大会は、秋葉原の中心地にあるイベント会場、『アキバドーム』を貸し切って行うみたいだ。
「スッゲー!」
アキバドームの中は、凄い数のセンジョージオラマで溢れていた!
たくさんのテックバトラー、満員の観客席にテレビ局!
……ちょっと軽い気持ちで出場しちゃったけど、大丈夫かなこれ?
思ったより、デカい大会だなこれ?
……けど、緊張とかはしないぜ!
お兄ちゃんが見てくれているからな、無様な真似はできないんだ!
絶対に優勝してやるぜ!
大会にエントリーした俺は、開会式に出た。
開会式では、お兄ちゃんが愛機の『パナギア』と一緒にスピーチをしている……。
いつもの、法廷に立つ時の勝負服だな!
フラップのないスマートでクリーンなラインのジャケット、袖口の本切羽は第一ボタンが外されていて、小慣れた着こなし。
パンツはスリムフィットで脚線美が強調されてるな。
もちろん、フルキャンバスの高級オーダースーツだ!
足元はステッチ入りのオックスフォードシューズで、ネクタイなどの小物にも気を遣ってオシャレさを演出!
……あまり意味は分かってないけど、ファンクラブの会誌にはそう書いてあった。
とにかく、お兄ちゃんはセンスも抜群で、スーツもカッコよく着こなせるって話だな!
そして、スピーチの内容だけど……。
「本日は、大会にご出場いただきまして、誠にありがとうございます。本大会は、優れた人材のスカウト活動を兼ねるもので〜……」
やっぱり、スカウト目的だったみたいだ。
お兄ちゃんの優しくて穏やかな語りを聞くと、頭がほわっと蕩けちゃうのはいつものことなので良いとして……、ヴェリタス社が公式に「スカウトをしますよ」と言ったのは初めてのことだ。
これはデカいな。
「そして、スカウトしたい人材ですが、大会で勝ち進んだ強いテックバトラーではなく、自分なりのやり方を……、工夫ができるテックバトラーにお声がけしたいと考えております」
なるほど!
ただ強いだけじゃ駄目なんだな。
それを言えば、お兄ちゃんと愛機のパナギアのコンビは、世界でも有数の強さだと評判だもんな。
強いテックバトラーなら、お兄ちゃんがいる。
だから、もっとこう……応用力?とかがあるテックバトラーを採用するって話なんだろうな。
「それは、ロボテックの新たな可能性の探究の為であり、テックバトラーとしての活動はあまりないでしょう。その為、こちらのスカウトは拒否なさってくださっても結構です」
拒否?
そんなの、普通はしないだろ……。
ヴェリタス社のプロテックバトラーになれるなら、冗談抜きでなんでもするって奴も多いと思うぜ……?
っと、とにかく、スピーチはこれで終わり……。
って、ええっ?!
「炎神ゼット……、僕と勝負しろ!!!」
な、何だ?!
いきなり、藍色の髪をした男の子が出てきて、お兄ちゃんに勝負を挑んできた!
藍色の髪で片目を隠して、クールな印象の、俺と同い年くらいの子だな。
相棒らしきロボテックは……、藍色の騎士風。
重装甲ながらも機動性がある程度確保された二脚型で、銃剣付きの大型ライフルを持った万能遠距離型だ。
「……君は?」
「僕の名は、氷皇零弩(ひおうれいど)……。お前を超えて、ヴェリタス社よりもお父様の会社の方が上だと知らしめる!!!」
「氷皇……?ああ、『ロジカル社』の方かな?良いですよ、少し……『遊び』ましょう」
そう言って、お兄ちゃんは……、パナギアを繰り出した。
「舐めるなあっ!!!」
怒りの声と共に、男の子……レイドの相棒らしきロボテックが突撃する!
「『聖ベロニカの衣』」
だがしかし、それを、パナギアは一歩も動かずに弾いた……!
お兄ちゃんと同じ、白い髪を伸ばしたロボテック!
男性タイプでも女性タイプでもない特別なココロAIを持つ、最強のロボテックの一角……!
『聖騎士パナギア』……!!!
そんなパナギアの必殺武装の一つ……、自立型ビット兵器、『聖ベロニカの衣』!
普段は、大きな鱗状で、マントのような形でパナギアの背部にマウントされている『聖ベロニカの衣』だけど……、攻撃に反応して、半自動で分離!
飛行して、連結し、バリアフィールドを発生させる!!!
「大会前の余興としましょうか。……行け、パナギア」
『我が聖なる主の御名において、神敵を討滅する……』
お兄ちゃんの、珍しい冷たい声の命令……。
な、何だか変な気分になりそうだぜ!
それはさておき、パナギアだ!
俺の相棒であるブレイズセイバーに勝るとも劣らない超スピードで距離を詰めたパナギアは、腕の側面から折り畳まれたブレードを伸ばして振り抜いた!
『聖ゲオルグの剣』
で、出たーーーっ!!!
必殺剣、『聖ゲオルグの剣』だーーーっ!!!
剣という名前でありながらも、振り抜く時に衝撃波を放ち、それで敵を斬り裂く振動剣!
