ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

365 / 1724
ペンネーム、『ハードオン』と『ボッキング』で迷った話ってもうしましたっけ?

『エレクチオン』とかでも良かったんですけどねー。


100話 作戦会議

ハリアルシティには、現在、世界トップクラスの冒険者が集まっている。

 

『鬼武者』の辺志切景光を筆頭に、賢者アジールの弟子である四魔導師、忍者四天王、叉鬼衆、陰陽寮など、日本の目ぼしい組織は皆参加した。

 

その他にも、『ノヴォルーニエ』『アスガルト』『パラディン』『カラミティ・ジェーン』や、『アグニ』『エレメンタルマスター』『九頭龍』など、世界中の最強クラス冒険者が集まっている。

 

『パラディン』は辺境騎士団を、『九頭龍』は九龍寺武僧団を、『エレメンタルマスター』は魔導騎士団を連れている。

 

『ノヴォルーニエ』は数名の同志と共に参加、『アグニ』も、ブラフマーの蓮華団という武装集団を連れてきている。

 

『アスガルト』はヴァイスベルグ動物園を連れ、『カラミティ・ジェーン』は何人かの腕利きガンマンと共に参加。

 

総勢二百人ほどの、一級冒険者が揃った。

 

そして、グリーンベレー部隊も五百人ほど動員されている。

 

この大軍、この質で勝てねば、諦めた方がいいと言うレベルの話だ。

 

埒外の存在であるチーム廃棄物は除くとして、世界最高のレベルの存在が揃っている……。

 

 

 

2020年、3月18日。

 

本日は、集まった冒険者の登録をする日となっている。

 

百人を超える冒険者が、ハリアルシティに仮設されたテントで、依頼受領のサインを書く。

 

午前中はそれによって潰れる。

 

また、時差の関係から、本日は、世界各国から来た冒険者達は早めに休んだ。

 

 

 

3月19日。

 

コンディションを整えた冒険者達に、作戦説明が行われる……。

 

「冒険者の諸君は初めてか。私は、ジョセフ・ブライトマン大佐だ。よろしく頼む」

 

前に出たのは、本作戦の指揮官である、グリーンベレーのジョセフ・ブライトマン大佐。

 

このジョセフ大佐は、そこそこに老齢ではあるのだが、イラク戦争などの中東での作戦行動を経験した叩き上げであり、経験豊富な指揮官であった。

 

ハリアルシティのコンサートホールにて、パイプ椅子に座った冒険者、兵士の双方に、作戦を説明するジョセフ大佐。

 

その説明は、専門用語が控えられ、素人である冒険者にも分かりやすい内容だった。

 

「まず我々は、諸君らのグループの特性について確認したいと思う。まずは、『侍』についてだ」

 

コンサートホールの大型プロジェクターに侍の動画が流れる。

 

「侍は、刀、槍、長刀、火縄銃などを使用するメレー職だ。とにかく攻撃力に優れ、機動性も高い。その代わり防御力が低いのが難点だ」

 

プロジェクターに、居合抜刀によりビルのように大きいモンスターを斬り裂く侍が映し出される。

 

侍はSTRが高く、またAGIもかなりの高水準である、メレー型のジョブだ。

 

メレーとしての切り込み隊長役はもちろんのこと、その気になればその高い機動性で、タンクの物真似……、回避盾になることも可能。

 

「また、『忍者』も、高い機動性と火力を誇る……」

 

忍者が壁を走るシーンが映る。

 

忍者は、AGIが極めて高いメレーだが、ジョブ限定の『忍術』スキルにより、ヌーカーのような高火力攻撃も可能としている。

 

「中国の『九龍寺武僧団』とドイツの『ヴァイスベルグ動物園』の諸君も同じだ」

 

武僧の集団やテイマーの集団が映る。

 

武僧……、『功夫師』のジョブは、中国で最も多いジョブだと言われている。

 

中国で国民に広く親しまれている功夫……、中国武術の使い手がなれるジョブとされており、メレー型にしてはVITそこそこに高いのが特徴だ。

 

また、気功系スキルは応用性が高く、様々な場面で重宝される。

 

そして、調教師《テイマー》。

 

ヴァイスベルグ動物園の調教師は、モンスター化した動物園の動物達を従えた、元動物園職員である。

 

確かに、調教師本人は『剣術』や『火魔法』などの汎用的なスキルをバランス良く覚えるのだが、そのステータスの伸びとスキルのレパートリーはあまりパッとしない。

 

