ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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評価や感想がドバーッと来る夢を見た。

久しぶりにいい夢を見れた。


15話 金を得る

×××××××××××××××

 

アレックス

RACE:人間

JOB:錬金王

 

Lv:40

HP:86/86

MP:∞/100

 

STR:56

VIT:53

AGI:50

DEX:89

INT:91

MND:111

 

SKILL

虚空錬金 Lv10

魔力無限 Lv10

学習能力超強化 Lv10

状態異常完全無効 Lv10

即死無効 Lv10

隠蔽 Lv10

格闘 Lv8

武器術 Lv6

投擲 Lv5

料理 Lv5

絵画 Lv6

プログラミング Lv5

歴史 Lv2

文学 Lv2

農業 Lv5

異界知識 Lv6

八卦掌 Lv8

錬金術 Lv6

高速錬金 Lv6

遠隔錬金 Lv6

錬金無効 Lv10

生活魔法 Lv4

火魔法 Lv3

水魔法 Lv3

風魔法 Lv3

土魔法 Lv3

光魔法 Lv4

氷魔法 Lv3

雷魔法 Lv4

空間魔法 Lv5

鑑定 Lv10

基礎教養 Lv5

 

×××××××××××××××

 

ちょっと馬鹿みたいにレベルが上がったわね。

 

やっぱりダンジョンってすげーわ、一週間潜るだけでレベルが倍か。

 

こりゃあ、レベル100もすぐそこだわ。

 

ダンジョンで手に入れたスクロールから、風魔法と土魔法も得た。

 

 

 

ダンジョンから一旦出るか。

 

と思ったが、五十階層から降りるのは面倒だ。

 

そんな俺には空間魔法がある。

 

「『ワープ』」

 

黒い断層に身を落とすと、一つ前の階層にいた。

 

それを五十回繰り返す。

 

何故、最初からダンジョンの外に出ないかと言うと、俺の最大MPでは、ダンジョン五十階層を一気に超えるような大魔法は使えないからだ。

 

その代わりに、MPはなくならないので、連続して降りる。

 

 

 

ダンジョンの外に出た。

 

次は金稼ぎだ。

 

まず、多数ある武具屋に入る。

 

片っ端から鑑定する。

 

そのデータから、売っても怪しまれない程度の武器を虚空錬金。

 

質屋に道具を売りつける。

 

金を得る。

 

元手ゼロの金稼ぎだ。

 

バグ技みたいだな。

 

楽しい。

 

 

 

さて、金は作ったから、これで女を買ってから宿に泊まって飯でも食うか。

 

作って売ったのは単なる鋼の剣だったが、新品ってことで高めに売れた。

 

今、手元には銀貨が五十枚ある。

 

これは、大体五十万円くらいだ。

 

鉄貨一枚一円として、鉄貨百枚で銅貨一枚、銅貨百枚で銀貨一枚、銀貨百枚で金貨一枚、金貨百枚でミスリル貨一枚となっている。

 

貨幣は全て、貨幣を作るマジックアイテムで作られており、ファンタジー世界とは思えないくらいに綺麗で、独特の魔力波形を放つので、偽装は難しい。俺は偽装できるけどね。

 

だが、万一偽装したら一生追われる身になるからやらないけど。

 

貨幣の偽造は死罪。

 

さあ、とりあえず女だ。

 

女は銀貨三枚くらいで買える。

 

銀貨を握り締め、街の売春宿に突撃する。

 

「ふざけるんじゃないよクソガキ!ここはガキの来る場所じゃないよ!」

 

追い出された。

 

むむむ……。

 

仕方ない、エロ動画とオナホでどうにかするしかないな。

 

一晩銀貨三枚のそこそこに高価な宿に泊まる。

 

飯は……、まあ、実家よりはマシだ。

 

アク抜きされてない野菜のスープにはベーコンがいくらか入っているし、黒パンは二つついてきた。チーズも大きいのがふたかけらと、ピクルスもある。それと、フランクフルトみたいな大きさの腸詰が一本。

 

おかずも多いし、そこそこ豪勢?

 

でも味はお察し。

 

部屋は……、小汚いな。

 

しょうがない、ベッドの上に高反発マットレスを敷いて寝るか。

 

寝る前に一発抜こう。

 

洋物AVでなぁ!!!

 

 

 

次の日の朝、朝食を自室で食べて、宿をチェックアウト。

 

ダンジョンアタックと質屋に道具を売りつけるのをループして行う。

 

そんなある日、質屋の親父から一言言われた。

 

「おい、ガキ」

 

「はい、何でしょうか?」

 

「何でわざわざうちに売りに来るんだ?」

 

「はい?」

 

質問の意味が分からないんだが……。

 

「お前さんはよ、錬金術師の先生の丁稚なんだろ?」

 

そう言うことになっている。

 

謎の錬金術師の丁稚として、お使いをしている……、という設定だ。

 

「はい、そうですけど」

 

「だったら、こんなチンケな質屋に道具を売りつけないで、露店でもやりゃあ良いんじゃねえのか?」

 

え?

 

露店……?

 

「え?その、露店って、勝手にやっても良いんですか?」

 

「何だあ?お前の先生ってのは何つってたんだよ?」

 

「何でも良いから売ってこい、とだけ……」

 

「はぁ〜?全く、酷え野郎だな。何も知らんガキにお使いをさせてんのか」

 

「せ、先生は悪くないです!」

 

ここで悪い錬金術師に良いようにこき使われるかわいそうなガキであることをアピール!

 

「分かった、分かった。でもな、質屋ではどうしても、高値で買い取ってやることはできねーんだ。お前の先生ってのは、腕だけは確かだぞ。この前売ってもらったあの『鋼の剣』なら、銀貨八十枚でも売れる筈だ」

 

「ええっ!そうなんですか?!」

 

「そうだ、だから、露店をやってみろ。バベルの西にバザー通りがあるだろ?そこでやるんだ」

 

「でも、僕はまだ十歳ですから、バザーをやるにも許可が下りないんじゃないですか?」

 

「馬鹿やろー、バザーは場所は早いもん勝ちってだけで、誰だって好き勝手に店を開いて良いんだ」

 

えっ、ガバガバやんけ。

 

良いのかそんなんで。

 

「でも、税金とか……」

 

「そんなもん、かからねーよ。バザーで露店やるのは、商品さえあれば何でもありだ」

 

楽市楽座かな?

 

「分かりました、明日から露店をやってみます!教えてくれてありがとうございました!」

 

はいここで良い子ちゃんアピール!

 

「おう、頑張れよ!真面目に働いてりゃ、いつかきっと良いことがあるんだからな!」

 

「はい!」

 

はい、それは嘘。

 

前世の俺は真面目に働いてもろくなことありませんでした、と。

 

まあ、見た目に反して良い人だったんだな、あのおっさん。

 




なろう、アカウントは作ったから、なんか投稿しよーかなー?

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