ルイズは恥部と胸を隠しながら、涙を流して許しを請うた。
ああ、誤解しないでほしい。
あなたはこれっぽっちも怒ってなどいない。
全部趣味でやっていることだと説明した。
「酷い、酷いわ!裸の私を犬猫みたいに!もう外を出歩けないわ!!」
あなたは、笑顔で、散歩が足りないか?と告げる。
「ひっ……!!い、いや、ごめんなさい、許して、これ以上の辱めは」
あなたの中では、外で媚薬をぶっかけてから酒を飲ませて、気持ちいいことをしまくってやろうと思っていたのだが。
するとルイズは、顔を真っ青にして。
「そ、それだけは許して……、お願い、謝るから!」
しっかりとあなたに土下座した。
あなたは、ペットにマナーを守らせるのも主人の仕事だとしっかり受け止めているので、全裸でしっかりと土下座するルイズに好感を持った。
では、と前置きして。
あなたは、入った店の店主にルイズを引き渡すと、ルイズに、働くことの大変さを知るようにと伝えた。
あなたは、なんてペット思いの主人なんだろうかと自分で自分が怖くなった。
そのまま、あなたはルイズに、一週間後に迎えに来る、それまでに自分が使った分の金を稼いでみせろ、と。
「も、もし、できなかったら……?」
犯す。
「ひ、い、いや、お願い、それだけは」
安心してほしい、王都の真ん中で犯す予定である、とあなたは告げた。
結論から言うと、ルイズは。
「あんっ❤︎あんっ❤︎あんっ❤︎あんっ❤︎」
「お、おい、あれ、貴族様か?」
「学院のマントだ……、ってことは」
「貴族の娘か……。街のど真ん中であんなこと……」
王都のど真ん中で、あなたに犯された。
しかし、経緯は違うのだ。
まず、ルイズは、しっかりと稼いだのだ。
裸のまま、首輪をつけられて、王都を引き摺り回されるという、大凡貴族の娘では一生縁がないような恥辱を受け、多大なトラウマを抱えたルイズは、必死に自分を律し、貴族のプライドもそこそこに本気で働いた。
なんとか、定められた分だけの金を真面目に稼ぎ、許しを得たルイズだが、その後が悪かった。
「おや、ルイズじゃないか。……そう言えば、君によく似た容姿の女が錆びた剣を持った男に全裸のまま王都を引き摺り回されていたとかって噂が」
「ギーシュ、次にその話題を出したら、貴方の頭を吹っ飛ばすわよ」
「こ、怖いな?!」
「にしても、あいつ……!よくもあんなこと!!……これ、もらうわよ!」
「あっ、ちょっ、ル、ルイズ!それは……!」
「じゃあね」
………………
…………
……
「あなた❤︎好き好き❤︎」
ルイズは、あなたに抱きついてきた。
*Love*と言わんばかりの態度だ。
成る程、モンモランシーとか言ったか。
「え、ええ」
このルイズが面白いことになっているのはお前の仕業か。あなたは問うた。
「……そ、そうよ。ルイズが私の惚れ薬を間違って飲んじゃったの。その、ご、ごめんなさい、謝ります、だから命だけは!」
いやいやと、あなたは手を振った。
あなたはとても理性的な真人間である。理由もなく殺しをすることは……、よくあるが、今回は本当に殺そうとは思わない。
「ひっ、す、すみません」
「た、頼みます、お願いです、モンモランシーを殺さないでください!」
あなたが前に殺したギーシュ?とかいう虫けらが頭を下げてきた。
あなたはとても寛大だ。全てを許そう、と伝えた。
「で、でも、ルイズが……」
永遠にこの状態なのだろうか?それなら都合が良いが。
「い、いえ、一ヶ月くらいで効果は切れるわ」
あなたは、それを聞いて、つまらないなと思った。
もっと惚れ薬を作って、もっと投与すれば、もっと面白いことになるのでは?と。
「い、いえ、それは……。薬は薬なのよ、毒にもなり得るわ。過剰に投与するのは危険よ」
死んだところで生き返らせればいい訳だし、何本か追加で作ってもらえないだろうか?
