ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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昨日の同時3話更新フルバーストで力を使い果たした……。


17話 孤児を拾おう!

「さあ、みんな!引き取ってくれる人が来てくれたわ、挨拶しましょう!」

 

「「「「こんにちわー!」」」」

 

うん、良い子じゃん。

 

ん?

 

「「「………………」」」

 

こちらを睨む三人の女の子。

 

7歳くらいかな?

 

一人は青色、もう一人は緑色、最後の一人は青緑色の髪を持つ、凛とした顔の女の子三人。属性はクールだろう。

 

「アビー、ボニー、コニー!ちゃんと挨拶しなきゃ駄目よ!」

 

シスターさんがプンスカと怒る。

 

「……シスターは馬鹿だから、他人を疑わない」

 

青髪のアビーが言った。

 

「普通、ニンゲンは、私達フェーザ人を奴隷だと思ってる」

 

緑髪のボニーが言った。

 

「どう考えても怪しい、フェーザ人を好んで拾う人間なんて……」

 

青緑髪のコニーが言った。

 

ふむ、賢いじゃん。

 

まともな教育を受けていない子供にもかかわらず、他人を警戒できる。

 

つよい。

 

かしこい。

 

「騙すつもりなんて全くありませんよ?私は本当に、君達フェーザ人の少年少女を雇いたいと考えているのです」

 

「嘘」

 

アビーが言い返す。

 

「本当です、信じてください!ああ、そうだ、飲食店で提供する予定の食品のサンプルを持ってきたので、どうぞ、食べてみて下さい」

 

持ってきたのは、培養した穀物と卵で、生産プラントで作った黒糖棒ドーナツだ。

 

味もそこそこ美味いし、食べやすく、結構甘くて高カロリー!

 

宇宙食としても使える食べきり二本入り樹脂パック入り、保存料入りで賞味期限も一年保つ!フリーズドライ加工をすれば、更に一年間保つ!

 

最初のプロトタイプ品にしては頑張ったんじゃね?みたいな味だ!食感も違和感なし!匂いも香ばしい!実際に生地を練って揚げてるから、ちゃんとしたドーナツになっている!

 

見た目は、やけに綺麗な円筒状の、直径4センチ、長さ10センチくらいの焦げ茶色の棒。

 

これを、異次元バックパックから、ここにいる二十人の子供とシスターさんの分、異次元バックパックから出して分配する。

 

それともう一つ、樹脂パックの培養オレンジジュースだ。

 

これは、宇宙空間で漏れ出さないようにちゃんとストッパーが付いていて、ゼリー飲料みたいなタイプのパッケージの容器に入っている。

 

培養オレンジは、あの、オレンジのつぶつぶの部分が肥大した、直径60cmくらいの培養巨大オレンジ。これを全自動機械で絞って、少し薄めて、砂糖や添加物を加えて完成する。

 

余裕で一年くらいは保つ。

 

味は甘さそこそこ、酸味ありで、甘いものとの食べ合わせが良い。

 

これも、子供達とシスターに渡す。

 

「えー、これは、ここのキャップを回して開けるジュースと、ここの切れ目で袋を切って開けるおやつです」

 

食べ方を教えて、実際に食べてみせると、シスターと子供達は手をつけた。

 

「……!」

 

「甘い!」

 

「ねえ、シスター?今日は特別な日なの?こんな凄いもの、食べて良いの?」

 

子供達は大層喜んで、シスターも涙を流しながら感謝の言葉を。

 

「……よく、分からないですけど、食べ物を食べて嬉しい気持ちになったのは、生まれて初めてです」

 

シスターさんが言った。

 

アビー、ボニー、コニーの三人も、とても気に入ってくれたみたいだが、まだ警戒心は解けていないようだ。

 

「そんじゃ、ぶっちゃけた話をしようか」

 

三人の少女と目線を合わせる。

 

「そうだな、君達を俺の会社の従業員にするってのはマジだよ、それは信用してくれ」

 

「……嘘」

 

アビーが言った。

 

「もちろん、目的はそれだけじゃない。女の子は、望む子は全員、俺の愛人にする」

 

「……貴方は大人。大人が子供を恋人にするのはおかしい」

 

ハッハー、その辺を突かれると痛みしかないぞォー!

 

「大人になるまで俺の好みの女の人に育てるんだよ。君だって、旦那さんが馬鹿だったら嫌だろ?」

 

「それは……、うん」

 

「ちゃんと勉強させて、綺麗な服を着せて、可愛い女の子に育ったら恋人にしちゃうって訳さ」

 

「……娼館に行けば良い」

 

あー、そう言うこと言う?

 

「俺は恋人が欲しいの!一度抱いて終わりとかじゃなくって、長い間俺を支えてくれる綺麗で賢い女の子が欲しいの!」

 

「……わがまま?」

 

「そうだけど!!!」

 

「……貴方、馬鹿で、可愛い?」

 

馬鹿なのは認めるがね。

 

「勉強ができても、馬鹿は馬鹿。でも、悪いこと考えてない馬鹿は、シスターみたいで可愛い」

 

ほーん?

 

ちょっと待って?俺、七歳児に子供だと思われてる????

 

「ンッフ、ンフフフフ、マ、マスターさん、七歳児に子供扱いされてる……」

 

「ビルゴてめえこの野郎!」

 

 

 

このようなノリで、コロニーを巡り、およそ三億人ほどのフェーザ人の孤児を集めた。

 

初っ端から飛ばし過ぎたか?

 

いいや、やっちまえ。

 

ああ、もちろん、このやり方は効率が悪いので、最終的にはマネーパワーを使ってその辺の人間に孤児を集めるように指示して、まとめて回収する感じにしておいた。

 

フェーザ人の孤児なんて売る程いるからな、一ヶ月で三億人集めるのは簡単だった。

 

転移装置があるから、移動の手間もないし、最終的には、決まった時間までに孤児達がコロニーの広場に集まって、何百万人という単位で白羊宮に転移させる形式に変更され、トゥエルブサインの協力の下、かなりの人数を短期間で集められた。

 

 

 

さあ、次は帝国の資源惑星群コロニーだな。

 




課長バカ一代ドラマ化ってマ?ヤバ過ぎるだろ……。

さて、スペースオペラは3、4話後に軽く八年くらい時間が吹っ飛びます。大胆な時間経過はスペースオペラの特権!

……ぶっちゃけ、亜人に教育をするシーンを長々書いてもどうしようもないから、その辺りは巻きで。

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