俺がまだ見てなさそうなおススメあったら教えてくれ。
作者が雑談場とかで短編単発とかで書いてるのはあんまり見てないかも?
大英博物館を適当に楽しんだ。
アレだな、所蔵物の三割くらいは魔導具だったな。
面白がって起動して回ったらめっちゃ警察が来たので退避。
適当なB&B……、つまりは、民宿に泊まる。
寝る前にちょっと転移して、デモンズネストに帰ってお土産を渡す。
アウレーリアが、俺が撮ってきた動画やら写真やらを喜んで見ていた。
今度はエジプト、フランス、ペルー辺りに行ってきてねとか言われた。
それと中東巡りも依頼された。
まあ、そのうち行くよ。
今はイギリス巡りだ。
イングリッシュブレックファースト……、焼いたソーセージとベーコン、卵、トマト、パン、ブラッドソーセージとキノコ、そして煮豆。
……うん!
「特別美味い訳じゃねーなこれ!」
そんで味うっすい!
塩かけなきゃ塩。
飯を食って、宿からチェックアウト。
一歩外に出たら。
『八時十四分、確保!』
ヘリ二台。
装甲バン四台。
特殊部隊二十人のお出迎えだ。
『動くな、レイジ・ヨロイ!お前は完全に包囲されている!!!』
ふむ。
取り敢えず、ヘリコプターの中に転移してみる。
「へー、ヘリってこんな感じなのか。思ったより揺れないな」
『は?!え?!』
混乱するパイロットを横目に、空からロンドンを見下ろす。
うわー、テムズ川汚ねえなー。
「ちょっと遊覧飛行とかしてくれない?」
『た、助けてくれ!レイジ・ヨロイがいつのまにかヘリの中にいた!』
「観光名所とか教えてくれよ。現地人なんだからどこが見どころなのか分かるだろ?」
パイロットに尋ねる。
翻訳魔法を常に使っているので、言葉は通じているはずだ。
『あ、ああ……!!』
「観光名所を聞いてるんだよ、なあ」
『タ、タワーブリッジだ。お、俺は、タワーブリッジの上の、ガラス張りの橋が好きで、空を飛んでるみたいで……、だから俺はパイロットを目指したんだ』
「成る程」
タワーブリッジに行ってみるか。
タワーブリッジは丁度、跳ね橋が開くところだった。
それを動画に収める。
折角だから、橋を渡ってみる。
橋を渡った先には、パトカーが五台あった。
『動くな!』
『キャーーー!!!』
大捕物の様相だな。
人々が逃げ惑い、警棒を持った警官が出てくる。
ルピン三世のようだ。
俺は無視してロンドン塔へ向かった。
打撃が飛んでくるが、まあ、俺の常時展開の物理障壁は抜ける訳がない。単純なエネルギーで俺にダメージを与えるなら核兵器でも落とさないとな。
軽く結界を張って、他人は俺の半径一メートル以内に近付けないようにして、ロンドン塔に入る。
んー、鎧とか、異世界で嫌ってほど見たからつまらんなー。
一時間そこらでロンドン塔から出る。
すると、ライフルを持った対テロ用の警察に銃弾を浴びせられる。
まあ、効かないんだが。
『馬鹿な……!!!』
驚いている警官の横を通って、移動。
『と、止まれ、止まれ!』
ライフル弾は物理障壁に阻まれ、弾かれる。
そのまま、ロンドンの街並みを眺めつつ移動。
報道ヘリと警察のヘリ、そして装甲車が背後からついてくる。
店のシャッターは全て閉まってる。
美術館も図書館も閉まってしまった。
「………………」
『止まれ、止まれー!!!お前は包囲されているーーー!!!』
俺は、背後からついてくる装甲車を。
「おら」
『うわあああああーーー!!!』
ひっくり返した。
ひっくり返った装甲車から這い出てきた馬鹿の襟首を掴む。
「責任者を呼んでこい」
『ひ、ひいぃ……』
「俺はな、これから適当な美術館で時間を潰して、昼に不味いと噂のフィッシュ&チップスを食べて、そして午後からは大英図書館で読書をするつもりだったんだ。明日は、フォートナム&メイソンの紅茶を嫁のお土産に買って、腕時計を買って、古物商巡りをする予定だった」
『は、はひ、ひい』
「その次の日は美術館巡りをして、動物園に行き、これまた不味いと噂のハギスとうなぎのゼリー寄せを食べて、土産を買って帰る予定だった」
『は、は、はひい』
「だが……」
俺は、気絶した警官をその辺に捨てる。
そして、言った。
「お前らのせいで予定が崩れた。その責任は誰がとってくれるんだ?」
全員が、唖然として、言葉を発さない。
「……もういい、責任者に苦情を言ってやる」
俺は、西へ移動した。
移動すればするほど、警官達の顔が青くなっていく。
そして、俺がたどり着いたのは。
「ほう、良い建物だな。やはり、王ってのは良いところに住んでるもんか」
バッキンガム宮殿である。
『と、と、と、止めろーーー!!!!全力で止めろーーーーー!!!!』
叫ぶ警官隊、ライフルを放つ近衛兵。
俺は、銃弾を受けながら、宮殿の中へ侵入した。
そして、女王陛下のいらっしゃる部屋の前で、ノックをした。
『だ、誰ですか?』
若い女の声。
恐らくはメイドだろう。
「女王陛下に言いたいことがあって来た者だ」
『そ、そんな、まさか……?!!』
息を飲む声が聞こえた。
暫くの間、沈黙。
なお、この間にも、衛兵がライフルの銃剣で突いてきている。