めちゃくちゃカッケーーーーッ!!!
「避けろ、フロストバイト!」
避けた……、けど、隙だらけだな、レイド!
お兄ちゃんとパナギアは、そんな隙を見逃すほど甘くないぜ!
素早い回転キックで藍色のロボテック……フロストバイトを転ばせて、踏みつけるようにして宙返り!
その最中に『聖ベロニカの衣』を飛ばしてぶつけて、ダメージを与えることも忘れない。
そして宙空で反転して、再び、『聖ゲオルグの剣』を構えて突撃した!
「甘いッ!」
おおっ!
レイドも凄いな!
体制を立て直せないと思うや否や、即座に腕部から隠し武器のグレネードランチャーを放った!
ボディーアーマーに備え付けの武装は、破壊された時に誘爆の恐れがあって危険だけど、こういう緊急時に瞬時に放てるってメリットがあるんだ!
撃ち方も上手い、敢えて着弾点を地面にして、大きな煙と爆風で仕切り直しをしたみたいだ!
お兄ちゃんにいきなり喧嘩を売ってきたイヤな奴ではあるけど、テックバトルの腕は確かだな。
これだけの短い攻防でも、プロレベルであることは察せられるぜ。
生半可なテックバトラーなら、最初の『聖ゲオルグの剣』の放つ不可視の衝撃波攻撃に直撃して、ロボテックがブレイクアウトしているだろうからな!
それで……、爆発の土煙だけど、役に立ったのはほんの一秒程度。
次の瞬間には即座に、二人は動いていた。
フロストバイトは、ライフルにエネルギーをチャージして、叫ぶ!
『スペシャルムーブ!』
あれは……!
『フリーズチャージ!』
チャージの必殺技だ!
スペシャルムーブ、所謂必殺技。
チャージしたエネルギーを大幅に使う代わりに、凄い動作をするというもの。
だけどこれには、「強い一撃を放つ」みたいなの以外にも、「一定時間強化モードに入る」みたいな技もあるんだ!
チャージのスペシャルムーブは、武器に属性を付与してパワーアップさせる効果があるぜ!
フロストバイトのロングレンジライフルから、青白いオーラが出る……!
冷気属性だ!
本当の勝負は、ここからだ……!
MOD環境構築、仕事より仕事してる感じになるから嫌いなんだよなあ。
もう今日は知性使い果たしちゃってもう駄目。
ホビアニは後4話ほどしかなく、もうまともな書き溜めはなく、投稿の予定は立ってないです。
趣味で書いてるゾンビものが20話くらい、趣味で書いてるなろうファンタジーが20話くらいあるけど、投稿するかは謎です。
俺は面白いと思って書いてるけど、他の人は何考えてんのかな?もう分からない。
この前職場でやった性格診断には、「お前みてえな変人はこの世に3%しかおらんのや」と煽られてしまうし、もう自分の感性が信用ならん。着ているシャツまでもが信用ならないので、シャツを銃殺刑にするしかない(ボリビア独裁者並感)。
ゾンビものの方は、いつも通りの人間性カス主人公が、手違いでチート能力「コンソールコマンド」を手に入れて、ゾンビサバイバル化した現代日本で旅する話。
旅の目的は当面女漁り。
並のゾンビなんてバイオハザードのゴリスみたいにパンチで殺せる系なゴリラ主人公が、コンソールコマンドで不完全とはいえ半無限の物資を得てやることと言えば?
それは、折角世界が崩壊したんだから、女子高生ハーレムしようぜ!ということである。
武装トレーラーハウスで日本を旅して女漁り!
なーに、今の世界の大概の女の子は、飢えに飢えて虫やドブネズミを食ったりしてるし、喉が渇いて自分の尿を飲むくらいに追い詰められているんだから、まともな食事とシャワーを浴びせてやれば、誰だって全力で尻尾振ってくるぜ!
目標の推移はこうかな?
女漁り(仲間集め)
↓
船の再起動
↓
トレーラーハウスを船に載せて、故郷である北海道に帰還
↓
故郷北海道の拠点をアップグレード
↓
他コミュニティを攻め落として平定
↓
王になる
なろうファンタジーの方は、クソ末法クソ中世ナーロッパで、犯罪者バックパッカー主人公が冒険者やりつつ立身出世するテンプレです。
いつも通り、弟子に「ご奉仕」させたりとか、宿代わりに未亡人を口説いて家に転がり込んだりとか、女冒険者と気安くセッしたりとかするカスの話。
ただ、カス主人公がカスでも、この世の中の方がよっぽどカスなので、相対的に優しく見えてモテモテ!みたいにはなるけど。
中世特有の倫理観ガバで、子供ができたらちゃんと責任は取ってくれる主人公を見て「人間の鑑!」と持て囃してくる。
この世界では、子供は基本的に売るか捨てるかだし、避妊魔法とかそんなものはないし、レイプとか日常茶飯事だし、レイプされたら女の方が悪いことになるし、冒険者=ちょっぴり制御されたチンピラだし……。
治安も人々の意識も何もかもがクソな末法ナーロッパで、相対的に優しいカス主人公が、ハーレム築きながら王になる話。