ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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エロが書きたい。


29話 海外進出

さて、次にやる事についてだ。

 

翻訳魔法を使って話すと、動画越しにも聞く人の母国語で聞こえることに気付いた。

 

となると、日本国内だけではなく、全世界に向けて発信していきたい。

 

海外向けの自己紹介動画を作る事にした。

 

題して、『Another world hero, introduce yourself』だ。

 

 

 

「やあ、俺はレイレイ、異世界で勇者をしていた者だ」

 

ああ、日本語を話しているけど、翻訳魔法で変換されるから安心してほしい。

 

「諸君らはもちろん、そんなことを急に言われても信じられないだろう。だから今日は、俺の妻達と、城、魔法で動く兵器群のパレードを行う。五分程の短い動画になる予定だ。是非楽しんでいってくれ」

 

暗転。

 

「あ、そうそう。この動画の音声には魔法がかけてある。聞いた人の母国語に聞こえるから、字幕は要らないよ」

 

暗転の最中に言っておく。

 

そして、撮影再開。

 

俺と嫁達はパレード用の巨大馬車に乗り、アースドラゴンに馬車を牽かせる。

 

ホムンクルスメイドの音楽隊が異世界の楽器で演奏をする。

 

空には多数のワイバーン騎兵とデモンズフリート型魔導戦艦。ファイアドラゴンとアイスドラゴンがブレスを吐く。

 

背後からはデモンズギアを自動操縦にし、歩かせている。

 

道には、左右にメイド騎士が大剣を捧げ整列している。

 

それを、カメラを持ったメイド長セロが空を飛びながら色々な角度から撮影。

 

最後に俺が、剣に炎を宿し、剣を掲げ、空に熱線を放つ。

 

それで動画は終わりだ。

 

 

 

この動画の再生数は一億二千万回を超え、アメリカのトップニュース紙『White Public』の一面を飾った。

 

 

 

年明け。

 

正月は、家族をデモンズネストに招き、皆で集まってゆっくりした。

 

因みに、家族にも魔力操作と魔法は教えてある。

 

土井中村の住人も、ほぼ全員が魔力操作と魔法をある程度習得している。

 

年寄りは大体、二、三十歳くらい若返り、元気に働いている。

 

三が日は、土井中村のご近所さんと宴会をして過ごした。

 

年寄りは若返って元気になって、羽目を外して大騒ぎしている。

 

うちからも、デモンズネストで生成した食料品と酒を渡した。

 

ん?酒税法?デモンズネストは太平洋のどこの国の排他的経済水域でもない領域を飛行しているんだぞ?

 

あそこは俺の領土だ。

 

つまり、デモンズネストの王は俺で、デモンズネストの法律は俺が決める。

 

さて、レイレイチャンネルの登録者数は一千万人を突破して、今、世界中で話題になりつつある。

 

ニュースによると、俺を探しに来日する外国人が少しいて、ちょっぴり景気が良くなったらしい。

 

だがまあ、そんなことはどうでも良い。

 

面倒なのは、テレビ局が本腰を入れて俺を探し始めたことだ。

 

昨今のテレビ局の調査能力なんぞたかが知れているが……、何分、日本は狭い国だ。見つかるのは時間の問題だろう。

 

軽く先手を打つか。

 

『警告』

 

というタイトルで一本撮る。

 

 

 

「こんにちは、レイレイです。今回は、大事なお話があります」

 

いつものように、デモンズネストの玉座から撮影スタート。

 

「俺は今、日本のとある田舎町で、地元の人々と良好な関係を築き、穏やかな隠居生活を送っています」

 

カメラに、翻訳魔法で語りかける。

 

「嫁もみんな、地元の優しい住民の方々に受け入れてもらい、地元の人々にも、好奇の目で見られることもなく、とても大切にしてもらっています」

 

事実だ。

 

確かに、頭のゆるい年寄りとガキばかりのクソ田舎だが、それでも、俺は、俺の嫁に毎日良くしてもらっている恩は忘れない。

 

最低限の義理を通さなきゃ、俺が嫌っていた、あの異世界の人間共と同じになるからな。

 

「だから、もし、頭の悪いマスコミや、面白半分で冷やかしにくる奴らがいたら……、そいつらは、身の安全を保障しない」

 

俺は冷静に言った。

 

「現状、魔法で犯罪をしても裁ける法はないですね?まあ、殺すとまでは言いませんが……、何かの拍子で服が吹っ飛び、この冬の寒空の下、全裸で野外に放り出される可能性はとても高い……、と言っておきましょう」

 

日本は今、雪の降る真冬ですとテロップを英語で出した。

 

「だからと言って、季節をずらして、雪の溶けた春頃に来たとしても、何故か財布とカメラと携帯電話とメモ帳とペンと服が爆発して、全裸のまま、田舎町を彷徨う羽目になる可能性が極めて高いですね」

 

俺は笑って言った。

 

「まあ、それでも、俺を探し当てて、問い詰めて馬鹿にしたい、と言うならば構いませんよ。但し、俺はユウチューバーです。馬鹿が目の前で、全裸で村を彷徨っているならば当然、面白い動画として撮影して、ユウチューブに投稿させてもらいます。ああ、安心してくださいよ、股間にはモザイクをかけてあげますからね。ははは」

 

マジでやるつもりだ。

 

「では、今日はこんなところで終わりましょうか。ああ、最後に」

 

俺は、魔法で服を着せてあるマネキンを用意する。

 

「『ディスアーマメント』」

 

服だけを吹っ飛ばす。

 

「ご視聴ありがとうございました」

 

 

 

再生数は一億超え。

 

俺は本気でやるぞ。

 




今俺のトレンドが、やる夫スレの国際的な小咄というスレなので、国際情勢などを描く帰還勇者がメインになります。

グラブルもちょっと書いた。

グラブルは、俺の趣味で割とハードコアファンタジーと化したグラブル世界なので、レイプ殺人ありありです。

今はハレゼナとコルルを仲間にしてコマすところを書いてます。

ハレゼナはスラムでレイプされまくった設定にしました。

えーと、ルーマシーは虫とか多くて嫌だから、マリンは同行しません。(予定変更)

しばらく、ハレゼナとコルルと戯れてから、フォールオブドラゴン編。ヴァンピィちゃんとヤります。

その後、緋色の騎士とバトル展開。

そして、砂縛の涙編。

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