『良いですわ、入ってくださいまし』
老いた女性の声がする。
俺は、鎧とマントを装着して、ドアを開いた。
白髪の、皺がある英国人の女性だ。
九十歳を超えるとは思えないくらいに若々しく、美しい女性。
女王陛下がそこにいた。
異世界のクソみたいな王族共と違い、確かな気品と、凛とした佇まいがある。
俺は、何も言わず、静かに跪いた。
『……貴方は?』
『レイジ・ヨロイ……、勇者をやっていた者でございます、ユアマジェスティ』
問いかけに対して、英語で返す。もちろん、イギリスの英語でだ。
『まあ、それはとても素敵ね。それで、わたくしに言いたいこととは?』
『非常に申し上げにくいのですが、苦情でございます。私もあまり伝えたいことではないのでございますが、どうしても言っておかねばならなかったのです』
女王陛下は、少し驚いた顔をして、言った。
『苦情?どういうことかしら?』
それに対して、俺は答えた。
『今朝、私は、理由も説明されずに、スコットランドヤードの特殊部隊に囲まれて、逮捕されそうになりました。無視して観光を楽しんでいると、次々とヘリコプターやパトカー、装甲車に追いかけられ、警棒で殴られ、ライフルで撃たれ、銃剣で刺されました。お陰で、これから向かう予定だったフォートナム&メイソンのシャッターは閉まり、大英図書館の門は閉じました』
『まあ……、それは、大変なことですわ』
『スコットランドヤードが私を追いかける限り、フォートナム&メイソンも、大英図書館も営業を再開しないでしょう。妻に土産を頼まれていると言うのにです。私も、理由も分からないまま追われ、暴力を振るわれるのは困ってしまいます』
『そうですわね……、でも、スコットランドヤードも、きっと、何か考えがあってのことだと、わたくしは思いますわ。まずは、話し合いをしましょう。スコットランドヤードに電話をかけて下さいまし?』
陛下は、メイドに電話をかけさせた。
そして、スコットランドヤードに電話をなさる。
『……スコットランドヤードは、貴方が大英博物館の展示物の三割をおかしくしたと言っていますわ。これは、真実ですか?』
ふむ。
『おかしくしたとは、大分語弊がありますね。私は、ただ、展示物を元の姿に戻して、起動させただけでございます』
陛下は、少し、考えるそぶりを見せた。
『つまり?』
『大英博物館にある展示物の三割ほどは、魔力を流すことによって起動する魔導具……、すなわち、魔法の道具でございました。私は元々、異世界では、古代遺跡の発掘などを行なっていたので、古い魔導具には目がないのです』
『成る程……、魔法の道具だったから、思わず使ってみてしまったと?』
『その通りでございます』
またもや、陛下は考えるそぶりを見せる。
『では……、そうですわね。貴方は、きっと、悪意があってやった訳ではないと思うわ。けれど、貴方のやったことは、人々を驚かせることです。これは、分かりますわね?』
『ええ、理解しています』
だが、使った魔導具の殆どは、魔力切れで今はもう沈黙しているはずだ。
『ですから、こうしましょう』
女王陛下のお言葉は……?
やる夫スレの良かったもの。
迷宮伯爵
素晴らしいファンタジー観。医療ものは良作。キッチンやらない夫書籍化おめでとうございます。
やる夫と壬生のゆかいな仲間たち
歴史物でトップでは?って出来。良質なオレツエー。
エージェントやる夫の日常茶飯事
俺の目指すべきところ。こんな主人公を書きたい。メタ知識で封殺するのは良い。
ディエゴブランドーがグランドオーダーに挑むようです
主人公が好感が持てるタイプのアホ。鈍感主人公だが不快にならない。あんこの荒ぶり方が丁度いい。
やる夫は見えている地雷を踏んだようです
これに影響されて今メガテンもの書いてる。ひょっとしてメガテンやる夫スレのトップでは?もうちょっと続いてくれても良かったんだけどなあ……。
国際的な小咄
これに影響されて自作の帰還勇者が国際関係に突っ込んだ。そう言われるとアフリカとか全然知らないな俺。
やる夫は魔導を極めるようです
これに影響されて魔法使いもの書いた。
ファッ筋ガイズパンツァー
これに影響されて超人高校生もの書き始めた。
できない夫は異世界で孤独にグルメを楽しむようです
グルメものは当たり。同作者のメガテンものも最高だった。
ブラジャー先生の短編全般
メガテンシリーズ良かった……。イタチ兄さんの顔がうるさくて楽しい。
TOKIO光を求めて
ランス詳しくないけど最高だった。
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良質なオレツエー。俺の作品では見られない善人主人公。
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エロいっ!もう一杯!
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すぐにディエスイレと化す。
全寮制 風呂・トイレ共同、キッチンなし
最高に草。
うーん、あと見てないなんか面白いのあるか……?