だが、調教師は、ジョブスキルの『調教』の位階にもよるが、何体かのモンスターをテイムできるのだ。

 

つまり、調教師本人と合わせて、モンスターの分で戦力は数倍。更に、コンビネーションにより、戦力は何倍にもアップする。

 

連れているモンスターによって、一人で冒険者パーティ一つ分の働きをこなすことも可能だ。

 

「そんな君達は、例えるならば『戦闘機』だ。ヌーカー達の露払いや、切り込み役になってもらう」

 

その次……。

 

「次に、インドの『ブラフマーの蓮華団』やロシアの『魔法剣士団』の諸君らだ」

 

プロジェクターに、カラリパヤットの達人たる『瑜伽師』のジョブを持つ者達と、魔法剣士団の名の通りに『魔法剣士』が集まった集団が映る。

 

『瑜伽師』は、要するにヨガマスター……、ヨガの使い手のことである。

 

インドの独特な、踊りのような柔らかい動きをするカラリパヤットという武術の使い手達を『瑜伽師』と呼び、棒術、剣術、鞭剣術などを使う。

 

そして瑜伽師の最大の特徴は、『点穴』というツボを突くことにより様々な状態変化を起こすことができる点だ。

 

『魔法剣士』は特に説明することもないだろう。

 

魔法を使える剣士であるということだけだ。

 

「それと、日本の『魔導師』と『陰陽師』諸君もだが……、君達はとにかく火力と攻撃範囲が大きい。これは、軍で運用するならば『爆撃機』だ。戦闘機型の諸君との連携を密とし、敵中枢に高火力の攻撃を叩き込んでくれ」

 

『魔導師』は、魔法士の上位職であり、広範囲かつ高威力の魔法攻撃が可能だ。

 

その代わり、機動性と耐久性、筋力は低い。

 

とは言え、一般人と比べれば化け物級ではあるのだが。

 

そして『陰陽師』について。

 

『陰陽師』は、魔法の亜種である『陰陽術』が使用可能な存在だ。

 

『陰陽師』は、式神というある種の召喚獣と符術、呪術、反閇など、様々なスキルを持つ。

 

どちらかと言えば小技で対応するタイプのサポーターだが、火力もそこそこに高い、器用貧乏的なジョブだ。

 

この陰陽寮という組織には、他にも、前衛として活動できるような力を持つ『山伏』『武僧』や、バッファー兼ヒーラーの『巫女』『神主』などが存在している。

 

次……。

 

「次に、我々アメリカ軍と、『ガンマンズギルド』『叉鬼衆』の諸君らは、遠くまで届く遠距離攻撃が特徴だ。『戦車』として扱わせてもらう」

 

アメリカ軍は、やはり、基本方針は高火力な銃器による物量攻撃という基本的なドクトリンを変更してはいない。

 

しかし、その武装は、崩壊前と比べて更に強化されている。

 

それは、弾頭や砲身を、崩壊後のダンジョンから採取された幻想金属に代替し、炸薬なども、魔石などから作られる強力なものに変更されたからだ。

 

もちろん、反動が極めて大きくなっていて、常人では扱えないのだが、そこは、兵士のレベルを上げて筋力を強化することで解決した。今回の作戦のために鍛えたのだ。

 

『ガンマンズギルド』『叉鬼衆』の双方は、アメリカ軍が、幻想金属で銃器を作るという発想に至る前からそれをしていた組織である。

 

アメリカ軍の二歩も三歩も先を行っている。

 

更に次……。

 

「そして、フランスの『辺境騎士団』と、イギリスの『魔導騎士団』は、防御の要である『防壁』だ。最前線で肉の盾となってもらわざるを得ない。力を貸してくれ」

 

辺境騎士団は、前衛職の花形である『騎士』を中心とするタンクの集団である。

 

その防御力は核シェルターをも超える。

 

鍛え抜かれた騎士は、それ程までに強いのだ。

 

そして、魔導騎士団。

 

これは、魔法を使って動く強化外骨格『魔導騎士』に搭乗した騎士達である。

 

魔導騎士、強化外骨格とは言うが、メカニカルなものではなく、単純にバフ効果が多重にかかった鎧のようなもの。

 

イギリスは物量に乏しいので、技術力と装備の質でモンスターにたいこうしているのだ。

 

