ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

1506 / 1724
あーあーあーあーあー。

やる気でねーーーーー。


26話 命をかけて戦う理由は

シティ・ライコウの総人口は四桁程度。

 

生産力がそもそもそんなにないために、リソースは期待したほどは得られなかった。

 

それでも、交渉の結果、1トン弱程度の素材が手に入ったことは僥倖だった。

 

リソースは秘密基地内部でほぼ完全に循環させている……つまり、生活排水や残飯、排泄物などをサブの小型プラントに通して変換して、生活用水や飲食物に変換している。

 

しかしやはり、外部に漏れてしまう分などがあり、リソースは減る一方。

 

いや、エネルギー消費が大きいとはいえ、その辺の砂を変換すればまあどうにか持続可能ではある。

 

だが、やはりこうして、外部からリソースを収集しなければ余裕は生まれない。

 

リソースは、減ることはないとしても、増えることは確実にないのだから。

 

何度も言うが、俺達の当面の目標は『リソースの確保』だ。

 

最終的に、人が来ないどこか遠くで、持続可能なリソースを得る手段を確保しつつも、膨大なリソースを抱えてジュラ娘達と静かに幸せに暮らすことが望みなのだ。

 

その為にはまず、リソースの総量を増やすための収集活動が全ての根源となる。

 

そして、その集めたリソースで、予備のプラントを作り出す……。

 

うちの技術担当であるトロは、「プラントが止まる?そんなこと、理論的にあり得ないに決まってるじゃないか!」と言っていたが、それでも予備は欲しい。

 

止まらない理由については、高度な技術過ぎて殆ど理解できなかったんだが、簡単に言えばプラントは「そこに在る」だけで己の存在を補完しようとする生命体的な要素があるらしい。代謝しているという訳だ。

 

プラントはそもそもが、ジュラ娘達のダイナミックパワーを集めた結晶体である為、そう言う効果があっても不思議ではないと思えるな。

 

因みに、「ジュラ娘のパワーの結晶なら、リソースはどこに使うんだよ?」とお思いかもしれないが……、それは、プラント本体ではなくその制御装置が複雑で、そこにリソースがいる訳だな。プラントの制御装置は殆どスパコンみたいなもんらしいから。

 

……と、この辺で思考を打ち切り、俺は低レアのジュラ娘達に資材運びをやらせた。

 

低レアだからと言ってこき使っている訳ではない。

 

ただ、低レアの子達は、戦闘に出すとワンチャン死ぬので、こういうところで活躍させてあげたいのだ。

 

なので基本、炊事洗濯や雑用、書類仕事などは、大半が低レアジュラ娘達がオートでやってくれるということになる。

 

一つ星ロリ三人娘……ハルキゲニア、アノマロカリス、オパビニアの三人が、資材の入った袋や籠を抱えて、秘密基地に出入りしている。

 

それを監督するのが、トリケラトプスのリッケだ……。

 

「リッケ〜、これどこに運ぶの〜?」

 

「ん、ああ、それは生成し直したインゴットだから、無機素材保管室に運んでおいてくれ。あ!そっちは違うぞー!」

 

元気いっぱいに労働してくれているな。

 

助かる……。

 

ジュラ娘達との絆も、ひみつきちの機能も、リソースの集まり具合も全て問題はない。

 

だが、問題は外からやって来るのだ……。

 

「失礼、実はあなた方に良い話がありまして……」

 

「こちらは、大量のマネーが手に入る提案なのですが……」

 

「当店では格安でリョーショクの販売を……」

 

それ即ち、金の匂いを嗅ぎつけてきた商人……アキンド達。

 

薄汚れた格好の人間が多いこの世界でも、まだマシ……と言っても、本当に「マシ」という程度の格好をした中年が、揉み手でやってくる。

 

砂色の外套にターバンのようなものを巻いた奴らだ。

 

そいつらは、上辺だけを取り繕ったニヤついたムカつく顔で、背負子にガラクタを積み込んでやってきた。

 

態度を見れば、観光地にとかによく出て来る、観光客を騙してカモにするクソみたいな現地民みたいなもんだと俺は分かる。古生物学者として、外国を嫌というほど回ってきたから、そういうのは見れば分かるのだ。

 

だが、その辺の悪意を読み取れないジュラ娘達は、一々足を止めて話を聞いてしまう。

 

「え?何?」

 

ハルキゲニア……ハルが足を止めて話を聞いてしまった。

 

俺はそこに介入して……。

 

「失せろ、お前らと取引するつもりはない」

 

と、ハルの手を肩を引っ張り、アキンドから引き離した……。

 

ハルは、「お話、聞かなくていいの?」と俺に訊ねてくる。

 

律儀でいい子過ぎるな。

 

「何度も言っているが、この世界の人間と話す必要はない」

 

「話、聞かなくて良い?お行儀、悪い……?」

 

お行儀正してマナーを守って丁寧に対応するほどの奴はここにいない!……と言ってやりたいところだが、ジュラ娘達にはそれは通じないだろう。

 

「良いかい、ハル?ああいう人達はね、詐欺師……嘘つきなんだ。お金とかそういうのが欲しいから、こっちを騙そうとしている」

 

「……でも、そんなの、分かんない」

 

「そうだな、君達ジュラ娘は純粋だから見ただけじゃ分からないだろう。けどな、本当に危ない奴らなんだ。もしかしたら、誘拐されるかもしれない」

 

「怖い……」

 

