゃこれから増えるんでしょうけど、アイテムが多い方が戦略性ありそうで面白そうだなと。

折角いたライダー候補も、何十人もいたのに一気に七人くらい?になっちゃうし、そこがちょっと勿体無いかな?くらいですかね。

まあライダーバトルが主題なのか、怪人との戦いが主題なのかどちらかまだ分からんので何とも言えないんすけど。


32話 大人の転移術師

「やり過ぎだろ、ドーリ!」

 

「ケッ!うるせー!」

 

はぁ、全く……。

 

ドーリには困ったもんだ。

 

俺、落合太一ことリープは、今現在は聖堂騎士団で働きながらも実績を積み、商会を作っている最中だった。

 

それ以外にももちろん、元クラスメイトのみんなの運び屋をしている……。

 

俺は昔は、うだつの上がらない野球部の二軍の、いわゆるキョロ充ってやつだった。

 

周りの顔色を窺い、無駄にある体力で率先してパシリを引き受ける、駄目な男だった……。

 

だが今は、本気で鍛えて、本気で働いて、どうにか一人前になれたと思う。女の人にも結構モテるようになった。

 

やっぱりこれは、大恩人のアークに、「お前は顔も性格も悪くないんだから、小綺麗にして堂々と胸を張ってりゃモテるぞ」とアドバイスをもらったおかげなんだよな……。

 

虚勢でも胸張って堂々とするように心がけていたら、いつのまにか自分に自信を持てるようになって、度胸もついてきた。

 

ほんっとに、学生時代では、不良のドーリに説教なんて怖くてできなかっただろうよ……。

 

今は違う。

 

俺も大人になったんだ。

 

言うべき時に言うべきことを言わせてもらうぜ!

 

「ドーリ!お前、これはマジでヤベーぞ!いかに、嫁さんのエーベネが襲われたからって、宿屋一つを更地にしちまったら……」

 

「べっ、別に!エーベネはそういうアレでは……、ない!ないからな!」

 

「今男のツンデレを求める場面じゃねーんだよ!!!」

 

「な、何だと?!誰がツンデレだ!!!」

 

にしても、はぁ……、全く……。

 

ドーリは昔から、キレると見境がなくなるからなあ……。

 

普段は気のいいバカだが、キレると一番ヤバいんだよこいつは……。

 

「とにかく、この街の領主に謝って、弁償の話をしてこい!」

 

「う、うむ。その前にエーベネの治療を……」

 

「もう回復魔法で治したそうだぞ?」

 

「そういう問題ではなーい!女の子だぞ?!心の傷とか色々……あるだろ!!!」

 

「分かった、分かったって!とにかく、謝罪はちゃんとしとけよ?!」

 

 

 

はあ……。

 

パシリのキョロ充ではなくなったが、今度は、元クラスメイト達の連絡役をやることになるなんてな……。

 

ま、ドーリも学生時代と比べるとかなり丸くなったし。

 

みんな大人になったし、ちゃんと話は通じるんだよな。

 

こういう言い方はちょっと良くないが……、ヤバければアークに助けてもらえるという絶大な信頼があるからな……!

 

いや本当に、しばらく一緒だったけど、あいつ、できないこととかあるのか……?

 

っと、それより、次の仕事だ。

 

今回まとめた調査資料を、聖堂騎士団に送らなくては……。

 

マーキングがあるところに転移するのは、消耗が少なくて良い。

 

俺達、元二年一組が持っている『マジックアイテム・スマートフォン』がそのマーキングの役割を果たすんだ。

 

あとは、聖堂騎士団の本部にもマーキングがあるぞ。

 

そんな訳で、聖堂騎士団の本部に飛ぶ……のだが、その前に。

 

「もしもし、総長殿ですか?」

 

『ああ、リープ殿。調査資料だが』

 

「はい、今送るんで、転移魔法使っても?」

 

『うむ、許可しよう』

 

ちゃんと、総長殿に許可を取るぞ。上司だからな!

 

……え?ああ、総長殿にもスマホを預けてある。

 

総長殿は、この世界で、元クラスメイトと同じくらいに信用できる人だから、スマホを作って一台渡してあるんだ。

 

何でも、アークには用もないのに毎晩定期的に連絡が行くとか……。

 

アークはスゲェよあいつマジで……。

 

俺、総長殿みたいな、立場めちゃくちゃ高くて、見た目ゴリマッチョで、全体的に厄介なクソ重い女なんて、金積まれても付き合いたくねーもん……。

 

総長殿、上司としては理想的な最高の人なんだけど、女として見るとマジでキツい……。いや、本人に言ったら殺されるから言わんけどさ。ありゃ重いわ……。

 

本当にマジで失礼だけど、俺より背高くてマッチョなメスゴリラのウォーモンガーに露骨な秋波を送ってこられたら、普通怖くて泣いちゃうじゃん。

 

でもあいつは、「そうか?総長殿もああ見えて可愛いところあるけどな」とか言うんだよ!