そして、大佐は最後に……。

 

「大統領も仰られていたが、この作戦はアメリカの今後を左右する大事な作戦だ。諸君らの健闘を祈る!」

 

その一言と共に、話を締めた。

 




最凶傭兵ですが、R18版でエログロシーンマシマシで加筆修正することにします。

なろうに転載するとして、女のマンコに焼けた鉄棒を突っ込むシーンとか無理っぽいですしね。

その後も、『開頭した人間を魔法で生かしたまま向かい合わせ、スプーンで脳味噌をすくって食べさせ合う』とか、『あらゆる力を奪ってゴブリンの巣に投げ込む』とか、『人肉料理』とか、『自殺強制』『人間牧場』『味方同士で殺し合わせる』『そいつと主人公が戦った記憶を消してアンデッドに転生させ、日常生活の中で自分の肉体がどんどん腐り落ちていくと共に、精神がおかしくなっていく様を眺める』『不老不死にして五億年ほど何にもない世界に放り込む』『肉体の一部を定期的に醜いモンスターの肉体と入れ替えていき、自分が自分じゃなくなっていき狂う様を眺める』など、グロリョナで一杯なんですわ。

修正したいシーンも多いですし、これを機にエロシーンもついでに増やして修正しますね。



それはさておき、現実改変能力を得た男が、現実を面白おかしく改変していく話を書きたい。

タイトルは『それも私だ』としよう。

まあほら、例によってニートの男がなろうトラック異世界転移。女神にチートもらえる。

だが、主人公たるニート男は、学生時代に電子マネーで一山当てて、生活するのに困らない金を得ていたのね。

という訳で、この世界に絶望している訳でも、童貞でもボッチでもない主人公は、普通に日本に帰るんだよ。もらった現実改変チートで。

で、帰ってきた主人公は、何故か地球でも現実改変チート能力が使えることに気がつく。チート能力は『スキル』であり、魔力を使って発動する『魔法』とは別体系の力だから。スキルはスタミナを使います。

こりゃ助かる!面白い!そう思った主人公は、まず一番最初に、自分の能力を使うための外付け制御装置を作るのね?だってほら、現実を好き勝手に改変したとして、問題が出たら困るでしょ?だから、能力を使う上でのアドバイザーが欲しいじゃん。

いきなり高度なもんを作り出してしまったから、スタミナの過剰消費でぶっ倒れる主人公。二週間後に、自宅のベッドの上で目を覚ます。それまで世話をしていてくれたのは、主人公が創り出した外付け制御装置こと、コントロールの『ロール』さんだ。ロールちゃんはほぼ全知に近い存在で、圧倒的な演算力で世界の全てをシミュレーションできるんだ!その演算力は量子コンピュータよりも上だぞ!見た目はメイド服のお姉さんだが、正体はトリムマウ的なアレだぞ!

こりゃスタミナを上げないと迂闊に能力を使えんなー、と思った主人公は速攻で自己改変して、レベル的な、ステータス的なのを上げて事なきことを得る。

そして、助手のロールと相談しながら世界を改変して、この世界の全てを遊び場に変えていく。

もちろん、この主人公もバリバリキチガイなんで安心してくださいね!

まず最初に主人公がやったことは、全世界に『超能力に目覚めるウイルス』をばら撒くこと!とは言え、流石に侵略的な思想を持つ国に強い能力者がたくさん出たら困るので、バランスを調整しながら、「主人公が気にいる奴を優先して」超能力を配布する。

まあ当然、社会は大混乱するよね。

そうして一月放置して、ある程度能力者が馴染み、能力者は自身の能力を自覚した辺りで……、各国の国土の一部を異世界に変化させます!

異世界に変化した土地には、なんかこう……、新素材やら資源やらが色々ある代わりに、モンスター的なのが出ます。そして、モンスターは能力者じゃないと有効なダメージは与えられません。何故こんなことしたか?主人公の遊びです。バリバリ人が死んでますけど。

そして、「物質を創造する能力者である」と偽って、主人公は混乱する日本にエントリー!超能力を使って、周りの超能力者を率いて、首都圏に攻め入ったモンスターを撃滅して英雄になります!自作自演で。

英雄になった主人公は、そのまま、能力者による警備会社を作ります。能力者による護衛とか、異世界と化した土地からの採取任務とか、そういうのをやる会社です。

ここまで考えたけど、後は何も考えてねーや!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。