ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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アーマードコア6、一周目クリア。

ストレスで内臓壊れるかと思いましたね、ええ。


3話 俺のポケットからモンスターがこんにちわ

「ゆけっ、ザラマンデル!」

 

『キュイー!』

 

あんまちゃんとやったことないんだよね、携帯魔物のゲーム。

 

あんなゲームやってたら性癖捻じ曲がりそうだもんよ。いや、もう遅いけどさ。

 

そんな事を思いつつ、ザラマンデルを前に出す。

 

現れたのは狼四匹。

 

どうやら、カレーという嗅ぎ慣れない匂いを感じて、偵察しにきた個体のようだ。

 

まあ何であれ、先手必勝なんだよな。

 

「ザラマンデル!かえんほうしゃ!」

 

だいもんじはまだ使えないだろうかなーって。

 

『キュイ〜!』

 

炎でできたサンショウウオの、火精霊ザラマンデルは、小さな口から火炎を放射した。

 

うおっ、すげえ威力。

 

瞬く間に三体の狼が火だるまになった。

 

「キャイン!キャイン!」

 

生き残った狼は、泣き喚きながら逃げていった……。

 

ふむ、こんなもんか。

 

……お?

 

これ多分、レベルが上がったな。

 

身体に力が滾り、その上で、俺のこのMPの最大値が数%伸びた感じがするもん。

 

なるほどね、分かってきたぞ。

 

俺自身のレベルを上げると、俺自身の身体能力や最大MPが伸びる。

 

『召喚』のスキルレベルを上げると、呼び出せるもののレパートリーが増えて、恐らくは呼び出す時のコストが減る……。

 

どっちも上げていけって事なんだろうな。

 

やってやろうじゃねーの。

 

 

 

晩、ザラマンデルに小屋の見張りを頼んで寝る……と思ったが、昼に殺した狼の報復とかあったら怖いので、俺は小屋の屋根の上で寝た。

 

ここなら、狼も襲ってこれないはずだ。

 

……まあ、結局何にもこなかったんですがね?

 

次の日の朝。

 

コンビニおにぎりを召喚して食べる。

 

そして、一旦ザラマンデルを帰して、別のを召喚することとした。

 

「来い、『シルヴェストル』!」

 

『お呼びかなっ?』

 

シルヴェストル……、蝶の羽が生えた、リスのようなクリクリお目目の、人型の風精霊だ。

 

残念ながら、大きさといいビジュアルといい、性的なアレを催すようなものではない。

 

ってか、声的に男の子っぽい?

 

ニンフだから女じゃねーの?

 

まあええわ。

 

「やあやあ、こんにちは。見た目結構可愛い感じだけど、声的に多分男の子だよな?ってことは欲情しちゃならんな、ホモになってしまう。まあその辺はあんまり気にしてないけど、少なくともロリショタではあるんでヤバいですわね。ああすまん、で、お前って何ができる?」

 

『風にまつわる事なら大体は』

 

「ほう、そりゃ良いね。扇風機を買う手間が省けたよ。その風にまつわる事ってのは、モンスター倒したりできるやつなのか?」

 

『できるよ!』

 

「素晴らしい。使える子は好きだぞ、好感を持てる。んじゃ、この林に入って、勝てそうなモンスターを殺してきてくれ」

 

『レベル上げかい?それなら、マスターの近くで殺さないと、《魂(エクスペリメント)》が手に入らないよ?』

 

聞けば、倒したモンスターのある程度近くにいないと、経験値は得られないらしい。

 

「なるほどね、教えてくれてありがとう助かったよ。それじゃあ……、うん。この小屋の近くに俺はいるから、そこまで追い立ててから殺すようにしてくれ。但し安全第一でな、引きつけ過ぎて俺が怪我したとかそういうことにならないように、安全を優先してやってくれ。頼んだぞ」

 

『分かったよ!びゅーん!』

 

うおっ、速いな。

 

飛んでった……。

 

 

 

その間、俺は、住環境を良くするために小屋のリフォームをした。

 

そんな大層なことはしてないけどな。

 

単に、土の床に召喚した木材を敷いて、扉を窓付きのものに入れ替えただけだ。

 

それとちゃぶ台くらいは出したかな?そんなもん。

 

だがそれも一日仕事。かなり時間がかかった。

 

途中に五、六回程度シルヴェストルがモンスター(ゴブリンとかそういう感じの?)を追い立ててきて俺の目の前で細切れにするなどありつつ、この日も終了だ。

 

レベルは三回くらい上がったし、上々の結果だろう。

 

だがしかし、スキルレベルは未だ1のまんまだな。精進せねば。

 

しばらくはこんな風に暮らすか……。

 

 

 

……そんなこんなで二週間が過ぎた。

 

シルヴェストルにモンスター狩りをやらせ、常にザラマンデルを召喚してスキルレベルを上げつつ、召喚したこの世界の本を読んで勉強。

 

知識は力だからな。

 

最低限、この世界の神話や口伝に目を通し、国の位置関係を把握して、偽のバックストーリーも考えておいた。

 

こんなところだろう。

 

スキルレベルも2に上がり、俺本体のレベルは15になった。

 

人のレベルは、大体15もあれば平均的な冒険者なのだそう。

 

普通の人はレベルをそんなに上げないんだとか?大体、レベル1のまま生まれ育ち、四十歳くらいで死ぬんだそうだ。中世だねえ。

 

しかし、金持ちや貴族はレベル上げをしまくって身体能力を上げ、不老長寿を実現しているそうだな。

 

で、金持ちや貴族は、そうやってレベルも上げてるから物理的に強いケースも多い訳か。

 

貴族のボンボンだから弱いだろうと思って、調子に乗って喧嘩売ったりすると、拙いってことか。

 

大体は理解した。

 

シルヴェストルの話によると、もうこの林には手頃なモンスターが残っていないとのことなので、人里に向けて出発といこう。

 




あ、それと、活動報告で掲示板転生のキャラ募集をしています。

なんか面白いキャラ案が出れば書いたり書かなかったりするかもしれない。



……それと、ホビアニ転生にアホほどここすき入れた人誰?めちゃくちゃありがとうございますって感じだ。感想もここすきも、全てが作者のやる気を引き出すんだよね。
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