 

マジでどう言う神経してんだろうな……?

 

 

 

「こちら、資料になりま……うわあ」

 

「こごごごこごぁがあがかぁあああああ!!!!!!!!」

 

めっっっちゃ拷問してるぅーーーっ!!!!

 

戦時国際法?とかそう言うのないもんなこの世界……!

 

総長殿は、捕まえた魔族の男の歯を抜いて、そこに鉄の杭をザクザク刺して拷問を……うげぇ、駄目だ、グロ過ぎる!直視できない!

 

「ふふふ、私の愛しいアーク殿がな、尋問のやり方について教えてくれたのだ。知っているかリープ殿?歯というのは、痛みを感じる『神経』という器官がたくさん集まっているそうだ。そこを抉ってやれば……、こうなる」

 

「おごげがああぎぃやああああああああ!!!!!!!」

 

この世のものとは思えない悲鳴を上げる魔族の男。

 

さっき、俺も一人前の男になったなー!とかってイキったけど、ごめんなさいあれ嘘です!!!

 

無理!怖い!泣きそう!!!

 

「む、うるさいな。もう、意味のある言葉を喋らなくなったし……。うむ、少し待ってくれリープ殿。『コレ』を黙らせる」

 

バキョ!っと凄い音がした。

 

……うひい、男の首が折れてる!

 

素手でへし折ったんだ!怖えよお、このメスゴリラ……!

 

手拭いで返り血を拭いつつ、総長殿はこう言ってきた。

 

「すまないな、悍ましいところを見せてしまった。貴公は穏やかな気質の人間だ、こんなところは見たくなかっただろうに」

 

……ヤバい人ではあるけど、話は通じるから怖えんだよなあこの人!

 

「い、いえ……!大丈夫です!で、そのぉ、そいつは何をしたんですか……?」

 

「うむ。教会に押し入り、『革命』などと叫びながら、修道女と孤児の子供達を強姦して殺したのだ」

 

そりゃあ、ひでぇな……。

 

ちょっとアレかもしれんが、この世界基準だと拷問されても文句は言えない大罪だぞそれは……。

 

「君の資料も合わせて……、うむ。大体一致するな」

 

「えっと、何か分かったんですか?」

 

「うむ。どうやら、魔族と貧困層を中心に広がる『暗黒の力』だが……、こいつらは皆、『暗黒騎士』という存在に力を与えられたらしい」

 

「『暗黒騎士』?そんな加護があるんですか?」

 

「いや……。加護を鑑定するのは主に教会の業務なのだが、教会の持つ記録にはない。尤も、貴族などの、個人的に加護を鑑定している者もいるから、確実とは言えんが……、少なくとも、揃えた資料にはなかったな」

 

なるほど……。

 

「しかし、アーク殿の助言を聞いておいて助かった……。資料の書式を揃えておくと、こうして何かあった時に資料を参照するのが楽になるのだな。流石はアーク殿だ」

 

「そ、そうですか」

 

「それで……、『暗黒の力』だが。この力を得ると、加護の段階を一段階から二段階程まで引き上げることが確認されている」

 

「それって、拙いですよね?」

 

「ああ、拙いな。魔法使いがその辺にいきなり湧くなど、恐ろしいくらいだ」

 

「あの……、対策とかって……」

 

「うむ……、アーク殿の言葉だが、このような攻撃を『テロリズム』と言うらしい。そして、テロリズムを完全に防ぐ方法はないそうだ……」

 

テロリズム……、ああ、テロ行為か。

 

そうだなあ、いきなり湧いて出て暴れまくるって、一般的にはテロ行為って言うよな。

 

で、テロ行為を完全に防ぐ方法はない。

 

「しかし、第三次聖王軍遠征で得た騎士団の財産と権利で、騎士団をどんどん拡張している。テロリズム、恐るるに足らずだ」

 

「な、なるほど!」

 

「貴公にも、輸送部隊としてのより一層の尽力を期待する」

 

「は、はい!」

 

 

 

こ、怖かった……!

 

あんな女と付き合ってるアーク、マジで尊敬するぜ……!

 




あと三話くらいで書き溜めがなくなります。

ストックは以下の通り。

ポストアポカリプス×ダンジョンの続き:10話くらい?
サイバーパンク学園:20話
近世ロボもの:20話未満(一章完)
ソシャゲ転移:20話未満

まあ順当にいけば、続きのポストアポカリプス×ダンジョンでしょうかね。
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