ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

1652 / 1724
日常!あまりにも退屈。


19話 レベル上げにそんな時間かける必要ある?

さて、地盤固めはしっかりできたことだし、そろそろ本格的に動くとするか。

 

現在、俺のレベルは64で、スキルレベルは7にまで到達していた。

 

既に、人の身を遥かに超えた存在ではあるが、まだ無敵ではない。

 

なので、とっととレベルを限界突破させて、超越者になろうと思う。

 

 

 

そう考えるようになったのも、スキルレベルが7になったことにより召喚可能になった、強力な召喚獣によるところが大きい。

 

例えばこれ。

 

「出よ、時空の精霊『ア・バオ・ア・クゥ』!」

 

闇の塊に人の目玉が無数に浮かんでいる、この気持ち悪いビジュアルの精霊。

 

これは……、空間転移を可能とするのだ。

 

「空間超越、よろしく頼むよ。ちょっとこの星の裏側まで、運賃は魔力払いで」

 

『々<1=3☆vmg#〒8$hmdtx/__g4!!!』

 

ははっ、何言ってるか分かんねえや。

 

でも、言うこと聞いてくれるからヨシ!

 

はい、転移。

 

この世界はハンターとハンターを掛ける漫画のようなテンションで、星の殆どの領域が未開の地なんだよね。

 

そしてその未開の地は、信じられないほどの力を持ったモンスターがいて、異常な気象、狂った地形をしているんだとか。

 

そこを開拓して、民を殖やして、国を作るのがこの世界の人類の正しい在り方っぽいな。

 

嘘か誠か、この国『リーフェンハイム王国』も、『超越者』である初代国王の、その溢れんばかりの圧倒的な『力』で建国されたんだとか。

 

伝説によると、腕を一振りするだけでモンスターだらけの森を叩き潰して、真っ平らな平地したとか。この辺りにかつていたボス級のモンスターであるドラゴンの首を、素手でもぎ取ったとも聞く。

 

多分マジなんだろうな。だって俺も、今のレベルで人の首はもちろん、ライオンのモンスターの首を腕力だけでへし折れるもん。実際この前やれたし。

 

とにかく俺は、そんな感じで、転移をして星の裏側の未開拓地へと飛び。

 

『『『『オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!』』』』

 

なんかよく分かんない馬鹿でかい変な強そうなモンスターを倒しまくり、レベルを上げるのだ。

 

 

 

さてさて……、ここにありますは『鑑定眼鏡』というマジックアイテム。

 

モノクルの形をしていて、これを通して相手を見ると、相手のレベルとスキルが分かるんですって。

 

これで覗くと……、ハイっ!

 

《終焉巨人》

《レベル:157》

《スキル:終焉(エンド)》

 

こうして、目の前のなんかキモい感じの50mくらいの巨人の能力が見えちゃう訳なんですね。

 

さあて、どうやって殺すか……。

 

『ア・バオ・ア・クゥ』は常に後方に待機させておき、俺のことをその触手で掴んでおいてもらっている。

 

ヤバそうなら自分の判断で俺のこと引っ張って逃げてね、と指示してあるので、俺はここから一方的にちょっかいをかければ良い訳だ。

 

「んーーー……、そうだな。まずはこれだ。狂乱の精霊『レプラコーン』よ!巨人を狂わせろ!」

 

『ガオッ!』

 

まず、一匹の巨人を狂わせて……ってうおお!

 

『オオオオアアアアアアアアアア!!!!!!!!』

 

混乱はした!したが……、暴れ始めた!

 

口から黒いビームをバリバリ出して、周辺の巨人にぶっ放し始めた!

 

「怖……。『ア・バオ・ア・クゥ』、しばらく俺を異次元空間に仕舞っておいてくれ。で、あいつらが弱ってきたら呼んでくれな」

 

そうそう、経験値だけど。

 

死ぬ奴の近くにいれば、自動的に身体に魂のかけらが入ってきてくれるので、俺がわざわざ殺す必要はないんだよね。

 

ただ、レベル64ともなってくると、もう滅多なことじゃレベルが上がんないのよ、人の領域のモンスター程度では。

 

だからこうして、星の裏側まで来てクソ強モンスターを殺しにきてるんですね。

 

いやあ、やっと知能低い奴を見つけられて良かった良かった。

 

ドラゴンとかは俺より頭いいから、騙したり状態異常でネチネチ攻撃して弱らせたりできないもんな。即逃げしたぞ。

 

この巨人は、アホですっとろいから、こうやって混乱をばら撒いて仲間内で殺し合わせて……。

 

『オ、オ、アア、ア……』

 

「おっ、死んだ死んだ。……くぅ〜っ!魂のかけらが身に染みるぅ!」

 

こうして、お手軽にレベルを上げられるって訳だ。

 

いやもう本当にね……。

 

嫁の妊娠から出産までの王都での待ち時間は、こういう都合がいいモンスターを探すのに全部割り振ってたからね……!

 

おかげで今はいい気分だよ。

 

 

 

そんなクソみたいなやり方で、俺のレベルは100を見事にぶっちぎった。

 

こうして俺も、『超越者』の仲間入りって訳だ。

 

伝説になっちゃったぜ!

 

ただまあ、まだスキルレベルの方は9で止まってるんで、ガッツリ上げていきたい所存。

 

しかし、スキルレベル9の力は……、ちょっとこれヤバいなかなり。

 

例えば『剣術(ソードスキル)』でスキルレベル9だと、時間や空間を斬り裂ける。そう言えばヤバさが何となく伝わるだろうか?

 

ただでさえヤバい汎用性と応用力、そして純粋な出力を持つ『召喚(サモン)』のスキルが、スキルレベル9だ。

 

「……召喚、『デイビークロケット』」

 

アァッ……、出ちゃった……!

 

「『ア・バオ・ア・クゥ』、これを時空の彼方に追放してくれ……」

 

『gn49@#g.?t54♪=+!!!』

 

はぁー……、ついに核兵器すら出せるようになっちゃったかー……。

 

……まあいいや、便利だし!

 




息抜きに怪人世界ものの設定を立てて遊んだ。

怪人は二百年前に地球に落ちてきた特殊な隕石群に含まれていたウイルスに感染した者が、「強い精神ショック」と例えられる特別な脳波波形になった瞬間に、ウイルスが励起して細胞を変異させて怪人になる設定。

怪人は百万人に一人程度の割合で存在しており、死なずに生き残っている古参も含めて一万人程度。

怪人になって、怪人としてやっていける能力があると認定されると、裏組織である「怪人協会」から「怪人名」を与えられる。なお、普通に国家権力には追われるし、怪人協会は怪人でも使える高額な裏取引の場(闇市?)みたいなもんなので別に助けてはくれない。

怪人名は絵本や小説などから取られる。

主人公はシートン動物記から「ロボ」
シカ怪人「ガラガラドン」
ドラゴン怪人「エルマー」など

その他ワクワク設定

・ロシアがソ連になるくらいの頃から凶悪な怪人が国家を征服して、現代でも「怪人国家」なるものがある
・怪人協会のトップは、力は弱いが狡猾さで二百年前から生きている女怪人
・怪人はそれぞれ超能力を一つ持つが、大前提として皆変身は自在にできる
・主人公の能力は「再生」というしょぼいものだが、それよりも怪人としての変身能力を完全に極めており、自分の肉体以外にも他人や物体を「変身」させて戦う
・怪人にはそれぞれ等級があり、下級、中級、上級がある
・また、階級ごとにそれぞれ、動物、古代生物、幻想生物をモデルにしている
・主人公はフェンリルウルフの怪人らしい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。