「そうだ、怖いだろ?君達、低レアの子は、できる限り高レアの子と行動するんだ。そして、知らない人にはついていかない!声をかけられても無視する!良いな?」

 

「ん、分かった」

 

全く、これじゃガキだ。

 

……まあ、星一つの低レアは何故かロリキャラが多いので、ガキと言えばガキなのだが。

 

だがそれでも理性と肉体性能は見た目以上にあるはずなんだがなぁ……。

 

この子達は見た目は子供でも、信じられないくらいに人間ができている。

 

普通、子供というものは無邪気で残酷なものだ。社会性もないしな。

 

それがこの子達は、『童貞が考えた世界一可愛い女の子』みたいなのばっかりだから……。

 

とにかく、ジュラ娘達には、現地人と関わるなと再度厳命しておいた。

 

効果はないだろうが、先日の、アノマの善意の結果騒ぎを起こしてしまった事件については、ジュラ娘全員に周知してある。

 

彼女達は考える頭はあるので、流石に迂闊な行動はしないはずだ……。

 




本編書くより後書きで新作の構想練る方が面白いかもな……。

そんな訳で今日も新作の構想練って遊びます。

ホビーアニメ転生もの。

コロコロとかボンボンで連載されてそうな、小型ロボットをバトルさせるタイプのホビーアニメ世界に転生した一般通過サイコパス自己中主人公が、「ガキの小遣いで買える値段の破壊兵器を売り捌くんじゃねえよ!!!」と悲鳴を上げつつ暗躍する話。

主人公は転生前は弁護士とかそういうの。頭良くて金持ちで、周りの人間を見下して金を稼ぎ、良い思いをしてきた上流階級。多分、若干非合法気味の大企業(帝愛グループ的な?)の顧問弁護士とかやってた。

それが、子供の頃に見ていたホビーアニメの世界線に転生して悲鳴を上げる。

主人公「この世界、ホビーで世界征服しようとする組織が複数あるんだが?!!!ナンバリングタイトル7つくらいあるんだが?!!!」

おまけに、自分の生まれた家は、原作主人公と同じ家。つまり、原作主人公のお兄ちゃん。

もちろん、父親はそのホビーアニメの主題となるホビーロボットを開発した研究者の一人。

主人公「冗談じゃねえ!今世でも法律家になって荒稼ぎして、金持ちになるんだよ!」

その為に、原作の流れとかガン無視して、積極的に問題解決……は無理でも身を守るための力をつける。

具体的には、自分でホビーロボットを複数台揃えて、原作アニメやゲームの朧げな知識を利用したゴリゴリの強機体を組み、それで敵を蹂躙する。

で、家族は厄ネタの塊だから、家族にはあまり関わらないようにする。

そんなこんなで色々活動していたのに、父親が最強の主人公機ロボットを託したのは弟(原作主人公)の方だった。

主人公「……なんかおかしくないか?弟より俺の方があらゆる面で優れているんだが、何故父親は弟を選んだ?……原作主人公だからか!」

※なお、父親が弟(原作主人公)の方に主人公機を送りつけたのは、弟の方が「優しい心」を持っているから。あとは兄の方は幼い頃から大人びて自立していたから、「あの子は自分でどうにかできるよね、干渉されたがらないよね」という親心。

主人公「なるほど、やはり、原作主人公が優先される世界なのか。なら、それならそれでやりようはある」

そう言って、全身黒尽くめコートを着て、仮面とか付けて変装して、「謎の最強ロボバトラー!裏ロボバトルランキング一位の王者!」みたいな、ホビアニで良くある謎の存在になる。

主人公「こーんなガバガバ変装でも正体がバレないってことは、やっぱりここはアニメやゲームの世界なんだろうな……」

※こいつが異様に変装が上手いだけです。サイコパスなので嘘をスルッと吐けるので……。

因みに、弟君は、普段の兄のことを億泰ばりに尊敬しているぞ!

弟君「兄ちゃんはスゲーんだ!イケメンだし、頭いいし!スポーツも万能で、ホビーロボットのカスタムにも詳しいんだぜ!自慢の兄ちゃんなんだ!」

そして、変装した兄は、バリバリ酷いことを言うので、兄とは知らず嫌っている。

主人公(変装)「ホビーロボットとの絆?馬鹿らしいな……。気合いだの根性だの、そう言ったものは誰にでもある。勝つ為には理論と数値を追求するべきだろう」

弟君「あ、あいつ!自分のホビーロボットを道具みたいに……!ゆ、許せねーっ!ホビーロボットは人を幸せにするものなんだ!俺とロボバトルで勝負しろーっ!!!」

それと、ホビーアニメによくある、大きいお友達御用達の可愛いサブヒロインキャラに正体がバレたりとかして付き纏わられる主人公さん。

顔がゴリゴリに良くて、クールで天才で、万能の上に実はロボバトルも最強なんだもん。女の子達は惚れちゃうやろなあ……。

変装時のダークネス謎のロボバトラーファンのサブカル女ちゃんと、変装していない時のクール天才飛び級少年が好きな元気っ子の2パターンやな。

こんなノリで、ホビーロボットバトルアニメゲームシリーズ世界で暗躍するサイコパスマンの話。

そして始まる、コロコロなどで連載していた作者が週刊コロコロでちょっとエッチな続編を描くみたいなアレによる新章……。

主人公(大学生)「ちょっと待って?!!!もうガキの頃に世界のピンチは七回もどうにかしたじゃん?!!!なんで続編始まってんの?!!!!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。