ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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すいませんマジで全然書けてない……。


第14話 聖王ゼットと聖騎士パナギア Aパート

時は、2056年……、近未来。

 

革命的な高分子ポリマー技術によって生まれた超硬プラスチック『プラスティール』と、超小型でありながらも従来のものとは一線を画す性能を持つIC及び駆動系『フェムトIC』『マッスルモーター』、そして超高性能小型バッテリー『X(バッテン)バッテリー』……。

 

それらの超技術によって作られた、全長20cmほどの人型自立駆動ロボット『ロボテック』と、ロボテックを使ったバトルは、全世界のホビー事情を塗り替え、新しい時代を齎した。

 

ロボテックは、その小さなボディからは考えられないほどの運動性を持ち、ボディと同じ素材でできたプラスティールのバトルフィールド『センジョージオラマ』の上を駆け巡る。

 

そして、ロボテックを携帯端末で操作し、センジョージオラマの上で戦わせるエンターテイメント、『テックバトル』は、子供達だけでなく大人をも魅了し……。

 

……やがて、そのロボテックを悪用し、軍事利用や暗殺ドローンとして扱う悪の組織『バタリオン』が生まれ、彼らはロボテック開発者の『炎神英斗博士』を誘拐し、世界征服という陰謀を企てるのであった……!

 

しかし!

 

そんな悪の陰謀を防く、正義の使徒がここにいる!

 

行け!『炎神来斗』!バタリオンを倒し、世界に平和を齎すのだ!

 

〜OP「ゼンカイPOWER!」〜

 

 

 

第13話 聖王ゼットと聖騎士パナギア

 

 

 

俺の名前は炎神ライト!

 

桜丘中学校に通う、中学一年生!

 

今日も学校に……って思ったけど、悪の組織バタリオンの攻撃で、学校はしばらく休校になっちゃったんだ!

 

くそー、許せないぜ、バタリオン!

 

それに、最強の裏テックバトラー、アレイスターの動向も気がかりだ。

 

考えることがいっぱいだ〜!

 

そんな時、相棒のロボテックであるブレイズセイバーがこう言った……。

 

『ライト!こんな時は……、修行だ!』

 

「おおっ!」

 

た、確かに!

 

ごちゃごちゃ考えるより、行動しなきゃだよな!

 

熱血パワーだぜ!

 

『ライト、実は今、こんなものを見つけたんだ』

 

ん?

 

チラシ……?

 

えーと、何々……?

 

……秋葉原テックバトル大会、か。

 

優勝者には賞金一千万円!それと……、ヴェリタス社の新作マッスルモーター?!!!

 

ヴェリタス社って……!

 

「お兄ちゃんの会社だ!」

 

ヴェリタス社……。

 

『真理』の名を冠する多目的企業で、主にファンド(投資信託会社)を中心に、先端技術開発やロボテックのパーツ開発、医療機器や車両開発、航空宇宙産業に再生可能エネルギー関連事業、人材派遣、ラグジュアリーホテルチェーンなどを行っている。

 

お兄ちゃんがたったの五年で会社を作ってまとめ上げ、会長をやるようになった新興の財団だな。

 

お兄ちゃんは、財界や政界からは、その天才的な手腕と魅力的な人柄からかなり高く評価されていて、将来の政界入りは確実とされているんだとか。

 

まあお兄ちゃんなら、総理大臣になってもおかしくないし、むしろなるべきだと思うけどね俺は。

 

だってお兄ちゃんより凄い奴なんていないし……。

 

お兄ちゃんは、会員が全国に十万人いる程度のファンクラブに収まる程度の器じゃないんだよな〜……。

 

もっと世界レベルで有名になるべきだし、というか全人類がお兄ちゃんのファンになるべきだと思うんだよな。

 

とにかく、このヴェリタス社は、最高級のハイエンドモデルが特徴なんだ。

 

販売しているロボテックのパーツも、もちろん最高級!

 

値段は余裕で六桁はするけど、凄まじいレベルの性能を誇るんだ!

