ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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新作サクサク。


18話 店作り

その一週間後。

 

あ、暦は前の世界と一緒だ。だから、一週間という単位も使われる。

 

俺が露店に行ったのは先週の日曜日。

 

今日はまた日曜日だ。

 

そこに、屋台を引いて現れると……、先日の猫女と、多くの冒険者の群れがいた。

 

「あ!あいつじゃねえか?赤い外套を着た屋台のガキって」

 

「あの子にゃん!」

 

「並べ並べ!」

 

どうやら、出待ちされていたようだ。

 

「えっと、お待たせしました?」

 

「早く売ってくれ!ポーションだ!」

 

「いや、保存食だ!」

 

ふむふむ。

 

「売りますけど、そんなに良いものでしたか?」

 

普通に存在しても良いくらいのアイテムしか売ってないんだが。

 

「「「「当たり前だろ?!」」」」

 

「あんなちっこい焼き菓子2、3本で、丸一日ダンジョンで腹が減らないんだぜ?!しかもめちゃくちゃ美味いしな!あの保存食はいくらでも買うぞ!」

 

「あのポーションはあんなに小さいのにめちゃくちゃ効くんだよな!しかも、スライム状だから溢れなくって良い!」

 

「魔剣を!魔剣を売ってくれ!」

 

「魔導具!魔導具!」

 

三十人くらいの冒険者が集まってそう言った。

 

 

 

今日も金貨五十枚分くらい売れてしまった。

 

日本円にして五千万円くらい。

 

ボロい商売だぜ。

 

そうやって稼いで二ヶ月もすれば、金貨五百枚くらいのまとまった金ができた。

 

よし、こうなったら、大通りに店を構えよう。

 

大通りの地価はニューヨークかな?ってくらい高いらしいが、これだけの金が有ればいけるいける!

 

溜まりに溜まった金で、200平方メートルほどの土地を買い取った。

 

買い取る際は、最近、光魔法と水魔法を組み合わせて遊んでいたらできた精神属性魔法で、不動産屋の人々に幻覚を見せて、謎の錬金術師アレックスの幻影にサインをさせ、土地を得た。

 

もちろん、サインしたのは俺なんだが、不動産屋の人々から見れば、サインしたのは顔を仮面で隠した赤コートの青年男性だ。俺の正体はバレていないはずだ。

 

そして、大通りの土地にある建物を錬金で崩して、また錬金して五階建ての建物に変える。

 

これは、真夜中に、誰もいないところでやったので、目撃者はいない。

 

一、二、三階は店舗、四階は丁稚の部屋、五階はアレックスの部屋ということにする。

 

アレックスの部屋は、偽装のため、一般的な錬金術師の工房に、貴重なものを適当に置いておく。ミスリルのインゴットとか。

 

四階は俺の部屋……、なんだが、明らかに広いし、寝室がいくつかある。それには、一つ考えがあるからだ。

 

ホムンクルスだ。

 

どう考えても3フロアの店舗の運営なんて俺一人じゃできっこない。

 

そこで、ホムンクルス。

 

何でも言うことを聞き、強く賢い人造人間。

 

使える下僕を作ろうと思う。

 

そうだな……、数は、好きだった某漫画に則って七体。

 

しかし、俺は、人間という生き物は中々に嫌いだが、信じたいという気持ちは多少はある。

 

よくある少年漫画のラスボスほど、人類に悲観しちゃいない。

 

この世界では、素敵な人間に出会えるかもしれないという願いを込めて、七つの大罪ではなく、それの真逆、七元徳から名前をつけよう。

 

節制、テンパランス。

 

剛毅、フォーティチュード。

 

信仰、フェース。

 

正義、ジャスティス。

 

希望、ホープ。

 

思慮、プルーデンス。

 

慈愛、ラブ。

 

まあ、ぶっちゃけて言えば、七つの大罪背負っちゃってるような人格に問題がある部下とかどう考えても扱いにくいじゃん?ってことだ。

 

 

 

基礎性能を定めよう。

 

まず、俺には絶対服従。

 

これは欠かせないな。

 

そして忠誠心。

 

嫌々働く奴は往々にして良い結果は出さない。ならば、いっそ最初から「そういう存在」として定めて作ってしまえばよいのではないだろうか?

 

自由意志がある存在に対して忠誠を強要するのはブラック企業だが、最初から働くのが楽しいと思える人物なら?という話だ。

 

もちろん、酷いことを強要したりはしない。俺が嫌いなブラック経営者と同じレベルまで成り下りたくはない。

 

いや、だが、自分に都合がいい存在を生み出そうとすること自体がブラックなのかもな。

 

まあそれでも、わざわざ働くのが嫌いな下僕を作るとか意味不明なことはしたくないからな、仕方ない。

 

そして不老不死。

 

俺はまだ十歳、俺より歳上の年齢にするつもりだが、俺より早く老いてしまって、働けなくなったら意味がないからな。

 

それと、戦闘能力。

 

俺の護衛はもちろん、自分を守るための力も必要だ。

 

それと……、偽装能力。

 

ステータスはかなり高く設定するつもりなので、それを隠すために偽装スキルを身につけてもらう。多分、人種もホムンクルスになるだろうから、それも偽装したい。

 

そして拡張性。

 

成長性とも言える。

 

とりあえず、レベル100の設定で作るが、成長しないのはまずいから、成長するように設定。肉体は不老不死だが。

 

それに、ホムンクルス間の関係も大事だ。

 

職場でギスらないように、全員が仲良しってことにしておこう。

 

ともすれば、ホムンクルス間で恋愛に発展しても良いかもしれない。

 

あとは細かいところ……、そう、折角だからお揃いの服でも着せるか。

 

カバーストーリーは、世界各地から集められた多人種集団で、全員が、錬金術師アレックスの考案した錬金武術を使う、何でどうだ?

 

全員、錬金術師アレックスの弟子って言う設定でいこう。

 

偉大なる錬金術師アレックスの弟子、七元徳。

 

そして僕は丁稚のエイハブ。

 

完璧じゃね?

 




ちんぽにゃ!

あと20話くらいストックあるんやけど、その後に新作が三つくらい控えてるで!

もうなろう作者になるしかないのか?!

今はガチャ能力系主人公書いてるんだけど、やっぱりこいつも例によってクズ。利益のために女子供すら殺すタイプ。

フレーバー程度に格闘技上手い上に現役Jのレンジャー徽章持ちである設定がありますが、まあ、気にしないでいいです。フィジカルがやたらと強い上、銃器の取り扱いを心得ていて、サバイバリティも高いってだけの話ですね。

まあ、それでも、ここの錬金王よりはまともな人格してるんですけどね。
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