「そ、それは」
あなたは剣を突きつける。
「ひいっ?!わ、分かりました……」
では、できたら呼んでほしい。と、あなたはモンモランシーに言いつけて、ルイズで遊ぶことにした。
まず、あなたは、街中でルイズの服を剥ぎ取り、首輪をつけて散歩させることにした。
「嫌よぉ、恥ずかしいもん……」
ルイズは自分のためならなんでもやってくれるんじゃないのか?と尋ねたところ、ゆっくりと服を脱ぎ、自ら首輪をつける。お情けとして、学院のマントだけはつけさせておいてやった。
あなたは、とても喜んだ。
ルイズを四つん這いにし、ゆっくりと、見せつけるように道を歩いた。
「う、うわ、なんだあれ」
「酷いことを……」
「ありゃ貴族様か?」
外野の声を聞き流しつつ、街の真ん中、人通りが多い大通りに着いた。
「ママー、あの子裸だよー?」
「しっ!見ちゃいけません!」
「な、なんだありゃ?」
見ると、ルイズは恥辱に耐え切れないようで、大粒の涙をボロボロと零している。
まあ、そんなことはあなたになんの関係もないのだが。
さて、早速だが、あなたは。
「う、ううっ、恥ずかしい、のに……。え?ええっ?!あ、あなたったら、こんなところで……?!や、やだぁ、初めてはベッドの上が良いのにぃ!あ、ああっ、やああああ!!!」
気持ちいいこと、をした。
その後も、あなたは、ルイズを好きに使った。
常に全裸のまま首輪で繋いで、靴を舐めさせ、身体を開発して、鞭を打ち、性行為をして、遊んだ。
「そ、その、解毒薬を作りたいのだけれども」
?、あなたは、別に頼んでいないが、と告げた。
しかし、モンモランシーは、顔を顰めながら。
「このままでは、あまりにもルイズが可哀想だわ!元に戻さなきゃ……」
ふむ、そうだ……。
確かに、薬に頼っての調教はあまりあなたの好みではない。
あくまでも、調教は飴と鞭でやるのが基本だ。
しかも、一ヶ月くらいしかこの状態は保たないと言う。
あなたは、モンモランシーの言葉に同意した。
確かに、調教とは、自分自身の力で行うべきものなのだ、と。
あなたは、目が覚めたと礼を言うと、ルイズを元に戻す為、薬の材料を取りに行くのであった!
何でも、必要なのは、精霊の涙と言う、水の精霊の身体の一部らしい。
ラグドリアン湖と呼ばれる湖にいる、精霊の一部、か。
あなたは精霊を殺したことが数え切れないほどあるが、その、水の精霊という種類は知らない。
しかし、レア素材が得られる精霊とは中々に面白い。
モンモランシーが件の水の精霊とやらを呼び出す。
ふむ、300レベルほどだろうか?
この世界では強い方だろう。
さて。
あなたは、宙を蹴って空を飛ぶ。
あなたの装備は、あなたを浮遊させる。
『ギィエエエエエ!!!』
あなたは、精霊の片腕を斬り飛ばし、瓶に詰めた。
「な、ななな、なんてことを!」
モンモランシーが何かを言っているが、あなたには関係ない。
『き、さま!ガンダールヴ……、いや、違う!もっと邪悪な……!!』
ん?何だ?たかが精霊の分際で頭が高いぞ?跪け。あなたは、至極当然の要求をした。
『なっ、めるな!!!』
ほう、水の大砲か。それは初めてだ。だが、氷耐性が機能する上に、遅く、威力も低い。すくつ高階層のモンスターと比べると些か以上に劣る。
あなたは、放たれた水弾を全て斬り飛ばし、水の精霊とやらの胴体を斬った。
『が、ああ!!ま、待て、殺すな、恐ろしきものよ!!』
命乞いか!あなたは破顔した。
命乞いほど素敵な音色は自分の音楽の演奏くらいだろう。
それほどまでにあなたは、他人の命乞いが好きだ。
泣きながら小便を漏らして慈悲を乞う姿のなんと滑稽なことか!命乞いはあなたの心を満たしてくれる重要なエッセンスだ。
特に、幼気な少女の身体を嬲った後、死ぬまで追い立てるのが好きなのだが、今回はまあ、この精霊とやらで妥協しよう。
『た、頼む、秘宝でも何でも渡す、命ばかりは見逃して……』
しかし、まだ少し、態度が大きいな、と。
あなたは思った。
もう片方の腕も、斬り落としてやった。
『あぎゃあああ!!ああーーー!!!やめろおおおお!!!何故だぁ!!何故水そのものである我を斬れる?!!』
あなたは今まで、幽霊やウィスプ、精霊といったものを斬って殺してきた。
殺せるものは殺せるのだ。
何故?とか、そういう次元の話はしていない。
「や、やめて!あ、あなた、水の精霊を殺せば、世界中から追われるわよ!!」
……そうなのだろうか?
これも一種の神で、各地で狂信者に追われる、とか?
「ま、まあ、そうね、水メイジからすれば神にも等しい方よ。殺したら、世界中から追われるわ!だ、だからやめた方が……」
ふむ、成る程。
いや、あなたも、ノリで痛めつけていただけで、ハナから殺すつもりはなかった。
「あ、なたは、なんとなくでこんな酷いことを?!」
人間とは衝動的なものだ。衝動に身を任せた自分はとても人間味があると思わないだろうか?
「……そんなもの、獣と変わらないじゃない……!」
と、小さな声で呟いたモンモランシー。
「……分かったわ、でもやめて、お願い」
もちろん、もう気は済んだ。これ以上痛めつけても、命乞いのパターンは変わらないだろう。
『礼を言うぞ単なるものよ。して、何の用だ?』
「あ、ああ、いえ、精霊の涙を分けてもらいに来たのですが……」
『ふ、む、既に奪われてしまったな……』
「で、ですが、何か償いを……!そ、それに、ただで貰い受けるのは悪いですし!」
『ならば、これから現れる、侵入者の排除を願えるか?』
それくらいならいいだろう。
あなたは、侵入者とやらの殺し方を想像して、少し興奮した。
サイコパス主人公書き過ぎてもう普通の話書けない。