 

その為、プロレベルのテックバトラーは、基本的にはこのヴェリタス社の純正パーツを必ず一つは使用しているんだとか。

 

プロ仕様って訳だな!

 

でも……。

 

『確か、私のパーツには、ヴェリタス社のパーツはないんだったな?』

 

そう、ブレイズセイバーには、ヴェリタス社のパーツを一つも使っていないんだ。

 

「前も言ったろ?確かに、お兄ちゃんに頼めば、最高のパーツをいくらでもくれる!……けど、お金とか、コネの力で強くなっても無意味なんだ!やっぱり、自分で修行しなきゃだぜ!」

 

『だが、大会で優勝して、その景品を手に入れるのは良いんじゃないか?』

 

「……そうだな!じゃあ、やるか!」

 

『応っ!』

 

 

 

そんな訳で俺は、秋葉原の大会に出てきたんだけど……。

 

「うわー!人多いなあ!」

 

スッゲー人混みだぜ!

 

やっぱり、新作マッスルモーターの『アバロンE_SS5』が欲しいのかな?

 

……「なあ、聞いたか?」

 

……「何がだ?」

 

……「実は、ヴェリタス社の会長がここに来てるらしいぜ!」

 

……「マジかよ?!何でだ?!」

 

……「何でも、ヴェリタス社でテックバトラー部隊を作るらしいぞ?その人員のスカウトの為に、裏表問わずテックバトラーを集めたみたいだ!」

 

……「マ、マジか?!!ヴェリタス社の子飼いのテックバトラーになれる?!!」

 

そんな話が聞こえてきた。

 

な、なるほど!

 

ヴェリタス社に認められる、企業公認のテックバトラーともなれば、待遇とか社会的な立場とか、ものスゲーぜ!年俸何千万円とかだろうし!

 

企業公認ってのは、要するに、「プロテックバトラー」ってことだからな!

 

例えば、野球選手とかみたいな……、そう、有名な球団に「読買タイタンズ」ってのがあるだろ?

 

あれは、読買新聞社の運営するタイタンズって球団に契約しているから、プロ野球選手なんだ。

 

それと一緒で、ヴェリタス社の作るプロチームに契約すれば、ヴェリタス社のプロテックバトラーって訳だ。

 

ついでに言えば、今までヴェリタス社は正式な契約プロテックバトラー集団を作っていなかった。だから今、こんなに話題になっているんだろうな。

 

『プロテックバトラーか……、ライト、目指しているんだろう?』

 

「うん、でも……、お兄ちゃん所のプロにはならないかな」

 

『そうなのか?』

 

「だって、そんなことしたらコネとか何だとか言われちゃうだろ〜?お兄ちゃんの役には立ちたいけど、お兄ちゃんが身内贔屓する悪い奴だとかみんなに思われるの……、俺、やだよ!」

 

『ふーむ、確かにそうかもしれないな』

 

「だから、俺は俺として個人的に名を揚げて……、お兄ちゃんに実力で雇ってもらうんだ!」

 

『ははは、お兄さんの下に行くのは決まっているんだな』

 

「あったり前だろ〜?うちでお金を稼いでるのも、バタリオンから俺と母ちゃんを守ってくれたのも、父ちゃんの発明を悪い奴らに渡さないように保護してくれたのも、ブレイズセイバーを作ってくれたのも……、全部お兄ちゃんのおかげじゃないか!」

 

『そうだな。お兄さんに恩返しをしなくてはな!』

 

「ああ!まずはこの大会で優勝して、俺達の名を揚げるぜ!」

 

『応っ!』

 




今はやっているゲームの都合上、TRPGものの続きを書いています。8話くらいできたかなあ……。

でもまた更に新作をちょい書きし始めてるからもうダメ。

……いや、ダメではないな。俺と同じように、ちょいちょい面白いのあるけど常に思いつきで新作増やしてまともに完結作がない作者、割と多いものな。別に良いよな俺もそれで。

毎回言ってるけど、金もらってやってる訳じゃないし……。

あくまでも趣味でやっていることですが、付き合ってくれる方には本当に感謝してます。ありがとうございます。
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